自然・環境

2024年2月21日 (水)

【展示】「和食展」(国立科学博物館、東京・上野)

時間が経ってしまったので簡単に(現在4/8)。

有難くもチケットをもらったので友人と楽しんできた。

キノコや山菜の実物見本があったり、大根のレプリカがずらっと並んでいたり(練馬大根とか聖護院とかいろいろ)、日本で食べられている魚の実物標本があったり、いろいろ面白かった。

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「野菜はほとんど外来なんだよ」という展示。

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大根勢ぞろい(笑)。

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マグロだらけのコーナー(笑)。

あとは、昔のお偉いさんが何を食べてたかとか。
これはねー、庶民との落差が激しすぎて、見るたび腹が立つんだよねー(笑)。
(以前も何かの展示で見て、庶民の食卓の貧しさに愕然とした覚えがある)

江戸の「味処番付」みたいなのとか、江戸の屋台見本とか(たぶん大江戸博物館から借りてる)もあった。

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屋台たち。

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江戸っ子たち大好き!の「番付」。

「江戸の味を再現しよう」ということで、江戸の食い物見本と、クックパッドに載せられたレシピ連動のQRコードなんかもあった。

なかなか面白かった。
手で触れる展示も用意されてて、親子で楽しめそう(親も楽しめると思う)。
惜しむらくは、クジラがいないのは政治的にしょうがないとして、とろろがいなかったのは寂しかった(笑)。

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おまけの「雑煮文化圏」展示。

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2022年5月27日 (金)

【イベント】ミネラルフェア2022

時間が経ってしまったので簡単に(現在6/30)。

鉱物好きの友人と、久しぶりにミネラルフェアへ。

会場がセンチュリーハイアットからお隣の住友三角ビルに変わっていた。
「近くの」程度じゃなく本当に「お隣」のビルなので、なんだか混乱しちゃう。

チケットの制度も変わっていた。
以前は1000円で1枚買うと、3日間いつでも入ることができたが、知らぬうちに「1日限り有効」になっていた。
……住友ビルのほうが賃貸料がお高いんじゃないかな、と心配してみたり。

さておき、ひととおり見て回った。
カバンサイトの青色がなんだか気になったのだが、購入には至らず。
ダイヤモンドも外から遊色を堪能するだけ(笑)。
絶滅したかと思われていたオーケナイトがまた出ていてほっこりした。

いろいろ見て回って(何も買わずに)、最後にガラポン抽選でルースが当たるやつを1回分購入。
1000円だし、何かしらはもらえるみたいだし、と、引いてみたら2000円のやつが当たった。
まさか当たるとは思っていなかったので、そこから慌てて2000円のルースを探索。
しかももう閉場間際であせるあせる(笑)。
いろいろある中からサンストーンとトパーズをピックアップして、結局青いトパーズを選んだ。
わあい。
カボションでコロンとしてすごくかわいい。

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あとで調べたらこのお店はポケット貴瞬というお店だった。
貴瞬って、アクセサリーパーツ屋さんだよね?
ルースも扱っているとは知らなかったな(もちろんアクセパーツとしては売られてるんだけど)。
どのルースもお手頃価格だったように思う。
要チェックかも。

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2021年8月12日 (木)

【グルメと庭園】バラクライングリッシュガーデン

時間が経ってしまったので簡単に(現在9/9)。

30年前にオープンして以来、まだ一度も行ったことのなかったバラクライングリッシュガーデンへ初めて行った。
無料券があったのだ(バラのない今の時期の入場料は800円)。
お庭を散策し、テラスでお茶を楽しもうということに。

「庭」の部分は前よりは広がったようだ(ずっと以前はもっと入場料が高くて、あっという間に歩き終わる狭さだったらしい)。
イングリッシュガーデンの好きな人ならたまらない環境なのかもしれないが、そんな高尚な趣味はもちあわせていないので、感想は「まあまあ」。
薔薇の時期に訪れると違うのかもしれない(ただしその時期は入場料が高いし、蓼科で過ごすには寒すぎるかも)。
白いアジサイが盛りだった。

その後、テラスでお茶を楽しむことにして、アフタヌーンティーセット1つと、アップルパイを注文した(2人分)。
ドリンクはセルフサービス。
暑かったのでアイスティーとアイスコーヒーばかり飲んでしまった。
どちらも美味しかった。
ちなみにアフタヌーンティーじゃなくて「ハイティー」のセット(要予約)を頼むと紅茶が陶器のポットで出てくるらしかった。

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アフタヌーンティーセット(2000円)とアップルパイ(ドリンクとセットで1000円)。

アフタヌーンティーセットもアップルパイもまあまあふつうに美味しかった。
「映える」という意味ではとてもいいかも。
物販やカフェまでは入場料を取られないらしいので、それ目当てに来ることもできる。
(正直なところ、庭や草木の好きな人でなければカフェテラスから眺めるだけで十分という気がする)

バラクラカフェカフェ / 茅野市その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.3

以下、庭の草花を写真でご紹介。

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白い紫陽花「ハイドランジア・アナベル」。この季節の主役らしい。

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木槿の花にちびカエル。

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ダリア。

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フロックス?

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西洋風の花ばかりのなかで地味に頑張っていた(?)タチギボシ。

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2021年6月12日 (土)

【イベント】バジガク見学

時間が経ってしまったので簡単に(現在7/14)。

クラウドファンディングのリターンで、馬事学院を見学してきた。
本当はもっと早くに行くはずだったのだが、コロナ禍で延び延びになっていたのだ。

はるばる八街まで遠出し、学院ではまず代表者の説明や、実務担当者の報告などをひととおり聞いた。
支給された昼食(ほか弁だった)をみんなで食べたあとで、厩舎や放牧場、馬場などをあちこち見学した。
最後に馬に乗せてもらって、引き馬体験。
やっぱり馬に乗ると風景が違っていいなあああ。
お別れのときに代表さんに「うまくいく」の缶バッジをプレゼント。
喜んでもらえたみたい(?)でよかった。
https://bajigaku.site/2021/0612/139622/

ここの活動については賛否両論いろいろあるようなのだが(かなり激しい否定的意見もある)、申し訳ないけど自分はあまり深い知識がないので特に触れない。
ただ、だれがどのように儲けているとしても、畢竟、クラファンで何頭もの若い馬の寿命が延びたならそれでいいかなと、大ざっぱに思っている。

以下、この日の写真。

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立派なバスで東京駅までお迎え。
中は冷房完備。道中、馬事学院を取材したNHKの番組2本を流していた。

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厩舎にて。

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引退馬の放牧場。
のんびり過ごさせれば気性もおだやかになるという説。
(競走馬は勝ってナンボなので競争心を持つように育てられてしまい、そのままだとふつうの乗馬に向かないとかなんとか)

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放牧場にて。バジガクカグラちゃん。
とても人好きのする馬で、触っても全然嫌がらない。
奥のバジガクルピナスとはいつもいっしょ。

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ポニーの遊び場にて。こちらはタワシちゃん。ずっと食べてます。
困ったことに、コロナ禍のせいで行き場のないポニーも増えているらしい。

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走路にて。牝馬のバジガクデニム。

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走路にて。ちょっと名前忘れちゃったがこの2頭は牡馬だったので、牝馬のデニムと近づけすぎないように注意しながら走らせていた。
いろんな注意点があるんだなあ。

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引き馬で乗せてもらったスノーブラスト。
ベテランなんだそうだ。
こんな重たいニンゲンを乗せてくれてありがとね~。

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20210612bajigaku10帰りは電車。八街駅から、せっかくなので「わかしお」に乗って帰った。

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2020年1月10日 (金)

【展示】「ミイラ展」(国立科学博物館、東京・上野)

時間が経ってしまったので簡単に(現在1/22)。

ペルーのレイメバンバ博物館のミイラも出品されているというので、観に行った。

会場は、「1.南北アメリカのミイラ」「2.古代エジプトのミイラ」「3.ヨーロッパのミイラ」「4.オセアニアと東アジアのミイラ」という4ブロックに分かれていた。
ペルーのミイラはもちろん最初のブロックにあったわけだが、「南北」って……南アメリカのミイラしかいなかった気がするんだけど……(しかもほぼペルー一色)。

チャンカイなど南海岸部のミイラは、そもそもは遺体を放っておくとミイラになっちゃうだけで、エジプトのようにミイラを作ろうとして作られたわけじゃない。
まあ、ミイラ化することがわかったうえで埋葬しているのだろうけど。
ミイラの肛門に蓋をしてあったのが面白かった。

一方、チャチャポヤ=インカ文化のミイラは、海岸でなくアマゾン側、レイメバンバのコンドル湖のそばにそそり立つ崖の中腹から出土している。
湿度が高そうで、実際に霧が立つような環境らしい。
ただ、崖の中腹の高度はちょうど風通しがよくて、腐敗せずにミイラにできたらしい(土地の人たちがそれを知っててやっていたのだろう、と)。
実は、このへんの話を昨年のシンポジウムで仕入れてあったので、それも踏まえて鑑賞できたのはよかった。
レイメバンバもコンドル湖も素敵なところなので行ってみたいが、クルマで8時間かかるとか(湖はさらに馬で行く必要があったかも)。

古代エジプトのブロックはさすがに見ごたえがあった。
ミイラの作り方のビデオも面白かったし。
ただ、これまでに見た展示の繰り返しっぽいのは否めない。

ヨーロッパのミイラは、まあ、「偶然ミイラになっちゃった」やつばかりだった。
ミイラ文化はあまりないらしい。

オセアニアは、かつてのペルーと同じように、死者と生者の距離が近いようだった。
ある土地では死んだ人はミイラ化され、決まった場所に安置されて、何年かそこから生きている人々を見守る。
遺体が崩壊しちゃったらお役目終了で埋葬しなおすのだろうか(このへんがちょっとわからなかった)。
他にも死者の頭蓋骨を用いてオブジェのように飾るとか、いろいろ。

さて、わが日本にもミイラはいるが、日本は多湿でミイラづくりに全く向かない環境である。
ペルーのように「転がしておくとミイラになる」などとはあり得ない。
したがってミイラの点数もごくわずか。
そのなかで、江戸時代の本草学者のミイラというのがあって、これが傑作だった。
ミイラとしての完成度(?)も高いし、何よりこの本草学者は「自分の考案した方法でミイラを作れるはず」といって自分自身で実験したのだそうだ。
それを証明するために、子孫に自らの墓を暴いてよろしいとお墨付きを与えている。
ミイラは全体に赤い色で、これは柿の種(ホンモノの柿の種、タンニンが含まれる)を死ぬ直前に大量に摂取したのだろうということだった。
まあ、立派なミイラになっちゃって、ミイラのくせにどや顔してるようにしか見えませんことよ(笑)。

本来はその次(最後)に展示されていた「即身仏」の方が目玉だったんだろうけど、われわれは本草学者のミイラにすっかりまいってしまったのだった(笑)。

▼本展示のサイトはこちら。展示は2月24日(月・祝)まで。
https://www.tbs.co.jp/miira2019/

★追記: お土産販売コーナーのグッズはなんだかとても充実していた(笑)。

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2018年1月31日 (水)

【イベント】皆既月蝕


時間が経ってしまったので簡単に「あった」の記録だけ(現在2/8)。

▼19時41分。まだ月蝕が始まっていない。
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▼21時05分。なんか肉眼ではもう欠けて見えてたんだけど、スマホで撮るとなぜか丸くなる。
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▼21時45分。始まっていたはず。でもスマホで撮るとあんまり欠けて見えない。
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▼22時01分。赤く欠けて見えていたが、やっぱりスマホはだめじゃあ。さすがに満月のようには写らなくなったけど。
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▼手振れしたらしく変な軌道が(笑)。
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▼22時54分。赤くもやもやした上弦の月のように見えてた。スマホだとこの程度にしか写らないが。
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▼23時47分。もう終了してるね。月もこんなに高くなりました。おやすみなさい。
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肉眼とスマホの画面とでこんなに違うのかと仰天した一夜であった……。
勝手に補正をかけてるんだろうな。
デジタルでも一眼レフだとそうはならないのかしらん?

そして月蝕は楽しかったけど、寒かった(笑)。

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2016年9月23日 (金)

【展示】「海のハンター展」(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/6)。
そしてだんだん日記が溜まってきたので、優先順位の高い順にアップしていく予定(つまり展示関連から)。

「海のハンター」というからてっきり魚ばかりかと思っていたら、アザラシなどの海棲哺乳類や海鳥も含まれていた。
確かに、ヤツらも海を漁場とするハンターだもんね。

昔(古生代・中生代・新生代)のでっかいハンターたち(の骨)を見たあと、深海・極域・外洋・浅海のブロックごとに魚や鳥の標本を見る構成。
その後、ハンターたちのテクニックと、逆に逃げる側のテクニックが紹介される(この部分はやっぱり何度見ても面白い)。
最後に、「ヒトも海のハンター」というコーナーがあり、そこではマグロやウナギの養殖について展示されていた。
環境問題もとりあげていて、全体に非常に力のこもった展示だった。

さて。
最後の環境うんぬんはどちらかといえば大人向けだが、そこまでの展示は気持ちいいくらい「小学生男子向け」になっていた。
その最たるものが、説明ボードの「二つ名」表示だ。
陳列されている標本に対しては一つずつ説明ボードが付けられているのだが、そこに必ず「こいつの二つ名はこれ」みたいなキャッチコピーが書かれていた(笑)。
たとえば、ネズミザメの名前の下には「亜寒帯の猛者」とか。
一事が万事こんな感じで、男の子が実に好きそうである(笑)。
考えるのは楽しかったろうが、ものすごい点数だからして結構大変だったんじゃないかな~。
まぁ、シンプルながら説明ボードにはしっかり力を入れているあたり、好印象。

陳列のしかたや壁に大きく描かれたイラスト、ちょっと注目してほしい話題を示すボードなんかも子供の注意を引くようによく工夫されていた。
基本的に中二病チック(笑)。
未来の研究者のハートをがっちりつかんでるといいね。

あとは写真でご紹介。


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右は展示のチケット。
左はいきなりお土産の写真。
ペンギン手ぬぐい、かわいい(ペンギンも海のハンター)。

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いにしえの海のハンターたち。でかい。
左下がショニサウルスの頭骨(レプリカ)だったかな?

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ショニサウルスの二つ名は「三畳紀の海の不思議」だって。

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中生代のタラソメドン(レプリカ)。でかい。

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「ハンタートピック」。
こういうやつもいっぱい用意されていて、なかなか面白かった。

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カルカロドンの模型かな。馬鹿でかい。

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サメコーナーにて。図による解説も力が入ってる。
サメ好きにはたまらんコーナーだったのかも(笑)。

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『シン・ゴジラ』第2形態(蒲田くん)の目玉のモデルとなったラブカ。

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このへんもサメコーナー。

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サメのホルマリン漬け。でかい(こればっか)。
この標本をどうやって作ったかの展示もあって、興味深かった。

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おまけ:物販コーナーで、海鮮の酒のつまみが売られていたのに笑った。

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おまけ2:物販コーナーの、くたくたシロクマくん(ホッキョクグマも海のハンター!)。
かわいいのでほしくなるが、ペンギン手ぬぐいで我慢我慢(かなり高価なので)。

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2016年5月29日 (日)

【展示】「最強生物決定戦~テラフォーマーズ~」(サンシャイン水族館、東京・池袋)


意外に面白いといううわさを聞いて、頑張って行ってみた。
遅い時間に行ったところ、水族館の方は閉まってしまっていた。
「すわ、見られないのでは?」と焦ったが、水族館本体とは別なスペースで企画展示してるようで、こちらはまだ入場可能だった。

説明ボードはかなり力が入っていたが(特にネタ的な意味で)、実際の生物は全然動いていなかったりそもそも剥製だったりで、ちょっぴり物足りなかった。
デンキウナギは棒のように動かないし、ヒョウモンダコは丸まってしがみついててよく見えなかったし、モンハナシャコなんかニンゲンが水槽の前に来るとそっぽ向いて岩陰に入っちゃったりして、つまらないよぅ(笑)。

そんななかでサービス精神旺盛だったのは、タスマニアンキングクラブ。
ずっと動いていた(スピードは遅いけど)。
でっかいわー。
こんなでかいのと海中で突然遭ったら、心臓止まりそう。

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しかし、なんといっても面白かったのは、あとから入ってきた二人の小学生(男の子)の反応だな(笑)。
実に男の子らしく大騒ぎしながら鑑賞していた(正しい鑑賞法である(笑))。
つきあっているお母さんも手慣れたもので、むしろ息子どもを煽ったりしてて、聞いててちょっぴり可笑しかった。


おまけの画像。↓
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グッズ売り場はいま一つだった。
今回の展示でとりあげた生物がらみのグッズがほとんどないんだもん(苦笑)。
モンハナシャコのぬいぐるみとか作ればいいのに。
ヒョウモンダコのスライムとか(笑)。

力の入った説明ボードなんかのおかげで(半分は小学生の男の子たちの会話のおかげで)まあまあ楽しめたが、入場料800円にしては展示数がちょっと少なかったかも。

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2016年4月15日 (金)

【展示】「恐竜博2016」(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在5/11)。

スタンスのはっきりしたうまい展示だった。
最初から「キーワードは7つ!」というのを前面に押し出して、今回の展示で伝えたいことに、お客の注目が集まるようにしてあった。
(ちなみにその7つのキーワードは、「起源」「植物食」「飛翔」「水中進出」「赤ちゃん」「恒温」「鳴き声」だった)

自分が気に入ったのは、恐竜の大きさの展示表現。
チレサウルスだったかカマラサウルスだったか、子どもの骨格標本が展示されており、説明ボードに「親はこの○倍の大きさ」みたく書かれていた。
実はこれだけだとよくわからないんだけど、そのすぐそばの壁に親の輪郭がペイントされていて、どのくらい巨大化がわかるようになっていた。
こういう展示が今回は上手かったよなぁ。
「赤ちゃん」のコーナーでも、カスモサウルスの赤ちゃんの骨と、大人の骨格標本がそばに置かれて比較できるようになっていたし。

全体に、ビデオも含めて見るモノが多すぎず少なすぎず、テーマも絞られていて「うまい展示」だと思わされた。
恐竜分野の先生は、こういう展示の企画に慣れているのかも。
個人的には、クリーニング・ラボが作業者風邪によりお休みで残念だった。
映像だけでも気が遠くなるような作業なんである。ちょっと見たかったな。
(それが全部ボランティアなんだから、別の意味でも気が遠くなりそう)

いろいろあったが、実は全体を通して一番感じられたのは、「恐竜研究っていろいろ進化してるんだよ、面白いでしょ。君も一緒に恐竜の研究しない?」ってゆー、子どもたちに対する強烈なスカウト精神だった(笑)。
その意味でも、子ども向けインターフェースを十分に考慮した、いい展示だったと思う。

以下、写真。下3点が「赤ちゃん」コーナーでのカスモサウルスの赤ちゃんと大人の展示。

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2015年5月15日 (金)

【展示】「大アマゾン展」(国立科学博物館、東京・上野)


うう、日記書くのが追いつかない……というわけであっさりと(現在6/10)。

基本的な構成はよかった。
アマゾン(の自然)に興味を持てる内容だ。

だがしかし!!
ただ一つの欠点において、落第だ!!

それは、「子どもから見たときにどうか」という視点が抜け落ちていることだ。それも綺麗サッパリ
(これはイベント企画会社の責任じゃないかと思う)

たとえば、展示されている剥製の位置がどれも微妙に高い。
大人は見やすいけど、子どもは?
大人に抱き上げてもらわないと見られないような展示に意味はあるのか?
しかも剥製なんかに付けられた説明カードが小さい!
大人だって見やすくないのに、子どもは?(しかも位置が高いし……)
さらに、カードもそうだが、説明ボードには漢字が多用され、ルビもなけりゃ専門用語の説明もない!
どんだけ不親切なんだ!
さかなクンを見習え!!(怒)
※ 本展示の公式サポーターであるさかなクンは、ピラニアのコーナーの壁に絵や文章を手書きしていた(見て読んで楽しかった)が、漢字にはすべて手書きでルビを振ってあった。ホントの話。

科学博物館なんだから、子どもを魅惑することもちゃんと考えるべきだろう。
(ええ、そのためにこそ我々の血税を使っていただきたい)
「理科離れ」がどーたら叫ばれているが、こういうところで「面白い! もっと知りたい!」って思わせないでどーする??

オーディオコメンタリーや子供専用貸出ボードなんかを使うと違うのかもしれないが、それは「全員サービス」でない以上、勘定に入れるべきではない!
オマケなしで、ただ展示を見ても「面白い!」と思わせる工夫をこそすべきなのだ。
「楽しみたかったら金払え」で通るアミューズメント施設じゃないんだぞ!?

内容や構成はいいのに、インタフェースに気配りしなかったせいで台無しである。
もったいない……………。
次回はちゃんと「子ども目線」まで考えた展示にしてくださいよ。

おまけの一言。
Tシャツ作るなら、さかなクンの書いたピラニアのデザインを使うべきだったな~。
とてもとても魅力的なのだ。
それがあればケチな私でも買ったかも(笑)。

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