アニメ・コミック

2024年9月 5日 (木)

【映画】「きみの色」

時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在10/8)。

「平家物語」の山田監督作品ということで見に行った。
なんだかんだで面白かったんだよね、「平家物語」。
最初から「悲劇」とわかっているものなんて見たらツラいに決まってる、と、思ってたんだけど、そこまでツラくならずにきちんと最後まで「面白い」と感じながら見られたのは、監督の手腕だと思う。

というわけで劇場版アニメも鑑賞。
女の子たちがとても女の子らしくて安心(笑)。
(逆に男の子はちょっと「綺麗すぎる」かな~という気がしなくもないが、まあ、フィクションだし)

シスターがいい味を出していた(笑)。
あと、主人公の女の子の特殊な設定(他人(の心)がそれぞれ異なる色彩で視えてしまう)は、あまり特殊な感じがしないように散りばめられており、むしろ内面の描写に活かされているようで、巧いと思った。
なんというか、「特殊な設定ありき」の作品ではまったくなかったってことで。
「こういうふうに世界が見える人もいるかもしれないよね」くらいに思えるだけのリアリティが付与されていた。

音楽もなかなかよかったし、観てよかった。
一度も目の疲れることのない、美しいアニメだった。

| | コメント (0)

2024年8月13日 (火)

【映画】「化け猫あんずちゃん」

時間が経ってしまったので簡単に(現在9/6)。

なんかもう、いい加減な奴ら(閻魔様除く)のハナシだったな(笑)。
面白かったけど、なんというか、こう、もやもやと煙に巻かれたまま終わったような印象が何故かある。
そもそもあんずちゃんがいい加減というか行き当たりばったりというか。
……化け猫なんだしそりゃしょうがないよね(笑)。
最初から最後までゆるゆるした話だった。
ハナシはゆるゆるしていても、登場人物はみんなこすからかったりあくどかったり。
善人と云えるのは2人の男の子たちだけだったナ(苦笑)。

結構好き嫌いが分かれそうなので、割引価格で見に行ってみるほうがよさそうだ。
(自分は嫌いじゃない)

| | コメント (0)

2024年7月12日 (金)

【映画】「ルックバック」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/28)。

存外面白かった。
前評判が高いのは知ってたけど、なるほどね。
ある意味でリアルじゃない展開も出てくるんだけど、それでもリアリティがしっかりとあって、なかなか凄かった。
どのくらいリアリティがあるかって、「作者の自伝か?」とつい思っちゃうくらい(違うらしい)。

これはまあ、1500円出してもいいや。
観たあとは1500円が財布から消えたことなんか忘れちゃう。

何を書いてもネタバレになるのでこの辺で。
まだ見てない人は見てみてね。

| | コメント (0)

2024年5月30日 (木)

【映画】「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」後章

時間が経ってしまったので簡単に(現在6/24)。

ええとごくごく簡単に。
まだ見てない人はここで絶対にストップ。
(観ちゃった人も大したこと書いてないので読まないでいいです……)


予想よりはツラくなかったが、「暗くてどうしようもなく怖い話」を明るい調子で描いているのは前章同様。
どこにフォーカスするのかが前章ではわかりにくかったが、今回、やっとわかった気がした。
個人的な幸せを優先する世界にシフトしたら、そのせいで人類が滅亡することになったわけだね。
観ている側は他人事だから「それでもいいんじゃね?」と思っちゃう。
思っちゃうように演出されていたと思う。
自分も「この子の恋が成就するルートなら、人類滅亡でもそれはアリなんじゃ?」とか「異星人相手に恋ができるならそれはそれでアリなんじゃ?」とか思っちゃったわけだが、冷静になって考えると世界線シフトのせいで友だちの一人は恋路半ばで死亡してるんだよね。
一方を立てればもう一方は立たず……。
そして異星人たちの中身のお顔はかなりキモかった(キモく表現されていた)。

結局のところ、ひでえデストピアだった。
でも一番ひどいのは「いそべやん」だな。
ひどすぎる(笑)。
パロりかたが巧すぎるんだよ……寒気するレベル……。
テーマ曲も、違っているのによく似てるし(作曲者は凄い手練れに違いない)。
トラウマになりそうだった、「とっても大好き、いそべやん」。

まあ何しろコワイ映画だった。

どーでもいーハナシだけど、「後章」ってのが気になる。
「後章」って云わないと思うんだよね。
「後章」に相当するのは「次章」だろうが意味が変わっちゃうし。
つーかそもそも「前章」と云えば、「今読んでいる章よりも前にある章」の意味なわけで、「前編」みたいな意味ではナイ。
なぜ「前編後編」とか「1章2章」にしなかったのか。
ああ、何から何まで気持ち悪かった(笑)。

| | コメント (0)

2024年4月 5日 (金)

【映画】「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章

時間が経ってしまったので簡単に(現在5/2)。

ちょっとのネタバレも嫌な人はここでストップ。
まあ、ネタバレしたところで、このアニメは実際に見るか原作読むかするまで、こちらが何を云ってるかわからないと思うけど。

というか、そんなに詳しく書くつもりもない。
予想していたよりずっと重たいアニメだった(原作は読んでない)。
ジョシコーセーでかわいくカバーしてるけど、酷いディストピアじゃん。
むしろかわいさの分、ディストピア感マシマシ。
先行きには全く希望が持てないし……。
どう考えても「大団円」になりそうにない。
後編を見るの、ツラそうだなあ……。
とにかく重かった。

| | コメント (0)

2024年3月24日 (日)

【映画】「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ

時間が経ってしまったので簡単に(現在4/15)。

最初は2月27日に見に行った。
TCXとかって、一番でかいスクリーンだった。
それから今回、チケット消化のために見に行った。
最初よりは小さいスクリーンだったが「轟音上映」とのことだった。

やっぱり面白いなあ。
TVシリーズなのに映画のスクリーンで見ても遜色ないクオリティだし。
うちは40インチだけど、やっぱりスクリーンで見ると事細かに見えていいなあ。
迫力段違いで、カタルシスもばっちり。
このカタルシスを感じるために見にきてるんだなあ(TVで見てもちゃんと感じるけど)。

そして「柱稽古編」、つまり新作部分が予想よりずっと長くって、十分に堪能できてうれしかった。
早く始まらないかな、柱稽古編。

 

| | コメント (0)

2024年3月 8日 (金)

【映画】機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

時間が経ってしまったので簡単に(現在3/31)。

っていうか、アニメは「見た記録だけ」にすることにしてるし。
このもとのTVアニメは当時見てなかったし。

まあ、自分にとっては友人に付き合いがてら石田彰の声を聞きに行っただけなんで。
よかったわー石田彰サイコー。
あの「使えないな、ま、興味ないけど」ってビンビン伝わる感じがサイコー。
やはり●●やらせたら右に出る者なし。

双方向コミニュケーションって大切だ。
よいこのみんなはえいがにでてくるひとたちみたいに、じぶんのいけんばかりあいてにおしつけたらいけないよ?

| | コメント (0)

2023年12月22日 (金)

【映画】「鬼太郎誕生」

時間が経ちすぎたので簡単に(現在2024/1/24)。

まだアニメだとこういう暗い物語を紡げるんだな。
暗いというか業が深いというか。
登場人物らが皆が皆なにかを背負っていて、背負っているものの陰が目に見えそうなレベルでヤバかった。
なんというか、(自分自身の)心理ゆえに、実際の色合いよりも画面が暗く見えてるんじゃないかって思えてしょうがなかった。
これは脚本と演出の力が大きいんだろうな(そしてそれを台無しにしないミラクルな作画レベル……)。
この昏さは、戦中戦後を直に知っている人じゃないとなかなか出すのが難しい、少なくとも戦中派のハナシを直に聞いた人じゃないと。
そういう意味では「最後の作品」かもしれない。

| | コメント (0)

2023年12月15日 (金)

【映画】「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」

時間が経ちすぎたので行った記録だけ(現在2024/1/9)。

やっと見ました。

総じてかわいいんだけど、あの場面はちょっと……。
電脳コイルの一場面を思い出してぞッとしてしまった(笑)。
ツギハギ工場はどんどんブラック化していくし、ふわふわかわいいだけですまないのがすみっコぐらしってことで(?)。

まあ楽しかった。

| | コメント (0)

2023年12月 7日 (木)

【映画】「駒田蒸留所へようこそ」

ものすごく時間が経ってしまったので記録だけ(現在2024/1/8)。

アニメや漫画の感想は書かないことにしていたのだが、とりあえず「劇場版見ました」の記録だけは付けることに方針変更。
全部忘れる鳥頭まっしぐら(ってゆーかもうすでに鳥頭)なので外部記憶が必要だ。

でもって感想も一言だけ書いておくと、なかなかに面白かった。
ここって「有頂天家族」のTVアニメを制作したのと同じところだよね。
背景描画が独特でおもしろい。
おもしろいだけじゃなくて、その土地の空気感がなんとなく感じられるのがいい。

あとは物語が珍しくウェットすぎないというか、御涙頂戴に甘えるところがないってゆーか、恋愛方面に逃げてないってゆーか、物語自体の力で勝負しているところもよかった。
脚本でいろいろ仕込まれていたのに押し付けがましさが全然なくて、素直に作品を楽しめた。

| | コメント (0)