【映画】「きみの色」
時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在10/8)。
「平家物語」の山田監督作品ということで見に行った。
なんだかんだで面白かったんだよね、「平家物語」。
最初から「悲劇」とわかっているものなんて見たらツラいに決まってる、と、思ってたんだけど、そこまでツラくならずにきちんと最後まで「面白い」と感じながら見られたのは、監督の手腕だと思う。
というわけで劇場版アニメも鑑賞。
女の子たちがとても女の子らしくて安心(笑)。
(逆に男の子はちょっと「綺麗すぎる」かな~という気がしなくもないが、まあ、フィクションだし)
シスターがいい味を出していた(笑)。
あと、主人公の女の子の特殊な設定(他人(の心)がそれぞれ異なる色彩で視えてしまう)は、あまり特殊な感じがしないように散りばめられており、むしろ内面の描写に活かされているようで、巧いと思った。
なんというか、「特殊な設定ありき」の作品ではまったくなかったってことで。
「こういうふうに世界が見える人もいるかもしれないよね」くらいに思えるだけのリアリティが付与されていた。
音楽もなかなかよかったし、観てよかった。
一度も目の疲れることのない、美しいアニメだった。
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