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2017年10月14日 (土)

【イベント】京都で「モノノケ夜市&一条百鬼夜行 2017」


時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/7)。
紆余曲折を経て、どうしても一度参加してみたかったイベントに参加してきた。

朝早くから新幹線で京都へ。
ホテルに預けられる荷物は預け、駅構内で温かいうどんを食べた後、タクシーで会場へ向かった。
このとき乗ったタクシーの運転手さんが親切でしかも手慣れた地元の運転手さんだった。
「ちょっと急いでいる」と云ったら、信号を通らないように細い路地をチョイスしてくれて、かなりの速さで着いてしまった。
ホテルから2000円切って到着って、神ドライバーか、おじさん……(ふつうは3000円くらい)。

そんなわけで一番乗り。
まぁ受付が開くにはまだ一時間以上あるんだけど、何しろ弱小だもんで雨よけのパラソルとかを持ち込めない。
雨が降っても被害が少ないテーブルをゲットしようということで、早々並ぶことにしたのだった。
(並ぶ時間を繰り上げちゃってすみませんでした。次回があるとしたらもうあんなに早くは並びません……雨予報でなければ)

並んでいる間に、今回お手伝いしてくれる友人とかわるがわる大将軍八神社にお参りしてきた。
今日はお祭りの日で(というよりもこの神社のお祭りに合わせて一条百鬼夜行が行われる)、神社前では神事の綱引きが行われていた。

20171014mononoke01

真っ白な装束は、大蛇(おろち)なんだって。
本当は「いろんな動物が力を合わせて大蛇を倒しました」って事件の再現らしいが、大蛇側が勝つこともあるのだろうか?

時間を端折って、受け付け開始である。
参加費の支払いなど済ませたあと、あらかじめ下見して「よさそう」と思った箇所を取りに行った。
ここなら雨が降っても何とかなるだろう。
早速設営に入った。

16時ごろ、アナウンスはないが、何となくスタートしたもようである。
そこからさらに40分くらいかけてやっと一通りディスプレイが完了した。
……なんか傍目にすごく胡散臭い。

▼われらがユニット「珂爾魂(かにたま)」のブース。
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そもそもネタとして古代ペルーの「モチェ文化」から引っ張ってきた「カニ魔王」が胡散臭さの極致なのでしょうがないといえばしょうがないが。
机の半分くらいが「カニ魔王の神殿」になってるし……胡散臭いよぅ~(涙)。

▼カニ魔王さまの神殿、コレ。お賽銭を入れて下さった方、有難う御座いました(笑)。
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参加するにあたっては、『ペルー怪異読本第一集 大妖怪カニ魔王』という冊子を作った(A5判、本文32p)。

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「ネタ」だらけの冊子である。
真面目なハナシはちょっぴりしか入っていない(笑)。
いや、もうちょっと真面目なハナシを入れようと思っていたんだけど、ネタ部分の制作に時間がかかっちゃって……。
しかも深遠なる理由により、「非売品」扱いである(他の売り物のオマケ扱い)。
もう胡散臭さココにきわまれりって感じである。

非売品の冊子を頒布するために(意味不明)、今回、「カニ魔王の大妖言」なるものを作ってみた。
要はおみくじなのだが、おみくじと、缶バッジと、冊子が付いて500円。

▼缶バッジ。おみくじの吉凶によって種類の違うやつが入っている。
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まあまあの売れ行きだったかも。
カニ魔王については、ときどきとても気に入って(気になって?)くださる方がいらしたかな。
男の子なんかもよく「カニだ」と覗きに来てくれた。
男子ってどうしてカニが好きなんだろう?(笑)
それにつけても、「カニ魔王」って名前を他人が口にするのを聞くと、案外恥ずかしかったなー(自業自得)。
自分で云う分には平気なのになー、フシギ。

18時ごろ、京都在住の友人が遊びにきてくれた。わーい。
たくさんお買い上げいただき、ありがとうございました。
お喋りもできてうれしかった。
彼女は京都に住んでもう何年にもなるが、モノノケ市や百鬼夜行に来るのは初めてだったらしい。
こういうヘンテコ文化を愛してくれる御仁ゆえお呼び立てしたところ、やはり楽しんでもらえたようだった。

18:30、百鬼夜行がスタートする時間で、みんなソワソワ。
10分ほどして、我々の前に先頭の旗持ち(主催団体・百妖箱のリーダー)が現れ、そこからしばらく仮装行列を眺めた。
「和太鼓ドン」というグループが笛と太鼓でお囃子を付け、その前後にあれやこれやの妖怪ども。
いいね、ナマ囃し。
一行は大将軍商店街を練り歩き、再び折り返して公民館へ。
往復眺めて、楽しめた。
以下、ちょっぴり写真をば(歩いてるだけでも結構なモーションになるので、ピントが合わない奴が多いけどご勘弁)。


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▼青鬼さん。凝ったつくりで、仮装行列前から目立っていた。
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▼動物シリーズ、復路。子どもたちに人気。
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▼豆腐小僧さん。これだけピンぼけていれば個人情報になるまい。。。
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▼天狗様。これは凄かった。一本歯の高下駄で堂々と歩いていらした。群を抜いて背高だった。
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ほかにもいろいろいたんだけど(妖怪「びろーん」とか(笑))、見るだけでもお腹いっぱいになっちゃうもので、なかなか写真撮影できず……(笑)。

行列が終わったら、お客さんもあまり来なくなってしまったため(どうも「モノノケ市」での買い物目当てのお客さんは、行列前にいらっしゃる人が多そうである)、自分たちもそのへんを見て歩いた。
屋台で買い食いもできたし、お祭りに参加できた感じがして楽しかった。
実はこんなにたくさんの人が来るとは思わず、正直なところ、ヒトの出の多さに驚いた。
それでも「昨年より人が少ない」そうで、さらに吃驚(お天気が悪かったからだろう、と)。
やっぱり賑やかなお祭りっていいよなぁ。

20時すぎから片付け始めたが、21時には完全撤収ということで猛スピード。
この撤収作業が一番疲れたかも(笑)。
軒先を貸してくれたご家族の方々には終始親切にしていただき、無事にモノノケ市参加を終えることができたのだった。
ああ~楽しかったな~。
そしてあれだけ神経をつかったのに反して、雨がパラリとも降らなかったのは僥倖であった。

そういや番組《所さんの~》のスタッフがカニ魔王神殿を撮影していったけど、どこかでオンエアされるのかしらん?
テレビでカニ魔王様を見かけたらぜひご一報ください(笑)。

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