コンサート:アンジェラ=ゲオルギュー&ロベルト=アラーニャ★サントリーホール
■歌唱:Angella Gheorghiu, Roberto Aragna
■演奏:ジョルジョ=クローチ指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
■日時:2002年9月29日(日)19:00~
■会場:サントリーホール
■曲名:ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「序曲」
ゴメス:歌劇『グワラニー族』より「声が聞こえる」(二重唱)
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」(ゲオルギュー)
ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』より「序曲」
ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』より「疑いの心をいだくとは」(アラーニャ)
ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「どんな神、どんな神だって、ああ!」(二重唱)
<休 憩>
ビゼー:歌劇『カルメン』より「前奏曲」
ビゼー:歌劇『真珠とり』より「お前は俺がわからなかったのか」(二重唱)
レオンカヴァルロ:歌劇『道化師』より「衣裳をつけろ」(アラーニャ)
ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「神よ平和を与えたまえ」(ゲオルギュー)
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「変わらぬ愛を」(二重唱)
<アンコール>
ムジカ・プロヴィータ(禁じられた音楽)(二重唱)
ムジカ(グレゴリュー編曲)(ゲオルギュー)
ロリータ(アラーニャ)
コメプリマ(二重唱)
オソレミオ(二重唱)×2回
前から2番目の席だったのでよく見えた(笑)。
最前列はファン倶楽部の方々で占められているらしい。2、3列目のど真ん中も。
美男美女の取り合わせで、確かに見ていて気持ち良いかも。
オペラ界も昔と変わったな~。
ゲオルギューは柔らかみのない声質が今ひとつ好みではなかった。上手いですが。
プッチーニが凄く似合いそうな歌手。
でも一番活き活きして聞こえたのは、アンコールの「ムジカ」という曲だった。
アラーニャは、ポスト三大テノールといわれるだけのことはあるかも。
なかなかいい声量と声音。
本来「男らしい」歌い方をしているようなのに、甘いマスクでみんな騙されるとゆー(笑)。
そして「ロリータ」が一番のびのび上手く歌えてたってのはどーかね(笑)。
今日が最終日(?)だったからかもしれないが、何度も何度もアンコールに応えてくれて、嬉しかった。
また客の側もなかなか会場を去ろうとしない。
すでに固定ファンがついているらしく、彼らが手を上げるだけで嬉しそうに両手を振り返す人々があちこちに。
「オソレミオ」も二回も歌ってくれて。ああ、一緒に歌いたかった。歌詞、今度覚えようかな。カンツォーネっていいにゃ~。
伴奏(といったら失礼だが)の東京シティフィルも結構よかった。日本のオケも底上げしてきている。
しかし。二人とも映画の宣伝はしないのか? 結局『トスカ』は歌わなかったんじゃあ……?(苦笑)
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