自然・環境

2018年1月31日 (水)

【イベント】皆既月蝕


時間が経ってしまったので簡単に「あった」の記録だけ(現在2/8)。

▼19時41分。まだ月蝕が始まっていない。
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▼21時05分。なんか肉眼ではもう欠けて見えてたんだけど、スマホで撮るとなぜか丸くなる。
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▼21時45分。始まっていたはず。でもスマホで撮るとあんまり欠けて見えない。
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▼22時01分。赤く欠けて見えていたが、やっぱりスマホはだめじゃあ。さすがに満月のようには写らなくなったけど。
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▼手振れしたらしく変な軌道が(笑)。
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▼22時54分。赤くもやもやした上弦の月のように見えてた。スマホだとこの程度にしか写らないが。
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▼23時47分。もう終了してるね。月もこんなに高くなりました。おやすみなさい。
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肉眼とスマホの画面とでこんなに違うのかと仰天した一夜であった……。
勝手に補正をかけてるんだろうな。
デジタルでも一眼レフだとそうはならないのかしらん?

そして月蝕は楽しかったけど、寒かった(笑)。

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2016年9月23日 (金)

【展示】「海のハンター展」(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/6)。
そしてだんだん日記が溜まってきたので、優先順位の高い順にアップしていく予定(つまり展示関連から)。

「海のハンター」というからてっきり魚ばかりかと思っていたら、アザラシなどの海棲哺乳類や海鳥も含まれていた。
確かに、ヤツらも海を漁場とするハンターだもんね。

昔(古生代・中生代・新生代)のでっかいハンターたち(の骨)を見たあと、深海・極域・外洋・浅海のブロックごとに魚や鳥の標本を見る構成。
その後、ハンターたちのテクニックと、逆に逃げる側のテクニックが紹介される(この部分はやっぱり何度見ても面白い)。
最後に、「ヒトも海のハンター」というコーナーがあり、そこではマグロやウナギの養殖について展示されていた。
環境問題もとりあげていて、全体に非常に力のこもった展示だった。

さて。
最後の環境うんぬんはどちらかといえば大人向けだが、そこまでの展示は気持ちいいくらい「小学生男子向け」になっていた。
その最たるものが、説明ボードの「二つ名」表示だ。
陳列されている標本に対しては一つずつ説明ボードが付けられているのだが、そこに必ず「こいつの二つ名はこれ」みたいなキャッチコピーが書かれていた(笑)。
たとえば、ネズミザメの名前の下には「亜寒帯の猛者」とか。
一事が万事こんな感じで、男の子が実に好きそうである(笑)。
考えるのは楽しかったろうが、ものすごい点数だからして結構大変だったんじゃないかな~。
まぁ、シンプルながら説明ボードにはしっかり力を入れているあたり、好印象。

陳列のしかたや壁に大きく描かれたイラスト、ちょっと注目してほしい話題を示すボードなんかも子供の注意を引くようによく工夫されていた。
基本的に中二病チック(笑)。
未来の研究者のハートをがっちりつかんでるといいね。

あとは写真でご紹介。


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右は展示のチケット。
左はいきなりお土産の写真。
ペンギン手ぬぐい、かわいい(ペンギンも海のハンター)。

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いにしえの海のハンターたち。でかい。
左下がショニサウルスの頭骨(レプリカ)だったかな?

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ショニサウルスの二つ名は「三畳紀の海の不思議」だって。

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中生代のタラソメドン(レプリカ)。でかい。

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「ハンタートピック」。
こういうやつもいっぱい用意されていて、なかなか面白かった。

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カルカロドンの模型かな。馬鹿でかい。

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サメコーナーにて。図による解説も力が入ってる。
サメ好きにはたまらんコーナーだったのかも(笑)。

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『シン・ゴジラ』第2形態(蒲田くん)の目玉のモデルとなったラブカ。

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このへんもサメコーナー。

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サメのホルマリン漬け。でかい(こればっか)。
この標本をどうやって作ったかの展示もあって、興味深かった。

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おまけ:物販コーナーで、海鮮の酒のつまみが売られていたのに笑った。

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おまけ2:物販コーナーの、くたくたシロクマくん(ホッキョクグマも海のハンター!)。
かわいいのでほしくなるが、ペンギン手ぬぐいで我慢我慢(かなり高価なので)。

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2016年5月29日 (日)

【展示】「最強生物決定戦~テラフォーマーズ~」(サンシャイン水族館、東京・池袋)


意外に面白いといううわさを聞いて、頑張って行ってみた。
遅い時間に行ったところ、水族館の方は閉まってしまっていた。
「すわ、見られないのでは?」と焦ったが、水族館本体とは別なスペースで企画展示してるようで、こちらはまだ入場可能だった。

説明ボードはかなり力が入っていたが(特にネタ的な意味で)、実際の生物は全然動いていなかったりそもそも剥製だったりで、ちょっぴり物足りなかった。
デンキウナギは棒のように動かないし、ヒョウモンダコは丸まってしがみついててよく見えなかったし、モンハナシャコなんかニンゲンが水槽の前に来るとそっぽ向いて岩陰に入っちゃったりして、つまらないよぅ(笑)。

そんななかでサービス精神旺盛だったのは、タスマニアンキングクラブ。
ずっと動いていた(スピードは遅いけど)。
でっかいわー。
こんなでかいのと海中で突然遭ったら、心臓止まりそう。

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しかし、なんといっても面白かったのは、あとから入ってきた二人の小学生(男の子)の反応だな(笑)。
実に男の子らしく大騒ぎしながら鑑賞していた(正しい鑑賞法である(笑))。
つきあっているお母さんも手慣れたもので、むしろ息子どもを煽ったりしてて、聞いててちょっぴり可笑しかった。


おまけの画像。↓
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グッズ売り場はいま一つだった。
今回の展示でとりあげた生物がらみのグッズがほとんどないんだもん(苦笑)。
モンハナシャコのぬいぐるみとか作ればいいのに。
ヒョウモンダコのスライムとか(笑)。

力の入った説明ボードなんかのおかげで(半分は小学生の男の子たちの会話のおかげで)まあまあ楽しめたが、入場料800円にしては展示数がちょっと少なかったかも。

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2016年4月15日 (金)

【展示】「恐竜博2016」(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在5/11)。

スタンスのはっきりしたうまい展示だった。
最初から「キーワードは7つ!」というのを前面に押し出して、今回の展示で伝えたいことに、お客の注目が集まるようにしてあった。
(ちなみにその7つのキーワードは、「起源」「植物食」「飛翔」「水中進出」「赤ちゃん」「恒温」「鳴き声」だった)

自分が気に入ったのは、恐竜の大きさの展示表現。
チレサウルスだったかカマラサウルスだったか、子どもの骨格標本が展示されており、説明ボードに「親はこの○倍の大きさ」みたく書かれていた。
実はこれだけだとよくわからないんだけど、そのすぐそばの壁に親の輪郭がペイントされていて、どのくらい巨大化がわかるようになっていた。
こういう展示が今回は上手かったよなぁ。
「赤ちゃん」のコーナーでも、カスモサウルスの赤ちゃんの骨と、大人の骨格標本がそばに置かれて比較できるようになっていたし。

全体に、ビデオも含めて見るモノが多すぎず少なすぎず、テーマも絞られていて「うまい展示」だと思わされた。
恐竜分野の先生は、こういう展示の企画に慣れているのかも。
個人的には、クリーニング・ラボが作業者風邪によりお休みで残念だった。
映像だけでも気が遠くなるような作業なんである。ちょっと見たかったな。
(それが全部ボランティアなんだから、別の意味でも気が遠くなりそう)

いろいろあったが、実は全体を通して一番感じられたのは、「恐竜研究っていろいろ進化してるんだよ、面白いでしょ。君も一緒に恐竜の研究しない?」ってゆー、子どもたちに対する強烈なスカウト精神だった(笑)。
その意味でも、子ども向けインターフェースを十分に考慮した、いい展示だったと思う。

以下、写真。下3点が「赤ちゃん」コーナーでのカスモサウルスの赤ちゃんと大人の展示。

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2015年5月15日 (金)

【展示】「大アマゾン展」(国立科学博物館、東京・上野)


うう、日記書くのが追いつかない……というわけであっさりと(現在6/10)。

基本的な構成はよかった。
アマゾン(の自然)に興味を持てる内容だ。

だがしかし!!
ただ一つの欠点において、落第だ!!

それは、「子どもから見たときにどうか」という視点が抜け落ちていることだ。それも綺麗サッパリ
(これはイベント企画会社の責任じゃないかと思う)

たとえば、展示されている剥製の位置がどれも微妙に高い。
大人は見やすいけど、子どもは?
大人に抱き上げてもらわないと見られないような展示に意味はあるのか?
しかも剥製なんかに付けられた説明カードが小さい!
大人だって見やすくないのに、子どもは?(しかも位置が高いし……)
さらに、カードもそうだが、説明ボードには漢字が多用され、ルビもなけりゃ専門用語の説明もない!
どんだけ不親切なんだ!
さかなクンを見習え!!(怒)
※ 本展示の公式サポーターであるさかなクンは、ピラニアのコーナーの壁に絵や文章を手書きしていた(見て読んで楽しかった)が、漢字にはすべて手書きでルビを振ってあった。ホントの話。

科学博物館なんだから、子どもを魅惑することもちゃんと考えるべきだろう。
(ええ、そのためにこそ我々の血税を使っていただきたい)
「理科離れ」がどーたら叫ばれているが、こういうところで「面白い! もっと知りたい!」って思わせないでどーする??

オーディオコメンタリーや子供専用貸出ボードなんかを使うと違うのかもしれないが、それは「全員サービス」でない以上、勘定に入れるべきではない!
オマケなしで、ただ展示を見ても「面白い!」と思わせる工夫をこそすべきなのだ。
「楽しみたかったら金払え」で通るアミューズメント施設じゃないんだぞ!?

内容や構成はいいのに、インタフェースに気配りしなかったせいで台無しである。
もったいない……………。
次回はちゃんと「子ども目線」まで考えた展示にしてくださいよ。

おまけの一言。
Tシャツ作るなら、さかなクンの書いたピラニアのデザインを使うべきだったな~。
とてもとても魅力的なのだ。
それがあればケチな私でも買ったかも(笑)。

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2014年1月31日 (金)

【展示】「大恐竜展 ~ゴビ砂漠の驚異~」(国立科学博物館、東京・上野) #大恐竜展 #科博


年末は忙しくて行けず、年始もバタバタしていたらこんな時期に。
もうすぐ終わってしまうので、慌てて飛び込みで行ってきた。

地味ながら良質な展示だった。
私はさほど恐竜に思い入れがないので、ざっとしか見ないことが多いのだが、そうしてざっと見て回るだけでも結構いろいろな情報がわかるようになっていた。
たとえば、ひととおり見て回るうちに、それぞれのブロックで展示されている恐竜のサイズの違いが理解できる、とか(ちなみに全部が全部、全身骨格標本があるわけではないが、それでもわかるようになっている)。

構成がうまいんだろう。
派手なところが全然なくて、でも魅力的な、いぶし銀の構成力。

あとは、発掘の歴史を展示してくれていたのがよかったかな(付添いのお母さんも、恐竜にあまり興味がなくても人間に興味があると楽しめる部分があるってことで(笑))。
歴史と、それから現在の発掘の様子と。
現在の発掘の様子(映像)は特に面白かった。
ああいうふうにして骨を持ち帰るんだ~、知らなかった~。
まるで現地で大工さんをやってるような……。
恐竜の発掘をやりたかったら、発掘だけじゃなくってなんでも自分たちでできなきゃいけないんだなぁ。


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デイノケイルスの腕の骨。デイノケイルスとは「恐ろしい手」という意味だそうだ。


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サウロロフスとタルボサウルスの骨格。でっかい。人間なんか丸呑みされそう。


そして、超良質な展示のあとで、超キッチュなお土産に吃驚(笑)。
↓これがそのお土産だ!


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「ゴビの月」

「ゴビの月」ってアンタ……あからさまに「萩の月」のパクリだよ(笑)。
でもって「なぁんだ、ただの『萩の月』かぁ」と思っていたら、中身は「萩の月」じゃなかったってゆー……。


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「ゴビの月」の中身はシフォンケーキ(「萩の月」は蒸しケーキだよね)。


何から何まで突っ込みどころ満載な土産物であった……!
ゲーム仲間のところへ持って行って、みんなでひとしきり笑って食べましたとさ。

それはともかく、展示自体はなかなかよかったので、まだ見ていない方はどうぞ。

そしてまた余談だが、出口付近にあった映像コーナーで見た光景の話。
5歳くらいの男の子が真剣に恐竜の映像に見入っていた。
その後ろからお父さんが、「まさに次の瞬間、でかい肉食恐竜が……!」ってゆー絶妙のタイミングで、わざと肩を叩いて脅かしていた。
すっごくおかしかった。
悪いパパだなぁ(笑)。子どもにぽかぽか叩かれてました(笑)。

▼この展示は2月23日(日)まで。サイトはこちら。
http://daikyoryu.com/

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2013年9月28日 (土)

【展示】「深海展」3回目(国立科学博物館、東京・上野) #深海展 #科博


別な友人を連れていくので、土曜日にラスト一回。

まず、入場まで60分待ち。
いや~、待った待った。
それでも「真夏の100分待ち」よりはマシだったが。
ちなみに先週の土曜に来た妹たちは40分待ちだったらしい。

入ってからも凄い人ごみ。
人、人、人。
どこに展示が?(笑)

自分はもう三度目だから、どこに何があるかわかりきっているけど、これ、初回の人はたいへんだなぁ。
たいへんというか、気の毒というか。

この展示は「非常によくできている」と、これまで二度ほど書いてきたが、こんなに混雑していては展示の工夫や演出が伝わるかどうか怪しい……。
それは悲しいことだ。
あれだけ【深海愛】に満ち満ちた展示も、人ごみの前には無力、みたいな…………悲しい(苦笑)。

自分としては、最後にもう一度、深海からやってきたカニさんを見て満足した。
とりあえず、ガラスを叩いてカニさんを怖がらせるようなイジメっ子は今回もいなかったので、よかった(笑)。

実はかなり秀逸じゃないかと思われるコーナー、第二展示会場(物販の手前)にあった「私たちの生活の中で(知らないうちに)使われている深海魚とその使用例」は、何度見ても面白かった。
でも、このコーナー自体もいいけど、実はここを見ている人たちの反応が一番面白かったりする(笑)。
友人曰く、「フィッシュバーガー」の模型とそれに使われている深海魚の模型を見ながら、「フィレオフィッシュって、じゃあ、何でできてるんだ?」と若者がのたまっていて、「だから、目の前にあるだろ」と突っ込みたくなったとか(笑)。
もっとも、もしかすると「フィレオフィッシュはもっとトンデモない材料に違いない」と思って口にしたセリフだったかもしれない?(それもあり得るか……)

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深海魚の身近な使用例、キャビア。


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深海魚の身近な使用例。
ファミレスなんかで出てくる「白身魚」もここにいた。
聞いたことない名前のお魚だったりする。


それにつけても、もうちょっとこの休日の混雑が何とかならないと、企画者の意図が伝わらず、みんな「話題の展示に行った」だけで終わっちゃう~。
大人はまぁそれでもいいや。
でも子供、特に中学生くらいの子供たちには、じっくり見てほしい展示だったなぁ。
きっとそれまで「深海」というコトバでしかなかったものが、もっと具体的で身近な存在になったはず。
それで何かが変わる子も現れたかもしれない。

こういう良質な展示を、土日以外の空いてる日に見られる生徒が増えますように(学校側の取り組みによって)。
そして科博が土日くらいは18時まで開館を延長してくれますように(こういう企画展だけでいいし、「混雑する」ってわかってから対応するのでもいいんだから)。

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2013年9月 6日 (金)

【展示】「深海展」2回目(国立科学博物館、東京・上野) #深海展

【展示】「深海展」2回目(国立科学博物館、東京・上野) #深海展


深海展、二回目。別の友人と訪れた。
金曜の夜はやはり空いていていいなぁ。
前回、平日に来たときよりも空いていた。
余裕がありそうだったので、オーディオガイドを借りてみた。

もちろん、目当ては窪寺先生が語る、大王イカと出会ったときの感想だ。
聞いててとても楽しかった(笑)。
大王イカと出会ったときは、「うわ、出た! 大王イカ、出た!」という感じだったとか。
23分間ずっと見ているうちに、「こんなに長いこと一緒にいていいんだろうか?」と思ってみたりとか。
「一緒にいて」って……そんな言葉が出てくるあたり、さすがだ(笑)。
まぁ、これを聞いただけで500円の元は取った……かな。

展示には、大王イカの死骸のすぐ横で幸せそうににこにこしながら横たわる先生の写真もあったりする。
イカの死骸なんて臭くてたまらないだろうと思うのだが、心からの笑顔で寝転んでいらっさるお姿を再び拝見して、「なるほど」と納得したのであった(笑)。

というわけで、今日の自分のメインはオーディオガイドになってしまったが、他にも新たに工夫されてるところを見つけたり、再びの鑑賞で楽しんだりした。

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「しんかい6500」の実物大模型の裏側。
プロジェクション(投影)によって内部構造を示している。
とにかく頭のいい展示だよなぁ。

▼この展示のサイトはこちら。10月6日まで。
http://deep-sea.jp/

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2013年8月26日 (月)

【展示】「深海展」(国立科学博物館、東京・上野) #深海展

過去の話なので、行った記録だけ(現在9/20)。

京都の友人がトルコへ成田から出発するのに前泊するというから、その前に日暮里界隈で会うことにした。
最初は夕食を一緒するだけのつもりだったが、「待てよ、ちょうどチケットもあるし、あ奴もこういうの好きだろうし、場所は近いし、深海展を見に行ったらどうだろう?」。
というわけで、15時に待ち合わせて科学博物館へ行ってきた。

非常にいい展示だった。
これまでいろんな展示を見てきたが、自分の中でトップ5に入れてもいいと思った。
何しろ子どもから大人まで楽しめる
特に、子どもにもわかるようにといろいろ工夫されており、それがそのまま大人にとっても楽しく理解を深められる仕掛けになっているのがいい。
深海の圧力をわかってもらうために縮んだブタメンの容器を並べてみたり。
「水温はマイナス○度」で終わらせずに、体感できるようにしたり。


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水圧の強さをブタメン容器で表現


全部書いていくときりがないのでここでやめるが、とにかく子供でも実感できるような説明や仕掛けが丁寧に作られていて、非常に好感が持てた。
きっと全部「深海愛」のなせるわざなのに違いない(笑)。

魚の色についての話が面白かった。
一例を挙げれば、海の下の方から上を見ると、上方を泳いでいる魚は黒い影のように映ってしまうから見逃しようがない。
それを回避するために腹が発光するようになっている(=明るい海水と同程度の明度になって隠れられる)、という話を知って、それまで「なんでわざわざ発光するんだろ、目立つのに」と思っていた疑問が氷解。
これについてもビデオが用意されており、実際に発光し始めると影が見えなくなっちゃう様子がよくわかった。
深海、面白~い♪

というわけで、友人ととても楽しい時間を過ごせたのだった。
つづく。

▼この展示のサイトはこちら。10月6日まで。
http://deep-sea.jp/

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2013年2月 2日 (土)

【展示】「チョコレート展」(国立科学博物館、東京・上野)

上野の科博でやっている「チョコレート展」を、ゲーム仲間4人で観に行った。
大まかに分けて、1.カカオの歴史、2.チョコレートの歴史、3.日本におけるチョコレートの歴史、4.チョコレートの製造工程、5.目で見るチョコレート。

やはりカカオの歴史とチョコレートの歴史が面白かった。

マヤなどの文明におけるカカオ飲料は、今のココアとはずいぶん異なっていた。
すり潰して液体と混ぜて、空気を含ませて泡立てて、その泡を飲むものだったとか(うろおぼえ)。
しかも一緒にトウモロコシ粉やトウガラシを入れる。
全然甘くないよね、それ(笑)。
あまり美味しそうには思えないけど、飲むと抜群に精力アップしたんだろうなぁ。
なんというか、「高貴な人しか食せない」位置づけからしても、日本における「酪」「醍醐」(要するにチーズ)と同じような感じに思えた。

ちなみに、歴博だったら「マヤにおけるカカオ飲料の役割」について語るだろうけど、科博の展示ゆえかそれはなく、製法と道具(と目されるもののレプリカ)の展示に終始していた。
レプリカは、あんなにたくさん展示する必要はないんじゃないかな、レプリカなんだし。
どうせ度重なる中南米文明の展示でみんな目が肥えてるもん(笑)。
一個見れば「ああ、これか」って想起するんじゃないかしらん。

あとは、現在のカカオ採集から初期加工までのようすが動画で紹介されており、よくわかって面白かった。
こんな感じなんだなぁ、と。
一緒に行った仲間が言っていたのだが、同じチョコレートの原料であるサトウキビに比べると、カカオには「強制労働」的な悲惨なイメージを持ちにくい。
それはカカオがこういう植物で、こういう工程で生産されてるからなんだな~、と、見て実感。
(もちろん、カカオを理不尽に買い叩けば、労働形態のいかんにかかわらず悲惨なことになるわけだが)

チョコレートの歴史では、周りの仲間のツッコミを聞いてげらげら笑っていた。
最初はスペインが「チョコラトル」を独占して秘匿していた、という展示のあたりで、「チョコレート・パーティー」を描いた絵画の複製をしげしげ眺めて「ここでもあそこでも女性を口説いてる」と論じてみたり(まぁ、「チョコレート=精力アップ」だからしょうがないネ)。
ヴァン・ホーテン(ココアの発明者で、もちろんヴァン・ホーテン社の創始者)に向かって「なぜお前はそこで仮にも食べ物をアルカリと混合させようなんて考えつくんだ?」と言ったり、「ココアの黒いのを漂白しようとでもしたのか?」と言ったり。
リンツ(コンチェの発明者でリンツ・チョコの創始者)に向かって「他の奴らは本当に『発明』してて偉いけど、お前さんはただ工場の機械の電源切り忘れただけだよな?」と言ってみたり(いや、科博の説明ボードに「うっかり72時間稼働させ続けてしまった結果……」みたく書かれてたから……割と有名な逸話らしい)。

ああ、おかしかった(この展示でこんなに笑ったのは自分だけではないかと……)。

その後、日本におけるチョコレートの歴史が紹介されていた。
その中に明治や森永などのチョコ製品史も展示があり、昔のCMを流していたりしたので、なんだか懐かしい気持ちになった。
各商品にしても、開発にかかわる話が載っていたり、昔のパッケージや海外向けパッケージが陳列されていたりで、今まで知らなかったこともあって面白かった。

でもって、チョコレートの製造工程を勉強するパート。
ここではまず「カカオの気持ちになってみよう!」と言われ、その後、グラインドされたりコンチェされたり加熱されたりする仕掛けがあったのだが、どうにも子ども騙しな仕掛けだったな~。
子どもも、あれじゃあ小学生以上はほぼ騙されないだろう(笑)。
このパートに関して言えば、「カカオになってみよう!」は諦めて、製造工程をもうちょっと丁寧に記してほしかった。
たとえば、説明文中に「メイラード反応によって」とあったが、その「メイラード反応」とは何であるかが書かれていない。
仲間に聞いてわかったけど、それについてさくさく説明できる人が客の中に多いとはとても思えない。
内容が難しかろうがなんだろうが、「メイラード反応とは」という但し書きもどこかに書いておいてほしかったな。
そうやって、もうちょいと科博らしく、サイエンスの部分もしっかり取り上げたらよかったんじゃないだろうか。
この製造工程のパートがそれに一番適していたと思う。

って、書いてて気づいたけど、今回の展示は「植物部門」主催だったわ。
工業プロセスはオマケの扱いなのかも。

最後のパートでは、ショコラティエの作ったさまざまな一口チョコを展示してあったが、なぜ女性観客らがこれの写真を撮るのかは理解できなかった。
どこかのショコラティエで買えば似たようなのを手に取って見られるよ?
一番最後に、チョコレートで作られたパンダ(上野だから)や恐竜(科博だから)などを見ておしまい。
(そのあとで物販コーナーがあるが、すげー混み具合で、つい購買意欲がそがれてしまった。いろいろおいしそうなものも多かったのに、あとから考えると惜しかったかも(笑)。ちなみに仲間の一人は礼儀正しくお土産を買っていた)

総じて、前回の「原子のひみつ」展の方が、サイエンスの香りが高くて、その意味で面白かったかなぁ。
今回のチョコレート展も面白かったけど、サイエンスの部分があまり見られなくて、なんつーか「イベント屋がウケを狙いすぎて外した」感じがちょっぴりする。

とはいっても、一時間半、じっくり見られて楽しかった。

▼公式サイトはこちら
http://event.yomiuri.co.jp/chocolate/index.html


おまけ、あるいは証拠写真。

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チョコ恐竜。ちゃんと最新の研究成果が盛り込まれているあたり、さすがデス(笑)。
さらに、下に落ちてる葉っぱはカカオの葉らしい。


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シーラカンスとその仲間たち、だったかな。


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チョコシーラカンス、角度を変えて。

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