映画・テレビ

2022年8月25日 (木)

【映画】「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

時間が経ってしまったので簡単に(現在9/10)。

IMAX/3Dで見た。
大画面で見たほうがいいのは絶対だけど、3Dの必要があるかと云えば「ない」と思う。
(しかもマスクした状態で3Dメガネをかけるとメガネが曇る!)
映画自体はおもしろかった。
クリス・プラットはすっかりこーゆーキャラになった感じ(笑)。
以下、ネタバレがあるのでまだ見ていない人はここまででストップ。


実は「ジュラシック」シリーズは一番最初の第一作しか見てない。
だからローラ・ダーンやサム・ニールが出てきたのは懐かしかったが、クリス・プラットたちの背景をよくわかってなかった(笑)。
それでも基本はアクション映画だから(笑)、まあ、平気で見ていられる。

そういやこの映画ではキャストじゃなくスタッフが「望んで」恐竜に食べられるエキストラを演じたと聞いたような気がするが、あちこちで容赦なく頭からばっくり喰われていた。
「どれだけ悲惨な最期を遂げられるか」で盛り上がっていたとかいないとか。
好きだねえ。

まあ、エンターテイメント映画としては面白い。
しかしイナゴの件はぞっとした。
被害についてもぞっとしたが、それを抑制するのに結局生物(イナゴ)虐殺をしなきゃならんところもまじめに考えれば問題だらけであって……。
なんか丸く収まったような顔をしてたが、やってることの本質は……?????
それで本当にキックバックが来ないと云える???

まあいいや、エンタメだし。
そして、いろいろ新事実が明らかになってるはずだけど(だから「最大の肉食恐竜」の肩書も失ったはずだけど)、みんな、どうあっても《ティラノサウルス》が好きなんだねえ……。
最終的には《ティラノサウルス》への愛が伝わる映画だった。気がする。

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2022年7月20日 (水)

【映画】「キャメラを止めるな」(フランス版「カメ止め」)

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/18)。

すげえポンコツだった(笑)。
日本版なんかよりずっとポンコツ(笑)。
半端ないです、ポンコツ感(笑)。
映画を好きな人にはとにかく見てほしい、ポンコツだけど(笑)。

まあ、笑いました。
可笑しかったよ。これで十分だよね。

吹き替え版を見たせいかもしれないけれど、「監督の奥さん役」が、ドはまりしてたとゆーか、姿かたちは違うのに日本版と全く同じイメージで見ちゃっててびっくりした。
気づけば、まっっっっったくおんなじ感覚で見ていたとゆー。
画面ごとに日本版とフランス版とを差し替えられてもおそらく違和感なく見られるレベルだった。

そういや、「監督」役もかなり日本版に近しく感じられた。
状況というかストーリーの細部は異なるのに、まるで同じ印象を与えてくれる出来で、なかなかに凄かった。
監督(「キャメ止め」のホンモノの監督)の原作へのリスペクトと把握力と演出力が凄いってことなのかも。

あとは、フランス版では音響スタッフが登場してて、ものすごくいい味を出していた(笑)。

これ以上はすべてネタバレになりそうなので自粛(感想書くのがめんどくさいわけじゃないヨ?)。
映画好きはぜひ日本版と両方を観てください。

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2022年7月15日 (金)

【映画】「神々の山嶺(いただき)」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。
アニメについてはキッチュ扱いで書かないことにしているのだが、この作品もノスタルジックだったので記録しておく。

てゆーか、びっくりするくらい地味な映画だった(笑)。
ずーっとずーっと、山と自分との対話(実は山に投影されている自分自身を見つめ直す作業)がひたすらに続く。
登山の合間の細かい現実も描かれるものの、実のところ自己との対話以外には何もない。

吹き替えが日本語だし、登場人物も舞台も日本なので騙されそうになるが、このアニメが作られたのはフランスだそうだ。
夢枕獏原作・谷口ジローの漫画にいたく感動してどうしても作りたくて作ったらしい。
凄いな。
いろいろと。

画面においては常に、自然は雄大で、ニンゲンはちっぽけだった。
自分個人としては自然との距離はもうちょい近い気がするのだが、登山家たちにとっては山(自然)は厳しい場所であり、あのくらいの距離感なのかもしれないとあとで思い直した。

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2022年7月13日 (水)

【映画】「犬王」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。
アニメについてはキッチュ扱いで書かないことにしているのだが、この作品は非常にノスタルジックだったので記録しておく。

1回目はそれほど音響のよくない映画館で見てしまい、「これは音響のいい映画館で見直さないとだめだろう」と思って2回目の鑑賞へ。

やっぱり見直してよかった!

この映画(アニメ)は音響レベルの高い映画館で見ないとだめだ。
絶対ダメ。

ちなみに自分の場合、1回目は友魚が謳い上げる「犬王の巻」の歌曲部分を聞いていて「長いな~、もーちょっとなんとかならんかな~」と思っていたのだが、2回目に音のいい映画館で見ていたらその部分がちっとも気にならず、むしろ「あっという間」に終わっていった。
凄いぜ、音響!

実は1回目に見たあとで、原作も読んだのだが、原作とは結構異なっている部分も多く、それでも「犬王」らしい(しかも原作よりも拡がりのある)世界観を表現していたのは流石と云うべきだろう。

あの背中や頭で琵琶を弾くロックな映像だけど、実はあの当時にすでにそういう奏法があったそうで(笑)、恐るべし琵琶法師。
ブレイクダンスだってあったかもしれない。
なんだってあったかもしれないんだ、ホント。
「無かったはず」とはだれにも云えないんだから。
そういう想像力を掻き立てられるところも楽しかった。

自由な物語を規制するのは、いつの世も権勢のやること。
最後まで抗って死んでいった友魚も、自分を制御して芸道を進んだ犬王も、それぞれが凄くて、哀しくて、でも最後に再会するくだりは乙で、佳い作品だった。

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2022年6月15日 (水)

【映画】「トップガン マーヴェリック」

時間が経ってしまったので簡単に(現在7/21)。
こんな短いテキストでもネタバレがあるのでまだ見ていない人はここでストップ。


バリバリの国粋映画かと身構えて行ったらそうでもなかった。
ヒコーキ好きにはたまらない映画っぽいが、シロートの自分が観てもなかなか面白かった。
最後にトムキャット(F14)で空中戦やるところとか笑える。

しかしアレだ、現実の戦闘機は無人化が進んでいて、「優秀な戦闘機乗り」なんて前世紀の遺物と化してきているとは知らなかった。
しょせん戦争の道具なので興味がどうしても持てないものの、そんなにAIに頼って大丈夫なの?とはつい思っちゃう。
自分でも動かす技術を持ったうえでAIに頼るのと、最初からAI任せなのとではどうしても何かが違うように思うのだが、それすらも時代遅れの感慨なんだろうな~。

まあ、わりかし面白かったので、チャンスがあればもう一回見てもいいかも。
そしてジェニファー・コネリー、かっこいいわ。
やっぱり美しさって年齢に関係ないんだな。

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2022年5月13日 (金)

【映画】「シン・ウルトラマン」

時間が経ってしまったので簡単に(現在6/20)。

見た。
とにかく見た。
なかなか面白かった。
ウルトラマンに詳しくない自分が面白いんだから、ウルトラマンマニアにとってはいかほどだろう。
どうもウルトラマンがらみのネタが満載されているらしかった(友人がそう云っていた)。

ヒロインが巨大化しちゃうあたりとか若干の不自然さは見られたけど、総じて気分的につまづくことなく(つまり「嘘くさ~い」と思ってしまうことなく)見られた。
それでいて、古臭い空気が残っているように感じられるのが面白い。
特にウルトラマンの造形に着ぐるみ感がちょっぴり残ってておかしかった。

そしてメフィラス星人大人気。
いやもうしばらくブームになりそう。
「私の好きな言葉です」。
この口癖がヒットで、他は全部影が薄れた気がしなくもない(笑)。

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2022年4月15日 (金)

【映画】「ファンタスティックビースト3:ダンブルドアの秘密」

時間が経ってしまったので簡単に(現在5/23)。
以下、ネタバレあるのでまだ見ていない方はここでストップ。

まあまあ。

前2作品のほうが面白かった。
ビーストたちがほとんど活躍してなかったし。
個人的には麒麟のデザインが好きじゃない。
そして聖君にひざまずく設定はどうも『十二国記』しか思い出さない……。

さらにいえば、ニュートじゃなくてほとんどダンブルドアの話だったし。
ニュートはニュートであか抜けてきちゃって、最初のころのオタク度の高さが失われつつあるし。
(すらすらと恋人を誉めるなんてニュートじゃないやい(笑))

まあ。魔法使い世界を楽しむことはできたけど。
そろそろダンブルドアとグリンデルバルドの決着を付けちゃってほしい(だんだん飽きてきた)。

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2022年4月 8日 (金)

【映画】「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」

時間が経ってしまったので簡単に(現在5/18)。

ヒドかった(笑)。
「ヒトの心がない」監督らしかった(笑)。
一番ヒドかったのはラストのスタッフロールの後……ヒドすぎる(笑)。
何から何まですべてがネタだった(笑)。

ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンがノリノリだった(こんなヒドイ映画なのに……こんなヒドイ映画だからか?(笑))。
サルマ・ハエックがまた激しくヒドくて、魅力的だった(笑)。
アントニオ・バンデラスは悪役ボスにはまりきっていた(笑)。

これ以上感想書けない(笑)。
基本的に中身はないわけだし(笑)。
どのくらいヒドイかはご自分でご覧になってください(笑)。
(ただまあ映画館のスクリーンで見るべきかどうかについてはビミョーかも(笑))

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2022年3月18日 (金)

【映画】「ゴヤの名画と優しい泥棒」

時間が経ってしまったので簡単に(現在4/13)。

あらすじ公式サイトより)
世界中から年間600万人以上が来訪・2300点以上の貴重なコレクションを揃えるロンドン・ナショナル・ギャラリー。1961年、“世界屈指の美の殿堂”から、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。この前代未聞の大事件の犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン。孤独な高齢者が、TVに社会との繋がりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもう一つの隠された真相が……。当時、イギリス中の人々を感動の渦に巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”とは……!?

もともと気になってはいたが、そのままだと日々に流されて見に行かずに終わるところ。
ある日、テレビで「面白い」とのお勧めを聞いて積極的に見にいくことにした。

端的に言ってすごく面白かった。
どうしてイギリスってこういうのが上手いの?
「フルモンティ」や「キンキーブーツ」が好きな人は気に入ると思う。
逆に、イギリス的ブラックジョークが苦手な人には向かない。
以下、ネタバレがあるかもしれないので、嫌な人はここでストップ。


主演のジム・ブロードベントはイギリスを代表する性格俳優だそうで、なんともめんどくさそうで魅力的なおじいちゃんを怪演している。
妻役のヘレン・ミレンも、「口ではかなわない」みたいなことを男どもに言わせる気の強いおかあちゃんだった。
何しろこの二人がものすごく自然だ。
演技している感じが全くない。
他の俳優たちもそのまま自然にそこにいた感じ(工場のゲスな上司も(笑))。
あまりにも自然すぎてリアリティも感じられないくらい。

それはさておき、いろいろあるけど、やっぱりクライマックスは最後の法廷シーンだよね。
ペリーメイスンを何冊も読んだミステリファンとしては逃せない(まああれはアメリカだけど)。
ここでいろいろとわかってくる。
というか、「あれ? 単純にこういう話じゃなかったの?」という話がいろいろ出てきて、ここまで引っ張ってる脚本は凄いと思った。

そもそもケンプトンが公共放送(BBC)の受信料を無料にしろと叫んでいたその主張だが、よくあるふんわりした一般的な正義感からかと思っていたら、もっと論理的かつ実証的な根拠があってのことだった。
「老人たち」と呼んでいた対象も、「だいたい60歳以上の人々」みたいな抽象的な定義ではなく、ケンプトンにとってはもっとずっと具体的に特定される人々(そして彼にとっては第一次世界大戦をともに戦った血肉の通った同胞)だった。
裁判で語られる彼の言葉は次々と「そういうことだったのか」という納得を生み出していく。
彼の信念はきっといまは亡き監督の信念でもあったに違いない。

その法廷の場面を思い出すだけで胸がギュッとなる。
この映画はそういう映画だ。
もちろん前半のジョークまみれの展開も、夫婦が娘を亡くした傷跡に立ち向かうヒューマンドラマも、興趣に満ち満ちている。
それでも自分にとってのこの映画は、法廷のあの最後の瞬間だ。
バルザックやクンデラの作品のように(まあ彼らの小説のように前半で拷問のような時間を過ごす必要はないが)、最後の最後に「見ててよかった」と思える瞬間がくる。

ただ、結局BBCが無料になったのは2000年代に入ってからだったというエンドロールでの表示には驚かされた。
この盗難事件が起こったのは1961年で、その後半世紀もBBCは孤独な老人たちから受信料を取り続けたし、議員たちもその点を改善しようとはしなかったわけだ。
こういう苦い現実と抱き合わせなのがまたイギリス映画らしい。
もっともそれだって、我らがNHKに比べればずっとずっとずーーーっとマシではあるのだが。

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2022年2月 4日 (金)

【映画】「フレンチ・ディスパッチ」

時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在3/30)。

「グランド・ブダペスト・ホテル」以来、この監督の作品は気になって毎回見に行っているけれども、相変わらず「曰く言い難し」な感じ。
感想を書くのがすごく難しい。
よくわからないんだもん(笑)。
ただ、映画でしかできない表現をしていることだけはわかる。
画面が独特でものすごく「映画らしい」構成であり、その点は何をどうしてもこの監督なんだな、という感じ。
冒頭のデリバリーの構成からしてどうやって撮影してるのか全然わからない(笑)。

映像はある意味で「おとぎ話の世界」チックなんだけど、ティム・バートンとはまるで違うベクトル。
「誇張された」り「嘘っぽかった」りする世界が、実に生き生きとナンセンスに描かれる。
今回はアニメーションまで駆使していた。
全編「フィクション臭」がバリバリに漂ってるんだけど、「全部嘘だと思っただろうけど実はこの部分はリアルなんだよ」と云われて「ぎゃふん」となりそうな予感が消えず、何とも云えない、すなわち「曰く言い難し」に到達するのであった。

「こんなウキウキする雑誌は今ではもうないんだよ」と云われているのかもなぁ、編集長も雑誌も「終焉」を迎える映画だったわけだし。
監督は若いころから結構な雑誌フリークだったそうだから、それを読んでいた当時には本当にこういう実感を得ていたんだろうな(と、今頃やっと思えるようになった)。
それをそのまま映像化したのかも。

なお、フランス映画へのオマージュも数多かったようだが、寡聞にして知らずわからず、残念だった。
だれか詳しい人の解説を聞いてみたい気がする。

主役というか狂言回しの編集長、「だれが演じてるんだろう」と思っていたらビル・マーレイだったので吃驚した。
学生運動家のリーダーがティモシー・シャラメだったのも吃驚。
ほかもいろいろあるけど、まったくわからなかったものが多かった(あとから云われりゃわかるけど)。
俳優たちの個性を作品仕様に作り変えてしまうのも、この監督の手腕なのかもしれない。

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