文化・芸術

2022年8月20日 (土)

【イベント】「海の生き物、カバンになっちゃった展」(新宿マルイ本館1階、東京・新宿三丁目)

時間が経ってしまったので簡単に(現在9/12)。

ツイッターで見つけて、どうにも気になって見に行った。
いろいろ楽しくてかわいい。
(ただし本革なので価格的に手が出ない……ビンボーだから……)

甲殻類がいなくて残念。
次は陸上の生き物を鞄にするとかしないとか?

以下、写真でご紹介。

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こんな企画だった。

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人気のメンダコポーチ(小さいやつは当然売り切れ)。

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フグシリーズ。

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大きいフグショルダーも結構かわいい。

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フグのポーチ。愛らしい。

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マグロシリーズのうち一番廉価で買いやすい《マグロのカマのポーチ》は完売。
この赤い部分が経年変化でだんだん黒っぽくなっていくところもホンモノそっくりだとか(鮮度が落ちていく)。

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マグロのリュック。表は「三枚おろし」にできるようなチャックが付いてて、裏面は骨デザイン(食べ終わったあと)。

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とっても大きいマグロのバッグ。全長150センチだったか?

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単体だと大きさがわかりにくいので。子供一人くらい入りそう。とにかくでかい(価格も凄かった)。

とてもこだわって作っているみたいで、見るだけで楽しかった(ビンボーなもんで購入できずスミマセン)。

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2022年8月13日 (土)

【イベント】夏の祭典(C100)

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/31)。

昨年末のコミケ(C99)はかなり人が少なくて惨憺たる成績だったが(その分、身体が楽ではあったが)、今回はもうちょっと上向いていた。

エスキ・ヨルジュとしては、創作ゲーム《ワスカラン2》を新作扱いで製作した。
昨年春に作った《ワスカラン》のバージョンアップ版だ。
細かいグレードアップなんかも含めて、しっかり丁寧に作ったつもり。
ちなみに前日搬入へ行ったら見本誌回収袋の見本提出が必要なもののなかに「ボードゲーム」があって青ざめたのはヒミツ(笑)。
本部で訊いて事なきを得た(見本提出の必要なしと云われた)。

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↑《ワスカラン2》の展示風景。

Tシャツやバッグ、缶バッジなどはミニマムな搬入で。

発行してから結構経つわりに、『秘露妖怪小径』の売れ行きがよかったかも(よかったって云っても弱小なので6部くらい(笑))。

この日は台風が直撃した日で(やめてくれ~)、13時を過ぎたらほとんどお客さんが止まってくれなくなっちゃった。
次は晴天でありますように。
(まあ曇ってた分、暑くなくてよかったのではあるが……)

暇なので日がな一日ツイートしておりましたとさ。
とっぴんぱらりのぷぅ。
(年末にまたお会いできることを祈念しつつ)

▼当日の写真たち。

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2022年7月13日 (水)

【舞台】劇団鹿殺し「ランボルギーニに乗って」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。

あうるすぽっとでの公演ということで(しかも劇団20周年とか)、チケットをとってみた。

おもしろかった。

特にランボルギーニの車体を役者さんたちが6人くらいで表現するやり方がおもしろかった。
結構ハマっていた。
ラジコンカーよりもハマってたんじゃないかな(笑)。

気弱な主人公は妄想の世界に支配されていて、最初は「おまじない」(他人から見ると全く無意味でばかげた行動だが本人にとっては外的世界への恐怖を薄らげるための儀式)の行使にあらがえないが、物語「ラストデイ(地球最後の日)」と出会うことによってちょっとずつ変わっていく。
変わったからって、何もかもうまくいくわけじゃない。
下手だったバスケがすぐに上手くなりはしない。
それでも勇気を振り絞って「変わる」あたりは観客の期待に応えるもので、ツボがきっちりおさえられていた。

しかしておもしろさよりなにより、ここの舞台はエネルギーが凄い。
実は見に来ている人たちが一番求めているのはそれじゃないかという気がする。
カタルシスよりもエネルギー、な劇団なのかも。

▼公演は終了しているがサイトは残っている(充実している)のでこちらをどうぞ。
https://shika564.com/20th/

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2022年6月 4日 (土)

【舞台】コンドルズ「Starting Over」(さいたま芸術劇場、埼玉・与野本町)

時間が経ってしまったので簡単に(7/5)。

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毎年楽しみにしているコンドルズの埼玉公演。
やっぱり埼玉公演がいちばん面白いよね。
なお、自分はダンスに関しては素人なので、変なことを云っててもなにとぞご容赦。
以下は、一ファンを名乗る奴の《ただの戯言》だと思っていただきたい。

以前よりもお笑いのパーセンテージが減ってる気がして、その点はちょい残念だった。
が、思わず笑っちゃうところで、子どもの笑い声も聞こえてきて、「ああ、大人も子どももみんな可笑しいんだな」と、楽しさ倍増だった。

今日はなぜか安田さんに目が行ってしまう日だった(個人的に)。
「あっ、あの人、イイな、だれだろう?」と思って見ていたらどうも安田さんらしい、というのが何度もあった。
もちろん全員を見ようとしているんだけど、安田さんの動きに流れるパワーと開放感が見える気がしてなんとなくそっちを見ちゃう。
毎回そういうのがあって、しかもその回ごとに違う人が意識に上がってくるのが面白い。

あとはこの期に及んで(この表現、変?)、みんなダンスが上達してる気がした。
ここの売りは自由で多様なムーブメントじゃないかと思ってるけど、以前よりも揃っている感じがするっていうのかな。

コントはぶっ飛んでてよかった。
お公家様もめちゃくちゃ可笑しかった。
あとは石ブチ大スター様の撮影シーンが爆笑だった。どんだけ笑っても笑い足りないくらい。

音楽はよかった。
まあ、スターティングオーバーを冠する以上、良くなくては困る(あくまで個人的に、だが)。
Starting Overは自分が好きな歌のなかで一二を争う作品なのだった。
それを思い出させてもらった。
そういや最近ずっと、以前のようには音楽を聴いてない。
そのせいで視覚以外の想像力が涸渇したかも……。

この年齢でもまだやり直せる(start over again)かな……?

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↑おまけの画像。

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2022年5月27日 (金)

【展示】「ボテロ展」(Bunkamura ザ・ミュージアム、東京・渋谷)

時間が経ってしまったので簡単に(現在6/30、追記7/3)。

ふくよか、とは。
ボリューム、とは。
幸福、とは。

以前の展覧会(20年くらい前?)は見逃した気がする。
無料券を入手していたし、今回こそは見ようと、足を延ばして鑑賞してきた。

コロンビアのヒトだったのね。知らなかった。
最近アンデス尽くしになってきたから、以前より親近感を覚えてみたりみなかったり。

まあどれもふくよか。
ふくよか=豊かさ、なのかなあ。
各作品には娘さん?による熱の入った解説文が添えられていて、「よくこんなこと考えるなぁ」的な思索的内容であった。
本当にそうなのかはわからない。
(たとえ画家本人からインタビューで得た情報だとしてもやっぱり不確定と思うべき)

自分と友人が気に入ったのは、梨の絵。
めちゃくちゃでっかくて(キャンバスが物凄いサイズです)ぼってりした梨が描かれているんだけど、その梨から顔をのぞかせている虫がかわいい(笑)。
あとでミュージアムショップにてこの作品のグッズを探したが、どれも虫の表情がわからず(ひどいヤツになると虫がいることもよくわらかない)、満足できなかったので購入しなかった。
つまり、これらのグッズや図版集を見ても、この虫の表情の楽しさは伝わらないわけだ。

ほかにもいくつかそういう「あっ、こんなところにこんな動物が!」みたいな作品があったが、グッズや絵葉書になるとやっぱり表情がわからなくなって面白くなくなるのであった。

やっぱり実物を見るって、すごく大事なんだな。
実感。

以前の日本での展覧会は、どっちかというと「見ると楽しくて幸せになる」みたいな傾向を打ち出していたようなイメージがあるが、実際に実物を見てみると、「コロコロしてて楽しい」とか「ぽっちゃりがかわいい」とかいったプラスの感想ばかりを手放しで持てる作品群では決してなかった。
もうちょっと怪奇的というか、ダークな部分が感じられるというか。
いい意味で期待を裏切られた、と、云っておこう。

そうそう、結局ミュージアムショップでは何も買わなかったのだが、本展示の図録が実に「ボテロらしい」作りだったのは印象的だった。
表紙裏表紙がふかふかなのだ(笑)。
ふかふかでぽっちゃりふっくらしていて(台紙とカバー紙の間にパンヤか何か入ってるっぽい)、手触りが書籍の手触りじゃないです、コレ(笑)。
「なかなかやるな」とかって思わず感心してしまった。

以下、写真にて(そう、動画作品以外のすべての作品が写真OKなのだ、スゴイぞ)。

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「果物のある静物」。
個人的には「静物画」ではウォーホルの作品が反逆的で一番面白かった(今でも忘れられない)のだが、これも結構可笑しかった。

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問題の「洋梨」の絵。
斜めからでないと全体を撮影するのが難しいくらい、キャンバスがでかい。
画面いっぱいに描かれた太めの洋梨の、中央よりやや左下に虫がいる(笑)。
なんとなくラブリィ。

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「枢機卿」。
右下隅に猫がいるのだが、ヒドイお顔である(笑)。
どうもこの画家はネコ科動物を描くのが苦手らしい(なぜ?)。

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聖女シリーズのひとつ。
右上に邪悪な誘惑の象徴たる蛇がいるのだが、これまた表情がひょうきんでかわいい。困ったな。

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「コロンビアの聖母」。
小難しい解説が書かれていたけど忘れちゃったな。
キリストが黒髪なのはコロンビア人をモデルにしてるから。

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「夜」。
こんなアクマが降臨してきたら嫌だ……誘惑や破滅以前に物理的に押しつぶされそう。

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サーカスシリーズの「赤ちゃんライオンと調教師」(たぶん)。
足元の赤ちゃんライオンの描かれ方が特にヒドイ(笑)。

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サーカスシリーズの「サーカス」だったかな?
ラクダは上手い。
余談だが、イヌ系はどれもまともだった。なぜかネコ系があかん。

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名画模倣シリーズ、「ピエロ・デラ・フランチェスカにならって(2点組)」。
ボリュームましましなのに、オリジナルに近い感じがして不思議だった。

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美術館前のテラスの噴水前にあったボテロの「小さな鳥」。
どこが「小さい」んじゃい!(笑)
立体になっても徹底しているのはスゴイ。

▼公式サイトはこちら。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_botero

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2022年5月13日 (金)

【展示】「宝石展」(国立科学博物館、東京・上野)

時間が経ってしまったので簡単に(現在6/6)。

ミネラル好きの友人と、2000円払って見に行った。
ついに2000円になっちゃったな~。
しかも割引がまったくない(100円すら)。
物価ばっかり上がっちゃって世知辛いわ。

さておき、展示自体は非常に力の入った立派なもので、満足のいく内容だった。
石好きさんの愛が感じられる(笑)。

以下、簡単に写真でご紹介(実際にはもっとずっとたくさん展示されている)。

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クジャク石って変なヤツ。

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花崗岩中のペグマタイト(空洞部分)。

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みんなルビー。

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アメジストドーム。ばかばかしくでかい。自分の身長を超えるくらいでかい。

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ピジョンブラッド(ルビー)。

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産地の違うサファイア。微妙に色合いの性格が異なる。

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ブルートパーズ。上は放射線処理をしたもの。

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ジルコン。カラーバリエーションが豊か。

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宝石で作るカラーチャート。

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なぜかときどきケースの端っこにいるヤツら(上の写真ではブラック・ベリルが真ん中にいない)。自分で動いたの?

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マンダリン・ガーネットがきれいだなと思って撮ったが、映り込みで台無し。しくしく。

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トルマリンの仲間たち。いまいち中央にいないのはなんでだ? 自分で動いたの?

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トルマリン。

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キャッツアイ。大きくてきれい。

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タンザナイトの実物チャート。

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メキシコ・オパールの実物チャート。

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ボルダー・オパールの実物チャート。

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ボルダー・オパール。きらきら。

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蛍光なヤツら。

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標準の蛍光灯のもとではこう見えるが…

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ブラックライトを当てるとこのように変化する。

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三十三間堂の仏像のカメオ。いったいだれが何のために作ったのか。

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翡翠。ものすごく美しい。

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サファイア?

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蝶の胴の部分にダイヤが並んでいる。ダイヤって本当に遊色が激しくて、目で見ているとものの輪郭がわからないことも多い。写真に撮ればはっきりわかるけどね。

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もともとの亀裂というか模様を利用して作られた亀や車輪。

最後のコーナーは実際の宝飾品(ティアラとか)で、撮影禁止だった。

どれもキラキラだった。
いいなあ、ダイヤモンド。
まあ自分にはご縁がないんだけどね。

目の保養でございました。

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2022年3月25日 (金)

【展示】特別展「空也上人と六波羅蜜寺」(東京国立博物館、東京・上野)

時間が経ってしまったので簡単に(現在4/20)。

東博の本館1階の中央奥にある一室で展示されていた。
ちょっと狭くないですか?(これで1800円?)
続けて常設展示を見に行けということなんだろうか(常設展示にも関連のものがあった)。
同時に平成館で大々的に開催中の「ポンペイ展」とは違って、撮影がいっさい禁止のため、写真はナシ。
けちー。

【見どころその1】重要文化財 空也上人立像
運慶の息子の康勝が作ったとされる。
空也上人は平安のヒトで、慶派は鎌倉時代だから、死後200年以上経ってから作られたわけだが、さすが慶派、「これが空也上人だ」という説得力が半端なかった。
こういうリアリティがあるから、この像が「空也上人」として広まるんだよね(教科書に載ってるからとかではなく)。
「念仏」を、口から飛び出す6体の仏で表すその表現法も凄いが(どーやって思いついたんだ?)、手指の表現がまた秀逸だった。
しわとかが本当に細かく、リアルに彫り込まれていた。
実に慶派らしい。

【見どころその2】平安・鎌倉彫刻の宝庫 六波羅蜜寺の名品
京都・東山に位置する六波羅蜜寺の周囲は、古くは鳥辺野(とりべの)という葬送の地だった。
おかげで小野篁がここの井戸から地獄へ出入りして(入口か出口のどちらかがココ)、エンマ大王のもとで夜な夜なアルバイトした話も残っている。
というわけで、このお寺には閻魔堂がある。
その閻魔様もいらしていた。
実は六波羅蜜寺へは5年くらい前に行ったことがあり、そのときは表から薄暗がりの中に鎮座ましましているのを覗いただけだった。
こんなに近くでしっかり見られるとは。
ご立派です、閻魔様。

そういやこのお寺では建て替えか何かの寄進を募っていたから、その折、記念に2千円ほど寄付したのだった。
そしたら後日、「地獄へ行かないようにお祈りしておいた」って証拠のハガキが届いた。
いいでしょう?(笑)

閻魔様のほかにも何体もの仏像があったが、なかでも運慶作の地蔵は圧巻だった。
何が違うって、衣の襞のなまめかしさが(笑)。
整然と波打つのではなくチラリとはみ出していたり、袖の内側まで襞襞が彫り込まれていたり、造詣がリアルなうえにたまらなくカッコイイ。
はっきりいって中二病的である。
こういうところがファンの多いところなんだろうな。
宗教彫刻でありながら、芸術として独立しているところでもあるんだろう。

どうしても慶派の彫刻に見入っちゃうんだけど、平安末期の仏像もかなりの力作だった。
一命を賭して作られているような迫力があったと思う。
(ちなみに慶派は命を「削って」作ってるっぽい)

土産物売り場では、牛頭馬頭付きポーチが異彩を放っていた(笑)。
なかなか秀逸なデザインだった。
入れて守ってもらうものを思いつかなかったので、なんとか買わずに踏みとどまったが、危なかった。
もう少しでうっかり買っちまうところだった(今もまだちょっと欲しい)。

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2022年2月25日 (金)

【展示】「ポンペイ展」(東京国立博物館、東京・上野)

時間が経ってしまったので簡単に(現在4/3)。

気になっていたポンペイ展。
午後休をとって、入場時間の予約もして、久しぶりの東博へ。
入場料2000円だけど、ボリュームがあって満足できる内容だった。

最初のほうにバルブが展示されていた。
現代でもどこかで使えそうな感じ。
このへんの技術レベルはすごく高かったんだな、ということがよくわかった。
写真を撮っておけばよかったかな(でもだって本当にただのバルブだったからさ……)。
さすがローマ。
とはいえ、ポンペイにはローマ化する前にも長い歴史があって、多様で豊かな文化を垣間見られるのがこの展示のテーマの一つ。

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エジプト由来の楽器シストルム。
ガシャガシャ振って音を鳴らすらしい。

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ビキニのウェヌス。
部分的に金彩が施されている。
個人的には大理石オンリーで勝負してほしい気も。

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ブドウ摘みを表した小アンフォラ(通称「青の壺」)。
カメオガラス(白い部分もガラス製)。
葡萄を摘みワイン造りに励むクピドたちが描かれているらしい。

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青い水差し、ガラス製。
形がギリシャっぽい。発色が素晴らしい。

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絵柄がエジプトな黒曜石の盃。
サンゴ、ラピスラズリ、孔雀石、金を使った象嵌。

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エウマキア像。
ポンペイの毛織り物ギルドが業界の保護者エウマキアを顕彰するために作った。
女性も商業活動に精を出し、地位を獲得してたのね(現在より進んでる?)。

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蓋と鎖付きインク壺、ブロンズ製。
矢立みたいに携帯してたのかな?

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賃貸広告文。
壁面に屋敷(部屋?)の賃貸の広告が!
ニンゲン、昔からやってることは一緒。

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ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱」)。
出土した家の最後の所有者ルキウスの肖像とされていたが、様式が古いので彼の父親あるいは解放奴隷だった祖父フェリクスの可能性が高いとか。
いいけどさ……なんで頭部以外にあそこだけ付けてるの……。

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石付き指輪(オニキス)。

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半球系のイヤリング。

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エメラルドと真珠母貝のネックレス。
現代に通用するデザイン、かっこいい。ほしい(笑)。

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金庫!
木製の箱に鉄やブロンズを上貼りし象嵌細工を施しているとか。

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モザイクのテーブル天板(通称「メメント・モリ」)。
このあと、モザイクはゴロゴロ出てくる。

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子ブタの錘。
わざわざ錘を造形してるのが楽しい(シンプルな形じゃなくて)。

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アヒルのケーキ型。
なぜアヒル(笑)。

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炭化したパン(!)。
本当にそっくりそのまま残ってて、とても面白かった。
写真は撮らなかったが、パン屋を描いたモザイク画も出品されていて、絵の中にはこれにそっくりのパンが並んでいた。
なお、このパンを模したクッションが売られていたが、予算が足りずに見送り(でもバンバン売れてた)。

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左から、膣鏡、薬箱、外科器具入れ。

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青色顔料の入ったテラコッタ。

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ユピテル=アンモン形の錘付き竿秤。
これも時空を超えて共通の器具っちゅーか。
電気がないところで今でも使えそう(そんなんばっか)。

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「猛犬注意」のモザイク。
セキュリティですね、わかります。

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「ファウヌスの家」の説明ボード。
「踊るファウヌス」というブロンズ像があったため、こう称される。

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「ファウヌスの家」にあったエクセドラ(談話室)の「アレクサンドロス大王のモザイク」(レプリカ)。
やはり実物大で見られると何か(時間の流れとか)を実感できてすごくいい。

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「ファウヌスの家」にあった湯沸かし器。
二重構造。外側がボロボロなのはたぶん鉄だから(蓋は青銅でよく残ってる)。

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「ファウヌスの家」にあった料理保温器。
どうも外側と内側の間に空洞があり、空気層をはさんでたらしい。技術の高さが窺える。

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こちらが「踊るファウヌス」。
ファウヌスはサテュロスとも同一視された牧神。
躍動感に溢れる造形で、ギリシャっぽい(気のせいかもしれないけどローマ経由でなくギリシャから直接取り入れてる感じがする)。

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「ファウヌスの家」にあったイヤリング(ピアス?)。
真珠と金(鋳造)で作られている。
このデザインはその当時流行したんだろうな。

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「ファウヌスの家」にあった「イセエビとタコの戦い」のモザイク。
当時好まれた主題だとか。

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「ファウヌスの家」にあった「ネコとカモ」のモザイク。
遠目に見ると油絵かと思う出来栄え。でもモザイクタイルなんだよね。

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「ファウヌスの家」にあったスフィンクスのテーブル脚。
そう、これでテーブルを支えていたのだ。もちろん大理石。

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「竪琴奏者の家」の説明ボード。
こちらもとても大きな家だったようだ。

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「竪琴奏者の家」にあったイヌとイノシシのブロンズ像。
中庭の池に隣接するスペースに置かれていた。
以下のライオンやシカも同様。

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ライオン。

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シカ。

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「竪琴奏者の家」にあった円形火鉢。
でかい。そして脚がわざわざライオンの足になってる。

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「竪琴奏者の家」にあった詩人像。

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「竪琴奏者の家」にあった大理石の祭壇。

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「悲劇詩人の家」の説明ボード。
前の2軒よりは小ぶりらしい。

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「悲劇詩人の家」のファウケス(玄関廊下)にあった「猛犬注意」のモザイク。
大きくて迫力があり、とてもイヌらしくてよかった。
これって要するに「警察官立寄り所」の張り紙と同じだよね。
このくらい迫力があれば実際に役に立ったのではないか。

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「ペプロスを着た女性(通称踊り子)」。
エルコラーノで出土。このブロンズ像はとても完成度が高いように感じた。
というか、今回の展示では「パチモンですか?」みたいな作品が全くなかったように思う。
出展品の選択によってそうなっただけなのか、それともポンペイや周辺都市の財力がかなり豊かだったのか。

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「豹を抱くバックス(ディオニュソス)」。
東京大学の調査隊がソンマ・ヴェスヴィアーナで発掘した大理石像。
豹がちっちゃい(笑)。

おしまい。

 

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2021年11月21日 (日)

【グルメ】ゑいじう

時間が経ってしまったので簡単に(現在1/11)。
(日記書くのが全然追いつかない~、昨年10月11月が忙しすぎた~)

今年もcoffee & gallery ゑいじうのカレンダー展に参加した。
毎度おなじみのFDサイズカレンダー。

どうしても前日までに間に合わず、会期初日の昼頃に搬入した。
その後、夕方に友人が来るらしいとわかって待つことに。
お茶をいただきながら数時間過ごした。

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カフェオレ(500円だったかな?)。
奥に写っているのは自分が作ったオリジナル双六ゲーム《ワスカラン》。

ここで過ごす時間はほっこり。
カフェオレもほっこり。
ちなみに珈琲豆も販売している。

友人とはコロナ禍で全然会えていなかったので、ほぼ2年ぶりにおしゃべりできて楽しかった。

あとは写真がないけど、ときどき入荷する手作りクッキー400円があったので2袋購入(別の日だったかも?)。
かわいくて美味しいので大好き。

ずっとずっと会社が忙しくて(あともうちょっと11月末まで多忙)、こんなにのんびり過ごせたのは数か月ぶりだった。
こういう時間を過ごせる場所って貴重だなあ。
いくら居ても怒られないし(笑)。

▼カレンダー展の写真

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coffee & gallery ゑいじう その他 / 曙橋駅四谷三丁目駅牛込柳町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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2021年10月14日 (木)

【舞台】「おどるシェイクスピア~十二夜」(東京・東池袋、あうるすぽっと)

時間が経ってしまったので簡単に(現在12/8)。

そういえばこれについての感想を書くのをすっかり忘れていた。

近場だしたまには、と、思ってチケットを取った。

「十二夜」は歌舞伎座で蜷川版というめちゃくちゃ面白いヤツを見てしまっているので、面白く感じられるかどうか不安だったが、これはこれで楽しかった。

全般に上手い演出が多かった。
ファッション界に置き換えたものが結構うまくいっていたし、SNSの使い方(特にマルヴォーリオの(笑))なんか、かなりハマってたと思う。

というわけで非常にいい舞台だったと思うのだが、なぜか時折「うざったいなあ」と思ってしまうのが困った(「思わなきゃいいじゃん」と思うだろうが思ってしまうものは思ってしまうワケで……)。
実はChairoiplinの公演は「可能性の獣たち」のときに数回見ていて、どうも自分には面白く感じられないので「個人的に好みに合わないんだな」と思って遠ざけていた。
今回見てみて、とても面白かった。
これまでの「踊るシェイクスピア」を見てこなかったのを後悔したぐらいだ。
それなのに何度も「うざったい」と思ってしまうのはなぜなんだろう……。

まあいい。
とりあえずネガティブなイメージは払拭されたので、ポジティブに見ていこう。
ご縁があればまた楽しみに見てみたいと思った。

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