アニメ・コミック

2023年6月29日 (木)

【映画】「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/2)。
まだ見てない人はここでストップ。


前作がそこそこ面白かったので(「めちゃくちゃ面白い!」ってほどではないにせよ)、続編を見に行ってみた。
評判はかなり高いのだが、個人的には「?」である。
とにかくガチャガチャしてて、わかりにくくて、表現が押しつけがましい(わざわざ吹き替え版を見に行ったのに)。
表現手法も「エブエブ」を見たあとだとさほど新奇には感じられないし、とにもかくにも「画面がうるさい」。
うるさくてわかりにくい。
画面がうるさいことに意味があるわけでなく、ただただ制作サイドが「見て見て凄いでしょ」と云っているようにしか。

しかも「話が終わらない」!!!!!
最後まで見て、「To be continued」だとわかったときの衝撃!!!(怒)
「続きがあるんだな」くらいではなく、本当に話の途中でぶった切っている終わり方なのだ。
というわけで私的な評価はダダ下がり。

前作はスパイダーマンのファンでなくても、何だったらスパイダーマンを知らなくても楽しめたと思う。
でも今作はもう無理。
スパイダーマンのファン以外にはかなりキツイ。
まあ面白そうな、魅力的なスパイダーマンもいたけどね、それだけでほかの部分すべてを耐えられるかって云うと……。
たぶんもう見に行かない。

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2023年6月 9日 (金)

【映画】「BLUE GIANT」

時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在7/24)。

テレビで結構CMを流してたし(そこで聴く曲の一部がよさげだった)、評判も高かったので、がんばって見に行ってきた。
なるほど、これはドルビーとか音響のあるところで見ないと。
DVDを買っておうちで見ても、音楽面で満足できない可能性が高い。
(テレビにウーハー付けてるようなお宅ならともかく)

非常に音楽がよかった。
まあ、音楽を聴きに行くアニメ映画だよね。
ストーリーとしてはごくオーソドックスだが、音で伝わる熱量が半端ない。
もう一回くらい劇場へ聴きに行きたかったなあ。

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2023年2月11日 (土)

【映画】ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ

時間が経ってしまったので簡単に(現在3/10)。
アニメについては感想を書かないことにしているが、記録がないとどんどん忘れるので、見た記録だけ。

いや~、大画面で見られてよかった~。
見ててワクワクドキドキしていられる。
声優さんもいいし!
キッチュの王道だがこれはこれでアリ(まあキッチュなだけじゃないしな)。
刀鍛冶の里編も楽しみだ。

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2023年2月 2日 (木)

【映画】「かがみの孤城」

時間が経ってしまったので簡単に(現在3/10)。
アニメについては感想を書かないことにしているが、この作品はキッチュではなくノスタルジックに属すると思うのでちょっとだけ。

面白かった。
期待をはるかに超える出来栄え。
とても正統な児童文学アニメだった(若者に見てほしいが、大人が見ても十分堪える作品)。

仕掛け(孤城)は非日常的ながら、ほとんどが普通の中学生の日常を淡々と描くもので、目を引くような映像やら効果やらはほとんどない。
それでも「つまらない」とはただの一瞬も思わなかった。

途中で物語の構造はなんとなくわかってくる。
だからといって少年少女一人ひとりの苦しみや悲しみはスクリーンで提示されるまで全くわからないわけで、ひたすらそれを待つ。
その果てにカタルシスがある。

一般的なウリに弱い作品だけど(人気原作付きじゃない、推し活的ファンを作るキャラ立てじゃない、そして声優で集客する作品じゃない)、こういう佳品はもっと評価されるといいな。
「アイの歌声を聴かせて」と同じくらい、他人におススメしたくなるアニメだった。

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2022年7月15日 (金)

【映画】「神々の山嶺(いただき)」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。
アニメについてはキッチュ扱いで書かないことにしているのだが、この作品もノスタルジックだったので記録しておく。

てゆーか、びっくりするくらい地味な映画だった(笑)。
ずーっとずーっと、山と自分との対話(実は山に投影されている自分自身を見つめ直す作業)がひたすらに続く。
登山の合間の細かい現実も描かれるものの、実のところ自己との対話以外には何もない。

吹き替えが日本語だし、登場人物も舞台も日本なので騙されそうになるが、このアニメが作られたのはフランスだそうだ。
夢枕獏原作・谷口ジローの漫画にいたく感動してどうしても作りたくて作ったらしい。
凄いな。
いろいろと。

画面においては常に、自然は雄大で、ニンゲンはちっぽけだった。
自分個人としては自然との距離はもうちょい近い気がするのだが、登山家たちにとっては山(自然)は厳しい場所であり、あのくらいの距離感なのかもしれないとあとで思い直した。

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2022年7月13日 (水)

【映画】「犬王」

時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。
アニメについてはキッチュ扱いで書かないことにしているのだが、この作品は非常にノスタルジックだったので記録しておく。

1回目はそれほど音響のよくない映画館で見てしまい、「これは音響のいい映画館で見直さないとだめだろう」と思って2回目の鑑賞へ。

やっぱり見直してよかった!

この映画(アニメ)は音響レベルの高い映画館で見ないとだめだ。
絶対ダメ。

ちなみに自分の場合、1回目は友魚が謳い上げる「犬王の巻」の歌曲部分を聞いていて「長いな~、もーちょっとなんとかならんかな~」と思っていたのだが、2回目に音のいい映画館で見ていたらその部分がちっとも気にならず、むしろ「あっという間」に終わっていった。
凄いぜ、音響!

実は1回目に見たあとで、原作も読んだのだが、原作とは結構異なっている部分も多く、それでも「犬王」らしい(しかも原作よりも拡がりのある)世界観を表現していたのは流石と云うべきだろう。

あの背中や頭で琵琶を弾くロックな映像だけど、実はあの当時にすでにそういう奏法があったそうで(笑)、恐るべし琵琶法師。
ブレイクダンスだってあったかもしれない。
なんだってあったかもしれないんだ、ホント。
「無かったはず」とはだれにも云えないんだから。
そういう想像力を掻き立てられるところも楽しかった。

自由な物語を規制するのは、いつの世も権勢のやること。
最後まで抗って死んでいった友魚も、自分を制御して芸道を進んだ犬王も、それぞれが凄くて、哀しくて、でも最後に再会するくだりは乙で、佳い作品だった。

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2021年9月 8日 (水)

映画「岬のマヨイガ」

時間が経ってしまったので簡単に(現在10/8)。

キッチュな分野(アニメ・漫画)は日記に書かないルールだけど、なかなか面白かったので行ったことだけ記しておく。

そして、案外この映画は妖怪クラスタ向けなんじゃないかと思ったことも記録しておく(笑)。
河童とお地蔵さんが、見てて楽しかった。

ヒロインの声を芦田愛菜があてていたが、熱のこもった演技だったと思う。
声だけで熱量を伝えるのはなかなかに難しいので、素直に感心した。
大竹しのぶは演技に関してはバケモノの部類なので云うことなし。

そして、やっとあの震災をこうした作品で取り上げられるようになったんだな、と思うと感慨深かった。
時間は尊くもあり恐ろしくもある。

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2016年12月 7日 (水)

【展示】スヌーピーミュージアム(東京・赤坂)


時間が経ってしまったので写真による記録だけ(現在12/27)。

予想よりずっとよかった。
だいたいスヌーピー関連の展示って、「かわいいけど15分あればいいや」といったものが多いのであるが、ここのは見ごたえがあった。
テーマについて説明を読みつつ、紹介されている作品もついつい読んじゃうという……。
ものすごく斬新な構成というわけではないが、まああれだ、「スヌーピーファンを集めようとするイベンター」じゃなく、「スヌーピーファンと楽しみを分かち合おうとするスヌーピーファン」による企画って感じだったかな。

ミュージアムショップ(要するにスヌーピーのグッズショップ)もなかなか品ぞろえよく、しかも全部がかわいい。
アメリカのスーパーその他のお店で見たときは「ちゃちすぎて要りません」「かわいくないので要りません」ってものが多かった気がするが、さすがご本家……(それとも日本ならではなのか)。
あとから考えるに結構な散財をしたかも(笑)。
でもちゃんと使うものしか買ってないもんね(云い訳)。

20161207snoopymuseum1

ミュージアムの入口。
進むにつれ、スヌーピーのバージョンがあがっていく(笑)。


20161207snoopymuseum2

入ってすぐの待機部屋。

ここは撮影可能だが、次のムービー見る部屋から先の展示物は全部撮影禁止。
ちなみに中央のこのフィギュアは、ちゃんと周りの展示内容と合わせて作られている(左のクリスマスツリーの残骸とか……)。
全体に、そういう細かい配慮に満ちていたと思う。


20161207snoopymuseum3

トイレの壁に……(笑)。
かわいすぎる(笑)。


20161207snoopymuseum4

ミュージアム出入り口付近の壁。

スパイク大好き~(無職じゃなくて不動産屋だったのね)。


20161207snoopymuseum5

外の樹木にもLED電球の仕掛けが。

暗くなって点灯してからじゃないとわからないけど。


20161207snoopymuseum6

夜になるとライトアップされます。


前もってチケットを取るのが面倒だけど(入場時間帯を指定する必要がある)、平日日中なら当日行っても入れるかも。
楽しかった。

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2016年11月22日 (火)

【映画】『君の名は。』


時間が経ってしまったので記録だけ(現在12/15)。
実は二度目。一度目は10月21日に。
以下、ネタバレがあるため、まだ一度も観ていない人はここでストップ。
これは何も知らない状態で見た方が絶対に面白いだろう作品なので。


もう一度云うが、見てない人はここでストップ。


まだ観てない人は読まないでください。最後のお願い。


本来、アニメ・マンガなどのキッチュ枠は日記に書かないことにしているのだが、これは感想を残しておくべきかなと思ったので書く。
ちなみに、ただの素人の感想なので、あまり気にしないように。

友人が大ファンにつきこの監督の作品は私もひととおり見ているが、距離(空間だけでなく時間や概念的隔たりも含む)によるすれ違いを描かずにいられない人なのだと思っていた。
今回もそのテイストは強かったが、違うのは最後にちゃんと出遭うことだな(笑)。
やっと現実にまなざしを向けられるようになったって感じ(笑)。
(今までの作品、とくに初期作品は、「現実どーでもいー感」満載だったので)
その意味で「一般向け」になったのは確かだが、友人に詳細を聞くと中身はかなりマニアックなようで(たとえば音、地域、年代まで含めた電車の描写など)、この監督のマニー(死語)なところも生きているがゆえの魅力的な作品となっている気がする。

はっ。
こんな書き方してたらいつまでも書き終わらない。
邯鄲に、ちがう簡単に、自分がとても好きだったところ・面白いと思ったところだけ書いておこう。

冒頭→とにかくキレイ(それゆえその「現実」を知ったときのダメージが……痛かった)
入れ替わったタキくんが毎回胸を触るところ→あほか(笑)
入れ替わったみつはが豪華なスイーツを注文しちゃうところ→自分が太らないって素敵
入れ替わったタキくんがてっしーと「カフェ」を作っちゃうところ→若いっていいねぇ(この場面はかなりのお気に入り)
よつはが「巫女の口噛み酒」をネットで売り出せと云うところ→「長女」のみつはと違い妙に事情通なところが「次女」らしくて笑える(そしてタイムラグが3年だからギリギリ可能な感じなのもヤラレタ感あり)
糸守町の残骸を見たとき→絶望しました
彗星を中継するアナウンサーが「なんという幸運でしょう」的な発言をしたとき→吐き気がしました(『帰ってきたヒトラー』を観ちゃってから「テレビって最低」という視点を払拭できない……そしてここでもダメ押され……)
みつはの手のひらに名前でなくムニャムニャなお言葉が書かれていた件→最初はうっかり「名前書けよ~」とか思っちゃったんだけど、よく考えると名前を書いてたらスマホのブログ同様に消されてたわけで、消される対象ではないが存在を確信させる証として残されてるみたいな構成っぷりが御見事としか(以下略)


最初のころ、「お前ら時制が同じでよかったね~」などとのんびり見ていたら(本当に最初にそう思っていた)、あとで「げっ」となって「ヤラレタ」となるあたりのSF的なつくりが上手かった。
まぁとにかくいろいろと「上手い」と思わされる部分が多く、素直に楽しめた(しかもちゃんとハッピーエンディングだし(笑))。
冒頭のところなど、「これは劇場の大画面で見るべきでしょう」といった映像も結構あるので、映画代金払って観たときの満足感も保証されている、上質なエンターテイメント作品だと思う。

つーわけで、面白かった。
これ以上の回数を観に行くかどうかはわからないが、自分としても、2回は見ることをおススメする。
なにしろオープニングの印象が、初回と2回目とでは全く異なってしまうのだ。


蛇足ながら一つだけ書き加えておくと、劇中の「むすびの神」は恐らく「タカミムスヒ」が出典と思われるが、本来は「ビ」じゃなく「ヒ」である(「~ヒ」の神様群と「~チ」の神様群とがいるんじゃなかったっけ)。
「そんなことどうでもいいだろ」って合唱されてもおかしくないくらい面白くはあったんだけど、一応メモ。

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2014年12月21日 (日)

【展示】ピーナッツ65周年記念イベント スヌーピーと仲間たち大集合!  #SNOOPY


もう過去のことなので、行った記録だけ(現在2015年1月8日)。

池袋西武百貨店の別館2階ギャラリーにて開催されたスヌーピー展に行ってきた。
私がスヌーピーを好きだと知っている会社の同僚が、無料券をくれたのだ。

チャーリー・ブラウンの部屋が作られていたりして、今までと違う趣なのは面白かった。
アメリカらしい、ごつくてかさばる洗濯機が置かれていて、笑ってしまった。
本当にああいう感じだよね。家が広いっていいなぁ。

が、展示としては動線や導入がよくなかった。
だいたいどこからどこまで触ってよくて、どこは踏み込んでいいのか悪いのかといったことがすご~くわかりにくい。
「この道しか歩いちゃだめなんだよね」と思っていたら、どう考えても裏に回りこまないと読めない部分にコメントが貼られていたりした。

まぁ……こんなものかも。
展示といっても一番のメインは物販だったりするわけだからして。

その物販コーナーはものすごい混雑だった。
それにしても、公式の立体スヌーピーグッズはかわいくないなぁ。
おかげで散財せずに済みますわ(笑)。
スヌーピーの三次元データは、松屋銀座あたりでやってた「スヌーピーと匠展」での超かわいいモデル(by 海洋堂モデラー)のデータに全部変えてくれないかなぁ。
ちなみにそのモデルがどのくらいかわいいかというと、「三次元のスヌーピーはかわいくないから買わない」という主義を貫いてきた私が、ただの置物(実用性ゼロ)を思わず買っちゃうくらいかわいかったのである。
変えてくれたらかわいさ倍増、売上も倍増すると思うんだけど(余計なお世話だけど)。

20141221snoopy

こんなものも売られてました。

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