【展示】特別展「国宝~東京国立博物館のすべて」(東京国立博物館、東京・上野)
時間が経ってしまったので簡単に(現在1/6)。
「すべて見せます」というので、頑張って入場枠を予約して行ってみたが、すでに見たことのある品々が多かった。
そりゃそうか。
国宝展はほぼ毎年見てるもんね。
それでもさすがに全部に見覚えがあるわけではなく(忘れてる可能性もあるが)、新鮮に感じられたものもあった。
最初の絵画と書道の部分はかなりすっ飛ばしてしまった(すごい混んでるんだもん)。
絵巻物はすでに一度ないし複数回見たことのあるやつが多かった。
考古学パートでは銅鐸や銅剣を見て、以前、ずらっと並んだ多数の銅鐸・銅剣を見たことを思い出した(たぶん同じ出土品)。
あれの調査って今はどうなってるんだろう。
途中経過とかまた展示してくれないかな。
刀剣のパートは女子がいっぱいだった。
昔は閑散としてたのに(笑)。
自分はそういうのではないけれど、ここで「銘 吉光(名物 厚藤四郎)」と出会えたのは今回のハイライトだった。
すごく美しくてカッコイイ。
これは欲しくなるヤツ。
ほかの刀剣は「ああ、きれいだね」で終わるんだけど(スミマセン不調法で)、「銘 吉光(名物 厚藤四郎)」だけは「手元に欲しい!」と思って二度見しちゃった。
入場枠を取るの、チョー大変だったけど、頑張って見に来てよかった!
途中、アンコール・トムの仏像もあって「これも国宝なんだ」とちょっと驚いた。
そういえば一番最後のパートには、いわゆる美術作品のほかに、遮光器土器があったり自在龍置物があったり赤威し胴丸があったり、なんだかバラエティに富んでいて、国宝ってお堅い芸術一辺倒じゃないんだなと思った。
そうそう、酒井抱一の夏秋草図屏風が展示されていて、堪能した。
同じ琳派でも尾形光琳や本阿弥光悦よりも、この人や鈴木其一の作品が好き。
でも結構海外に作品が流出してるっぽいイメージがある。
久しぶりに見られて僥倖でした。
あとは一番最後に「写真を撮っていいよ」というパートがあり、見返り美人図と金剛力士の写真を撮った。
「行った」という証拠写真である。
物販スペースはものすごいレジ待ち行列で、ざっと商品を見て楽しんだものの、とてもじゃないが並んで購入する気にはならなかった。
まあまあ、総じて面白かった、かな。
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