【舞台】劇団鹿殺し「ランボルギーニに乗って」
時間が経ってしまったので簡単に(現在8/16)。
あうるすぽっとでの公演ということで(しかも劇団20周年とか)、チケットをとってみた。
おもしろかった。
特にランボルギーニの車体を役者さんたちが6人くらいで表現するやり方がおもしろかった。
結構ハマっていた。
ラジコンカーよりもハマってたんじゃないかな(笑)。
気弱な主人公は妄想の世界に支配されていて、最初は「おまじない」(他人から見ると全く無意味でばかげた行動だが本人にとっては外的世界への恐怖を薄らげるための儀式)の行使にあらがえないが、物語「ラストデイ(地球最後の日)」と出会うことによってちょっとずつ変わっていく。
変わったからって、何もかもうまくいくわけじゃない。
下手だったバスケがすぐに上手くなりはしない。
それでも勇気を振り絞って「変わる」あたりは観客の期待に応えるもので、ツボがきっちりおさえられていた。
しかしておもしろさよりなにより、ここの舞台はエネルギーが凄い。
実は見に来ている人たちが一番求めているのはそれじゃないかという気がする。
カタルシスよりもエネルギー、な劇団なのかも。
▼公演は終了しているがサイトは残っている(充実している)のでこちらをどうぞ。
https://shika564.com/20th/
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