【展示】「古代エジプト展~美しき棺のメッセージ~」(Bunkamuraザ・ミュージアム、東京・渋谷)
時間が経ってしまったので簡単に(現在7/28)。
招待券を融通してもらったので、喜んで見に行ってきた。
展示を見ること自体が久しぶりなうえに、Bunkamuraのザ・ミュージアムにはしばらく来ていなかった気がする。
一時はよく見に来たものだが、とんとご無沙汰していた。
ライデン国立古代博物館所蔵のミイラ棺がいっぱいあった。
そういえばこれまで棺の違いは特に意識して見ていなかった。
今回の展示では、時代ごとにどう変わっていったかを説明してあって、興味深かった。
最初は王様やらよほどの有力者でなければ作れないような手仕事だらけの一点物だったのが、時代を追うごとに金持ちな平民にまで利用が増加して装飾度合いがだんだんシンプルになっていく(レリーフをやめて絵の具で描いたり、絵や文字自体も単位面積当たりの書き込みが減ったり)、その様子がよくわかった。
あとはCTスキャンがどれだけミイラ研究にお役立ちかという話。
昔より精度も上がっているし、非常に強力なツールと化している。
CTスキャンに限らず、現代の考古学は自然科学と切っても切れないようになってしまった(「掘って描いて分類する」だけではダメになってる)。
そして最後にみんなのお目当てのグッズコーナー(笑)。
すみっコぐらし、リラックマ、とーとつにエジプト神、王家の紋章、ベアブリック、ロルバーン、ルートート等々、いったいどれだけコラボすれば気が済むんだ、みたいな。
さすがシブヤの展示、物を売る気が半端ない。
そしてどれも結構お高い。
ご愛敬程度に、キーリングと付箋を買った。
まあまあ楽しい展示でよかった。
頑張って予約して行った甲斐があったというものだ。
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