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2020年1月17日 (金)

【映画】「パラサイト 半地下の家族」

時間が経ってしまったので簡単に(現在1/28)。
なんちゅうか……ある意味、オソロシイ映画だった。曰く言い難し。
ネタバレあるので、まだ観ていない方はここでストップ。


半地下で暮らす貧しい一家。
両親は無職、子どもらは受験に失敗。
ピザ屋の箱を組み立てて日銭を稼いでいる。
ひょんなことから息子が金持ちのお嬢さんの家庭教師をやることになり、それを利用して悪だくみを企てる。
お嬢さんの弟の家庭教師、家付きの運転手、家政婦と、次々に職を手に入れていく前半は、ピカレスクを楽しむように見ることができる(もちろんお互いに家族であることはナイショ)。

でもすべての職を手に入れ、幸せを甘受していたそのときに、お定まりの転落劇が開始するわけである。
この転落の仕方がちょっと思いつかないような仕掛けによるもので、凄かった。
家族は半地下の住人だったが、もっと暗い地下の住人がいたわけで。
そして事件を契機に、父親は地下の住人へと墜ちていく。
もちろん事は露見して、金持ち一家は去り、娘は死んで、母と息子は半地下に戻る(警察の監視付き)。

物語を締めるのは、息子の妄想で、私は「未来世紀ブラジル」しか思い出さなかった。
あそこまで心を折りにはこないけど、同類のような気がした。
凄い映画ではあった。
韓国の経済や社会事情については現実に暗いニュースばかり聞いているので、そのうえにこんな映画を見せられるともうどうしたらいいかわからない。

というような作品だったのに、同じものを観終わって出てきた若いにーちゃんズは「妹かわいいなー」という感想で盛り上がっていた。
いや、確かにかわいかったよ。でもそれだけ?
はらわたをむしり取られるような鈍い痛みとか、出口の見えない消化不良感とか、何も感じなかったの?
ま、いいけど。
うっかり「平和ボケ」という言葉を思い浮かべてしまったのはナイショである(トシとったな……)。

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