【映画】「この世界の さらにいくつもの 片隅に」
時間が経ってしまったので簡単に(現在2/10)。
この日記では原則として漫画・アニメの感想は書かないことにしているが、これは例外の一つ。
前のバージョンを見て知っていたので(そして昨年中に原作漫画も読んだので)、しっかりと心構えができている状態で見に行ったけど、やっぱり泣けるところは泣くしかなかった。
それでも、前回のように、最後のほっこりエンディングを見ている間中だらだらと目から水が流れるのを止められずにいるような困った状態には陥らずに済んだ。
「例外として感想を書く」とか云ってみたけど、書けないや。
気になる人は、気にならない人も、見てください。
あるいは原作漫画を読んでください。
これは他人の感想を聞いてもしょうがない(いろいろ思うことはあるけれど書かないでおく)。
純文学と同等の叙情性、そして洞察が含まれているにもかかわらず、漫画またはアニメというエンターテイメント性によってせっかくとっつきやすくなっているのだから、たくさんの人に見てほしい。
(映画はきちんと原作の世界を描いていて、漫画に遜色ない出来栄え)
原作者のまなざしも、片渕監督のまなざしも、同じように優しい。
優しさに包まれた(でも厳しい)世界の片隅の物語が、世界中に広まることを願っている。
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