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2019年10月10日 (木)

【舞台】「最貧前線」(世田谷パブリックシアター、東京・三軒茶屋)

時間が経ってしまったので簡単に(現在10/24)。

端的に云って、面白かった。
苦労してチケットを取った甲斐があったわい。

舞台手前にスクリーンを引いて、原作の絵を投影するのはなかなか上手い手法だなと思った。
場面転換のときは船が走っているような画像を映し出したり、あるいはスクリーンを半透明にして、船全体を映し出したその奥に舞台上にある船の骨格が見えるようにしたり、頭のいい使い方をしていた。
観客としても、イメージが湧きやすいし、宮崎駿氏の絵に触れられるようで楽しかった。

中身はちゃんと重い話になっていた。
実は、そうしようと思えばただの「やんちゃ」で終わることも可能な話なのだが、善も悪もしっかり考えさせるような、かといって押しつけがましさはないような、割とニュートラルで真面目な脚本だったと思う。

役者さんたちも総じてよかった。
船の揺れを、自分自身の身体の動きで表すんだけど、これがみんな上手い。
ただ単に適当にぐらぐらしているだけじゃ、「船の上でみんな一斉に揺れている」というふうには見えないわけで、そこのところの身体表現も演出も上手かった。

内野聖陽は、王様や王子様もこなせる俳優なのに、今回は頭のてっぺんからつま先まで「田舎の漁師さん」という感じで、一時もぶれないところが凄かった。
風間俊介や溝端淳平ら海軍役の人々もすごく頑張ってて、それぞれの個性が浮き彫りになっていた。
何よりかにより、全員、セリフがわかりやすくてよかった。
漁師役の人たちは方言も駆使しなければならないのに、それでも聞き取りやすかった。

個人的にはかなり満足した観劇になった。
こういうのもたまにはいいね。

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