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2019年9月 3日 (火)

【映画】「トールキン」

ご存知『ホビットの冒険』などの作者であるトールキンの若かりし時代にスポットを当てた映画。

彼の青年時代の体験が、そのまま作品世界に反映されているという、とてもシンプルな図式に基づいて作られていた。
つまり、第一次世界大戦の従軍体験が、指輪物語における、人間らの生存がどうしようもなく脅かされている世界の創造につながるのであり、戦地で彼にしつこく付いて回って助けてくれた部下のサムが、忠実なるサムワイズ・ギャムジーのモデルとなるのであり、もっと若いときキング・エドワード校から培ってきた T. C. B. S. の 友情が「仲間 fellowship」を謳いあげるもととなったのである、という映画だった。
あとはロマンス(同居する孤児のエディスとの恋愛が、エルフに恋する物語を生んだ)。

ということなんだけど。
映像や各場面の雰囲気は素晴らしかったが、図式がシンプルなのはいいとして、その表現までもが若干シンプルすぎるきらいがあった。

まあ、第一次世界大戦の出口の見えない泥沼のような表現はなかなかだったよね。
もはや人間対人間の戦いではなく、ただ強大な悪意が人の命を刈り取ってゆくだけの血の荒野。
その血の荒野こそが冥王サウロンとなったにちがいない(という図式)。

あとは、その図式でいくなら、どうして T. C. B. S. の面々とのスイストレッキングを描かなかったのかも気になる。
ウィキペディアにも書かれているが、仲間たちとのその冒険こそがビルボの旅のもとになっていたようだから。
時間制限??

全体に、雰囲気はいいが、パンチがない映画だったかな。
まあまあでした。

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