【イベント】「西洋妖怪展」at 大怪店
時間が経ってしまったので簡単に(現在12/6)。
あと3日しかない……。
昨年末からお世話になっている大怪店さんで、今年も「西洋妖怪展」に参加した。
もともとこの企画がなれ初めである。
「カニ魔王は西洋ではないのでは?」と思ったアナタ、水木先生が「日本妖怪以外は西洋妖怪とよぶ」とおっしゃったそうなので、無問題なのである。
あるいは友人の言によれば、「いっときでもスペインの支配下にあったから西洋でOK」という説も。
とにかく「問題ない」のである!!
とゆーわけで、今年は味をしめて(?)、カニ魔王以外のヘンテコ意匠も参戦。
まぁ、さすがに「ただのサル」とかは出してないけど……そのうち出すかも……。
そういえば「魚を捕る鳥」を出しちゃったし(ただのトリ……)。
以下、写真でざっとご紹介。価格はすべて税込。
◆Tシャツたち(各2480円)
↓「カニ魔王」Tシャツ。黒のみ、M/L/XL(Sサイズは品切れ)。
ペルー北部沿岸で1~8世紀に栄えたモチェ文化より、カニ魔王さまご登場。
このデザインは、シパン王墓で出土した副葬品に由来する。
↓「怪(海)物たち」Tシャツ。紺青色、S~XL。
モチェのくじらやアシカ、ワルメイ文化の魚など、海に棲む生き物(らしきもの)の意匠を集めた。
くじらは、神官が生贄を運ぶ船として造形されていた(そういう土器が複数ある)。
ちなみに、右上にこっそりカニ魔王様もいるよ。
↓「万馬券UMA」Tシャツ。黒、S/M/L(XL品切れ)。
↓「万馬券UMA」Tシャツ。きなり色、XL(現品のみ)。
背景に描かれているのはいちおう「マヤ数字」のつもり。
それでもって「10000」の数を表しているつもり。
その上を駆ける馬は、かつて中南米の人々にとっての「UMA」であり、アステカ王国やインカ帝国を征服し莫大な黄金を得たスペイン人の象徴である。
黄金で描かれた10000の上を馬が制す、すなわち「万馬券」。
とゆーネタなデザインです。
ちなみにこのデザインのミニ巾着500円もある。
◆トートバッグ3種(600~1200円)
↓左から、「万馬券UMA」1200円、「怪(海)物たち」1200円、「カニ魔王」600円。
このうち「万馬券UMA」がいちばん厚手で頑丈。
「怪(海)物たち」は銀インクできらきら。
「カニ魔王」はスタンダードな存在感(?)。
◆メタルストラップ(各1080円)
↓「魚を捕る鳥」。バランカ文化だったと思う。ただの鳥だけど、いいデザインでしょ。
↓「メキシコの兎」(または「ミシュテカの兎」)。卯年のときにウサギを探して探して、メキシコはミシュテカ文化の石彫におっそろしいウサギっぽい怪物を発見。それをかなりマイルドに仕上げたのがこちら。
↓「髑髏」、金具型落ちにつき500円の特価!(写真は型落ちじゃない新しい方の金具です、あしからず) チチェン・イッツァーのツォンパントリにあった髑髏の石彫をトレス。
↓「モチェの神獣」。これもモチェ文化だが、天野博物館の図録に載っていたものなので、元がどういう土器かなどの情報がない。辰年に龍の代わりに使った。
写真はないが、このほかに「仮面」「ワルメイの魚」の二種類がある。
◆『大妖怪カニ魔王』
↓「カニ魔王」さまのネタだらけの一冊。現品限り(増刷予定なし)。
↓冊子をおまけに付けるための、オリジナルカニ魔王絵葉書。Alamyで素材を購入したのです。あと半年くらいで使用期限が切れるのです(たぶん)。
これらのほかに「おみくじ」を用意しようと思っていたが、ネタ担当者が超多忙で挫折しました、ごめんなさい。
あ、あと、カレンダーもおいてます。
カレンダーについては昨日の日記を参照してください。
12月9日まで!(本日12/6は店休日)
見るだけでも見に来てね!!
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参加者名 エスキ・ヨルジュ/珂爾魂
日 時 2018年11月29日(木)~12月9日(日)
12時~19時 ※12/5(水), 6(木)定休日
会 場 大怪店
東京都杉並区阿佐谷南2-40-1
阿佐ヶ谷アニメストリート内
tel 050-5309-2219
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