【映画】「未来のミライ」
時間が経ってしまったので簡単に(現在8/30)。
基本的にこのブログでは漫画・アニメに関する感想は書かない方針なんだけど、ジブリについては書いてるし、まあいいか。
ここんところ続けて似たような感想にとどまっているのでちょっと吐き出したい。
でもまあ簡潔に、手短に終わらせよう。
ネタバレを気にせず書くので、ちょっとのネタバレも嫌なヒトはここでストップ。
端的に云って「子育てあるあるアニメ」だった。
面白いっちゃ面白いけど、友人曰く「カタルシスがない」。
まぁ、確かにそうだった。
いろいろ面白いネタや表現はあるんだけど、「サマーウォーズ」のときのようなカタルシスは得られない。
そういう意味で小粒感は否めない。
せめてタイトルを「くんちゃんと不思議な庭」くらいにしておけば、観客は乖離感に悩まされずに済んだのでは?(笑)
これも友人が云っていたことだが、監督が脚本も書くようになってから、イマイチになった、と(「サマーウォーズ」の脚本は別の人だそうだ)。
そうなんだよね。
「一人何役」ってできるのはほんの一握りの人間だ。
これは才能というよりも(才能も関与はするけれど)、大前提として「客観視」ができるかどうかの問題なのだ。
たとえば脚本が足し算する作業なら、演出は必要に応じて引き算できなければならない。
自分で「いい」と思って書いたセリフを、演出のために切り捨てられるかどうか、そういうことなのだ。
これを一人の人間がやるのは難しい。
というわけで、次回作の脚本はほかの人との共同作業にしてはいかがでしょう、細田監督?
(エラソーなこと書いてすんません、「サマーウォーズ」は大好きなので赦してつかぁさい……)
それにつけても、くんちゃんがバイクに乗せてもらったときのじいさん(くんちゃんにはひいじいさん)はかっこよかったなぁ~。
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