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2017年12月の記事

2017年12月31日 (日)

【イベント】冬の祭典にご来場いただきありがとうございました。


やっとこれを書く順番が回ってきた……。

冬の祭典にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで今年もなんとか無事に終えることができました。

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売場の様子です。

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コミケ向けに一寸おめかししたカニ魔王さま。


今回はちょっと特別に「歴史」ジャンルでの参加となりました(いつもは「旅行」ジャンル)。
新刊の『大妖怪カニ魔王』が、ジャンル的に歴史だろうと見込んでいたため、このようなことになったわけですが、蓋を開けてみたら「旅行でも大丈夫だったかも?」……。
まぁ、新しいジャンルを開拓したってことで。
メインは「旅行」になると思いますが、次回から日程次第で「歴史」ジャンルと行ったり来たりするかも?

その新刊『大妖怪カニ魔王』、もともと京都のモノノケ市参加のために作った冊子なので、ペルーの「妖怪」を(ムリヤリ)扱っています。
これまでのデザイン一辺倒とは違って、ネタ満載の一品です。
お買上いただいた方には、きっと楽しんでもらえたはずと自負しております。
ちなみに、掲載写真は基本的に著作権をクリアしているはずだけど、何かあると面倒なので「非売品」になってます。

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新刊『大妖怪カニ魔王』。

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オリジナルカニ魔王のポストカードを買うと冊子が付いてくる!

今年は丸一年、「カニ魔王」の年でした。
夏も冬もそれ以外に新柄を用意したけど、主力は「カニ魔王」でした。
2018年は通常営業(デザインの紹介のみ)に戻る予定ですが、またこういう切り口でも何か作れたらいいなぁ。

そうそう、「大妖言」(おみくじ企画)で「凶」を引いちゃった人は、「2017年で『凶』はおしまい」と思ってください。
2018年は新たなる出発を!

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「カニ魔王の大妖言」。おみくじと、缶バッジと、冊子がセットで500円。


新柄は「魚」でした。
エクアドルのマンテーニョ文化の魚と、モチェの土器から描き起こした「くじら」(自称)。
サカナは意匠がたくさんあって紹介しきれないです。
何の魚か、種類がきちんとわかるともっといいんだけどなぁ。難しい。

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「マンテーニョの魚」と「モチェのくじら」の缶バッジ。

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「モチェのくじら」入り年賀状。

また楽しいデザインを紹介していきますので、どうぞお付き合いください。
近いうちにもう一度ペルーに行きたいなぁ。
そしたら旅行記も出せるかも?

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2017年12月30日 (土)

【グルメ】ニルヴァナム 有明店


時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/19)。

この界隈で、たまには違うお店で食べてみようと入ってみた。
オトクな感じのセットメニューのほかに、野菜を摂るべきかしらんと「インドサラダ」を注文した。

↓やってきたのがこれ。
インドサラダ
明らかにメニューに書かれているのと様子が違うんですけど(笑)。
↓サラダのメニューはこんな。
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メニューだと「緑の生野菜(数種類のレタスなど)のミックスと、その他の生野菜」とある。
でも全然緑っぽくないんですけど。
日替わりにしても、あまりに違いすぎないかい?(笑)
しかも辛い!
自分の苦手なパクチーもたくさん入っていて(友人に食べてもらった)、ひいこら苦労しながら食べたのであった。


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野菜カレーセット、1300円くらいだったか。
写真だとナンの下に隠れて見えないが、サモサともう一つ揚げ物があって、しかもライスも付いてる。
かなりのボリュームである。
これもひいこら苦労して食べた(主にボリュームに苦労した)。

味は美味しいんだけど、注文をもっとうまくやるべきだった(笑)。
セット注文よりも、大人数(4名くらい)で気になる単品をいろいろ頼んでみんなでつつくのがよさそう。
「安上がり」とまではいかないが、呑み放題もあるみたいだし、美味しくてコスパのいい飲み会ができそうな感じだった。

なにより、この時期にもかかわらず「通常営業」なのがイイ(時間制限もないし待機行列もないし)。
それだけで評価を上げちゃう(笑)
ただし料理はどれも辛そうなので、辛いのが苦手な人にはお勧めしないかも。
あとは、パクチー率も結構高そうだった(自分は苦手)。
その二点だけ要注意、かな。




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2017年12月27日 (水)

【展示】「ねこといぬ 岩合光昭写真展」(池袋西武ギャラリー、東京・池袋)


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時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/18)。

この年末のクソ忙しいときに、なんでこんな気になる企画をやるし!!(怒)

でも時間を見つけて見に行ってしまった(笑)。
21時までやってるのがよかったね(20時半入場締め切り)。

展示作品の半数以上は「これ、ネコ歩きとかで見たかも」な場面からなんだけど、犬と猫と揃っている写真展はたしかに今までなかったから、なかなか楽しめた。
だいたい犬の方が「手下」のようになっちゃうらしくて可笑しい。
会社の同僚に聞いたら、彼女の家でもそうだったって。

いろいろ楽しい、かわいい、かっこいい写真がありましたとさ。
そして私は何も買わなかったけど、結構な物販スペースがございましたよ。
とっぴんぱらりのぷぅ。

↓いぬだろうとねこだろうと好かれてしまう動物写真家・岩合さん(最初に「ここだけは写真撮影OK」なコーナーがあって、そこで撮った展示写真)。
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2017年12月20日 (水)

【舞台】「アテネのタイモン」(彩の国さいたま芸術劇場、埼玉・与野本町)


時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在1/18)。
割と辛口なので、ファンの方は読まない方がベター。
どうせ素人が好き勝手書いてるだけだし(参考にもならないし)。

蜷川さんが亡くなられ、吉田鋼太郎が跡を引き継いでの一作目。

そもそも脚本が難しいのだろうが、個人的には今一つな出来栄えに思えた。
少なくとも「解を得られた」感はなかった。

まず前半。
とにかく騒がしかった。
後半との対比で賑やかにしようというのはわかるが、騒々しくてセリフが聞きづらく、こっちは舞台の世界に入り込めない。
特に一幕半ばまでずっとセリフが聞こえにくかったのには参った。
耳のいい人間じゃないから「自分のせいかなぁ」と情けなく思っていたが、途中で聞きやすくなって気づいた。
ほんのわずかに、喋りが速かったのだ(スピードが落ちたら全部聞き取れるようになった)。
また、前半は一本調子のセリフが多かった。
そうでなかったのは横田さんをはじめとする召使たちくらいだ。

前半の宴会も、う~ん。
脚本ゆえなのか??
(そういや本を買って読んでないや。以前は細かいところが気になって読まずにいられなかったものだが……)
単に「調子のいい宴会」としか見えず、「春爛漫」までは行かないとゆーか……タイモンが幸せ真っ盛りでなければ「爛漫」は出てこないわけで、「みんな調子よくしゃべってるなぁ」というイメージにとどまった。

アペマンタスの立ち位置(に対する解釈)もよくわからなかった。
たとえば「人間社会に帰れ」と彼なりに諭しにきたのか、シニカルな哲学者らしく皮肉を浴びせに来たのか、はたまた「俺の真似するな」と噛みつきに来たのかでは、随分と違ってくるはずだ。
これが2幕目になっても、どれともわからない。
(わからなかったの、私だけ?)
ところで「犬、犬」と誹られていたけど、やはり犬儒派なんですかね?

執事の解釈はシンプルで一番わかりやすかった(つまり感情移入可能だった)。
タイモンに立ち直ってほしかったんだよね?
彼に社会復帰して幸せを再び掴んでほしかった、そうしたらそれに対する喜びで自分も幸せになれたのに。
という感じを、最後に穴(洞窟?)の脇でうずくまる背中から受け取った。
間違ってたらすみません。

今回の演出で一番イヤだったのは、「銃」を使っていたところだ。
脚本にあるのか?? あるならしょうがないけど……。
時代がどーたらいうことではなく(ギリシャ時代に銃はないがそこんところが問題なのではなく)、銃で殺すのと槍や剣で殺すのとでは、観客から見て相手に対する憎悪の度合いが変わるのだ。
生々しさというかなんというか。
銃は離れた場所から引き金引いたら殺せちゃうでしょ。

あとは、超絶個人的な話をすると、今回の舞台はBGMがハマらなかった。
(重要だね、音響……)

そして最後に、どうせなら階段を昇らずに地獄への階梯を降ってほしかったよ、タイモン。
オルフェウスは愛ゆえに地獄へ下り、タイモンは憎しみゆえに降る。
なんちゃって。

シェイクスピア劇なのにギリシャ悲劇を彷彿させる内容のような気がして、不思議だった。
栄華を極めていた奴腹が転落の一途をたどるのを見せて、「神に憎まれちゃっちゃおしまいだ。あんなすごいヤツでもこんな悲惨な目に遭うんだから、俺っちなんかマシなほうだ」と泣き泣き見る感じのギリシャ悲劇に(笑)。
ついでにテネシー・ウィリアムズの「地獄のオルフェ」も対比的に思い出していた。
あそこまでの絶望感や昏さを出せていたかどうか……。

やっぱり主演と演出を一緒にやるのは荷が勝ちすぎてると思うなぁ。
野田秀樹だって、出演はするけど主演は必ず別人に任せてるし。
主演している自分を演出家として客観視するのは、それはそれは難しいことだと思う。
演出はほかの人にお任せした方がよい、というのが個人的な意見である。
ま、どうなろうと残りの数作までは必ず見るんだけどね。

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2017年12月16日 (土)

【映画】「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」


すごくすごく時間が経ってしまったので簡単に(現在1/25)。
ってゆーか、書くのをすっかり忘れてたや……(汗)。

作品じゃなくて、「興業」に関して文句を云いたい。
「前売り券を出さない」ってどーゆーこっちゃい、ディズニー!!(怒)
ふざけんな。
しかもどう折り合いがつかないのか、IMAXだと3D上映してくれないし(1月になったらやっとりますが……)。
絶対ディズニーが悪い。
ディズニーが悪。悪の権化。
帝国、滅ぶべし。

さておき、作品は、長時間にもかかわらず「あっという間に終わっちゃった」感じだった。
以下、ネタバレあるので、まだの方はここでストップ。


ローラ・ダーンの司令官がカッコ良かった。
いい女優さんだなあ。
「ブルーベルベット」以来なんとなく気になる女優さんだけど、年齢を重ねるごとに魅力が増して、凄い。

新マスコットのポーグは、出るには出たけど、何もしとりませんな(笑)。
ファルコン号に巣を作って、チューバッカの操縦を邪魔したくらい(笑)。

主人公の出自については、「思い切ったな」という印象だった。
それ(血脈に属さないこと)が何を意味するのかは、これから語られるのかもしれない。

「小型版デス・スター」では、映画「ホビットの冒険」で「柱の陰でドラゴンブレスをやりすごす」場面を見たときと同じ衝撃をみんなで受けた。
すなわち「それっぽっちの威力なの??」。
仮にも「デス・スター」の名を冠するのに、小型化すると加速度的に威力が弱くなるのネェ、みたいな(笑)。

カイロ・レンは今回も最後までちっちゃかった(人間として)。
どうしてそう小っちゃい方へ、小っちゃい方へと行くのかねぇ……(笑)。
しかもあのアッサリした殺られ方からして、帝国の首魁はまだ生きてるに違いない(=カイロくんはいまだ「傀儡」に違いない)という気がしてならないし。
プライドに拘泥するとニンゲンとしては小っちゃくなるんだよ、といういい見本であった。
みんな、お手本にしようネ♪

そして毎回書いてる気がするが、なんだってアメリカ産のAIロボットはみんな口が悪いんだ……最初に教わる言語がスラングとかアメリカンジョークとかなのか??(笑)
作中、再会したR2D2をルークが「そんな口汚い言葉を使うもんじゃない」みたくたしなめており、「ピポピポ云う機械語で『口汚い』ってどんなんだ?」と可笑しかった。

タイトルは「最後のジェダイ」だけど、どっちかってーと「ジェダイの最期」だったな。
まぁ、なんだかんだで楽しんだ。
次が早く封切られますように!

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【グルメ】ベッケライ テューリンガー ヴァルト(パンキチ大満足の巻)


時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/12)。

友人がツイッターかなんかで見つけてきたドイツパンマイスターのお店に行ってみた。
パンキチですから。
お昼ごろに伺ったところ、残念ながら食事パンの系統はすべて売り切れていた!!
しかたないので、菓子パンを大量に買いこんだ。
そして、写真は撮り忘れたけど、1 kgのでっかいシュトーレンも買ってしまった(大散財……パンキチゆえ致し方なし)。
ちなみにこのシュトーレンは、どちらかといえばパンのような柔らかいシュトーレンで、面白かった。
もちろん、美味しかった。

店の外観

ドイツパンって聞くとなんだか堅めのパンや黒パンのイメージばかり先行するが(そうでもない?)、こんなにバリエーションが豊かだとは!!
また食べたい!!
次回こそぜひ食事パンも!!
食べたい!!
食べたい!!
食べたい~~~!!!!!(←パンキチゆえ致し方なし)

今年、開拓したパン屋のなかでイチオシかも。
ああ、早く再訪したい(ムラムラ)。

▼パンはこんな感じだった。どれもめちゃめちゃ美味しかった。
ドイツパンたち


▼マイスターの証明書。さすがドイツだわ。
マイスターの証明書




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2017年12月14日 (木)

【グルメ】「キッチンさくらい」のビーフシチュー&小さなメンチカツセット2300円


時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/12)。

なんとなく洋食が食べたくなったもののグリルビクトリヤはもう営業終了してるしどうしよう……と、検索をかけて見つけたお店に入ってみた。
御徒町は食文化が豊かでいいねぇ。

以下、ざっと写真でご紹介。

スープとサラダ
スープとサラダ。
スープが美味しかった。
なんだかとても久しぶりに食べたよ、美味しいコーンポタージュ。


パン
パンも美味。
結構たっぷりしていて嬉しい。


ビーフシチューと小さなメンチカツ
メインの、ビーフシチューと小さなメンチカツ。
かなり美味。
実にビーフシチューらしいお味でしかもお皿に残ったソースを「全部舐めたくなる」タイプのビーフシチューだったし、メンチカツも衣がサクッパリッで中がしっとりの「なくなるのが悲しい」感じのヤツだったし。
こりゃいいお店を知ったかも。
(ちなみにこちらは支店で、本店は近くにあるもののもうちょっとお高いっぽい)


ラム酒薫るアイスブリュレ
ラム酒薫るアイスブリュレ。
甘すぎず、しつこすぎず、ボリューム的にも満足。
室温に戻っていくにつれて、だんだん食感が変わるのもおもしろい。


キャラメルとナッツのバニラパフェ
友人の食べたデザート、キャラメルとナッツのバニラパフェ。
超絶美味で、友人は「バケツ一杯食べたい」と繰り返していた。


食後のコーヒー
食後のコーヒー(セットではなく別注文)。
アイスブリュレを食べたあとで、あったまった。

次回はモンブランかプリンを食べてみたい。
モンブランはシーズンメニューのようだったからもう無理かな……。
とてもクラシカルな洋食屋さんなのに、営業時間が遅くまで開いててくれるので皆が重宝しそうだ。
もう少しお金を貯めて、次回はコースにもチャレンジしてみたい。
場所も便利だし(駅近)、とにかく「もう一度行きたい」お店になった。

▼おまけの写真。メニューの一部。
メニューの一部


デザートメニュー




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2017年12月13日 (水)

【グルメ】牛カツ専門店 京都勝牛 ヨドバシAkiba


時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/11)。

なんだか最近すぐに疲れてしまうので、お肉を食べたいと思って、ヨドバシの帰りにこちらに寄ってみた。
牛ロースカツ京玉膳1380円を注文。

牛ロースカツ京玉膳

牛カツに漬けるタレ類が、牛カツソース、山椒塩、だし醤油の三種類あるほか、とろとろ半熟卵が付いてくるため、実質四種類の漬けだれを楽しめるのがいい。
でもってカツはあっという間になくなる(笑)。
われわれも、友人と私の二名で「牛カツおかわり」を頼んだ。
一枚500円で追加できるんである。
なんと頭のいいシステム……というか「罠」(笑)。

自分は、だし醤油を玉子に追加して、それに漬けて食べるのが好きかも。
美味しかった。
が、「がっつり肉を食べたい!」というのには向かないかもしれない。
薄いです、牛カツ(笑)。
お代わりできるのはいいが、半ば衣を食べている気がしなくもないので、「肉を食う」際のコスパとしてはどうだろうか(高すぎるとは思わないが)。
ま、美味しかったからいいかぁ。




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2017年12月10日 (日)

大怪店のこと


時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/11)。

10月の京都モノノケ市のときに、お客さんから東京の「大怪店」について教えてもらった。
妖怪専門店である。
戻ってきて落ち着いたころにホームページを見てみたら、ちょうど「西洋妖怪展」という企画の参加募集をしているところだった。
(「西洋妖怪」=日本以外(海外)の妖怪を広く指す……らしい)
「これもご縁かな」と思って、参加を申し込んだ。

というわけで、11月30日~12月10日の期間、ユニット名「珂爾魂(かにたま)」で、「【幻大怪展】×【西洋妖怪展】」の大怪店側企画である《西洋妖怪展》第1期に参加した。

期間中は忙しくて見に行けなかったが、第1期最終日に直接搬出のためお店に伺い、店長さんとお話しすることができた。
「ペルーの大妖怪 カニ魔王」のネタはとても喜んでもらえたようでよかった。
それだけで参加した甲斐があったかな。
この「西洋妖怪展」への参加で、もしかすると妖怪マニアの間に「カニ魔王」の居場所ができたかもしれない??(がんばれカニ魔王さま!)

向こうは向こうで「初めて聞いた!」と吃驚されていたが、こちらとしても昔のモンスターカード(お菓子の明治が出していた?)の中に「カニ魔王」があることを教えてもらえたのが吃驚だった。
なんだ、昔から存在してるじゃん、カニ魔王さま。
これを教えてくれたのは大怪店で妖怪カードを販売しているヒトらしく、モンスターカードは全種類揃えているらしい……コレクションも凄いが、その中にカニ魔王がいたことをすぐ思い出せるあたりもオソロシイ(笑)。

エスキ・ヨルジュにはいまのところ「カニ魔王」くらいしか「妖怪」はいないので(神様とかなら他にもいるけど)、妖怪つながりがどのくらい発展できるかは怪しいのだが、できればここからご縁が拡がって行くといいなと思えた企画だった。
また何か参加できる企画があるといいな。

ちなみに、大怪店へ至る道のりには「入ってみたい」と思える飲食店がたくさんあったので、興味のある人は時間に余裕をもって行かれるとよろしかろう。
大怪店はもちろん、魅力的な空間でありましたよ。
おしまい。

▼大怪店のページはこちら
https://otonoke-enoke.jimdo.com/大怪店/

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2017年12月 8日 (金)

【展示】「古代アンデス文明展」(国立科学博物館、東京・上野)


えらく時間が経ってしまったのでごく簡単に(現在1/10)。

先週、今週と、金曜日の夜を利用して友人らと「古代アンデス文明展」を鑑賞した。
内覧会も数えるとこれで三度目。
うん、堪能したわ(笑)。

展示の構成は以下のごとし。
1.アンデスの神殿と宗教の始まり
 カラル文化の時期に始まった農耕生活や、初期宗教の紹介
2.複雑な社会の始まり
 地域ごとに独特な宗教が育ち、社会の統一が始まったころのチャビンなどの文化を紹介
3.さまざまな地方文化の始まり
 黄金を使った装飾品や独創的な土器をつくったモチェ文化と、ペルー南部海岸で宗教儀礼に使ったとされる地上絵やピラミッド型の神殿をつくったナスカ文化を紹介
4.地域を超えた政治システムの始まり
 この時期に起きた前例のない文化的混乱や自然災害と云う変動期に、生き残りをかけて勢力の拡張に力を傾けていたティワナク、ワリ、シカンの3つの文化を紹介
5.最後の帝国~チムー王国とインカ帝国
 アンデス文明の最後を飾った、チムーとインカと云う二つの文化の覇権争いと、スペインによる征服までの短期間に広大な地域を支配したインカ帝国の実像に迫る
6.身体から見たアンデス文明
 アンデスを通してどのような文化変化が起こったかを、頭骨とミイラから考察

ほかにシアターやウユニ塩湖のVR(有料)なども。

今回の展示品はミイラ以外すべて写真に撮っていいらしい。
シパン王墓のネコの神もレプリカが展示されており、レプリカゆえに撮影可能だった。
わーいわーい♪
レプリカでいいから、カニ魔王にも来てほしかったなぁ……。
(ちなみに「レプリカ」は「ニセモノ」とは異なり、ちゃんと展示する意味のあるモノである)
さすがに三回目になると、「もう撮影はいいや」って感じで、ひたすら見て回れた(笑)。

やはりモチェはダントツに作品の完成度が高い。
時代が下ってからの黄金(合金かも)の製品を見ると、「どうしてこんなシンプルで扁平なものになっちゃったの?」などという感想を持ってしまう。
たぶん、彼らの技術はいったん失われたんだろうな。
文字もないし、あとを継ぐ職人がいなければあっという間に消えるものなんだ、きっと。

同じくモチェ文化で、神官の黄金のマントと、その神官を題材にとった壺とが並んでいる展示があったが、これは実に面白かったので、ぜひ観てほしい。
土器で成形された神官が背中に羽織っているマントが、実物とほぼそっくりなのだ。
びっくりするぐらいよく再現されている。
ほかにもいろいろ魅力的な遺物はあるけど、「展示」として見るなら今回のイチオシはココ。

あと好きだったのは、モチェ文化で生贄を連れて行く魚型の舟の土器とか(新柄の「くじら」として採用させてもらった)、ナスカ文化で神殿らしき建築物のミニチュア模型(お魚の装飾がかわいい)、それからおそらく1か2のブロックで見たカッコいい煙草用グッズ。

映像方面でも凝っている(カッコいい)けど、個人的には今回の展覧会は、主に「モノをたくさん見て自分の『好き』を発見する」のがおススメだな。

ほかにもいろいろあったんだけど、時間がないのでこのへんで。
写真は載せていいのかどうかよくわからんのでパス。
そのうちに何かでまとめるかも。

最後の物販スペースで、今回は缶バッジが売られており、友人らに「これ見るとお前の缶バッジしか思い出さない」と云われた(笑)。
うちの缶バッジのほうがかわいいもんね!(強がり)
缶バッジの画像はないけど、サイトはこちら。
http://eski-y.jimdo.com
ちなみに現在、うちで「カニ魔王福袋」を購入すると、先着5名様に「古代アンデス文明展」のチケットプレゼント!
https://eski-y.jimdo.com/shopping/


▼「古代アンデス文明展」のサイトはこちら(2/18まで)
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/andes/
http://andes2017-2019.main.jp/andes_web/

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2017年12月 7日 (木)

【グルメ】フォーシーズンズカフェ (FOUR SEASONS CAFE)


時間が経ってしまったので簡単に(現在12/20)。

ちょっとそっち方面に出かける用事があったので、友人と西葛西にあるフォーシーズンズカフェに行ってみた。
お昼&夕食兼用ということで、ディナーオーダーバイキングを注文。
おもにパフェとワッフルがお目当てである。


ヘルシーサラダボウル

ヘルシーサラダボウル(香味レモンドレッシングと共に)。

食べかけになっちゃったためアップで撮影。
というわけで全貌がわからないと思うが、かなりのボリュームだった。
パイナップルが美味しい。


古白鶏むね肉のトマト煮

古白鶏むね肉のトマト煮。

メインはこれだけにしておいた。
だって他のメイン料理って、ほぼ炭水化物系ばっかりなんだもん……(ドリアとかタコライスとかバーガーとかポテトとかオムライスとかサンドイッチとかカレーとかパスタとか)。
まぁ、お外が寒かったので、あたたかいお料理も必要だしね。
ふつうに美味しかった。


季節の果実ワッフル

季節の果実ワッフル

季節の果実ワッフル。

いまはストロベリー。
クリームが甘すぎず食べやすい。


キャラメルワッフル

キャラメルワッフル。

ワッフルはどれもシロップやジャムやクリームなど、ワッフルに付けるものがふんだんにあり、「シロップお代わりしたい」と思うようなことが一切なくてよかった(笑)。


季節の果実パフェ

季節の果実パフェ。

再びイチゴさん。
あまおうじゃないけど、酸味があって美味しかった。
とにかくクリームに嫌味がないのがいい。


パイン&キウイのパフェ

パイン&キウイのパフェ。

これ、見た目はすご~く地味なんだけど、実は個人的に一番のアタリだったかも。
非常に美味しかった。
美味しいパインを食べられるのって、イイネ。
キウイも、美味しいやつは美味しくていいよね(食べても口の中がガサガサしない)。


豆乳パフェ

豆乳パフェ。

非常にマイルドなお味だった。
あんまり甘くないし、いくらでも入りそう。
写真の手前左側は柿。


プレーンワッフル

プレーンワッフル。

メープルシロップとジャムが付いてくる。
ごくふつうに食べやすい。

だいたい1時間ちょっと。
ちなみに食べ残しは不可で、一度に一人あたり一品ずつしかオーダーできないシステムだった。
これなら食い散らかされることがないので、頭いいかも。
オーダーしてから出てくるまでの時間も短かったと思うし。
とにかくフルーツが美味しくてよかった。

ケーキにも興味が湧いたけど、バイキングにするとオプション料金がかかるから無理かな~。
かといって、ケーキだけ買いに来るには遠いな~(笑)。
でもいずれ機会があれば。

▼おまけのメニュー画像。
ディナーオーダーバイキングのメニュー




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2017年12月 5日 (火)

【グルメ】要の塩、3回目(麺処 篠はら)


時間が経ってしまったので簡単に。

なんだかあっという間に「要の塩」の日がめぐってきた。
今日は行けそうだぞ。
どうやら「牡蠣」らしいし(牡蠣好き)、ぜひ行かねば。
スープが売り切れてませんように!

というわけで、恐る恐る21時過ぎに行ったところ、待ち時間なしでお店に入れてしまった。
どーなってるの???
ま、いいや。
今回は「お茶漬けまでセット」だそうで、1000円のラーメン一種類のみ(ツウは味玉トッピングを追加するのかも)。

牡蠣と煮干しを使用した塩そば

牡蠣と煮干しを使用した塩そば。

牡蠣がどこにもないよ?(笑)
スープになってしまったらしい。
トッピングは、豚ロース肉、鶏むね肉(鶏ハム)、三つ葉。

いやぁ、このスープは美味かった。
絶品だった。
「お茶漬けのために残しておいてください」とあるが、残すのが結構な至難の業(美味しくてかぷかぷ飲んじゃうから)。
ううううみゃかったなぁああああ。


お茶漬け

お茶漬け。これにラーメンのスープをかける。

具は、鶏肉、牡蠣、黒バラ海苔、三つ葉、アラレ、山葵。
牡蠣は「牡蠣のワタの塩和えだろう」とのこと(友人談)。
牡蠣らしい味が凝縮されてる感じだった。
そして何しろスープが美味しいので、どう食べても美味しくないわけがないのであった。
お茶漬けもラーメンのスープも残さず平らげましたとさ。

どうも魚介スープの塩そばはアタリっぽいなぁ……。
まぁ、決めつけないでおいて、機会があればいろいろ試しちゃおうっと。




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2017年12月 4日 (月)

【映画】「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」


ストップモーションアニメ。
あらすじだけ読むと「どんなトンデモ話だ!?」とおののくが(笑)、見てみたら極上のファンタジーだった。
じゃあ、あらすじの書き方が悪いのかってーと、実のところ「あらすじの通り」なので直しようがないのであった(笑)。

あらすじ クボは三味線を奏でることで折り紙を自由に操ることができるという、不思議な力を持つ少年。かつて闇の魔力を持つ祖父に狙われた際に父を亡くし、片目を奪われたクボは、最果ての地で母と生活していた。しかし、闇の刺客に母までも殺されてしまう。両親のあだ討ちを心に誓ったクボは、面倒見のいいサルと弓の名手であるクワガタを仲間にする。

ほら、読むと「なんじゃこりゃ!」ってなるでしょ(笑)。
でも違うのです。
ニンジャスレイヤーではないのです。
むしろ「かぐや姫」とか「ももたろう」とか「一寸法師」とか、そっちの世界で考えるとわかりやすい。
そして脚本が素晴らしい。
決着の付け方が最高。
この舞台に日本を選んでくれてありがとうと云いたくなる、近年まれにみるユニークで秀逸なラストだった。
以下、ネタバレがあるのでまだ観ていないかたはここでストップし、回れ右してそのまま観に行ってください(まだ上映してるよ)。


以下、とりとめのない感想。
まとまってないので、読んでも役に立たないかも。

そもそも、なんでこれを「ストップモーションアニメ」でやるのかね(ガクガクブルブル)。
CGじゃないんですよ?(多少は使ってるだろうけど)
たぶん、何も聞かずに見ると「3DCGかぁ」とだまされるレベルの滑らかさだった。
画面もキャラクターもよく動く、それを人形を使ってちょっとずつ動かすとか、想像するだけで気が遠くなりそう……スタッフ全員マゾとしか思えない……。

声優、よかった。
日本のアニメに慣れた友人は逆に「慣れない」と云っていたが、英語はかなり聞き取りやすかったし、私にはGoodだった。
レイフ・ファインズってやっぱり上手いなぁ~(月の帝)。
どんな色でも自由自在に出す俳優だよね。
優しい声音も恐ろしい声音も高飛車な声音も不安な声音も。

クワガタがどこから出てきたか不明だが(笑)、サルは日本の昔話でほぼレギュラーを張る動物だから、採用されて当然って感じだ。
この作品に登場するサルも、賢くて器用でサルらしかった。
しかも戦いに強い!!
実に頼りがいのあるヤツなのに、クボが子供らしく衝突しちゃうところがおかしい。

クボの父親が、母親に云った一言(その一言で母親の世界が変わった)が興味深かった。
字幕では「君を探していた」、英語では「You are my quest.」だったと思う。
英語に詳しいわけじゃないものの、このフレーズは聞きなれなかったので、オヤと思わされた。
そういうふうに云うのかぁ。

相手を叩きのめすのではなく、かといって「みんな同じ存在、みんなナカヨシ」みたいに必然性のないままナァナァで済ますのでもなく、物語を語るということの働きをもってやさしい結末に導く本作は、武力的な(魔術も含む)力と怒りとで相手を打ち倒す話があふれかえっている今日において、貴重な「物語」だと思った。

ところで、月の住人が感情を持たないってくだりで「かぐや姫」を思い出したのは私だけではあるまい。
「かぐや姫」って非常にアレンジや論説の多い昔話の一つだけど、「かぐや姫が月の世界に帰るとき、人間らしさ(感情)を失っていく」って解釈の舞台もあったはず。
もしやそういうところまで脚本家は知ってたのかしらん。
そして、そうした感情を持つまいとする月の住人達の姿は、「他者」(ないし「世界」)に接することで自分が喜んだり落ち込んだりして「揺れ」てしまうこと、自分が変化してしまうこと、そういったことを恐れて安寧を保とうとするような「逃避」の姿に重なって見えた。
だから、なぜ祖父がクボの目を奪おうとするのか、その理由をクボが口にしたとき、自分としてはとても腑に落ちたのだった。

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2017年12月 2日 (土)

【グルメ】天丼ふじ


実際に行ったのは昨日だが、こちらで。
低予算で美味しいものを、と、食べログで検索してこちらのお店に行ってみることにした。
(この間、日本橋で金子半之助に入れなかったリベンジも兼ねて……?)

行ってみて、「こんなところにあったんだ~」とちょっとビックリした。
ときどきこの前を通っていたはずだが、こんなお店があるって全然気づいてなかったよ。

天丼

ふつうの天丼、800円。

ここは「天丼屋」で、いわゆる「芸術的な天ぷら屋」とは逆のバイアス。
海老の大きさはそこそこだし、高級店でみられるような「軽やかさ」はない。
それでも美味しい。
庶民のお味である。

個人的にはキス天も入ってるのが嬉しかった~(キス天すき~)。
庶民的としては、美味いし安いし文句なし。
ほかほか温まれるし。
お漬物(おしんこと白菜漬け)は別料金で、一皿100円。
白菜漬けも漬かりすぎてなくてよかった。

ちなみに胃袋さえゆるせば、おススメは「ジャンボ天丼」かも。
海老やキスが2倍になって、たったの1000円!
超オトク!!

また天丼を食べたくなったら行きたい。
予算に余裕がなくなったときなんか最適(笑)。
天ぷらは本来、庶民のミカタさ。




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