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2017年10月の記事

2017年10月27日 (金)

【展示】「運慶」展(東京国立博物館、東京・上野)


ものすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/15)。

東博の運慶展を駆け足で見てきた(会社が忙しくてなかなか時間が取れない)。
21時までやってくれるのは本当にありがたい。

端的に云って、「運慶サン、ぱねぇ」(←半端ない)。

康慶から運慶、快慶や湛慶ら慶派へと順番に展示が進んでいくのだが、運慶だけちょっと飛び抜けている感じがしてしょうがない。
まずもって、運慶の作品で塗装されているものはすべて、見た目に「木彫り」って感じがしない。
たとえば曲面の「つるん」とした感じが、まったくもって「木彫り」と思えない。
むしろ鋳造なんかに近いかも(でも金属製品の真似っこってわけでもないところがフクザツ)。
「塗装してあるからでしょ」と思ったアナタ、私も最初はそう思ったが、他の人の作品と比べてみるといいだろう。
塗装されていたって、「木彫り感」のある作品が多いのだ。
運慶のは全然そういう印象がない。
これだけ云っておいてなんだが、実は木彫りらしいかどうかといった切り口で見るべきじゃないんだろうな。
おそらくは、「造形の完成度が高い」と表現すべきなんだと思う。
衣文の波打つかたちなんかもう「完璧」としか云いようがない。
足先からてっぺんを指す指先までのラインが「完璧」。
手のひらのふくよかさも腕の筋肉も「完璧」(実は写真のような「再現性」に優れるわけではないところもミソ)。
目玉の力強さやそれに見つめられているような造りが「完璧」。
しかし結局、何をもって「カンペキ」と云いたいのかを言語化できていないので、こちらとしては歯痒いったらない。
ちくしょー。
ノックアウト。

まぁ、現代風に云うなら、凄まじい「中二力」である(ケレン味が過剰に溢れ出してる)。
とにかくカッコいい。
完璧にカッコいい。
他の人の作品はみなそれなりに上手いものの、運慶作品ほどまでに突き詰められていない印象がある。
とはいえ、慶派はやっぱりみんな好きだけどね。
なかでも康慶(おとうちゃん)の作品はみんなパワーを感じられるものばかりだったし。

まだ会期が残ってるね。
もう一度、運慶の作品だけ観に行こうかしらん。
ノックアウトされるために。

▼この展示のサイトはこちら。
http://unkei2017.jp/

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2017年10月24日 (火)

【グルメ】キッチン チェックの「ボルシチ」1500円


すごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/15)。

お腹がすいたー。
肉を食べたいー。

とゆーことで、久しぶりにキッチンチェックに行ってみた。
おおっ、季節メニューにボルシチがっ!
ステーキを食べるはずだったのだが、ついついボルシチを注文。

ボルシチ

ボルシチ、パンorライス付き1500円。

お野菜たっぷりだし、ちゃんとビーツを使ってるから赤いし、ボルシチらしいボルシチだった。
これにサワークリームがあれば云うことなし、なのだが。
ちょっぴり残念。
でもとにかく野菜の食べでがあって、なかなかよかった。
スープも最後の一滴まで食べちゃった。


▼おまけの写真。カキフライもそそられます。
シーズンメニュー




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2017年10月20日 (金)

【展示】「古代アンデス文明展」内覧会(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ちすぎたのと写真を載せられないためとで記録だけ(現在11/14)。
御縁あって科博のアンデス展内覧会に行ってきた。
招待状をくれたご本人は多忙で来られなかったのだが、アンデス文明研究会で知り合ったSさんとちょうどお会いすることができたので、これ幸いとご一緒させてもらった(こちとら内覧会なんて初めてだし)。
ゆっくり見るペースに合わせたら、最初の3部屋で終わってしまったのであった(笑)。

今回、モチェの土器はラルコ・オイレ博物館からの出品が多く、東京にいながらにしてユニークな造形が楽しめた。
その一方で、出土状況がわからないのがやっぱりもったいないなと思った。
(ラルコ・オイレ博物館は個人蒐集による博物館なので、盗品の購買もあるらしく、そうするとどこからどのような状況でどんな状態で出土したかの情報が皆無になってしまうのだった)

ナスカも他の文化もいいけど、自分は今、カニ魔王のせいで「モチェ」ブームだから(笑)、ついついモチェに注目してしまうのであった。
その点でも、のんびり見られたのはありがたいことだった(モチェは最初の3部屋目)。

もう一度行って、全部しっかり見て回らないと(笑)。
いや、あと2回くらいは行くべきか?
今から楽しみである。

▼この展示のサイトはこちら。
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/andes/

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2017年10月15日 (日)

【グルメ】京都駅の「はしたて」で夕食


ものすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/13)。

「国宝展」から駅に戻り、せっかくなのでどこかで夕飯を食べてから新幹線に乗ろうということで、エキナカではかなり評価の高いこちらのお店に行ってみた。

うーわー、並んでる~……。
自分の前に13人くらい。
ダメだったら車内で駅弁を買う覚悟で、一応待ってみることにした。
店員さんの予言どおり、30分待ってやっと入店(正確には35分)。
店内を見渡すと、ご飯はとっくに食べ終わって、ただスマホをいじっているだけの人とかパラパラ。
う~ん、これじゃあ列が動かないわけだ。

何しろ時間が限られていたので、一番早く出てきそうな「本日のおまかせ丼」を入店するなり注文。
予想に違わず、10分以内にやってきた。


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本日のおまかせ丼、1782円。

ちなみに「ごはん少な目」にしてある。


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かんぱち丼。

向こうが透けて見えるかんぱち(笑)。
美味しいが、もうちょっと食べたい~(笑)。


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野菜のかき揚げ丼。

かき揚げは、玉ねぎ、にんじん、しいたけなど。
しいたけが……しいたけがウマッ!!
もう一個入れておいて~(泣)。


ところでワタクシは漬物が嫌いである。
浅漬けは食べられるけど、古漬けはほとんど食べられない。
日本に限らず、中国のザーサイも韓国のキムチも欧米のピクルスもダメ。
しかし、ここでの付け合わせの胡瓜の漬物は(浅漬けだったからってのもあるけど)、全部美味しくいただきました。
何が違うんだろ??

鱧の煮麺も食べてみたかったなぁ~。
次回はもうちょっと時間の余裕をもって行きたいと思った(「次回」がありますように……)。

ところで、ご飯も美味しかったが、お土産に「栗の葛焼き」なるものを買って帰った。
6×4センチくらいで、一個360円(ひ~え~)。
これがもう!
電子レンジでチンと温めて食べると、もう!!
素ン晴らしく美味しかったのであった。
ふわふわでいながらもちもちで、「栗ーっ」って感じで、もうもうもう!!!(意味不明かも)
ごちそうさまでした。




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【展示】京都でなぜか「国宝展」(京都国立博物館)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/9)。

この日は本当はいろいろ遊びたかったのだが、一緒に遊ぶ予定の友人がご親戚の危篤で遊べず。
なんとなくダウナーになり、モノノケ市の疲れと相まって、昼までホテルで過ごしてしまった。
その後、京都駅ですんばらしいスイーツを食するも、どうもアクティブになれず。
だいたい朝からずっと雨でお天気が悪いんだよ、アクティブになれないって(笑)。
昨日のモノノケ市で降らないでくれて本当にヨカッタ。

そんなわけで、まぁ、国宝展でも見に行くか、と。
こ~れ~が~たいへんだったのだ~。
バスにさっさと乗れたところまではよかったのだが、そのバスが駅前ロータリーから出るのに20分以上かかった。
「駅前ロータリーから出るのに」、ですぜ。
実は全部歩いたほうが早かったんじゃね?
ってぐらい、三十三間堂前のバス停にたどり着くまで時間がかかったのだった。
そう、ほとんど一時間……。
オソロシイ……。
かなりしばらくぶりで忘れてたけど、雨の日の京都のバスは最悪だ。
次からできるだけ乗らないようにしようっと(「次」があれば……)。

とゆーわけで、博物館に到着したのがすでに16時近く(正確には15時45分)。
そこから1時間半くらい、展示を見て回った。
これがまた……ものすごい人出で……。
う~ん、別な友人に勧めてもらった二条城の展示に行くべきだったか~……と、思っても後の祭り。
ますますメンタルダウン(笑)。
集中力がもたないので、ひととおり見て回りつつも緩急をつけることにして、目を引いたもの以外は彫刻・陶磁・漆工だけ注意して見るようにした。

陶磁器では、相国寺所蔵の玳玻天目がよかった。
このあと曜変天目に展示替えとなり、その後に油滴天目が展示されるらしい。
龍光院所蔵の油滴にも興味があるが(曜変天目は大阪市立東洋陶磁博物館所蔵分で、ちょっと前に東博で見たやつじゃないかと思う)、玳玻は渋くてかわいい割に注目度が低く、イマイチ展示にお呼ばれしないイメージがあるので、貴重なものを見られて嬉しい。

漆工では、素晴らしいつくりの鞍が展示されていた。
しかして主に螺鈿細工に目がいってしまうのだった(笑)。
基本は蒔絵と螺鈿。
綺麗だけど、徳川の金ぴかさんはちょっと飽きた(もう何度目か)。

彫刻はやはり仏像が多かった。
自分はこれまでに結構な点数を見てきたほうだと思うが、それでも「初めて見る」という奴らがいて吃驚(「見てきた」っていっても網羅できるわけもなし、驚くことでもないんだけど)。
しかも平安仏のくせにかなりのイケメンで、ただのシモブクレじゃないゾ!!(凄く失礼なことを云っています……)
どこに隠されていたんだ、こんなイケメン!?

やはり「京都」だけあって、彫刻はもちろん、他の分野でも「お寺さんが所蔵している」物品が多かった気がする。
「国宝展」は東京でも開催されるが、こんなにお寺さんから引っ張ってこられないよね。
このへんはやはり「京都ならでは」なんだろう。

ところで今回一番の目玉はおそらく雪舟の《慧可断臂図》(えかだんぴず)と、俵谷宗達の《風神雷神図》であったと思う(残念ながらI期だったので等伯の作品はいなかった)。
《慧可断臂図》は、個々の筆致は水墨画のそれなのに、絵として見るとなぜか水墨画っぽくない感じのする、不思議な絵画だった。
たぶん、達磨の輪郭線のせいだよね。
宗達の《風神雷神図》は何度見ても飽きない。
サイズが大きいから後方からでも楽しめるし、琳派にしてはのびやかな感じが好き。
(どっちかってーと琳派は最近ニガテである)
つい、風神雷神のシートマスクをお土産に買ってしまった(笑)。

そうそう、今回も縄文のビーナスたちがおでましになっていた。
さすがに食傷気味(笑)。
縄文のビーナスも仮面の女神も好きなんだけどね、なんかしょっちゅうお会いしている気がする今日この頃(笑)。
というわけで、じっくり見たい方々に場を譲って早々と次の展示に行ってしまったのだが、あのビーナスたちの展示はもうちょっと工夫したらどうかなぁと後から思った。
じつは茅野市の考古資料館(正式名忘れた)で見たとき、同じ部屋の片隅にほかの土偶が展示されていた。
その土偶たちは、明らかにビーナスや女神を真似して作られているんだけど(あるいは真似でなくとも流行の意匠だったか)、とにかく「ちゃちい」。
これは資料館を見に行った日記でも書いた覚えがあるが、とにかく「子どもの泥遊び」レベルの土偶だらけなんである。
それと比較すると、ビーナスや女神たちがいかに素晴らしい芸術作品であるかということが一目瞭然になるわけだ。
そういう比較展示も(写真でもいいから)ちょっと取り入れてもらえると、「なぜ国宝に指定されているのか」がわかりやすくていいのでは。
ビーナスたちに関しては特にそう思ったのだった。

帰りもおそるおそるバスに乗ったところ、今度は普通に15分くらいで駅に到着した。
よかった~、これでまた40分とかかかったら、ご飯を食べる暇もなく新幹線に乗らなきゃいけなくなるところだったよ。
ま、終わりよければすべてよしってことで、やっとダウナー払拭(笑)。

▼おまけの写真。
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京都国立博物館のメイン館。これまた素晴らしく魅力的な建築物だった。いいなぁ。


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「国宝展」の看板。


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【グルメ】京都の「マールブランシュ JR京都伊勢丹店」でパフェとスイーツ


ものすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/13)。

モノノケ市の翌日、昼過ぎまでホテルでごろごろしてしまい、14時ごろにやっと京都駅へ。
まだお昼ご飯も食べてない。
栄養バランスは無視して、甘いものを食べたいかもということで、昨日お手伝いしてくれた友人と伊勢丹の「茶寮 都路里」へ行ってみた。

一時間待ちは確実な長蛇の列でとてもじゃないけど入れマセン(涙)。

お隣のマールブランシュは3名しか並んでいなかったので、こちらに並ぶことにした。
15分くらい待って入店。
残念ながらパンケーキはすべて売り切れていたため、季節のパフェと、ケーキ一個を注文した(あとドリンクも)。

無花果と葡萄のチーズケーキパフェ

無花果と葡萄のチーズケーキパフェ

無花果と葡萄のチーズケーキパフェ、1588円。

友人が感動して云うには、
「イチジクが甘くてとろっとしているから、あまり甘くなくて香りのよい葡萄ゼリー(葡萄というよりもワインゼリーのよう)や、フレッシュな生クリームとの相性がとてもいい。
中に入っているホワイトチョコ風味のチーズケーキや、バニラの効いたアイス、ブドウシャーベットはみんな単品で食べても美味しく、組み合わせて食べてもGood。
総じて甘くはないけど、食材の質がいいからか、薫り高くてとても満足感のあるパフェだった。
コーンフレークなんかひと欠片も入ってなかったし!!」
とのことだった。
つまり、「おいしかった」。


乙女リンゴ

乙女リンゴ、605円。

真っ赤なリンゴの中身は、口溶けなめらかなバニラクリーム。
その下にりんごの旨味を閉じ込めたリンゴタルトがある。
こ~れ~は~めちゃくちゃ美味しかった。
そもそもクリームがとても美味しいのに加え、リンゴの酸味が合わさっていっそう引き立つ感じ。
きわめつけはタルト生地。
生地だけでも美味しいわぁ~。
もちろん他の具材と一緒に食べると抜群に美味である。
「やめられない止まらない」って状態を、久しぶりに体験したかも(自制が難しくて食べずにいられないとゆーか……)。
ちなみに、あとで見たらこのサロンだけじゃなくて、エキナカ(近鉄名店街)のカフェでも売っていた。
しかしさすがに東京へ買って帰るのはあきらめたのであった(笑)。

スイーツ類は素晴らしく申し分なかった。
が、ドリンクがいま一歩かな。
カフェオレはまぁ普通だったけど、友人の注文した紅茶が……味が薄い……?
このレベルのサロンにしてはいまひとつ、だったと思う。
しかしスイーツが美味しかったのですべて赦そう!
こうなると、パンケーキが売り切れていたのが残念でならない。
ああ~、食べてみたかったなぁ~。




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2017年10月14日 (土)

【イベント】京都で「モノノケ夜市&一条百鬼夜行 2017」


時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/7)。
紆余曲折を経て、どうしても一度参加してみたかったイベントに参加してきた。

朝早くから新幹線で京都へ。
ホテルに預けられる荷物は預け、駅構内で温かいうどんを食べた後、タクシーで会場へ向かった。
このとき乗ったタクシーの運転手さんが親切でしかも手慣れた地元の運転手さんだった。
「ちょっと急いでいる」と云ったら、信号を通らないように細い路地をチョイスしてくれて、かなりの速さで着いてしまった。
ホテルから2000円切って到着って、神ドライバーか、おじさん……(ふつうは3000円くらい)。

そんなわけで一番乗り。
まぁ受付が開くにはまだ一時間以上あるんだけど、何しろ弱小だもんで雨よけのパラソルとかを持ち込めない。
雨が降っても被害が少ないテーブルをゲットしようということで、早々並ぶことにしたのだった。
(並ぶ時間を繰り上げちゃってすみませんでした。次回があるとしたらもうあんなに早くは並びません……雨予報でなければ)

並んでいる間に、今回お手伝いしてくれる友人とかわるがわる大将軍八神社にお参りしてきた。
今日はお祭りの日で(というよりもこの神社のお祭りに合わせて一条百鬼夜行が行われる)、神社前では神事の綱引きが行われていた。

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真っ白な装束は、大蛇(おろち)なんだって。
本当は「いろんな動物が力を合わせて大蛇を倒しました」って事件の再現らしいが、大蛇側が勝つこともあるのだろうか?

時間を端折って、受け付け開始である。
参加費の支払いなど済ませたあと、あらかじめ下見して「よさそう」と思った箇所を取りに行った。
ここなら雨が降っても何とかなるだろう。
早速設営に入った。

16時ごろ、アナウンスはないが、何となくスタートしたもようである。
そこからさらに40分くらいかけてやっと一通りディスプレイが完了した。
……なんか傍目にすごく胡散臭い。

▼われらがユニット「珂爾魂(かにたま)」のブース。
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そもそもネタとして古代ペルーの「モチェ文化」から引っ張ってきた「カニ魔王」が胡散臭さの極致なのでしょうがないといえばしょうがないが。
机の半分くらいが「カニ魔王の神殿」になってるし……胡散臭いよぅ~(涙)。

▼カニ魔王さまの神殿、コレ。お賽銭を入れて下さった方、有難う御座いました(笑)。
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参加するにあたっては、『ペルー怪異読本第一集 大妖怪カニ魔王』という冊子を作った(A5判、本文32p)。

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「ネタ」だらけの冊子である。
真面目なハナシはちょっぴりしか入っていない(笑)。
いや、もうちょっと真面目なハナシを入れようと思っていたんだけど、ネタ部分の制作に時間がかかっちゃって……。
しかも深遠なる理由により、「非売品」扱いである(他の売り物のオマケ扱い)。
もう胡散臭さココにきわまれりって感じである。

非売品の冊子を頒布するために(意味不明)、今回、「カニ魔王の大妖言」なるものを作ってみた。
要はおみくじなのだが、おみくじと、缶バッジと、冊子が付いて500円。

▼缶バッジ。おみくじの吉凶によって種類の違うやつが入っている。
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まあまあの売れ行きだったかも。
カニ魔王については、ときどきとても気に入って(気になって?)くださる方がいらしたかな。
男の子なんかもよく「カニだ」と覗きに来てくれた。
男子ってどうしてカニが好きなんだろう?(笑)
それにつけても、「カニ魔王」って名前を他人が口にするのを聞くと、案外恥ずかしかったなー(自業自得)。
自分で云う分には平気なのになー、フシギ。

18時ごろ、京都在住の友人が遊びにきてくれた。わーい。
たくさんお買い上げいただき、ありがとうございました。
お喋りもできてうれしかった。
彼女は京都に住んでもう何年にもなるが、モノノケ市や百鬼夜行に来るのは初めてだったらしい。
こういうヘンテコ文化を愛してくれる御仁ゆえお呼び立てしたところ、やはり楽しんでもらえたようだった。

18:30、百鬼夜行がスタートする時間で、みんなソワソワ。
10分ほどして、我々の前に先頭の旗持ち(主催団体・百妖箱のリーダー)が現れ、そこからしばらく仮装行列を眺めた。
「和太鼓ドン」というグループが笛と太鼓でお囃子を付け、その前後にあれやこれやの妖怪ども。
いいね、ナマ囃し。
一行は大将軍商店街を練り歩き、再び折り返して公民館へ。
往復眺めて、楽しめた。
以下、ちょっぴり写真をば(歩いてるだけでも結構なモーションになるので、ピントが合わない奴が多いけどご勘弁)。


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▼青鬼さん。凝ったつくりで、仮装行列前から目立っていた。
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▼動物シリーズ、復路。子どもたちに人気。
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▼豆腐小僧さん。これだけピンぼけていれば個人情報になるまい。。。
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▼天狗様。これは凄かった。一本歯の高下駄で堂々と歩いていらした。群を抜いて背高だった。
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ほかにもいろいろいたんだけど(妖怪「びろーん」とか(笑))、見るだけでもお腹いっぱいになっちゃうもので、なかなか写真撮影できず……(笑)。

行列が終わったら、お客さんもあまり来なくなってしまったため(どうも「モノノケ市」での買い物目当てのお客さんは、行列前にいらっしゃる人が多そうである)、自分たちもそのへんを見て歩いた。
屋台で買い食いもできたし、お祭りに参加できた感じがして楽しかった。
実はこんなにたくさんの人が来るとは思わず、正直なところ、ヒトの出の多さに驚いた。
それでも「昨年より人が少ない」そうで、さらに吃驚(お天気が悪かったからだろう、と)。
やっぱり賑やかなお祭りっていいよなぁ。

20時すぎから片付け始めたが、21時には完全撤収ということで猛スピード。
この撤収作業が一番疲れたかも(笑)。
軒先を貸してくれたご家族の方々には終始親切にしていただき、無事にモノノケ市参加を終えることができたのだった。
ああ~楽しかったな~。
そしてあれだけ神経をつかったのに反して、雨がパラリとも降らなかったのは僥倖であった。

そういや番組《所さんの~》のスタッフがカニ魔王神殿を撮影していったけど、どこかでオンエアされるのかしらん?
テレビでカニ魔王様を見かけたらぜひご一報ください(笑)。

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【グルメ】京都の「そば処 葵」で昼食


ものすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/10)。

京都到着後、ホテルのロビーで預ける荷物とモノノケ市に持っていく荷物とに分別したり、モノノケ市の間にひもじくなるといけないからちょっとした食料飲料を買いこんだり、いろいろ準備したあとで昼食に。
あまり時間的余裕がなかったのと(実際にはもうちょっとあったのだが、気持ちの余裕がなかった)、肌寒い気候ゆえあたたかいものを食べたかったのとで、すぐ近くにあったエキナカの蕎麦屋でうどんを食べることにした。
エネルギーを充填できそうな「きざみカレーうどん」980円を注文。

ちょっと待たされたが、そのうちにうどんがやってきた。


きざみカレーうどん


しまった、カレー味にしちゃったからおつゆの味がよくわからないや。
友人はふつうのおうどんを注文しており、おつゆがあまり関西風じゃないと云っていた。
つまり、醤油辛いと。
東夷のくせに関西風うどんの好きな自分としては、醤油辛いおつゆはイマイチかも……つまりはカレーうどんにしてよかったのかも(笑)。

きざみカレーうどんはふつうに美味しかったし、アツアツで出てきたのであたたまることができてよかった。
コスパがいいとは云えないが(おうどんでこの価格は若干高い気がするから)、駅構内であることを考えれば順当かな。




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