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2017年9月の記事

2017年9月30日 (土)

【舞台】コルバタ「プロレス超初心者ですが未来を託されました」(池袋演劇祭参加作品)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/23)。
縁あって観に行ったもの。

プロレス愛に満ちた舞台だった(笑)。
一応プロレスを知らなくても楽しめる内容には仕上がっていたが、とにかくプロレス愛に満ち満ちていた(笑)。
プロレスを知らない客としては、マスクマンが説明をしてくれるときに、代表的な技を二つ三つ教えてくれるとさらによかったかな。
あと、実際のプロレス場面が一回しかなくてちょっと残念だった(おいおい)。

いちばん気になったのは主役(座長)の立ち姿かな~。
いつもプロレス的立ち方になっちゃってて、猪首になってる。
全部の場面でとは云わないでも、見せ場ではやはり足の裏から頭のてっぺんまで一直線に棒を通すような、舞踊的な綺麗な立ち方をすると、もっと美人さんに見えるはず。
せっかくのヒロインなんだし、そこはちょっと工夫したらどうであろうか?

あとはまぁ……脚本の練り方が足りないかな~。
たとえば、「能力」ってやつが出てくる意味がよくわからなかった。
見たかぎりでは、「能力」なしでも組める内容ではなかろうか?

大道具を固定しつつも場面をどんどん転換していく演出方法はうまかった。
テンポもそこそこよかったし。

プロレス愛のない客にはちょっとついていけない部分があるのも確か(笑)。
とはいえ、プロレス愛を広めるためにはこの路線で行くが吉であろうとも思う。
プロレス場面でもほかの場面でも、もっと客席のヤジが盛んになって、イジりイジられが激しくなればなるほど面白くなるだろうな。

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2017年9月28日 (木)

【グルメ】伊勢丹のイタリア展


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在11/2)。

いつものイタリア展に行ってきた(実は6階会場と屋上と、二度に分けて行ってしまった)。
いや、「食べてきた」と云うべきかも。
以下、写真でざっとご紹介。

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不思議なスイーツ、カンノーロ540円。
揚げた筒状の皮にリコッタチーズのクリームが詰まっている。
甘すぎないのでパクパク食べられるが、カロリーはかなりのものと思われる……。
シチリアのリストランテ・ドゥオーモ。


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アルデンテ・ラ・サルサのパスタバーで、アマトリチャーナ。
ピリ辛で超美味い。ついソースの瓶を買ってしまった(笑)。


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BABBIのジェラート、648円。
ピスタチオと、ジャンドゥーヤかティラミスのどちらか(忘れちゃった)。
ピスタチオジェラートって美味いよね~。


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イタリアンフードコートの、バニフィーチョ・ボンチのカウンター。
どれも美味そう(実際、おいしいんだよね~)。


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お薦めの地ビール、Isaac。
軽めでフルーティー。972円。


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佐賀牛の赤ワイン煮込みと野菜チップのブルスケッタ、864円。


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ゴマチャバッタパニーニ、756円。


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美味しかったが、見た目よりボリューミーですっかり満腹(笑)。


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ジルド・ラケーリのジェラート、540円(アイスは別腹)。
マンゴーとレモン。どっちも美味しかったけど、レモンが酸っぱくて実に美味だった。清々しいまでの酸っぱさ(笑)。


ここから、二回目の屋上探訪。

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ピッツァナポリターナマリナーラ、843円。
ナポリピッツァ・アプティエール協会×ジャンカルロ東京のコラボで、マリナーラは要はマルガリータのチーズ抜きであった(笑)。トマトソースもピザ生地もとても美味しかった。もちろんこれにチーズがあれば最高だが、カロリー的にもお財布的にもちょっと我慢(笑)。


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ピエトレ・プレツィオーゼのイタリア風モンブラン、モンテビアンコ、864円。
サクサクなビスケットのまわりにたっぷりの栗ペーストを絞り込み、上にホイップクリームをトッピング。ビスケットが本当にサクサクで、他と合わせて食べるのが超美味だった。


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カンノーロ味変わり、648円。
これも美味しい~。でももう財布が……。


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カサレッチェ彩り野菜のソース、たくさんの旬野菜を入れたチャンボッテッラ、1188円。
バリラ×アンティキサポーリのコラボ。これも美味しかったな~、食べてるとホカホカあたたまってくる感じで(その日は肌寒かった)。アンティキサポーリってお店に食べに行ってみたいと思わせられるくらい美味しかった(が、コスト的に食べに行くのは無理かも……(涙))。

屋上には食材の販売コーナーもあって、なぜか全商品に対して、一個の価格で同じものが二個買えちゃうというセールをやっていた(つまり半額)。
むちゃくちゃやがな(笑)。
グリッシーニとチェリートマトのペースト、それにピスタチオのクリームなどをうっかり買いこんでしまいましたとさ。
すっからかん。

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2017年9月25日 (月)

【グルメ】姫路の「炭焼あなご やま義」であなごの夕食


姫路で、即新幹線に乗る人たちとはお別れして(自分の乗るヤツはもっと後)、夕食を食べに街へ。
あなごを食べるのだ。
食べログで一番評価の高いアナゴ屋さんに行ってみた。
口コミどおり、夜は空いているみたい(昼時は行列らしい)。

一期一会なので奮発して「やま義定食・特上」1810円を注文した。
あなごわっぱ(蒸し煮・地焼き・佃煮の穴子三昧重)、焼き穴子、小鉢、お吸い物、野沢菜漬物のセットだ。

やま義定食特上

やま義定食特上、1810円。


あなごわっぱ

あなごわっぱ。


焼き穴子

焼き穴子。ぷりぷり。

すごく美味しくて、ものすごく気に入った。
「持ち帰りたいけど、日持ちしないよなぁ……一人暮らしだし無理だよなぁ……」と思って諦めていたら、じつは焼き穴子は真空パックしてくれるんだって!!
でもその話は会計の時に聞いたから間に合わず……。
出来合いの真空パックがあるわけではなく、注文をもらうとそれから焼いてくれて、少し覚まして真空パックしてくれるらしい……じゅるじゅる……返す返すも口惜しい。
ものすご~く残念そうにしていたら、「また来てください」とおじさんに云われて、気持ちが落ち着いた。
正直なハナシ、姫路に来る機会が今後あるかどうかわからないが(確率的にゼロに近いが)、まぁ次に来たら買うか、と思った。
そのくらい悔しがっちゃうほど美味しかった。

お茶漬け

最後に、あなごわっぱをお茶漬けに。


▼おまけの画像。お店の内観と外観。
店内


外観




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【グルメ】日生の割烹「上内(うえうち)」で昼食


割烹屋さんでお昼をいただくことに。

外観


ここへ来てお魚である。わーい♪
昨日はパンづくしで、「姫路赤穂くんだりまで来ておきながら海の幸を食べないのはどうよ」と自分でもグルグルしていたから、ちょうどよかった(笑)。
お刺身と煮魚と天ぷらと出てきたが、全部美味しかった。
お刺身はプリプリだった。
煮魚はお味がちょうどいい塩梅にしみてたし、天ぷらはふわっと温かくて衣サクサクだった(キスだよね? やっぱり天ぷらはキスだよね?)。
全体のボリュームもよく、ちゃんと食べきれたし、満腹もした。

以下、写真でご紹介。

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【旅行】姫路と赤穂4「日生」


昨日は思い切り観光してしまったが、今回の旅行の主目的は、日生にある「BIZEN中南米美術館」訪問である。
そのお仲間の一部とホテルのロビーで出会い、みんな揃って車で駅まで送ってもらった。
電車の時刻まで少々時間があるので、駅の観光案内でお土産を少々購入。
その後、鈍行電車に乗ってどこどこと日生駅をめざした。
電車の扉の開閉が手動式で新鮮だった(東京にも一部あるらしいけどさ)。

いいお天気で、景色もよい。
それにつけてもこの辺は読みの難しい地名が多い気がする。
「日生(ヒナセ)」はたまたま知ってたけど、「寒河」を「ソウゴ」なんて読めないって。
九州に近い分、歴史が古いのかな。

10時半ごろ「BIZEN中南米美術館」に到着し、館長さんにお出迎えいただいた。
そのまま昨日までやっていた「蔵出し展」の鑑賞。
館長さんにご説明いただきながら、一通り見て回った。
ものすごく多様な地域から集めているようで、まさに中南米文化を「網羅」していた。
もっとアンデス関連のいろんな展示に活用されればいいのに、モッタイナイ。
★展示内容については後日、この日記と項目を分けて写真をアップします★

以下、写真でご紹介。
いずれも貴重な体験だった。

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手動開閉の扉。


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日生駅を降りて歩く。


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日生の風景。すごい好天気だった。


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「BIZEN中南米美術館」への看板。


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「BIZEN中南米美術館」入口。


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「BIZEN中南米美術館」、全体はこんな。
実は全部が備前焼の煉瓦だったりする(凄い)。


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「BIZEN中南米美術館」入口脇の由緒正しきレプリカ。
苔むしちゃって石像にしか見えないが、実はFRP(笑)。
大水のときはぷかぷか浮いてたらしい(笑)。


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「蔵出し展」のボード。終わっちゃいましたが。


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次の企画展のポスター。かっこいい。


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道端に落ちてた猫。


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昼食処へ行く途中。南国の雰囲気。
ちなみに奥に見える島は鹿がいっぱいで、昔はよく本土まで泳いできていた。
今は橋があるので、橋を渡ってくるらしい(笑)。


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最近日生でブーム(?)のかきおこ屋さん。
何かと思っていたら、「牡蠣のお好み焼き」だって!
数十軒の店舗があるらしい。これからがシーズン。


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日生の夕焼け。風光明媚だなぁ。


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電車。これに乗ってまずはどこどこ播州赤穂へ。
そのあと乗り換えないと姫路に出られない(JR西日本内でも近畿と中国地方の境なんだろうな)。

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2017年9月24日 (日)

【旅行】姫路と赤穂3「赤穂御崎」


ホテルチェックイン後、ちょっと休憩してから17:52の最終バスで御崎へ向かった。
日帰り温泉に入りに行くのだ。

30分くらいぼんやりバスに揺られつつ、街の様子を観察していたが、どうも歩いて食べに行けそうな食事処はないなぁ(やはりみんなクルマで移動しないとムリだよなぁ)。
この時点で、あこうぱんで買ったパンが夕食になることが決定(笑)。

さておき、バス停を降りるとすぐ近くに神社があるみたい。
ちょっとだけお参りしていこう。
イワツヒメという神様をお祀りしている神社らしい。
後々、他の神様と同一視されたかもしれないが、じつはもっと古い土着の神様じゃないのか。
海から拝めるように、鳥居は車道ではなく海に向かって設置されていた。
しまった、もうちょっと早くに来ればじっくり見られたのに……(帰りのバスの時間があるからあまり時間的余裕が……)。
お社も立派で、むしろ観光地に数えられていないのが不思議だった。


↓海に向かっている鳥居。本来、海側から見るべきなんだろう。先にある階段を下りていくと船着き場があるのかもしれない。
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↓本殿への入口。ここと鳥居の間には駐車場。
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↓神社の由来が書かれた看板。
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温泉旅館の祥吉へ。
もう一軒、お隣にも立派な温泉旅館があるのだが、祥吉さんは500円割引クーポンがあるのだ!
フロントで日帰り温泉代1000円とバスタオル代200円を支払って、浴場へ向かった。

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↓向かう途中で見た景色。
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露天風呂は気持ちよかった。
ひとりふたりで入れるツボみたいな風呂桶があって、のんびりさせてもらっちゃった。
夕焼けはあっという間に終わってしまったが、夜になっても暗い海と灯台の景色を楽しめた。
明かりをかすめて飛ぶコウモリが何羽もいた。
星は、まぁ、それほどでもなかったかも(東京に比べればよく見えた)。
湯上りに、フロントで無料のアイスキャンディーも食べた。

19:25のバスで、また30分かけて自分のホテルに帰った。
ちなみにバスには最初私しかおらず、途中でももう一人しか乗ってこなかった。
本数が少ないのもむべなるかな。

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【グルメ】赤穂の「あこうぱん」


旅先パンキチ第2弾(意味不明)。
お城見学のあと、グーグルマップを見ながらパン屋さんの「あこうぱん」へ。
なんかすごく評価が高いので楽しみにしていたのだ(赤穂まで来てパン屋……)。

外観

店の入口


16時半ごろにお店に入ったところ、もう結構な種類が売り切れてしまっていた。
お目当ての「幸せのパン」がああああ。
売切れ。
そして確認したところ、明日はお休みだって!!
朝食を食べにこようと思っていたのに!!
そのためにここに近いホテルにしたのに!!(馬鹿ですな……)

ショックのあまり、いろいろ買いこんでしまった(ショックがなければ翌日にいろいろ買いこむはずだったから結果は一緒って説もある)。
以下、写真でざっとご紹介。


あこうバーガー

あこうバーガー

あこうバーガー

あこうバーガー

夕食に食べた「あこうバーガー」。赤穂産の食材を使っているそうで。ちなみにかなり小っちゃい(笑)。美味しかったけどね。白いほうは、鶏肉とカブだったかな。胡麻のついてるほうは大学芋とクルミ。


ミニウィンナーロール

ミニウィンナーロール。チビです。


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なんだったか忘れたが、翌日の朝食。カフェオレデニッシュだったかな? すごくすごく美味しかった(最初に写真を撮り忘れたので食べかけ)。


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これも何だか忘れちゃったが、テーブルロールの一種のはず。なんだっけ。美味しかったことは覚えてるんだけど(笑)。

いろいろ買いこんで1690円。
安いな~。いいな~。
また来たいけど、無理だろうな~……。
とりあえず、楽しかった。




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【旅行】姫路と赤穂2「播州赤穂」


14:04発の鈍行で播州赤穂駅へ。
14:35播州赤穂駅到着。駅前には大石内蔵助の銅像が……。
12月14日には有名な歌舞伎役者や俳優を内蔵助にフィーチャーして記念祭が行われるらしい。

改札隣りの観光案内所で相談したら、名所はどこも閉まる時間が早いから、ここに荷物を預けて見に行ってしまってはどうかとアドバイスされ、それに従うことにした。
もらった手書きマップを見ながら街中観光にGo。

息継ぎの井戸を見ていたら、ちょうど15時になってからくり時計が動き出した。
なかなかよくできていた。

↓息継ぎの井戸。

↓からくり時計。ナレーション内容に従って場面が変わる。

花岳寺で拝観料400円を払って、天井画と、四十七士らの墓を見学。

↓花岳寺。

↓立派な天井画。地元の絵師だったかな?

↓浅野長矩と四十七士のお墓。ずいぶんあとまで作ることを許されなかったとか。

↓鳴らずの鐘。

その後、大石神社にはお参りだけして(資料館はすっ飛ばし)、急いで次の目的地へ。

↓大石神社、側道の鳥居。

↓大石神社の門構え。

↓大石神社の本堂。結構立派。そしてありとあらゆる種類のおみくじが売られていて意味不明だった。

↓近くの風景。向こうに見える建物は歴史資料館かなんかのハズ。

16時前ギリギリに赤穂城本丸公園に入った。
お城建築はいっさい残っていないので、畳や板の間をそのままコンクリートで再現してあった。
これはこれでおもしろい。

↓赤穂城、本丸の入口。16時直前に入ったが、だれもいないんだけど本当に16時で閉まるの??

↓コンクリートで再現されているお城の内部構造。

天守の基壇が残っていたので上ったが、階段の段が馬鹿みたいに高かった(一段50センチくらい)。
上から見た景色はちょいとよかったけど、あの階段はなぁ……。

↓天守の基壇。

↓上から見た場内。

↓公園出口の門。

↓公園の外から見るお城。

16時半ごろ、あこうぱんへ行ってパンを買い、それから駅に戻って、タクシーでホテルへ行った(一時間に一本くらいしかないバスが出たあとだった)。
それにつけても、市内を歩いているときにほとんど他人と出会わないのは、東京人には面食らうことであることよ(たぶん移動手段がクルマだから、「歩行者」がほぼ存在しないのね)。

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【グルメ】姫路の「ベーカリー燈(ランプ)」でランチ


姫路まで来てパン。
いいんだ、パンキチだから。
とゆーわけで、姫路城観光のあと、評価の高いこちらのお店へやってきた。
わお、混んでる。
並んでる……どうしよう……と、悩んでいたら、お一人様だったために先にカウンター席へ通してもらえた。
ラッキー♪

アボカドバーガーのコンボセット、1396円を注文。
コンボセットにはサラダかポテト(かスープ?)とドリンクが付く。

アボカドバーガーのコンボセット

アボカドバーガー


アイスコーヒーはあまりの酸っぱさにガムシロを投入してしまった(笑)。
いつも糖類は入れないんだけどね。

バーガーは、バンズの直径が20センチくらいある(笑)。
それにつられてパテも直径15センチくらい?
ボリュームに吃驚だ。
パテは噛みごたえのあるしっかりしたお肉だった。
あれだけ噛みごたえがあるってことは、ひき肉じゃなくて塊肉を自前で潰しているのかも。
美味しかった~。

でっかいアボカドバーガーが血となり肉となったところで退散。
天然酵母生姜パンを買って東京まで持ち帰ったのであった(美味しかったよ)。

▼おまけの画像。お店の外観と、姫路駅前の街路樹(貼り紙がちょっと楽しかったので)。
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【旅行】姫路と赤穂1「姫路城」


わけあって赤穂(正確には日生)へ行くことになり、姫路へやってきた。
東海道新幹線には何度も乗ってるけど、姫路まで来たのは初めてだ。
(宿+JRのセットで安く来ようとしたら、早朝から出かける羽目に……)

姫路駅でコインロッカーを探して(結構数が少ない…)、いらない荷物を預けたあと、いざ姫路城へ。
駅から見るになんか遠く感じる……。
バスで行こう、バスで。
ちょうどうまいこと観光用循環バスがやってきたので、お城の正門までそれに乗っていった。
しかし、門まできたけど、まだお城が遠くに見える……。



広いんだな、姫路城って。
そして快晴で暑い(笑)。










門からしばらく歩いて(しっかり歩かないとたどりつかない)やっとお城の中へ。

















地階が入口、てっぺんの天守は6階部分。
7階まで階段で上り下りする勘定だ。ひー(笑)。





外は暑かったが、場内は風が通って、涼しく快適だった。
しっかし、日本の城と思えないくらい天井が高い。
4メートル以上あるんじゃないか?
(友人の言によれば、槍による戦闘を前提としていたからだろうとのこと)





窓は全面、広々と開放。こりゃ風が通るはずだわ。
陰翳礼讃なんぞどこ吹く風で、かなり明るいし、いろいろといままでの「日本の城」に対するイメージが引っくり返される建築物である。
あー、お城フリークと一緒に来るべき建物かもしれないなー、そしたら何から何まで解説してもらえるから。









上の階へ行くごとに混雑するようになり(床面積が狭くなるからね)、それでもあまり待たされずに最上階まで昇ることができた。
ホント、開放的でいいお城だなぁ。
にしても、屋根瓦とかでいろんな家紋がまぜこぜになってるのはなんでだ?(と思っていたら、城主がいろいろ変わったせいだったみたい)。





















天守閣を堪能したあと、西の丸へ。
姫路駅に着いたときから「千姫、千姫」ってやたらと千姫押しなのはなんでじゃろうと思っていたら、秀頼に死別したあと、本多家へ嫁いでこのお城に住んだからなのね~。
全然知らなかった~(すみません)。
西の丸はその千姫の居住ゾーン?だった?
ちょろっと見るつもりで入ったら、これがまた広いのなんの。
歩けど歩けどまったく終わる気配がない……。
そして天井は一番高いところで5メートル以上あると思われ……。
圧倒されまくり。







結局、お城を見て回るのに2時間以上かかってしまった。
とにかく「立派なお城だ」ということが身に沁みて理解されたのであった。





帰り際、漆喰体験とかゆーのをやっていたので、ちょっとだけ体験してみた。
屋根塗り体験をさせてもらったが(丸瓦の脇を塗るのだ)、自分は左官には全く向いていないということがよ~くよ~くわかった(涙)。
漆喰のあのナマっぽい臭いもなんだか生き物っぽくてちょっとニガテ(笑)。
でも面白かった。




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2017年9月23日 (土)

【舞台】をしばいかむぱにゐ「さばかれしあこがれ」(池袋演劇祭参加作品)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/23)。
縁あって観に行ったもの。

冒頭、テンポが悪くて「2時間もどうしよう」と思っていたが、あるときそれがふっとよくなって、そこからは時間も感じず、舞台から目が離せなくなった。

終わってみれば、かなり完成度の高い舞台だった。
ニンゲンのずるさや弱さをしっかり見つめて掬い上げていくという、演出の丁寧な姿勢が感じられた。
そのおかげで、人間ドラマとしても社会的ドラマとしても楽しめるものに出来上がっていた。

ただまぁ……欲を云えば、おさまりよくまとまっちゃってる感があって……「勢い」や「情熱」みたいなものが不足している気がするってゆーか……そこんところがどうだろう?
そもそもハコの大きさを間違えてないか?
この小さいハコ(小さい劇場は小さいなりに意味があるけれども)でやるにはもったいない内容だと思うし、大きいハコに変えることで生じるハードルを越えていければ(若い演者のレベルアップ含め)さらにステップアップできるんじゃないかという気がした。
勝手な云い分ですが……。

生演奏のBGMの使い方は上手かったし、魅力的だったと思う。
(生演奏でも演出が下手だと「うるさーい!」ってなるものだから)
あと、お父さんお母さんを演じていた方々の演技がとくに魅力的だった。

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2017年9月22日 (金)

【グルメ】めん処羽鳥の「きのこタンメン」


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/12)。

お夕飯を外で食べようと思い(サボりまくり)、ふらふらとこちらのお店へ。
昼時と違ってガラガラだったので、えいやっと入ってしまった。

季節限定メニューである、きのこタンメン(880円)を注文。


きのこタンメン

きのこタンメン


野菜がかなり多い。
野菜が多いのはとても嬉しいが、食べるのに時間がかかるので、麺が伸びないようにペース配分が重要だと思った(笑)。

不思議と、キャベツを食べたときにほんのり生姜の香りがしたような気がする。
生姜も入ってたのかしらん?
それとも「生姜ラーメンも食べたいなぁ」と思ってたから?(笑)

タイトルロール(?)のキノコちゃんはそれほどたくさん入っていなかった。
でもエリンギの食感が楽しくてよかった。

お腹いっぱいになった(笑)。




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2017年9月21日 (木)

【グルメ】牛たんの店 多津よし


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/11)。

図書館の帰りに「もうどっかで外食しよ」と思って食べログで検索してみた。
なんかかなり評価の高いお店が近くにあるかも。
というわけで行ってみることに。

グーグルマップがあるから迷わず行けたけど、住宅街の真ん中ヘンにあって、目指して行かないと出会えない系のお店だった。
夜なんか、あたりが真っ暗なんですが……。
外観

そしてメニューは超シンプル。
メニュー
単品もあるようだったが、基本はこのメニューに載ってるものをばらしただけ。
あとはドリンク。
でも呑むつもりじゃないので、「上牛たん定食」の麦飯付きを頼んだ(テールスープととろろは予算の都合上カットされた…)。

牛たんは炭火で焼いているようだった。
出てきてびっくり。
三切れしかないよ!?(笑)
まあ……一目見て「見たことないような牛たん」だってのはわかりますが……
麦飯200円だから、残りの牛たん三切れで1500円……
一切れ500円!?(ガクガクブルブル)

上牛たん定食

上牛たん定食、1700円の御尊影。

確かに美味しい。
写真ではわからないだろうけど、まず見た目がふつうのやつとまるで違う。
なんとゆーか、「色が明るい」のだ。
そして、柔らかいのにプリプリと歯ごたえがある、矛盾した不思議な食べものでござった(笑)。
「お肉なんだけど脂がのっててプルプルで肉と思えない! でも肉!」とかってタイプのお肉がございますが、それと似ていたかな。
まぁ、美味しい。
これは確か。
非常に美味しかった。

でも三切れは少ないよぅ~(涙)。
山盛りの麦飯でお腹は膨れるけどさ~、心の満腹がぁ~……(笑)。

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これ、なんだっけ。
牛たん屋さんでは必ず出てくるよね、ピリ辛さん。
美味しかった。
漬物はキライなんだけど、これは美味しくいただける。

さてさて、自分がカウンターで上牛たんを食していたら、若い男性が入ってきて、並の牛たんを注文した。
(男性は「初めてなんですけど、どれを注文したら? メニューはこれだけですか?」などと尋ねていたが、カウンター内のおばちゃんに無愛想な応対をされてて、ちょっと気の毒だった。)
今後のために観察していたところ、上牛たんよりも色の濃い(つまり牛たん屋でよく出てくるふつうの色合いの)牛たんが出てきた。
その数、三切れ……。
うわー。一切れ400円。
これなら「上」を頑張って頼んだほうがいいと思うな、私ゃ。
まぁ、三切れしか出てこないって知らなかったんだから、しょうがない(笑)。

とにかく、とても美味しいけど、量が少ないことは覚悟のうえで、お小遣いを握りしめて行かねばならぬお店であることがわかっちゃったのであった。

ワンドリンク強要されたり、お通しが出てきちゃったりしないところはよかったな。




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2017年9月20日 (水)

【グルメ】福 タイ料理


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/6)。

いつの間にかできてたタイ料理屋さんに入ってみた。
お店はぴかぴか。

ソフトドリンク450円(税抜)と、ガイヤーン(鶏肉のグリル)850円(税抜)、パッタイ(830円)を注文。

パッタイ

パッタイ
あまじょっぱくて、パッタイらしいパッタイ(笑)。
具も結構たくさん入っていた。
海老、美味しい。


ガイヤーン(鶏肉のグリル)
ガイヤーン(鶏肉のグリル)。
とても美味しかった。
悩んだらこれとご飯でいいな、って感じ。


薬味
ナンプラーとお砂糖と唐辛子オイルと唐辛子粉末、だったかな。
いろいろかけて食べられます。

まあまあ美味しかったし、夜遅くまでやっていてくれるようなのがGood。
店内は綺麗だし、テラス席もある。
あと、店内の席の後ろにはスマホ充電用の電源が用意されていた。ちょっと便利かも。
ソフトドリンクが割高かなぁ。
ほかはまあまあのコスパで、夕飯を食べにまた立ち寄りたいと思った。




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2017年9月16日 (土)

【グルメ】有夏茶房(ゆうかちゃぼう)改装後


すごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/2)。

しばらく改装中かなにかでずっと閉まっていたお店が、先月か先々月あたりからふたたび営業再開したようなので、行ってみた。
いや、ずっと行きたかったんだけど、19時閉店なのでなかなか行けなくて。

台湾牛肉麺
台湾牛肉麺、1080円。
麺がきしめんみたいで面白い。
牛肉がたっぷり入っていて、食べ終わると力の出そうな一品。
一番上に乗ってるのは香菜で私は苦手なので、友人に食べてもらった。


麻醤麺
友人の頼んだ麻醤麺(胡麻ペーストらーめん)、900円。
胡麻でした(笑)。
肉みそも意外にたっぷり。


仙草ゼリーミルクティー
仙草ゼリーミルクティー、540円。
いやこれが。
美味しいんだわ。
ゼリーは全然甘くないんだけど(むしろ苦い)、それがかえってミルクティーの甘味とマッチしていて、すごくよかった。
ボリュームもたっぷり(たっぷりじゃないものはなかったかも(笑))。


紅豆芋圓
紅豆芋圓(あずきいもだんご)、750円。
てっきりお汁粉みたいなものを想像していたら(写真ではホットかアイスかわからないし)、上に氷が乗ってきてびっくり(笑)。
いやぁ~、台湾かき氷を注文しないでよかったわ~。
あずきは全然甘くなくて、お芋だけが甘い。おもしろかった。
今度はホットがいいな~(笑)。
メニューにはないから「ホットで!」って頼んでみればいいのかしら。

このほかに、写真を撮り忘れたが豆花(トウホワ)を注文した。
これまたすげーボリュームだった(笑)。
なのに、「ちょうど終わっちゃって量が足りないからピーナッツを足しました」ってサービスしてくれちゃって。
ピーナッツもよかったが、豆花が美味しくてよかった。

向こうの客が食べてたオーギョーチも美味そうだったから、次回はアレ(笑)。
どのメニューもかなりのボリュームなので(コスパいいと思う)、本当は3~4人で行ってシェアするのがいいんだろうな。
でもお店がとてもちっちゃくて、一度に8人くらいしか食べられないんだった。
たいていのメニューは持ち帰りが可能なので、お家で食べるのもいいかも。

▼おまけのメニュー。
ドリンクメニュー

麺メニュー

台湾牛肉麺メニュー




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2017年9月15日 (金)

【グルメ】総本家 小松庵 駒込本店


行ったのは昨日だが、こちらで。
そしてものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在9/29)。

舞台を見に行ったあと、徒歩で駒込駅へ。
もう腹減ったし、帰ってから何かするのめんどいし、サボってどこかに入っちまおうと食べログを検索。
すぐ近くにわりと評判のよさそうなお蕎麦屋さんがあるので、行ってみた。

閉店間際で本当にラストオーダーぎりぎりに駆け込んだ(21:26入店、21:30LO)せいか、ほかに誰一人お客がいない……。
大丈夫か……?
そしてお蕎麦ってどーしてこー……高いのでしょうか……。
庶民の食べものじゃなくなってるよ……。

まぁ、せっかくのご縁だし、と、二八蕎麦の野菜天せいろ、1500円を注文(十割にすると300円上がる)。
待ちながら、出てきた蕎麦茶をいただく。
うめぇ!!
この蕎麦茶うめぇ!!
期待できるかも?

二八蕎麦の野菜天せいろ

二八蕎麦

野菜天せいろ

いや~、久々にお蕎麦らしいそばを食べた気がした。
何も意識せずに食べてるだけで、蕎麦の香りがふんわり頭の中を抜けていく感じ。
野菜天も美味しかった!
しいたけとかもう……美味♪
キノコがこんなにうみゃいなんて(エリンギもね)。
あとはさつまいも二切れ、カボチャ一切れ、ナス一欠けら、塩でいただくのが実に美味しい。
お蕎麦の量はまぁ、少な目ってゆーか、よくある分量で推して知るべしって感じだったけど、それでも満足してしまった。

蕎麦湯は白くてトロッとしていた。
蕎麦ちょこに三杯くらい飲んじゃったかも(笑)。

なんか……しばらくぶりに、自分の求める蕎麦を食べられた気がするな……。
この感激具合は心身ともに疲れていたからかもしれないけど(笑)。
それでも、もう一度行きたいと思えるお店だった(ちと高めだけどネ、蕎麦ゆえに致し方なし?)。




関連ランキング:そば(蕎麦) | 駒込駅巣鴨駅千石駅

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2017年9月14日 (木)

【舞台】アニマル王子「班女」(池袋演劇祭参加作品)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/20)。
縁あって観に行ったもの。

ほぼ真四角な空間で、三方向に客席があった。
こんな劇場もあるんだね、おもしろい。
客席は37くらい。
あとで数えたところ、出演者が18名いたから、ほぼ2対1の超贅沢空間だった(笑)。

エンターテイメント性と落としどころ(カタルシス)の両方を追求していて、入りやすいといえば入りやすい。
ただ、あとひとつ、「何かが足りない」。
脚本も面白いといえば面白いし演出もうまくないわけじゃないがもっと練り込めるはずだと思うし、演者の演技も一定以上のレベルに達しているものの、何か抜けきらない感じがする。
ひとりでもいい、ほんの一瞬でいいから「ハッとさせられる」、そういう瞬間がなかった(すんません、自分、ワガママなもんで……)。
でもその日は早晩やってくるんだろうな。
熱量(ポテンシャル)は十分に感じられたから。
潜在能力という意味では、今回見たなかで一番可能性の大きさを感じられたところだった。

劇場のサイズによるかもしれないが、コロスの語り方は9月2日に見た舞台よりこちらのほうが上手かった(ただ劇場のサイズというか、観客までの距離が圧倒的にこっちのほうが近いせいであったかもしれない)。

あとは、ヴィジョンがちょっと弱いかな。
なぜ、なにを伝えたくてこの演目をやっているのかがわかりにくくて、もぞもぞしちゃう感じだった。
もっとも、その段階に行き着いていなければそんな疑問も出ないわけだし、これも成長の可能性として期待できる点ではある。
(この点に関して、今回の演劇祭で観に行った劇団はどれもこの疑問が出てくるか、この疑問に自ら答えを出せるかのレベルだったので有難かった)

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2017年9月13日 (水)

【グルメ】(ココ)ハレノヒ


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在9/28)。

かなり以前にネットかどこかで紹介記事を見て、気になっていたお店。
遅くまでやっているのでありがたく入店した。

cocaconoセット1280円を注文。
cocaconoとは、野菜で作った「ビューティーポタージュ」の名称らしい。
スープを2種類選べるというので、キノコの生姜スープとカボチャのスープを選択。
ご飯は十六穀を頼んだが、品切れとかでパンに変更した(白米にすればよかった……)。

cocaconoセット

cocaconoセット、1280円。

とにかくスープの量が少ない!
スープのお皿は直径7センチくらい。
小さい。
まぁでもそういえばスープストックも小さいよな(私的には)。
世の中の人って、スープってほんのちょっとずつしか食べないのか??

お味はまあ悪くないけど、具の野菜にはほとんど味がしみてなかった。
おそらく、さっとゆでてある野菜をセットして、その上からスープ汁をかけてるだけなんだろう。
う~ん……スープ好きにはちょっと……。

そのなかで、キノコは味がしみてて美味しかった。
さすがキノコ! 偉大なり、キノコ!(笑)

困ったのはパンである。
もとはそれなりに美味しいテーブルロールなのかもしれないが、電子レンジにかけてあるのか、変に堅くなっちゃっていた。
中心が明らかにパンの堅さじゃない。
もはや手でちぎれないし(笑)。
パンキチにあるまじきことながら、泣く泣く食べ残しに。

20170913cocoharenohi2

パンの中心(もとい芯)。これ以上は手でちぎれなかった。

新宿のルミネエストのハレノヒは結構美味しかったイメージだったので、残念だった。




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2017年9月10日 (日)

【舞台】ILLUMINUS「NO TRAVEL, NO LIFE」(池袋演劇祭参加作品)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/18)。
縁あって観に行ったもの。

衣装や小道具の使い方、そして場面転換がうまかった。
演者はみな真っ白な衣装を着ていて、その場その場で舞台の左右の壁にかかっているカーディガンや上着、下ばきなどを上から着用し、何人もの登場人物に成り代わる。
このやり方はわかりやすくてよかった。

椅子くらいのボックスをシーンごとに違うものに見立てるやり方も自然にできていたし(こういうシンプルな演出って好き)、場面転換もスムーズだったと思う。
ただし、写真画像の使い方には物足りなさが残った。
せっかく写真集を題材にした舞台なのに残念。

役者のセリフもきちんと聞こえるし、ナレーションには味がある。
しかして最大の難点は、「主人公に感情移入できない」という点にあった。
まぁヒトの好みはそれぞれなので、ある主人公にだれもが感情移入できるかっていうと、それは無理だろう。
じゃあどうするか、というところが練られていないのがネックかな、という気がするわけだ。
たとえば、主人公を好きになれなくても、舞台全体で自由を謳歌するような明るさがあれば、それを楽しむことができただろう(ちなみに「明るければいい」という意味ではない)。
そういったエネルギーの集約点となるものが足りなかった気がする。
それゆえ自分はカタルシスを得られなかったんじゃないか。

もう一つ、注文するなら、「登場人物の年齢がわからない」というのがあった。
みんな、もとの演者の見た目どおりの年齢に見えてしまう。
「見た目どおりになるのは当たり前じゃん」と思うかもしれないが、実はそうでもない。
壮年の男性がセリフとしぐさだけで艶やかな女性をイメージさせてくれる舞台に出遭ったこともあるし、これまで見たなかで(まぁ商業演劇ばかりだけど)上手い女優はセリフによる年齢の演じ分けも上手いことが多かった。
そういったところも表現できればもっとよかったな、と、思った。

と、いろいろ書いちゃったが、若い年代のお客さんにはすんなり入れる舞台なのかも。
隣席の若い女性は観劇中に何度も「うんうん」うなずくようにしていた。
素直に感激しているようで、ちょっとうらやましかった(笑)。
自分のような年取った、しかも自己と社会のかかわりをずっと考えてきた者にとっては、「まだまだ青いな」という舞台だったってことかもしれない。

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2017年9月 9日 (土)

【舞台】シス・カンパニー「ワーニャ伯父さん」(新国立劇場、東京・初台)


ものすごく時間が経ってしまったので、行った記録だけ(現在9/27)。
しっとりとして良質な舞台だった。

20170909wanyaojisan


いやもう、人生ってツライわ。

なんで田舎の農園の人々が都市生活者のために必死で仕送りしなけりゃならないのか?(それも感謝すらされないのに)
もしかしてロシアってこういう図式だったのかな。
リアルに考えると空恐ろしい。
もちろん、都市による地方の搾取なんてことはどの国でも(日本でも)起こっていることなのだけれど、この舞台ではものすごく明瞭にその図式が頭に入ってきちゃって、見ていて辛かった。
都会人らには都会人らの鬱屈した思いがあるようだったが、前提としてこの「搾取」があるので(田舎の富を吸い上げての都市生活の上に成り立つ悩みゆえに)、どうしても同情できない。
ちなみに「教授」の鬱屈は半分以上が若い後妻をもらったせいだと思うな、個人的には。
前提も何も関係なく、自業自得で同情の余地なし(笑)。

最後、「俺は本当に辛いんだよ。わかってくれよ」としみじみというワーニャ(伯父)を、姪のソーニャがいたわりながら静かに諭す場面で終わるんだけど、その彼女の静かな言葉が重いの重くないのって。
自分の才能も可能性も「歳月」に摘み取られ、だれにも感謝されないまま来る日も来る日も同じように労働を繰り返し、辛い日々を耐えて耐え抜いて、それが終わってやっと神に召されたあとにこそ幸福が待つのだと。

正しく生きるって、なんだろう。
ソーニャやワーニャは正しく生きていると思う。
でも正しく生きていても、幸福からは遠いのだ。
死んでやっと手に入れられる、それほどに遠い。
じゃあ、正しく生きるって、なんだ?

よくよく考えてみると、この戯曲は登場人物がだ~らだ~らと自身の鬱々とした思いを述べ立てるだけのものである(笑)。
それにしては全く退屈しなかったし、それどころか観劇の印象としては十分に起伏があったように思えた。
このへんは演出と、役者の技量によるところが大きいんだろう。
そもそも豪華キャスト(実力的にみての豪華キャスト)につられてチケットを取ったようなものだ。
十分、満足した。

KERAは古典と相性がいいような気がする。
KERA meets CHEKHOV シリーズの前2作は見損ねたけれど、次作はちゃんと見に行くようにしようっと。

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2017年9月 3日 (日)

【グルメ】伊勢丹の京都展またしても


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在9/22)。

モダンな方の京都展(伝統的な京都展より自分はこっちの方が好き)。

すでに一昨日、一度見に行っていて、そのときは主にお店を見て回った。
ついうっかり高価なパン切り包丁を買ってしまったり(汗)、閉店間際に安売りしているお弁当なんかを夕飯用に買ってみたり(美味しかった~)。
そうそう、〈パンスケープ〉というお店の全粒粉のバターロールを買って、あとで食べたら地味なくせに美味かったなぁ~。

今日はイートインを楽しんだ。
祇園おくむらは一番食べたかったものが売り切れてしまっていたので、前田珈琲のイートインへ。

20170903maedacoffee1

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コーヒーづくし(笑)。
コーヒーフロートは、カフェオレソフトクリームが乗ってるんだけどどっちかってーとカフェオレのお味を前面に押し出した感じのソフトクリームなので、あまり甘くない。
というわけで、ソフトクリームと一緒に飲んでもさほど甘くないっていうのが、フロートらしくなくて可笑しかった。
砂糖なしのコーヒーを一口飲んでからじゃないと、甘く感じないんである(笑)。

あとはつきたて胡麻を買っちゃったり(香ばしい~)、神楽みどりティーバッグって緑茶のティーバッグを買っちゃったり(水出しでとても美味しいアイス緑茶ができちゃう)、パンを買いこんだり、散財してしまったかも……。
最後に、古都香の焼き立てみたらし団子をその場で食べて(「焼き立て」ってうみゃい~)、今年のモダン京都展はこれにて終了。

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2017年9月 2日 (土)

【舞台】STRAYDOGS「夕凪の街 桜の園」(池袋演劇祭参加作品)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/16)。
縁あって観に行ったもの。

総合的にかなりレベルの高い舞台だったと思う。
特に、この原作は単行本が出た当初から知っていて、ものすごく好きな本だし、いまでも場面を思い出すと泣けてくるくらいの強い印象を抱き続けているしで、そういう「原作を知っている」ニンゲンに堪え得るものなのかどうかはとても不安だったのだが、杞憂であった。
オリジナルの部分(お好み焼き屋がらみ全部)も取り混ぜながら、作品世界をうまく表していたと思う。

出演者はみんなセリフの聞き取れるレベルだったし(基本中の基本だがとても重要)、そりゃまぁ冒頭の凪生は年齢の割に喋るのが早すぎるとか細かい不満がないわけじゃないものの、総じて演技が上手かった。
演出も、戦後と現代、そして戦後の登場人物の想起場面と現代の登場人物の思い出の場面といった多重の時間がごちゃごちゃにならないようになっており、この点で非常にうまかったと思う。

そんなわけで、途中までものすごく満足していたのだが、皆実の死から先が冗長だったのがネックで、「まだ終わらないのかな~」と思いつつ見たため、最後には冷めてしまった。
どうも「皆実の死」と、最後の「凪生が赦される」ところの二箇所ともをクライマックスにしようとしたため、結局焦点がぼやけてしまったようなイメージだった。
得られようとしていたカタルシスが雲散霧消した感じ。
「皆実の死」から先は、どうも「欲張って詰め込みすぎ」だったのではないか(若さゆえの脚本か?)。
よしんばカタルシスの頂点として「皆実の死」「凪生が赦される」の二つともを並び立たせるにしても、「皆実の死」のあとどんなに長くても15分以内に舞台を終わらせるべきだった。
この点では脚本・演出に関して、非常に残念だった。

あとは、皆実のパンプス。
ピンヒールはないでしょ。
いつの時代だよ。服がキレイなことは百歩譲るとしても、靴はアカン。
こういう部分でリアリティを削ぐようなことはやめてほしかった。

もうひとつ、コロスのこと。
皆実パート(つまり『夕凪の街』のパート)でモノローグをコロスに語らせる手法は、非常に上手いと思った。
しかし、怒鳴るのは違うと思う。
「強く語る」べき部分だけれど、「怒鳴る」のとは違うだろう。
怒鳴ったらだめだ。
あれも、手法的には唸らされただけに(怒鳴ってなければもっと豊かな世界になったろうに)、残念だった。

余談だが、本公演のパンフレットの最後に演出家が文章を寄せていて、そのなかで広島に下見に行ったとき、タクシーの運転手と話をするくだりがあるのだが、不思議なことに全く同じ話をすでにどこかで読んでいた気がしてウンウン悩んだ。
あっ、もしかして、《この世界の片隅に》の片渕監督がホームページかどこかに掲載していた話とそっくりなのかも?
こうの史代作品が広島の人たちにとってどんな意味を持つものか、わかるエピソードだ(二人を乗せたタクシーの運転手が全くの同一人物でもおかしくないくらい、そっくりな会話のように記憶している……怪しい記憶だけど)。
それをちゃんと受け止めて作られた作品であることは、しっかりと伝わってきた。
そして「商業路線に乗っていない演劇って、実はレベルの高いものが多いんじゃね?」というように自分の認識をすっかり改めさせてくれた作品だった。

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2017年9月 1日 (金)

【グルメ】川むら


ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在9/22)。

本当は白魚天ざるとか生桜えび天ざるとかを食べたかったが、予算の都合で断念(2000円もするぅ~(涙))。
なんで蕎麦ってこんなに高いの??

とゆーわけで、昼食の適正価格上限ぎりぎりで、「みちのくそば」なるものを頼んでみた。

みちのくそば

みちのくそば、1200円。

うーん。
なんだかちょっと量が……少ないっぽい……。
まぁでもざるそばを3つに分けたら、このくらいかなぁ?

とろろはもっちもちで美味しかった。
同じとろろでどうしてこうも違うようになるのか、不思議なくらいにもっちもち!
素晴らしいとろろだ!(笑)

山菜となめこは、美味しいけど、まぁ普通かな。
お蕎麦も、普通に美味しい部類。
感動まではしなかった、な。
自分はどちらかというと「うどん」派だから、蕎麦の味はよくわかってないだけかも。
あるいは単に疲れていたのか……(会社が超多忙なんだもん)。




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