【展示】「タイ展」(東京国立博物館、東京・上野)
ものすご~く時間が経ってしまったので、簡単に(現在9/14)。
はっと気づいたらもう終わりかけていたので、あわてて駆け込み鑑賞(現在、すでに終わってます)。
タイからやってきたイケメン仏像たちを堪能してきた(笑)。
ホント、なんだか仏像がみんなイケメンなんだよなぁ、特に初期のほう。
途中で支配層の民族が変わってから、鼻が長くて、イケメンというよりはどちらかといえば愛嬌のある顔立ちに変わってしまうのもおもしろかった。
もっともそちらに変わったところで、スマートな顔立ちが多いのには変わりないわけだが(平安仏のような四角いお顔はナイ)。
小乗の教えはシンプルだ(善行を積んでいけばそのうち輪廻の輪から抜けられるハズ、という)。
だから変わることなく続いているんだろうな。
ある意味、とてもうつくしい。
↓写真は最後のほうにあった「ラーマ2世王作の大扉」。これだけ撮影可能だった。
バンコクにスコータイの大仏を請来するために建設されたワット・スタットの正面扉で、高さ5.6メートルと、実にでかい。
動植物が重層的に彫り込まれ、ラーマ2世王みずから鑿(のみ)を振るったそうな。
本扉を唯一とするため、使用した道具をすべて川へ捨てさせたとかなんとか。
なんか最近まで一大修復が行われてて、その修復に日本も協力したんだっけか?
海外にやってくるなんてほぼあり得ない物品らしい。さもありなん。
↓こちらは部分アップ。
真ん中のガルーダらしき彫り物がわかるだろうか?
上にはムカデ(笑)。
サルも鳥もいっぱいいた。ほかにもいろいろ。
この彫刻はすんばらしい、一見も二見も価値あり。
これを見られただけでも、行ってよかった。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 【展示】「どうぶつ図書館 FINAL」(ギャラリーコピス、東京・清澄白河)(2024.08.25)
- 【舞台】CHAiroiPLIN おどるシェイクスピア「PLAY!!!!!」(夏の夜の夢)(2024.08.04)
- 【グルメ】カフェ 加賀麩不室屋(サントリー美術館ミュージアムカフェ)(2024.06.14)
コメント