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2017年6月22日 (木)

【映画】「怪物はささやく」


すごく時間が経ってしまったので、すご~く簡単に(現在7/21)。

原作についての紹介文をどこかで読んで、気になっていた作品。
もとの本を先に読むべきか悩んだが、ぐだぐだ云わずにとにかく観てしまうことにした。
それなりに面白かったが、好みが分かれそう(渋好み)。
挿入されるアニメーションが魅力的だったので、それを味わいに行ってもいいんじゃないかと、自分なんかは思う。
ちなみに、脚本のところに原作者の名前があったから、映画用脚本も原作者が手掛けたようだ。
原作のテイストをかなり忠実に再現しているとみていいだろう。
以下、ネタバレありなので、まだ観ていない方はここでストップ(つっても数行だけど)。

怪物がどうにも「トランスフォーマー」みたいだったのは可笑しかった(本当に変形するんだもん、超合金ロボみたいに)。
そこだけ「渋好み」を壊していたが……声がかっこよかったからいいか(笑)。
そういや昔々、アルバイトで教授秘書をやったときにその教授がイチイの成分のがんに対する薬効とか研究してたっけなぁ、などとつまらぬことまで思い出しながら見てしまった(イチイの木の怪物だったので)。

主人公が怪物に語らねばならない闇が何であるかは、おそらく観客のだれにとっても想像の付いている内容であり、その意味で新奇さはない。
でもまぁ、オーソドックスに、心に沁みるものではある。
最後に、怪物が彼の怪物ではないと知れたときのかすかな衝撃が心地よかった。
この点については、原作を読んで確かめたいことも出てきてしまって、作りが上手いなと思わされた。

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