《京都“空振り”旅行記》その2 六道珍皇寺から八坂神社へ
前田珈琲のモーニングで腹ごしらえしたあと、ぶらぶら歩いて六道珍皇寺へ向かうことにした。
前田珈琲本店に行く前に、途中で見つけたパン屋さん。
クリームパンだけ買った(食ってばっかり……)。
前田珈琲本店から錦市場へ。
観光客だらけであった。
10年くらい前に叔母に連れてってもらったときは、魅力的ながらも、別に「観光向けではない」ふつうの市場だったような気がする。
時の流れを感じるなあ。
ま、美味しそうなものもたくさん並んでたけど。
錦市場の最奥にある錦天満宮。
いやぁ、歩いてみたら長かったわ、錦市場。
こんなに長いとは知らなかった。
途中で鴨川の川べりを歩いた。
風が通って気持ちいい。
なんか張り巡らされているひもは、鳥よけらしい。
ここにはイワク付きの井戸があって、この井戸は、現在放映中のアニメの登場人物である狸のカエルが(何を云ってるかわからない人は『有頂天家族』のアニメを見るか原作を読むかしてください)「井の中の蛙」として日々過ごす(もとい過ごしていた)場所である。
しかして「イワク」は全く別のところにある。
件の井戸、小野篁サマが地獄に通っていた出入り口の一つなんである(確かこっちが入口で、出口はもっと北の方にあるんだっけ?)。
残念ながら井戸の近くには寄れないようになっている。
本堂の脇ののぞき窓みたいなところから、遠目に見るだけだ。
ま、万が一、近くに寄った人が地獄に落ちちゃったらエライことだもんね。
小窓から覗くお庭の奥まったところに、例の井戸がある。
お庭も素敵。
六道珍皇寺にはこの井戸以外にも小野篁像や、小野篁自作といわれる閻魔像(「見てきたとおりに彫った」らしい)なんかがあって、面白かった。
あと、鐘の修繕費用を募っていたので、ご縁だからと一口だけ寄付してきた。
閻魔みくじ400円を買って、おみくじ(小吉)は境内に結んできた(閻魔さまはお持ち帰り)。
余談だが、こうした寺社はだいたい三方くらい道に接しているから、グーグルの地図で見ても、どこから入ればいいか全然わからない(そして観光客が入れる入口はだいたい一箇所しかなく、間違えるとぐるぐる回らなきゃいけなくなる)。
雑誌クロワッサンとの合同企画で「京都・奈良を旅するのにグーグルを利用しよう」みたいなことをやってたくせに、全然使えないな、グーグル。
六道珍皇寺をあとにして、八坂神社のほうまでぶらぶら。
これは途中にあった和菓子屋さん。
看板に臼と杵の絵があったので「杵つき餅か?」と思って買ってみたら、水餅でした(笑)。
ミニ串団子のお店。美味しそうだったが、水餅(大福)を食べたばかりなのでスルー。
11:30ごろ、八坂の塔のそばで小休憩。
喉が乾いちゃって。
喫茶店ラベンダーで自家製ジンジャーエール500円也。
サッパリして生き返るここち。
生姜スライスもパリパリと食べてしまった。
のんびりできてよかった(貸切状態だった)。
このあと、八坂神社へ至る道のりがまだ結構長くて、途中の露店でアイスコーヒー400円をいただいた。
かなり酸っぱい珈琲だったが、アイスには合う感じ。
それにしても、こんな本格的珈琲屋さんが露店で出てるなんて、さすが京都(?)。
八坂神社。
若いころは寺ばかり回っていたから、真面目に見たのは初めてに近い(まぁ、観光バスなんかで来てはいるはずだけどね)。
観光客だらけだが、敷地が案外広いのか、ごみごみした感じはなかった。
鯛みくじ500円を買って(吉、だったかな)、黒鯛だけお持ち帰り。
八坂神社の大国主さまと兎の石像。
寸詰まりでかわいい。
八坂神社から駅までさらに歩き、今度は地下鉄で西側へ向かった。
その話は次回。
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