《京都“空振り”旅行記》その7 粟餅所・澤屋(あわもちどころ・さわや)
豆腐カフェを出たあと、バス停に向かって歩いていたら、対岸にこのお店を見つけたので急きょ信号を渡り直して引き返した。
雑誌記事に載ってたんだよね、こちらのお店。
本当はモノノケ市に出てる最中に、お昼ご飯代わりに買いに来られないかしらんなどと考えていたのだった。
1682年(江戸時代だね)創業の粟餅の専門店である。
もちろん、北野天満宮御用達である。
テイクアウトもイートインも可能だが、テイクアウトの箱は最低10個から。
あとから考えるに二人で10個ぐらい「ペロリ」だったんじゃないかと思うが(笑)、食べる前にはそんなことはわからなかったので、中に入って食べるほうを選んだ。
メニューは二種類のみ。
紅梅セット(あんころ餅×2、きな粉餅×1)450円と、白梅セット(あんころ餅×3、きな粉餅×2)600円である。
一人一品を頼まなければいけないので、紅梅セットにした。
餅は作り置きせず、一日に何度もつくのだそうだ。
どうりで柔らかかった!!
まぁもち米だけのお餅と比べるとそもそも粟餅ってやわらかいもんなんだけど、それにしてもやわらかかった。
もうちょっとすると、舌の上で溶けそうなくらい(笑)。
いやぁ、お餅が実に実に美味かった。
私は特に「きな粉餅」のほうが好き。
いくらでも入りそう(かなりキケン)。
ああ、白梅セットにすべきだっただろうか……。
てゆーか、きな粉餅だけお代わりできたらいいのに……(ワガママ)。
シアワセな時間を過ごして、お店をあとにした。
一緒に出てきたお茶も美味しゅうございました。
えっ、夏には「粟餅入りかき氷」なんて売ってるの!?
き、気になる……。
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