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2017年5月の記事

2017年5月25日 (木)

抜歯


すごく時間が経ってしまったので、記録だけ(現在6/29)。

親不知(おやしらず)のなかで左下のやつだけ、斜めに顔を出していて、そこが虫歯になっていたので、この機に抜くことにした。
冬とかツライ時期に抜くと体力落ちてて耐えられないんじゃないかと思って、身体が元気な春にしてみた(笑)。

この日、病院で抜いてもらった(かかりつけの歯科には「病院へ行ってください」って云われた)。
あごの骨とかなり癒着しているおそれがあったので「教授」に執刀してもらえたらしい。
麻酔をかけていてもそれなりに痛かったけど、まぁ「それなり」で済んでいたし、予想よりずっと迅速に終了したので、安心して帰って寝た。
翌日の消毒でも問題なし。よしよし。

ところが数日後にどうもかさぶたが取れたらしく(「ドライソケット」って云うんだって?)、毎日痛いの痛くないのって。
ロキソニンをのんでも痛みがなくならないし(いちおう軽減はされる)、翌週の診察日(抜糸日)までのあいだは、本当に「地獄」のような日々だった。
泣き泣き会社に行って(本当は階段歩くとかもイヤ)、泣き泣き帰宅しちゃあベッド直行という……でもって寝てりゃ痛みがおさまるかってーとおさまらない(笑)。
一週間、棒に振った感じ。

いまではほぼ元通りになった(ヨカッタヨカッタ)。
もう二度とごめんだわ(笑)。
ま、おかげでまた、健康っていいな、と、実感できたデスヨ。
何度も繰り返し「実感」してるけど、これに関しては古びることがないネ!(笑)

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2017年5月24日 (水)

【グルメ】銀座 篝 池袋Echika店


すごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在6/28)。

わりと最近オープンしたお店で、ミシュラン☆付きとかで気になっていたので入ってみた。
先に料理の感想から。

鶏白湯Soba

鶏白湯Soba

鶏白湯Soba、880円(税抜)。

ものすごい「バター」(笑)。
もしやこの「バター感」でミシュランの☆付きになったのでは?(ミシュランってフランスのだから)
見た目も美しいしね。
うーん、しかしたとえば店頭で30分以上並んで待つほどの美味さがあるかってーとビミョー。
(すまんけど、私は「むぎとオリーブ」の白湯のほうが断然好き)


特製まぜSoba

特製まぜSoba、880円(税抜)。

こちらもわりとご同様。
美しいし、味も悪くはないけど、そんなに感動するほどでもない、といったところだった。


以下、食べログで削除させられた文面。

ここの店ではトラブル(?)に見舞われた。
なかなか注文したものが来ないんである。
しかも自分と同じ料理が、あとから注文したお客に運ばれていく。
最初、一人目に抜かれたときは「自分の連れがつけ麺頼んだから、時間あわせで遅れてるのかも」と思って待ってみたが、二人目に抜かれ、注文後10分以上経過していたため、さすがに店員さんを呼んだ。
「今すぐ料理が出てこなければ帰る」と云ったところ、今つくっているから帰るな、と。
この対応をした女性店員は、物言いが上から目線チックで、一気に印象が悪くなった(注文した品がふつうに出てきていれば並みの下くらいの評価だったろうが……)。
もう10分以上経ってるし二人に同じメニューを抜かれているじゃないかと文句を云ったら、店長が出てきて、つけ麺に合わせているためだなどと云う。
じゃあそれぞれどのくらい時間がかかるのかと聞いたら、鶏白湯は2~3分、つけ麺は5~6分だって。
どっちみちオーバーしてるじゃねーか。
どう考えたって、向こうが配膳を間違えたか、最初にオーダーを厨房に伝え損ねていたかのどっちかだ。
そこについては不問のまま、すみませんとしか云わない。
でもって、注文後18分経過してからやっと料理がやってきたのだった。
ラーメン屋で20分待ちって……。

実はこのあと、いくつかの店舗でこれに類似した「店側の不備」を経験したのだが(笑)、たとえば「オーダーを入れるときにミスがあって申し訳ありませんでした」というようにきちんと説明したうえで謝罪してくれたり、向こうの不手際で料理を作り直すというときに時間がなくてキャンセルしたら料金をロハにしてくれたり、そういう対応をしてもらったときにはこちらの不満も収まったものだ。

帰り際まで店長が何度か「すみません」と云っていたが、本当に「すみません」の一言しか云わず、店側に非があったことを認める発言は一切しないので、ここの「すみません」は「非は認めないけどとりあえず謝っとけ」的な「すみません」なんだな、と、思った。
だいたい、店員はだれひとり一度も謝るような言葉を口にしなかったしね。
残念だ。




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【グルメ】漁酒場 喜酔(イサリサカバキスイ)


すごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在6/23)。

思い立ってランチに入ってみた。
居酒屋だが、曜日ごとの日替わりランチを20食ぐらい出しているらしい。
前払いで、メニューは1種類限定。

日替わりランチ(天丼)

日替わりランチ(天丼)

日替わりランチ(今日は天丼)、900円。

天ぷらは、海老(Mサイズ)×2、イカ、ちくわ、ナス、それにスナップエンドウ×2という内容。
キスがないぃ~(ワガママ)。

ボリュームはある。
味も悪くないが、天つゆがあまじょっぱくて、ご飯なしでは食べられない。
しかもこの天つゆ、かなりの濃口なので、天ぷらをざばっと浸けると味が濃すぎてしまう。
かといって、何も付けずに食べられるタイプの繊細な天ぷらではないし……。
天ぷらとゆーより、衣付きの揚げ煮を食べてると思ったほうがいい感じだった。

こういう濃い系統の味付けが好きな人には向いてるが、「美味しい天ぷらを食べたい」ときには向かない。
個人的には、普通の天つゆがよかったな。




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2017年5月23日 (火)

【グルメ】キッチン チェック、再び


すごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在6/23)。

お肉が食べたかったのと、時間が遅かったのとで、再訪。
いやぁ、この時間でオーダーを受け付けてくれるのって、本当にありがたいわ。
(自分のあとに数名入ってきたところをみても、重宝されてるっぽい)


ヴィシソワーズ

ヴィシソワーズ、450円。

ジャガイモの冷製スープ。
とても美味しいのだが、あとでかなりお腹が膨れるので、ご注意を(笑)。
だってポテト(炭水化物)とバター(脂肪)たっぷりなんだもんなぁ。


ポーク生姜焼き

ポーク生姜焼き

ポーク生姜焼き、1200円。

出てきたとき、びっくりした(笑)。
だってふつう、生姜焼きっていったらキャベツ千切りと一緒に出てくるところが多くない?
そして豚肉は4切れしかないのに、食べてみるとすごいボリューム感である。
玉ねぎは美味しかった。
でもこれを頼むときは別にサラダを頼まないとダメだな(笑)。

ちなみに隣人がポークカツレツを注文していたのだが、これがまためちゃくちゃなボリュームだった。
食べてみたいと憧れるものの、一人で食べきるかがかなり不安……。
コスパよすぎる、ここの豚肉……。
向こうの人が頼んでいたドリアもハンパなかったし……。
次回への期待と不安と、両方膨れ上がっております。

あとは、ここは全部カウンター席だから、真ん中のキッチンを見られるのが楽しい。
手際いいよなぁ、すごいよなぁ。
調理風景を見るためだけに行ってもいいくらい、面白かった。
ま、行ったら必ず食べるけどね。
また来よう。




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2017年5月21日 (日)

【グルメ】野菜を食べるカレー「フレッシュレタスとトマトのマイルドキーマカレー」890円


行ったのは昨日だがこちらで。
そしてすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在6/23)。

シーズンメニューの「フレッシュレタスとトマトのマイルドキーマカレー」を注文。
とてもマイルドで食べやすい。
フレッシュ感もあって、美味しかった。
「カレーは辛くなくちゃ!」という人には向かないかも?(笑)

フレッシュレタスとトマトのマイルドキーマカレー

フレッシュレタスとトマトのマイルドキーマカレー

フレッシュレタスとトマトのマイルドキーマカレー、890円。

コスパよし!




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2017年5月20日 (土)

【舞台】コンドルズ「17's Map」(彩の国さいたま芸術劇場、埼玉・与野本町)


ものすごく時間が経ってしまったので、簡単に(現在6/22)。

久々の与野本町駅。
蜷川さんが亡くなってから、来なくなっちゃったからなぁ。
コンドルズの埼玉公演だけが、ここでの年一回の楽しみになってしまったかもしれない。

駅ビル(平屋だけど)の掲示スペースに、かつてのコンドルズ公演で使用された人形たちが展示されていた。
20170520condors1
こうして間近に見ても、やっぱり全然かわいくないや(笑)。

会場に入ったところに、世界地図があった。
20170520condors2


今回のタイトル「17's Map」は、尾崎豊の「十七歳の地図」から引っ張ってきているものらしい。
自分は尾崎豊には全く興味がない手合いのニンゲンなので、とくに意識せずに見ていたのだが……。
こーゆータイトルの付け方をしたら、ふつうはオマージュ(敬意)だと思うじゃん?
そこはさすがコンドルズ、茶化しまくりであった(笑)。

長い壁があって、その脇を「どこまでも続く長い壁を……!」とかって歯が浮きそうなセリフを吐きながら、ジーパンに白Tシャツとゆー若者的ファッションに身を包んだ橋詰さんが走ってくる。
すでにこの取り合わせから可笑しいのだが、壁沿いに奥から手前まで走りきると、壁の裏を走って戻って、再び奥から壁沿いに「続き」を走り出すのがまた可笑しくって。
ご高齢なのに、3往復もさせられて、お気の毒なことしきりであった(とか云いながら笑い転げて観てたけど)。
そのうちに、やっぱりジーパンに白Tシャツのいでたちの勝山さんが同じように奥から現れ、おんなじセリフを吐きながら手前に走ってくる。
さらに遅れて、ジーパンに白Tシャツのだれそれが……というようにコピーたちがどんどん現れて(しかも「コピー」のレベルがどんどん下がっていく)、最後は舞台前方で全員で歌を歌うという、「馬鹿馬鹿しい」以外のなにものでもない舞台が繰り広げられたのであった(笑)。
「コンドルズのメンバーに尾崎豊のファンはいません」って断って(?)たけど、別に断らないでもわかるって。
リスペクトしてたらそんな茶化し方はできないですって(笑)。

とゆーわけで、今回のテーマ的舞台装置は「壁」であった。
すごく長い壁が舞台上の向かって左側、奥から手前に向けて斜めに(ちょうど末広がりな感じに)設置されていた。
毎回いろいろと考えるなぁ。

今回の公演で特に笑ったもの。
最初の集合で、学ランにゴルフバッグはないだろう~、古賀さん(笑)。
(最後に古賀さんが足を引きずっていたのが心配。治ったかな)

肉襦袢(じつはただのステテコ?)でのいわゆる「衝突実験」の再現が、実に「らしく」て可笑しかった。
うっかりツボにはまっちゃって、笑いが止まらなかった。

それから、4本の長い筒を使ったパフォーマンス。
こういうアイデアものって好き。

空気椅子も可笑しかったな(ヒドイよ、近藤さん(笑))。

今回一番残念だったこと。
青田サマがいなかった!!
シルエットと動きが独特なので、「いる」「いない」が一発でわかっちゃうんだよね。
最初から最後までいないのはやっぱり寂しかったな。
そういえば、青田サマ不在ゆえ、いつものコントがなかったのだろうか……?

ほかにもいろいろあったんだけど、時間がたちすぎて詳しく思い出せない……うまく文章がまとまらないので、割愛。

最後の最後に。
壁の向こうから林檎が投げ返されてきたのがちょっと嬉しかった。
こういうところも好き。

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2017年5月15日 (月)

【映画】《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2》


ものすごく時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在6/21)。
まだ観ていない方はネタバレあるのでここでストップ。


楽しみにしていたんだ~、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの続編!
思っていたより早くできてきてウレシイ。

いろいろあるけど、とにかくグルートのかわいさが「反則」な映画(笑)。
オープニングの「グルートいちおし」っぷりがまずヒデェ(笑)。
グルート、かわいすぎる。
我々はみんなグルートを見に来たんだね!と、見ている最中も見終わったあとも思うことに……。

それにしたって、アイツラみんな、あんなに行き当たりばったりでよく生きてるなぁ。
さすが、ガーディアンだけなことはある?(笑)

本作はいろいろと「浪花節」的な要素がちりばめられていた。
父と子、育ての親と実の親、姉妹の確執、そして「仲間のきずな」などなど。
とりわけヨンドゥの周辺のハナシが、オーソドックスながらツボを押さえていてよかった(ヨンドゥ株、爆上げ)。

もっとも、そこらへんもいいっちゃいいんだけど、それら全部を蹴倒して投入されるギャグがたまらない。
「最後の決戦」みたいなシーンで、「テープないか」「みんなに聞いたがだれも持ってないって」「一人もテープを持ってないなんておかしいじゃないか!」などといった馬鹿馬鹿しいやりとりを交わすとかさ(余裕だよな、スターロード)。
『ナイトライダー』へのオマージュ部分は、『ナイトライダー』のファンにはたまらないだろうし。
いやあ、最初から最後まで可笑しかった。

ドラックスのちょっとずれた感じも、ロケット(アライグマ)の凶暴さも見ていて楽しかった。
クリス・プラット(つまりピーター)の「ただの男」っぷりもよかった。
ヒーローの要素を全く感じられないのがイイ(笑)。
ところでヤツは「スター・ロード」から「ただのひと」になっちゃったけど、どーすんだろ?
しかも反抗期グルートをかかえて、「ただのパパ」ですよ(笑)。
今ごろになって、「(自分を育てた)ヨンドゥの苦労がわかる」とかぼやいちゃって、もうケッサク(やーいやーい)。
そんな彼を、復讐に燃える金ぴか星人たちは待ってくれないっぽい(笑)。

金ぴか星人たちがまたケッサクだった。
なんじゃい、あのシューティングゲームは(笑)。
高慢ちきな嫌らしさとあいまって、爆笑を誘う。
ちなみに金ぴかがCGでなく、全部本当に実際に塗ってあったってあとで聞いて、さらに爆笑(金ぴか以外の肌色も全部実際に塗ってたって)。
やるな、監督。
次回作もぜひ同じ監督でお願いします。

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2017年5月13日 (土)

《京都“空振り”旅行記》その10 晃庵 京都駅前店で夕食


モノノケ市が中止になって、売上ゼロゆえに打ち上げもままならず(涙)、「夕飯はあんまりお高くないところでお願いします」と友人に頼んだ(ナサケナイ)。
東本願寺から駅の方へ出て、駅を通り過ぎてさらに西へ。
なんかさっき歩いたところとエリアが似てきたぞ?(笑)

昼間はうどん屋さん(?)、夜は居酒屋だけどうどんも出してるというお店に連れていってもらった。
夜は酒の肴のシメ扱いになるため、うどん(麺)は半玉になっちゃうんだって(昼間に来てみたいかも)。
自分は、鴨と九条ネギのうどんを注文。

鴨と九条ネギのうどん

鴨と九条ネギのうどん。

お出汁がとても美味しかった。
私はやっぱり関東の醤油スープじゃなくて、関西風のお出汁でおうどん食べるのが好きだなぁ。
うどんはつるっつるだった。
友人によれば、京都の人はのどごしのよさを楽しむらしい。
讃岐うどんとか、噛まないと楽しめないうどんはダメなのね。
「噛むなんて野蛮な」ってことになるらしい(笑)。

ちなみにここでの夕食は友人に御馳走になってしまった。
モノノケ市の中止をあまりに嘆いていたので不憫に思われたのかしらん……。
御馳走様でした!

お店を出たあと、友人と再び西本願寺へ。
夜になるとなんだかライトアップするらしく、それを見られないかな~という算段で行ってみたのだが、ものすごいヒトの行列であきらめた。
どうもブロック分けの数からみて、1000人くらい並んでるっぽい。
無理です、無理。
ホテルまで荷物を取りに戻ることにして、その手前で友人とはお別れ。
また遊びたいね(=歩きたいね、になるわけだけど)。

お西さん夜間観光がなくなった分、時間が空いたので、京都タワーの地下でお風呂に入ってみた。
とくに広くもなく、サウナがあるわけでもなく、う~ん……場所と時間の利便性がいいのは認めるけど、それだけかな(笑)。
ま、サッパリできてよかった。

ほぼ最終の新幹線に乗って、ガラゴロと荷物を引きずりながら帰宅しましたとさ。
また行きたいなぁ、京都。




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《京都“空振り”旅行記》その9 伝道院跡と西本願寺


15:45、苦労してJR京都駅2階へ。
もう駅自体が迷路のようで、どうやったら2階の待ち合わせ場所に行けるのか全然わからんし、カフェの名前を出してもJRの窓口のおっちゃんは全然わかってくれないし、たどり着くまでが結構たいへんだった(笑)。
ともあれ、無事に京都在住の友人と会えた。
街歩きにレッツゴー(とゆーか終わってみたら「駅前街歩き」になってたわけで、このときは友人に「おまかせ」してただけ)。

まずは彼女の一番のお気に入り、西本願寺の伝道院へ。
途中、京都の町らしい小道を縫うように歩いていった。
雨はほとんど降っておらず、徒歩を楽しめてありがたい。

伝道院は、明治45年(1912)に真宗信徒生命保険会社の社屋として建てられたのだそうだ。
設計は東京の築地本願寺や平安神宮などを設計した伊東忠太、施工は合名会社竹中組(現竹中工務店)。
使用者には紆余曲折があるが、最終的に昭和48年(1973)「本願寺伝道院」となり、本願寺派の布教・学問所として使われているとか。
当初は「本館」「附属屋」「倉庫」2棟、「物置、人力車置場、便所」「屋根伝ひ廊下」が建っていたそうだが、現在は「本館」しか残っていない。

建物の外観は、ヴィクトリア朝風の赤レンガだが、天井部分なんかどーみてもイスラーム建築である(笑)。
かと思えばインド風の意匠があったり、めちゃくちゃな感じ。
日本、インドなどのアジア、そして西洋の三位一体の形とも云われ(?)、設計者伊東忠太の考え方を明確に表現した作品とされているらしい。
しかして、何より特徴的なのは、建物の北と西に面した通りに並ぶ、怪獣の像である。

友人の大のお気に入り。
怪獣たち。怪獣のくせにやたらとカワイイ(笑)。
ちょっと写真でご紹介。

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えっ、「車止めの石柱」だったの、コレ!?
いわれてみればそうだったかも。
もう怪獣しか目に入らなくなっちゃうからさ~(笑)。

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入口に通じる階段わきには、ちゃんと「阿吽」の怪獣が!

伊東忠太って変なやつ……(笑)。
友人が気に入るわけだわ。
なお、彼女はこの怪獣たちの写真を来年6月までにコンプリートするつもりだそうだ(写真が趣味だし、実際上手い)。
そして来年6月、東京でのグループ展《テツカノトモ》に出す予定であるからして、気になる人は見に来てね。

その後、通りを一つ向こうへ抜け、堀川通り(大通り)を渡って「お西さん」こと西本願寺に行った。
でっかーい。人もいっぱい。
さすがぁ。

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まずは本堂に上がり、友人おススメの「縁側と廊下の埋め木」を見て回った。
床板の節穴や亀裂を補修するときに、わざわざ兎やら瓢箪やらお茶碗やらの形に切って木材を埋め込んである。
粋で面白い。
こういう「遊び」っていいよね~。


下の写真は「天邪鬼(あまのじゃく)」。
大きな石の桝は、本堂の雨どいから流れてくる水を受けるための容器だが(これもでっかいのう~)、それをわざわざ天邪鬼に支えさせるあたりが愉快である。
鬼のくせに寸詰まりでかわいい(笑)。
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本堂の後、「飛雲閣」というところを公開しているとおじちゃんが呼び込んでいるのを耳にして、観に行ってみた。
あとでホームページで調べたところ、「金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい)の一部ともいわれており、三層からなる楼閣(ろうかく)建築」だそうだ。
秀吉が建てたから(?)か、様式が混在しててフリーダムな感じ。

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向かって左側の建物。
1階部分の右と左の破風の様式が違うとか……。
2階の右側の部分もなんだか「付け足し」っぽい印象が否めないし……。
ちなみに2階と3階の襖には絵が描かれている。

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向かって右側にある建物。
これも統一感がないなぁ(笑)。
お茶室か何かがズドーンと前に出てるせいかなぁ。


飛雲閣を出て、境内を歩いて、友人のおススメスポット「唐門」へ。
これもあとでホームページで調べたら、「桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した檜皮葺き(ひわだぶき)・唐破風(からはふ)の四脚門(しきゃくもん)で、伏見城の遺構とも伝わります。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮らし門」とも呼ばれています」だって。

友人のお気に入りは、もちろん、唐獅子ちゃんたちである。
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境内の内側から見た唐門。

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この2枚は、外側から見た唐門。
同じ唐獅子は一頭としていません。
親子なんかもいてかわいい。
立体的で躍動感にあふれていて、かなりの力作。


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境内で見たお花。

このあと、ぽくぽく歩いて(って簡単に云うけど結構な距離だったかも)、東本願寺側へ。
残念ながら時間が遅くて、通り抜けも許されなかった。
「だからお西さんのほうが好きなんだよね」とは友人の言。
お西さんのほうがおおらかなのかな。

東本願寺の東側を南に向かって歩いているときに、サギに出遭った。
詐欺じゃなくて鷺。
かなり近くまで寄っていっても動かない。
ものすご~く人に慣れた鷺だった。

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振り向いてパチリ。まだいた。

このあとまたまた駅の西側まで歩いて、うどん屋さんへ(正確には居酒屋)。
その話はまた次回。
次回でラストだっ!

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《京都“空振り”旅行記》その8 護王神社


北野天満宮前でバスに乗り、今出川で降りて、徒歩で護王神社へ向かった。
去年、右ひざを傷めてしまい、いまだに調子がいま一つなので、京都に来たらお参りしようと思っていたのだ(足腰にご利益がある神社なので)。

行く途中、車道を挟んで向かい側がずっと御所の敷地であり、緑がきれいだった。
背高な木が多くて、手入れは大変そう。

そうこうするうちに護王神社に到着。
思っていたよりずっと立派でお金持ちそうな神社(笑)。
そっかー、足腰治したい人はいっぱいいるってことだねー。
参詣客ひっきりなし、なのかも。
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護王神社の敷地。

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本殿は修復中で、この能舞台(?)の手前から仮殿を拝むようなかたちだった。

さて、ここは主祭神が和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)と、その姉の和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)である。
つまり祀られてるのって、ニンゲンじゃん!!(ちょっとビックリ)

和気清麻呂は「道鏡を天皇にすべし」の御神託が偽ものであることを宣し、そのため道鏡から憎まれて流罪にされてしまった。
足の腱を切られ、流刑地へ赴く途中にさらに襲撃を受けて亡き者にされようとしていたのだが、いずこからともなく現れたるイノシシの大群に守られ運ばれて、目的地に無事に到着したのであった。
しかも到着したときには、なんと足が治っていたのである!
そんな謂れゆえ、「足腰の守り・治癒」を願ってみんなが参詣するわけなのね。

自分もあやかって、「足腰の根付け袋お守り」を1200円で購入した。
結構お高いなぁ……でもきっと、その分霊験あらたかなのに違いない!
御守りは小さめのサイズ(40×22ミリ)で、持ち歩きやすそうだった。
あと、鈴と、金の草鞋みたいな飾りが付いてて、何気にカッコいい。
なにとぞ足腰が往時の状態まで回復しますように!!

ほかの人が奉納した絵馬をつらつら眺めていたところ、老後の足腰の心配のような「ふつう」に見えるものもあったが、「どうか家族の足を治してください」といった、もっと切羽詰まった祈願が多かった気がする。
本当に「(最後の)神頼み」という感じがひしひしと伝わってきた。
私なんか、自分の足でお参りに来ているわけだから、まだまだ軽いほうだなぁ(それでもそれなりにツライんだけど)ということを実感。

ちなみに清麻呂を助けたイノシシの逸話から、境内はイノシシだらけだった(笑)。
イノシシ神社とも呼ばれているそうで。
亥年のひとはぜひお参りにどうぞ。

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このあと、お香屋さんにちょっと寄ったり、「ぱんだより ノドカ」で食パンと菓子パン2つを買ってみたり(合計600円で安かった)、そのお隣の「タイム」とかゆーえらくオシャレでモダンな珈琲屋さん(喫茶店というより珈琲屋さん)でカフェオレ450円をテイクアウトしたりした。
カフェオレは、パンと合うお味だった(ここの珈琲屋さんの店内で販売されてるパンは、どうも「ノドカ」のパンらしかった)。
ちなみに「ノドカ」の菓子パンのうち、ゆず風味をあとで食べたが、「特にどうってことないな」と思いつつ食べていたら、そのうちに食べるのを止められなくなっていた(笑)。
そういう系統のパンなのかも。

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「ぱんだより ノドカ」の店構え。

こーゆーちょっとしたかわいいパン屋さんが多いよねぇ、京都って。
全部巡りたい……!

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「ノドカ」の食パンを東京に持ち帰って食べた。
これはわりと普通(笑)。

地下鉄の駅にたどり着き、友人との待ち合わせのため、京都駅へ向かった。
その話は次回。

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《京都“空振り”旅行記》その7 粟餅所・澤屋(あわもちどころ・さわや)


豆腐カフェを出たあと、バス停に向かって歩いていたら、対岸にこのお店を見つけたので急きょ信号を渡り直して引き返した。
雑誌記事に載ってたんだよね、こちらのお店。
本当はモノノケ市に出てる最中に、お昼ご飯代わりに買いに来られないかしらんなどと考えていたのだった。

1682年(江戸時代だね)創業の粟餅の専門店である。
もちろん、北野天満宮御用達である。

テイクアウトもイートインも可能だが、テイクアウトの箱は最低10個から。
あとから考えるに二人で10個ぐらい「ペロリ」だったんじゃないかと思うが(笑)、食べる前にはそんなことはわからなかったので、中に入って食べるほうを選んだ。

メニューは二種類のみ。
紅梅セット(あんころ餅×2、きな粉餅×1)450円と、白梅セット(あんころ餅×3、きな粉餅×2)600円である。
一人一品を頼まなければいけないので、紅梅セットにした。

紅梅セット

紅梅セット、450円。お茶付き。

餅は作り置きせず、一日に何度もつくのだそうだ。
どうりで柔らかかった!!
まぁもち米だけのお餅と比べるとそもそも粟餅ってやわらかいもんなんだけど、それにしてもやわらかかった。
もうちょっとすると、舌の上で溶けそうなくらい(笑)。

いやぁ、お餅が実に実に美味かった。
私は特に「きな粉餅」のほうが好き。
いくらでも入りそう(かなりキケン)。
ああ、白梅セットにすべきだっただろうか……。
てゆーか、きな粉餅だけお代わりできたらいいのに……(ワガママ)。

シアワセな時間を過ごして、お店をあとにした。
一緒に出てきたお茶も美味しゅうございました。

店構え

「昔ながら」と形容されそうな店構え。

えっ、夏には「粟餅入りかき氷」なんて売ってるの!?
き、気になる……。




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《京都“空振り”旅行記》その6 大将軍商店街と北野天満宮周辺


いろいろ荷造りしてからホテルをチェックアウトし、夜まで要らない荷物を預かってもらった。

中止に終わってしまった「モノノケ市」だが、主催者から「今回の参加者専用で通販サイトを立ち上げるので、よかったら品物をお持ちください」との連絡があったため、Tシャツなんかを担いで、ふたたび大将軍商店街のあたりへ向かった。
余談だがなんでそこで「モノノケ市」をやるかってゆーと、たぶんこの辺が一条の通りだったからだよね。
一条といえば百鬼夜行が通ったところであり、「一条戻橋」なんかもあるように、妖怪とご縁の深い土地柄だから。

京都駅前からバスに乗り、20分くらい揺られていたのだが……なんかあの~、雨がほぼ降ってないんですけど(笑)。
昨晩は「荒天になる」なんて情報まであったのに、この穏やか(?)な天候はナニ?
もっとも、いつ降ってきてもおかしくない空模様ではあったので、中止にしたのはしょうがないっちゃしょうがない。
それにしても、口惜しいかな。

委託受付の順番待ちのあいだ、また八幡屋さんを訪れ、「これもご縁だから」というお言葉に甘えて、「カニ魔王」をプリントした大きいトートバッグを納入させてもらった。
買い取ってもらっちゃったけど、果たして売れるんだろーか(ドキドキ)。
ほかがみんな日本古来の妖怪グッズなのに、「カニ魔王」だけペルー由来でかなり浮いてる(汗)。
まぁ、どなたかにご縁づいてくれることを祈るしかない。
次回行くときまでに売れてますよーに……!!!

八幡屋さんでは、記念に「封印マスキングテープ」を購入した。
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どこで使おうか、考えるのも楽しみ。


通販主催の「百妖堂」さんへ商品を委託したあと(結局この通販では売上ゼロだった……それもそうか)、バス停に向かったが、バス通りで見つけたお豆腐カフェみたいなところにひかれてつい入店。
ちょうど13時ごろで、小腹がすいていたのだ。

豆腐プリンとドリンクのセット

豆腐プリンとドリンクのセット、400円。

プリンのようでいて、食べてみるとやっぱり「豆腐」である!(笑)
結構美味しかったが、もうちょっとカラメルが魅力的になるといいな。
そしたら文句なし。


豆腐ソフトパフェ

豆腐ソフトパフェ、500円。

ソフトクリームは嫌みのないお味だった。
ボリュームたっぷりで、食べても食べてもなくならない感じだった(笑)。

1階のカフェしか利用しなかったが、2階では豆腐懐石ランチを食べることができるようだ。
食べればよかったな~。
まぁ、この近辺には他にも豆腐屋があるみたいなので、次回はもうちょっとちゃんと調べて食べにこようっと。


その後、有名らしい粟餅屋さんを見つけて入ってみた。その話は別口で。

すぐご近所にある北野天満宮にも心惹かれるものがあったけど、今日は護王神社に行くと決めていたので(そしてそのあとで京都在住の友人とも会う約束があったので)、入り口の鳥居だけ見て今回はサヨナラ。

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敷地が広いから、全部見ようと思ったら半日くらいかかりそうなんだもんなぁ。
次回のお楽しみにとっておこう。

バスで今出川まで出たあと、徒歩で護王神社をめざした。
ここからは次の話に。


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《京都“空振り”旅行記》その5 サー・トーマス・リプトン ポルタ店 でモーニング


本日は、駅近ホテルの利点を活かして、駅地下の喫茶店で朝食を摂ることに。
昨日のうちに目星をつけておいた、サー・トーマス・リプトンの茶店へGO。


エッグベネディクトセット

エッグベネディクトセット、880円。

美味しかった。
ボリュームは昨日の前田珈琲に劣るけど、価格を考えれば十分満足。


小倉トーストセット

小倉トーストセット、780円。

これも結構美味しかった。
疲れていたので、甘いものがとても美味しく感じられる(笑)。
といって、そんなに甘々なわけじゃない。
生クリームも上品でよかった。

これにドリンクが付いてきてるわけで、結構コスパもいいんじゃない?(ただし「普段使い」にするには100円くらいお高いのかも……?)

あとは、ドリンクの出来は並みの上くらいだったかな。
でも紅茶も美味しく淹れようと「頑張ってる感じがする」そうだ(友人談)。
店内の喫茶スペースは思っていたよりずっと広く、キャパシティが大きそうなのもよかった。
追い立てられたりせずに済むからね(笑)。
モーニングセットを頼んでいる人が大半だったけど、なかには飲み物だけ注文して、新聞か何かを読んでいるような人もいた。

モーニングのメニュー
↑モーニングのメニュー。手ごろなものが多い。




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2017年5月12日 (金)

《京都“空振り”旅行記》その4 涙の会場見学(於・大将軍八神社)


さてさて、そもそも京都にやってきたのは、「モノノケ市」というイベントに参加するためであった。
その前日にやってきて観光していたわけだが、楽しんで歩いていた最中に、「雨予報のため明日は中止します」のお知らせが!!
確かに、ずーーーっと「朝から雨降るしかないね」みたいな予報だったのだが……それもよりによって明日だけ。
なんてこったいオリーブ!
せっかく今までどこの寺社でも「明日晴れますように」とお祈りを捧げて回っていたのに!
てるてる坊主まで作って持ち歩いていたのに!!(涙)
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即席てるてるボーズ。


これが、日記タイトル“空振り”の由縁である(シクシク)。


まぁ、せっかくだから会場になるはずだった大将軍八神社をお参りしておこうかということになり、バスを利用してウサギノネドコから神社へ移動した(16:30過ぎに到着)。

大将軍八神社は、モノノケ市について知るまで名前も知らなかったのだが、行ってみたらとても立派な神社だった。
境内の広さはそこそこだけど、とにかく建物が立派である。
今まで知らなかったのが悔やまれるくらい。
あ~、今度は神社めぐりしようかな(若いころはお寺さんばかり巡ってたから)。
こういう掘り出し物があちこちにありそうな気がする。

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大将軍八神社、門構えから立派。

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門から覗き見る本殿。
クラシックで、とても魅力的な建物だった。
境内も気持ちよかったし、返す返すも口惜しや。

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大将軍さま?
こちらの神社は方位方角の神様をお祀りしているらしい。
ご朱印帳の表紙が星座だったりお守りが八角形だったりして、なかなかカッコよかった。
ついお守りを買ってしまった(八角形って珍しいし、裏に北斗七星も描かれてるし)。

あ~。
いい神社だなぁ。
ここでモノノケ市に出たかったなあぁ。せっかく抽選に通ったのに……。
7月に代替で開催するってツイートされてたけど、7月は無理だろうしなぁ。

もはや天候のことをお祈りしても意味がないので、「またご縁がありますように」とだけお祈りしておいた。
あ~あ(←あきらめが悪い)。

その後、商店街にあった「アヤシイモノ専門店 八幡屋」さんに入って、友人とそこの店主さんとでお喋りタイム突入。
ものすごく気が合うようだった(笑)。
私はわりとぼんやりしちゃってたかも(だって中止がショックだったんだもん)。
ちなみに八幡屋さんも、モノノケ市に参加予定だったんだって。
残念。

八幡屋さんに教えてもらった「山田フライ専門店」へ行き、「妖怪コロッケ」を購入(笑)。

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緑でおどろおどろしい?
抹茶味です。
衣のパン粉が普段食べてるものよりやや細かくて、サクサクと食べやすい(パン粉の先が刺さるようなことがない(笑))。
カリッと揚がってて美味しかった。


このあと、京都駅までバスで戻り、駅地下ポルタのおばんざい屋さんで夕食を取った(おばんざいセットとおでん盛り合わせをシェア)。
あ~、本当だったらここから明日の準備でてんやわんやな夜のはずだったのに……それがなくなってさびしい。

自分は2泊しようと思っていたけど、これなら明日の夜に帰るかな。
とゆーわけでホテルに相談し、1泊分キャンセルさせてもらった(とても親切なホテルだった)。
こうなったら明日も観光するしかないな(笑)。


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《京都“空振り”旅行記》その3 ウサギノネドコで遅い昼食


友人がネットかどこかで拾ってきた情報により、地下鉄東西線でどこどこと西側へ。
15:20ごろ、目的地のウサギノネドコに到着。
ランチは終わってたけど、とにかく腹ごしらえしないと。

カフェの方の入口

ウサギノネドコ、カフェの入口。


隕石カレー

隕石カレー大盛、1100円(税抜)。

お米がふわふわで、何を食べているのかわからない(火砕流?(笑))。
カレーと云いつつ全く辛くなかった。


ダーウィン夫人の焼き林檎プディング

ダーウィン夫人の焼き林檎プディング、690円(税抜)。

アイスクリームにかかっていたキャラメルソースが、ほろ苦くて美味しかった。
プディングは……まあまあ……(そもそもプディングって食べ物が「まあまあ」なもんだよね)。


ガーデンクオーツ・ティラミス

ガーデンクオーツ・ティラミス、790円(税抜)。

ラズベリーソースが美味だった。
でもこれを「ティラミス」と云われても、うう~ん(笑)。


ハーブティー(アフターミール)

ハーブティー(アフターミール)、680円(税抜)。

ミント系すっきり味で、飲みやすかった。
差し湯(お代わり)可能。

全体に、お味とコスパはさほどでもないかな~(ごめん)。
ただ、お店の雰囲気はとても楽しい。
バフンウニちゃんたちを眺めに来るにはいいんじゃないかな。

以下、メニュー。
メニュー1
メニュー2
メニュー3


以下、店内のインテリア。
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ウニだらけ(笑)。とにかくウニだらけであった。


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天井もそういう系統のインテリア。


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この壁の展示は、瀬戸内国際芸術祭2013において粟島で展示された、佐々木類という作家さんのガラス作品。
作家自身が半年間にわたって粟島で採取した植物をガラス板に挟み、700~800度の高温で焼いたもの。
それぞれの植物が白い灰となって残っている。


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おまけ。隣の標本屋さん側の入口。

標本屋さんの内部も楽しかった。
でも標本って高いんだねぇ。
持って帰る途中でコワしそうだし飾るところもないし、ちょいと手が出せませんでした(笑)。
ちなみに、カフェと標本屋さんと、宿泊所もやってるらしい。
面白いお店だった。




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《京都“空振り”旅行記》その2 六道珍皇寺から八坂神社へ


前田珈琲のモーニングで腹ごしらえしたあと、ぶらぶら歩いて六道珍皇寺へ向かうことにした。

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前田珈琲本店に行く前に、途中で見つけたパン屋さん。
クリームパンだけ買った(食ってばっかり……)。


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前田珈琲本店から錦市場へ。
観光客だらけであった。

10年くらい前に叔母に連れてってもらったときは、魅力的ながらも、別に「観光向けではない」ふつうの市場だったような気がする。
時の流れを感じるなあ。
ま、美味しそうなものもたくさん並んでたけど。

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錦市場の最奥にある錦天満宮。
いやぁ、歩いてみたら長かったわ、錦市場。
こんなに長いとは知らなかった。


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途中で鴨川の川べりを歩いた。
風が通って気持ちいい。
なんか張り巡らされているひもは、鳥よけらしい。


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10:50ごろ、六道珍皇寺に到着した。

ここにはイワク付きの井戸があって、この井戸は、現在放映中のアニメの登場人物である狸のカエルが(何を云ってるかわからない人は『有頂天家族』のアニメを見るか原作を読むかしてください)「井の中の蛙」として日々過ごす(もとい過ごしていた)場所である。

しかして「イワク」は全く別のところにある。
件の井戸、小野篁サマが地獄に通っていた出入り口の一つなんである(確かこっちが入口で、出口はもっと北の方にあるんだっけ?)。
残念ながら井戸の近くには寄れないようになっている。
本堂の脇ののぞき窓みたいなところから、遠目に見るだけだ。
ま、万が一、近くに寄った人が地獄に落ちちゃったらエライことだもんね。

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小窓から覗くお庭の奥まったところに、例の井戸がある。
お庭も素敵。

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井戸部分、アップ。

六道珍皇寺にはこの井戸以外にも小野篁像や、小野篁自作といわれる閻魔像(「見てきたとおりに彫った」らしい)なんかがあって、面白かった。
あと、鐘の修繕費用を募っていたので、ご縁だからと一口だけ寄付してきた。
閻魔みくじ400円を買って、おみくじ(小吉)は境内に結んできた(閻魔さまはお持ち帰り)。

余談だが、こうした寺社はだいたい三方くらい道に接しているから、グーグルの地図で見ても、どこから入ればいいか全然わからない(そして観光客が入れる入口はだいたい一箇所しかなく、間違えるとぐるぐる回らなきゃいけなくなる)。
雑誌クロワッサンとの合同企画で「京都・奈良を旅するのにグーグルを利用しよう」みたいなことをやってたくせに、全然使えないな、グーグル。


六道珍皇寺をあとにして、八坂神社のほうまでぶらぶら。

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これは途中にあった和菓子屋さん。

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看板に臼と杵の絵があったので「杵つき餅か?」と思って買ってみたら、水餅でした(笑)。


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途中の裏路地。


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ミニ串団子のお店。美味しそうだったが、水餅(大福)を食べたばかりなのでスルー。


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11:30ごろ、八坂の塔のそばで小休憩。
喉が乾いちゃって。
喫茶店ラベンダーで自家製ジンジャーエール500円也。
サッパリして生き返るここち。
生姜スライスもパリパリと食べてしまった。
のんびりできてよかった(貸切状態だった)。


このあと、八坂神社へ至る道のりがまだ結構長くて、途中の露店でアイスコーヒー400円をいただいた。
かなり酸っぱい珈琲だったが、アイスには合う感じ。
それにしても、こんな本格的珈琲屋さんが露店で出てるなんて、さすが京都(?)。


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八坂神社。
若いころは寺ばかり回っていたから、真面目に見たのは初めてに近い(まぁ、観光バスなんかで来てはいるはずだけどね)。
観光客だらけだが、敷地が案外広いのか、ごみごみした感じはなかった。
鯛みくじ500円を買って(吉、だったかな)、黒鯛だけお持ち帰り。


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八坂神社の大国主さまと兎の石像。
寸詰まりでかわいい。

八坂神社から駅までさらに歩き、今度は地下鉄で西側へ向かった。
その話は次回。

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《京都“空振り”旅行記》その1 前田珈琲本店でモーニング


イベント参加のため京都へ。
イベントは翌日なのだが、平日一日観光しようと欲張って、年甲斐もなく夜行バスでやってきた(そーやって欲張るからあんなコトに……何が“空振り”だったかはのちほど別立てで)。

バス会社のラウンジでしばらく休憩したあと、ホテルへ行って荷物を預け、それから前田珈琲本店に向かった。
モーニングを食べるのだー。

8:40ごろ到着した。
なんか不思議なつくりの店内(というか、クラシックな喫茶店ってこういう感じだったかも)。
私はスペシャルモーニングセットを注文。ドリンクはアイスオレ。
友人はカスクートサンドセット。ドリンクは「前田のアイミ」(=アイスミルクティーのことだって)。

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スペシャルモーニングセット、1050円。

結構なボリュームで満足。
パンも美味しかったし。
アイスオレも美味しくて飲みやすかったし。


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カスクートサンドセット(1000円)のカスクートサンド。

これも美味しかったな~。
「前田のアイミ」はメニューに書かれていたとおり、かなりの甘さだった(笑)。
でもそういうアイスティーにありがちな「ガムシロの味しかしないんだけど、どこが紅茶なの?」ってことはなく、ちゃんと味も香りも紅茶らしさを残していた。


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前田珈琲本店の入口。

間口は広いけど、庇の分(半間くらい?)入り口が奥まって、奥ゆかしい感じ。
しかも入ってすぐは店頭販売コーナーだから、実は喫茶店だってことを見逃されちゃったりしないのかしらん(有名店でそんなこともないのかしらん)。

その店頭販売部分で、コーヒーロールケーキの切り落としを売っており、誘惑に負けてつい買ってしまった(笑)。
行儀が悪いけど、このあと歩いている間に食べました。
これも美味しかった~。
クリームは甘すぎず、何より「さすが珈琲屋」って感じで、コーヒーの香りがとてもとてもよかった。
次回、京都に来たら他の支店も行ってみたいな~。




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2017年5月 9日 (火)

【イベント】まずは告知! 妖怪アートフリマ《モノノケ市》に参加します!


ほかの書けてない日記を全部ぶっちぎって、とにかく告知。

京都の大将軍八神社で行われる《モノノケ市》に参加します!
5月13日(土)!!
もうすぐ!!

(でもまだ準備が終わってない……いつものことか)

今回は「エスキ・ヨルジュ」ではなく、ユニット名「珂爾魂」(かにたま)で参加。

目玉は、古代ペルーの大妖怪「カニ魔王」様である!!
Tシャツもバッグも「カニ魔王」様!!
バッジもペーパークラフトもあるぞ!!
どれもそんなにたくさんはないので、欲しいものがあればお早目に(っても京都ですが……)。

え~。
とゆーわけで、夏の祭典は受かったら「酉年だし、『鳥づくし』でいく!」と宣言してましたが、どうも「カニ魔王」様にのっとられそうです……。
まぁ、タノシイ新刊の企画も考えてるので、乞うご期待?

▼《モノノケ市》の主宰者のページ
http://www.kyotohyakki.com
▼「珂爾魂」(かにたま)のページ
http://eski-y.jimdo.com/kanitama/

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2017年5月 8日 (月)

【グルメ】ビストロ ロティット(Bistro Rotitte)


実際に行ったのは昨日だが、こちらで。
そして、ものすごく時間が経ってしまったので簡単に(現在6/2)。

ムゼウムのあとにできたイタメシ屋さん。
一度入ってみたかったのだった。

牛ハラミのステーキ~濃厚な赤ワインソースとジャガイモのピューレ~
「牛ハラミのステーキ~濃厚な赤ワインソースとジャガイモのピューレ~」、1500円。

出てくるまでに30分以上かかった。
まぁ、アツアツでサーブされるのは嬉しいけど。
下のマッシュポテト(ジャガイモのピューレ?)が結構なボリュームだった。
青味が何もないのがマイナスポイント。
お肉は美味しかった。


お通し(パン)
お通しのパン。
美味しかったけど、お通しがパンってのはどうよ??
なんか釈然としない……。
(そもそも自分はお酒を飲まないからお通し欲しくないし……)

このほかにアイスアールグレイ500円を頼んだが、これは頼まなくてもよかったな。
アールグレイらしさが感じられない、わりとどうでもいいお味。
頑張って「お水でいいです」にすればよかった。
ちょっぴり「ドリンク頼んでね~」な圧力がある(まぁ最初から「1ドリンクお願いします」って云われるよりいいけど)。

合計で2480円。
お通しが300円で、4円分、消費税を丸めた感じじゃないかと思われる(明細のわかるレシートがない)。

うーん、ビミョー。
これだったらキッチンチェックでステーキ食べたいかも……?
パスタとか、イタメシらしいメニューを、まずはランチでリーズナブルに試すのがよさそうだ。
次回はランチかティータイムに。
夜は「呑む人」用の空間みたいで、自分向きではない気がした。




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2017年5月 4日 (木)

【展示】「大英自然史博物館」展(国立科学博物館、東京・上野)


ものすごく時間が経ってしまったので行った記録だけ(現在6/1)。

ゴールデンウィーク期間中だからか、結構混んでいた。
14時半に行って(もちろんチケットは持ってる)、整理券をもらったら入場は15時半から。
一時間待ちである。
まぁ……列に並んでなきゃいけないわけじゃないので、その点はちょっとラクだった。
整理券万歳。

中身は非常に面白かった。
展示品だけじゃなく、コレクターであるウォルター・ロスチャイルドの経歴なんかも……7歳で5千点のコレクションを持ち、21歳で両親から「博物館をプレゼントされる」とか、ブルジョワも通り越してるよね……ヤダヤダ(笑)。
ちなみにその私設博物館は、現在、自然史博物館の分館(トリング分館)となってるそうだ。

以下、もう記憶がわややなので、写真だけ(ごくごく一部にすぎないが)。

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三葉虫。


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オオモダマの種子。でかくて丸くてかわいい(虫じゃないってわかれば「かわいい」)。


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サファイアのターバン用ボタン。


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始祖鳥。本邦初公開。


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ジョゼフ・バンクスのタカラガイのコレクション。コロコロしてる。横から写してます。


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ハマゴウ属の植物の銅版プレート(印刷用)。カッコいい。

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ハマゴウ属の植物の白黒校正刷り。

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ハマゴウ属の植物のカラープリント。

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チャレンジャー号の航海で採集された微生物のスライドボックス。


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ミイロタテハ。


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オオツノジカ頭骨。でかかった。


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イヌイットナイフ。グリーンランド北西部に落下した鉄隕石からできているんだって。

まぁ、あるわあるわ、「こんなものまで」って思うくらい蒐集されてる。
「大英帝国」の遺産だなぁ。
ちゃんと「これから」のことも考えて運営されているようだが。

細かいことは忘れちゃったんだけど(笑)、とにかく、面白かった。

▼公式サイトはこちら。
http://treasures2017.jp/

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2017年5月 2日 (火)

【グルメ】とん喜多の「ヒレカツ定食」


ものすごく時間が経ってしまったので簡単に(現在5/30)。

スタートが遅くなったので、いつもの焼き魚屋には行けず(時間かかるんだもん)。
でもまともなご飯が食べたい!

とゆーわけでウロウロしてたら、とんかつ屋さんを発見。入ってみた。
ヒレカツ定食を注文。

ヒレカツ定食

ヒレカツ定食。

ふつうに美味しかった。
ボリュームも満足。
日暮里の駅前よりも近いし安いし、いいわ、ここ。

と、余韻に浸っていたら、びっくりする出来事が。
先に来ていたお客さんが全員帰っちゃって、私もようやく食べ終えたところ、突然店主が背後に回り込み、肩を揉みだした。
10分くらい、無料で揉んでもらっちゃった~。気持ちよかった~。
いやぁ、おかしいと思ってたんだ、カウンターに「マッサージ料金」の貼り紙とかあるから(笑)。
息子か娘がやってるのを宣伝してるのかしらんと思っていたのだが、まさかおっちゃん本人がマッサージ屋さんだとは。
あとで同僚に話したら、アド街で取り上げられていたらしい。
マッサージは店主の「趣味」らしい(笑)。

またそのうちに行こうっと。




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2017年5月 1日 (月)

【グルメ】池袋東武の「大北海道展」を見に行ってみた


ものすごく時間が経ってしまったので簡単に(現在5/29)。

たまには池袋東武の北海道展も見に行ってみるかと、行ってきた。
西武よりは面白かった。
でもやっぱりあったかい食べ物系が少ない気がする(というわけでお夕飯に買い込みたいものがちょっと少ない)。
何より、パン屋の出店が少ない。
一箇所しかないし……自分のほしい系統のパンがないし……。
ちょっと残念。

まぁ、相変わらず広々して、歩くのが楽ではあった。
買いこんだものをそこで食べられるスペースが充実してるのもいい(この辺は売り場面積の狭い伊勢丹にはまねできない)。
あと、LINEで友だち登録するとクーポンがもらえて、それを見せると「ソフトクリームを1巻きサービス」っていうのがおもしろかった(笑)。
これは頭イイよなぁ。
だれだろう、考えたの(笑)。

豊平館厨房の牛肉弁当

豊平館厨房の牛肉弁当。ひよって2000円くらいのにしちゃったけど、結構ぎっしりで満足した。

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