【映画】「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

時間が経ってしまったのできわめて簡単に（現在2/14）。

なかなか面白かった。
以下、ネタバレがあるかもしれないので、嫌な方はここでストップ。

逃げ出す魔法生物がかわいかった、あの光り物が好きな奴とか。
しかし、主人公、常識がなさすぎだろ（笑）。
ヲタクの典型みたいな人物造形で、最後もヘタレくんぶりにイライラした（笑）。
そしていったいどんだけ有能なんだ、この世界の魔法使いって。
瓦解した街を全部直してくあのシーン（明らかに戦闘よりも見ごたえがある）……そりゃノーマジ（魔法を使えない no magic な人間のこと）からすりゃ「怖がらないで」って云われたって無理だろ……。

どーゆーわけかノーマジの太めのおっちゃん（コワルスキーさん）が大人気（笑）。
作中でもみんなに好かれていたが、観客側からしても、奴がいないと楽しくなかったろうと思う。
こういうところの作り方が上手い。
あとは、アメリカとイギリスで微妙に張り合ってるのがわかる会話とか、ユーモラスなセリフの応酬も楽しかった。

これって続編作るのかな？
作ったら観に行ってもいいかも。
ただ続けるなら、ちょっとブロックバスター的な印象がある（「ハリウッド的」からほど遠いって意味）、そこんところを逆に崩さずに続けてほしい。