【展示】「宇宙と芸術展」(森美術館、東京・六本木)
行ったのは昨日だが、こちらで。
そして時間が経ってしまったので写真による記録だけ(現在12/29)。
ああ~、やっぱり今年の日記を今年中に書き終わらなかった~(涙)。
まあまあ面白い展示だった(森にしては珍しく)。
前半は古い(絵画)作品ばかりだったため、撮影禁止で写真がない。
曼荼羅や昔の星宿図などがあって、一瞬、何の展示かわからない面白さがあった。
星宿図については、ティムール帝国あたりのものも出してほしかったなぁ、あのへんの天文学の進み具合は他と比較にならなかったはずだから。
ごくごく日常的な素材で作られていて可笑しい。
スチールは無骨だし、ブラックホールなのに蛍光灯だし(笑)。
「M」は「ミステリー」(神秘)の頭文字だそうだ。
「これまで誰も目にしたことのない太陽の素晴らしい瞬間を体験できる作品」だそうだ。
ノイズだらけとしかわからなかったが。
セクスィー!!!
空中分解してしまったスペースシャトル「チャレンジャー号」の模型。
紙で作られててなかなか凄い。
これで見るのは3度目かな。
八咫烏が宇宙を飛び回ると(なぜか今回は「板野サーカスへのオマージュ」の説明がなかったが)、宇宙が拡がって花が咲き、そして散りゆく(散るのって大事)。
これ見るの、わりと好き。
(でも前回見たときのほうが奥行き感があってもっと好きだった。臨場感は今回のほうが高かったけど。)
これはさー、入口左の壁に貼ってあったんだけど、動線から云ってそっち側はだれも読まないんだからさ~、こんなとこ貼ったってしょうがないんだよー。
われわれだって戻ってきた二度目に気づいたんだもん(出口から戻らなければ気づかないってこと)。
なんで入口右の壁に貼らなかったんだ?
あるいは通路奥の本当の入口脇とか。
だれも気付かないって、これじゃ。
ちなみに、ここに記されたとおり、中にいる人間がバラバラに立っていると映像も散漫な印象になった。
2人きりで一箇所にまとまって見たときは、ちゃんと迫ってくる感じだった。
これってかなり重要だと思うので、きちんと動線を考えて掲示してほしかった。
今展示、最大の不満。
いろんな作品があったっぽい。
そのうちの二つだけ見たけど、一つは「変なガイジンがニッポンに対する変てこな妄想により作り上げたわけのわからない(ただし中二なことだけは伝わる)作品」だった(笑)。
ミロクはまだ地上に降臨してませんって。
大人のなりそこないが、テクノロジーだけ大人のものを使って編集した映像作品、みたいな印象かも。
世の中、いろいろあるのね。
おしまい。
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