【展示】「海のハンター展」(国立科学博物館、東京・上野)
時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/6)。
そしてだんだん日記が溜まってきたので、優先順位の高い順にアップしていく予定(つまり展示関連から)。
「海のハンター」というからてっきり魚ばかりかと思っていたら、アザラシなどの海棲哺乳類や海鳥も含まれていた。
確かに、ヤツらも海を漁場とするハンターだもんね。
昔(古生代・中生代・新生代)のでっかいハンターたち(の骨)を見たあと、深海・極域・外洋・浅海のブロックごとに魚や鳥の標本を見る構成。
その後、ハンターたちのテクニックと、逆に逃げる側のテクニックが紹介される(この部分はやっぱり何度見ても面白い)。
最後に、「ヒトも海のハンター」というコーナーがあり、そこではマグロやウナギの養殖について展示されていた。
環境問題もとりあげていて、全体に非常に力のこもった展示だった。
さて。
最後の環境うんぬんはどちらかといえば大人向けだが、そこまでの展示は気持ちいいくらい「小学生男子向け」になっていた。
その最たるものが、説明ボードの「二つ名」表示だ。
陳列されている標本に対しては一つずつ説明ボードが付けられているのだが、そこに必ず「こいつの二つ名はこれ」みたいなキャッチコピーが書かれていた(笑)。
たとえば、ネズミザメの名前の下には「亜寒帯の猛者」とか。
一事が万事こんな感じで、男の子が実に好きそうである(笑)。
考えるのは楽しかったろうが、ものすごい点数だからして結構大変だったんじゃないかな~。
まぁ、シンプルながら説明ボードにはしっかり力を入れているあたり、好印象。
陳列のしかたや壁に大きく描かれたイラスト、ちょっと注目してほしい話題を示すボードなんかも子供の注意を引くようによく工夫されていた。
基本的に中二病チック(笑)。
未来の研究者のハートをがっちりつかんでるといいね。
あとは写真でご紹介。
左はいきなりお土産の写真。
ペンギン手ぬぐい、かわいい(ペンギンも海のハンター)。
左下がショニサウルスの頭骨(レプリカ)だったかな?
こういうやつもいっぱい用意されていて、なかなか面白かった。
サメ好きにはたまらんコーナーだったのかも(笑)。
この標本をどうやって作ったかの展示もあって、興味深かった。
かわいいのでほしくなるが、ペンギン手ぬぐいで我慢我慢(かなり高価なので)。
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