« 【グルメ】ホテルハイジのレストランクララ(たてしな) | トップページ | 【展示】「驚きの明治工藝」展(東京芸術大学美術館、東京・上野) #驚き明治 »

2016年9月23日 (金)

【展示】「海のハンター展」(国立科学博物館、東京・上野)


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/6)。
そしてだんだん日記が溜まってきたので、優先順位の高い順にアップしていく予定(つまり展示関連から)。

「海のハンター」というからてっきり魚ばかりかと思っていたら、アザラシなどの海棲哺乳類や海鳥も含まれていた。
確かに、ヤツらも海を漁場とするハンターだもんね。

昔(古生代・中生代・新生代)のでっかいハンターたち(の骨)を見たあと、深海・極域・外洋・浅海のブロックごとに魚や鳥の標本を見る構成。
その後、ハンターたちのテクニックと、逆に逃げる側のテクニックが紹介される(この部分はやっぱり何度見ても面白い)。
最後に、「ヒトも海のハンター」というコーナーがあり、そこではマグロやウナギの養殖について展示されていた。
環境問題もとりあげていて、全体に非常に力のこもった展示だった。

さて。
最後の環境うんぬんはどちらかといえば大人向けだが、そこまでの展示は気持ちいいくらい「小学生男子向け」になっていた。
その最たるものが、説明ボードの「二つ名」表示だ。
陳列されている標本に対しては一つずつ説明ボードが付けられているのだが、そこに必ず「こいつの二つ名はこれ」みたいなキャッチコピーが書かれていた(笑)。
たとえば、ネズミザメの名前の下には「亜寒帯の猛者」とか。
一事が万事こんな感じで、男の子が実に好きそうである(笑)。
考えるのは楽しかったろうが、ものすごい点数だからして結構大変だったんじゃないかな~。
まぁ、シンプルながら説明ボードにはしっかり力を入れているあたり、好印象。

陳列のしかたや壁に大きく描かれたイラスト、ちょっと注目してほしい話題を示すボードなんかも子供の注意を引くようによく工夫されていた。
基本的に中二病チック(笑)。
未来の研究者のハートをがっちりつかんでるといいね。

あとは写真でご紹介。


20160923seahunter01

右は展示のチケット。
左はいきなりお土産の写真。
ペンギン手ぬぐい、かわいい(ペンギンも海のハンター)。

20160923seahunter02

いにしえの海のハンターたち。でかい。
左下がショニサウルスの頭骨(レプリカ)だったかな?

20160923seahunter03

ショニサウルスの二つ名は「三畳紀の海の不思議」だって。

20160923seahunter04

中生代のタラソメドン(レプリカ)。でかい。

20160923seahunter05

「ハンタートピック」。
こういうやつもいっぱい用意されていて、なかなか面白かった。

20160923seahunter06

カルカロドンの模型かな。馬鹿でかい。

20160923seahunter07

サメコーナーにて。図による解説も力が入ってる。
サメ好きにはたまらんコーナーだったのかも(笑)。

20160923seahunter08

『シン・ゴジラ』第2形態(蒲田くん)の目玉のモデルとなったラブカ。

20160923seahunter09

このへんもサメコーナー。

20160923seahunter10

サメのホルマリン漬け。でかい(こればっか)。
この標本をどうやって作ったかの展示もあって、興味深かった。

20160923seahunter11

おまけ:物販コーナーで、海鮮の酒のつまみが売られていたのに笑った。

20160923seahunter12

おまけ2:物販コーナーの、くたくたシロクマくん(ホッキョクグマも海のハンター!)。
かわいいのでほしくなるが、ペンギン手ぬぐいで我慢我慢(かなり高価なので)。

|

« 【グルメ】ホテルハイジのレストランクララ(たてしな) | トップページ | 【展示】「驚きの明治工藝」展(東京芸術大学美術館、東京・上野) #驚き明治 »

文化・芸術」カテゴリの記事

自然・環境」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【展示】「海のハンター展」(国立科学博物館、東京・上野):

« 【グルメ】ホテルハイジのレストランクララ(たてしな) | トップページ | 【展示】「驚きの明治工藝」展(東京芸術大学美術館、東京・上野) #驚き明治 »