【グルメ】新宿伊勢丹の京都展(伝統とモダンの競演編)
新宿伊勢丹の京都展(第24回伝統とモダンの競演)に行ってきた。
毎年楽しみ。
今回は特に「パンのまち京都」を紹介するという触れ込みで、パンキチの私としてはどうしても行かずばなるまいと意気込んで出かけた(日替わり限定販売までは手が届かなかったけど)。
まずはイートイン〈ORENOPAN × 祇園おくむら〉へ。
5分後からディナーセットを頼めるというので、2人で1セット注文してみた。
ディナーセット 3780円。
12時から時計回りに:
・タコ・九条ネギ酢みそ
こんなに細切れでちびっこいくせに、とてもタコらしい味わいのタコ。
しかも酢みそ和えのくせに酸っぱくなく食べやすい。
・蓮根といんげんのごま和え
ごまがとてもごまの味。口に入れただけで「ごま!」って香りが(笑)。
・木ノ子水菜のおひたし
おだしで炊いただけの水菜が美味しいよ~。
・いちじくパン・ライ麦パン
うみゃー。おかわりがほしいー。
あとでパン売りコーナーで探したけど、同じものはなかった(涙)。
・白身魚のマリネ 酢だちドレッシング
白身魚は上品な酸味。
そして酢だちドレッシングがめちゃうま。
中央:
・カニフラン アメリケーヌソース
カニはやさしいお味だった。
うみゃかった(←ほかに云うことがない)。
メインの「和牛ロースフォアグラ ロッシーニ風」。
このお肉は凄かった。
一口食べて「美味しい」しか言葉が出てこなくなった(この小さなお肉を食べるあいだに5回くらい云った気がする)。
脂いっぱいなのに油っぽくない。
しかもその脂部分が異様に美味い。
こんなに美味しいお肉を食べたことがあったか?
フォアグラも嫌みがなく美味しかったし、トリュフ入りソースもソースだけで堪能できる旨さだったが、やっぱりなんといっても牛肉!
あ~、美味しかった~。
ちょっと衝撃の走る美味さだった。
パン・ペルデュ 青もみじ 810円。
「青もみじ」というのは青緑のパンのことらしい。
実はこれがすごくすごく不思議な食べ物だった(笑)。
パンらしいふっくら生地の部分と、フレンチトーストっぽいしっとり生地とが同居しているのだ。
どうやってつくるとこうなるんだろう???
ちなみにメープルシロップが付いてくるんだけど、ピッチャーにたっぷりもらえたのも嬉しかった(「シロップをお代わりしたい」とかってストレスに晒されることがない)。
ミニパルフェは、小さいくせに盛りだくさん。
いちじく、梨、キウイ、バナナ、パイナップル、抹茶ゼリー、バニラアイス、白玉、抹茶クッキーが入っていた。
上に乗ってる細い何かは、そうめんの素揚げらしい。
なお、お皿にいろどりで置かれたラズベリーソースは、ちょっぴり舐めただけで口の中に甘酸っぱさが広がった。
お次はイートイン<祇園きなな>へ。
前回食べたパフェは、甘くないくせに絶品だった。
今回はどうか?
きななのフレンチトースト(伊勢丹限定)。
ソースが多すぎてたいへんだった(笑)。
メイン(?)のフレンチトーストは、きちんと卵の味がするごくオーソドックスなやつだった。
そこに、和栗のソースと、亀岡産ブルーベリーとカシスシャーベットと生クリームが載って、さらにソフトクリーム付き。
ソフトクリームは種類を選べるので、きなこソフトにしてみたら、どこからどう食べてもきなこの味しかしないソフトクリームだった(笑)。
そうだよね、きなこソフトだもん。
カシスシャーベットは酸っぱくて美味しかった。
しかし何より、和栗のソースが地味に見えて非常によかった。
実は味わいも地味なんだけど、栗の風味が口の中でしばらく続くような感じで。
きななパフェ。
ミニまで行かないが、サイズが小さくなった(とは云っても、食べてみると結構なボリュームだった)。
これもソフトクリームとアイスクリームを選べるということで、抹茶ソフトとよもぎアイスにしてみた。
カップの下に敷き詰められた抹茶ゼリーも、上にのっかってる抹茶ソフトも、ほとんど甘くありません(笑)。
よほど味に自信がないとできないよなぁ……。
あとは、刺さってるパウンドケーキと、ビスコッティ2本が、ソフトクリームなんかと一緒に食べるととても美味しかった。
単体でももちろん美味しい(とくにビスコッティ!)。
よもぎアイスは、これまた口の中で「よもぎー!!」とよもぎ性を主張する、よもぎらしいアイスだった。
どっちかといえば、食べた途端よりも、少ししてからヨモギの香りが口中に充満する感じ?
難点を一つ挙げるならば、どちらも付いてくる「スプーン」が小さすぎる!!
もう少し大きくして!!
このあと、いろんなところのものを試食させてもらったり買い込んだり、友人が義定刃物につかまったり(みずから望んでつかまってた気もするが)、その間に漆器売りのおじちゃんやら金網売りのおじいちゃんやらのお話をうかがったりした。
あとは、柿渋屋さんで、うっかり7分袖のTシャツを買ってしまった……散財……。
秋冬によさそうだったし、手触りがいいし、うさぎがかわいかったので、つい……散財……。
最後のほうで、mocoという初登場のパン&ジェラート屋さんへ。
mocoのジェラート。
ジェラートだけでも食べてみたいと、「京都青谷ブランド梅 城州白」という、要するに梅のジェラートを注文。
さっぱりして美味しくて、私好み。
どんどん食べちゃう。
mocoのブリオッシュ・コン・ジェラート 702円。
ブリオッシュにジェラートを挟んでくれるメニュー。
ブリオッシュが美味しいからいいんだよね~。
なんだかアイスクリームを山盛り盛ってくれちゃったけど(すごいでかさだった)、ブリオッシュの味もちゃんとわかった(たぶん)。
アイスクリーム(ブルーベリーチーズとチョコクッキー)は、ベースがさっぱり目のミルクアイスで、口当たり軽くて食べやすかった。
ここのお店ではクルミパンも買ったところ、これまた非常に美味だった。
生で食べても焼いて食べても美味しかった!
なお、お向かいの〈ORENOPAN〉でもパンを買い込んで、20時すぎてから帰りましたとさ(こちらのパンも美味しかった!)。
いろいろ楽しかった(ほかにもいっぱいあったんだけど書ききれない)。
また来年が楽しみ。
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