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2016年9月30日 (金)

【展示】「驚きの明治工藝」展(東京芸術大学美術館、東京・上野) #驚き明治


時間が経ってしまったので、簡単に(現在10/12)。
忙しくてなかなか日記を書く余裕が……。

芸大付属の美術館、前から気になる展示が多かったんだけどなかなか行けず(だって17時までなんだもん)、今回やっと行くことができた。

明治時代の工藝って、ハンパないわ。
かなり楽しい展示だったが、めんどいので以下は写真でご紹介(30点近くあるけど)。


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自在龍(宗義作)。

入口で出迎えてくれる龍。
ここからしばらく自在置物の紹介。

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龍の影。

凄く凄くカッコいい。
でもなぜこんなめんどーなもんを鉄で、しかも自在に動かせるように作ろうとなんか思うんじゃい……。

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自在蛇(明珍宗春作)。小さい蛇。
自由自在に(そしてなめらかに)動く。
毎日、形を変えて展示されているっぽい。

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自在蛇(宗義作)。大きい蛇。

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自在伊勢海老(守由作)。

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自在ヤドカリ。

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自在蟹(無銘)。

どいつもこいつも自分で動かしてみたくなる(笑)。

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自在昆虫シリーズ。

やたらと熱心に見入ってる男性が多かった。
セミとかもう本物にクリソツで、私なんかちょっと引いちゃうんだけど(笑)。

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自在鯱(想像上の生物)。

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スズメ。鉄だのか銅だの銀だの赤銅だの。
ちなみに下の竹も金属製(オカシイって)。

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指月猿香合。木製。

周りの金属製工芸品がおかしいため、たまに木製品を見てもそうとわからない。
こっちはこっちで照り照りだし。

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鵞瓢置物(無銘)。瓢箪と銅。

ただのダジャレ?(笑)
技術は無駄に凄いが。

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竹塗花生(二代橋本市蔵作)。

竹じゃありません、木製です。
細部まで拡大してもどーやっても竹にしか見えないけど木製です。
なぜ竹で作らないし……(汗)。

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薩摩焼送子観音花瓶。陶器。

大甕が元ネタらしいが……こんな細かく作らんでも。
下の方のサルのふわふわした感じとかたまらん。

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実際のサイズはこれくらい(高さ12.3センチ)。

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月に梅図盆(涛川惣助作)。

勝手に命名シリーズ「なぜこれを七宝でやろうと思うし……」その1。
「無線七宝」だって。金属線を、釉薬を焼き付ける前にはずすんだって(ひぃ)。
なぜ普通に絵付けしないし……。

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鶏図盆(川出榮太郎作)。

「なぜこれを七宝でやろうと思うし……」その2。
ただの線画にしか見えないんじゃが。
なぜ普通に絵付けしないし……。

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楓林キジバト文花瓶(林小伝治作)。

「なぜこれを七宝でやろうと思うし……」その3。
葉っぱ細かい! 花びら? 落ち葉かキノコ? 細かすぎでしょ!
これ全部に輪郭の金線嵌めたかと思うと……ブルブル。
なぜ普通に絵付けしないし……。

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背負籠香炉(海野勝みん[王へんに民]作)。

かわいらしいのだ(高さ14センチ)。
つまりは模様の細工も、とても小さいサイズなのだ。
素材は金、銀、四分一、赤銅など。

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兎(山田宗美作)。

鉄の打ち出し、つまり鉄を叩いて作った兎。
なぜ鉄なんかで兎を作ろうと思ったし(硬いよ)……。

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三猿根付(小林盛良作)。金。

ピントを合わせきれなかったためこの写真ではわからないが、とても毛並みのいいサルたち。

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邯鄲夢根付(無銘)。木彫。

眠っている邯鄲の蓋を外すと、中に夢の世界が現れるとゆー素敵な作品。
小さいです。王宮の中に人を彫るとかやめてほしいです。ひぃ。

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眠り羅漢置物(加納鉄哉作)。竹彫。

すごくまるくてかわいらしいフォルム。
しかしなぜわざわざ「竹」で彫るのか……木彫のほうが楽だろうと思うのは私だけなのか……。

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魚五趣根付(藻泉作)。木彫。

魚が五匹入ってます。当然一木。

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群猿根付(正照作)。木彫。

栗の実に群がるサル。かわいい。

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群猿根付、栗の中身のアップ。

栗の中に見えザルが!(すぐ右に言わザルと聞かザルも)
こまかい……。

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色絵金彩鴛鴦置物(宮川香山作)。白磁。

入り口に戻ってまいりました。龍の他に出迎えてくれる二品のうちの一品。
絵付けがかなり細かい。
とてもオシドリらしい。
そして何よりかわいい。

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蒔絵螺鈿芝山硯屏風(易信作)。象牙と蒔絵、螺鈿。

入り口で龍の他に出迎えてくれる二品のうちのもう一品。
実物は立体的でもうそりゃ素晴らしいの一言。
とても写真でお伝えできるシロモノではない。
(とゆーわけで「いい写真を撮る」ことを早々に諦めた一品……)
しかもこれって「すずり」用の屏風だよ?
なんか、なにからなにまで贅沢な感じ。

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これって毛利教武作「太公望」? 木彫。

最後に、入り口付近にいたタヌキをもう一度観に行った。
タヌキ和尚、可笑しい(笑)。
下の鏡を見るとわかるが、裏面までしっかり作りこまれている。肉球とか(笑)。
つるてかしてて、一瞬金属製かと思うが、木製。

「超絶技巧」ってコトバがぴったりな展示だった。
ああ、驚いた。

▼この展示の公式サイトはこちら。
http://www.asahi.com/event/odorokimeiji/

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