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2016年6月 6日 (月)

【映画】『ガルム・ウォーズ』


えらい時間が経ってしまったのでごくごく簡単に(現在7/4)。
押井監督の作品だというのでちょっと観に行ってみた(もっとも壌晴彦が吹替えやってなけりゃ行かなかったかも……)。
以下、ネタバレがあるのでまだの方はストップ。


ええと。
私は別にコアな押井ファンじゃないので。
受け取れてない情報も多いと思うが。

とりあえず『ナウシカ』と『うしおととら』なんかを思い出しておりました。
特にナウシカ。
巨神兵だろ、あれ。
どう見ても巨神兵。
こーゆーモノをこーゆー出し方したら、観客から「あ、巨神兵だ」って思われることくらいわかってるはずなので、わざとやってるのか、やらずにいられないのか。
みんなみんなこのくびきから逃れられないんかい(ホンマに逃れられないらしい……)。

『うしお…』は「嫉む神」という点で連想が繋がっただけ(時期的にテレビ放映がまさにそのあたりだったし)。
でもそのせいで変な構図が頭に浮かんで消えなくなってしまった。
すなわち、陰の者(押井)が陽の者ども(宮崎とか藤田とか)を嫉妬して作品を作る、という。
ただのたわごとですが。

さてさて、ストーリーはごくオーソドックスなものだ。
闘い続ける部族(ガルム)内の個人があるきっかけにより、「なぜこんなことをしているのか、ガルムとは何なのかが全部わかる」とされるステキな場所をめざす。
そこではガルムの新たな未来が選べるはずとかなんとか吹き込まれて。
確かに彼らは新たな未来を手にした。
ガルム同士の抗争という未来から、ガルム同士で手を組んでもっと強大な敵に対抗するという未来にスイッチしたのだ(つまり主人公らはその「強大な敵」を目覚めさせちゃった)。

正直云って監督が何を伝えたいのか私にはよくわからん(頭悪いもんでスミマセン)。
映像は美しかった。
犬はヘンだった(なんで毎回あの犬種が出るのか)。
「御犬様」的設定もヘンだった(ただの犬に懐いてもらえない「ガルム」っていったい……)。
壌さんの声がカッコ良かった(吹替え版です)。
とりあえず以上。

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