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2015年1月の記事

2015年1月31日 (土)

【映画】『ベイマックス』


見てきました、『ベイマックス』(3D日本語吹替版)。
面白かった。
プロデューサーがイイらしい。
(だいたいディズニーアニメの面白さはプロデューサーの出来に比例する)
以下、若干のネタバレを含むので、白紙の状態で見たい方はここでストップ。


感想その1
日本趣味の嵐だった……(笑)。
街並みもだけど、カラテをインストールするところとか(海外で「日本の武術」といったらジュード―じゃなくてカラテなんだなぁ)。
感想その2
いいけど、タダシを尊重するなら、ちゃんと「ケアロボット」としても「役立てて」やれよ……!!(笑)
自分が使う以外にも増やしたらどうだ、ベイマックス型ケアロボット!!
感想その3(実は友人が云ってたことだが)。
消費電力モードは搭載されてないんでしょーか、ベイマックス?
「毛深い赤ちゃん」って……可笑しくてよかったけど(笑)。

そういえばどこかで「エンディングロールの途中で席を立たないように」というレビューがあったけど、本当だった。
最近のテレビアニメに感化されてないかい?(笑)
(エンディングやその後のCMのあとでまだ何か映像があるとゆーやり口)

面白かったけど、特に書くことはないなぁ。
技術的には最新のものにブラッシュアップされてるけど(髪の毛とか一本一本ベクターデータにするのはヤメロ(汗))、アニメとしてはオーソドックスだからかな。
ちょっぴりこっぱずかしい「お歌」も入らないし、素直に楽しめます。
特に子供が。
大人の鑑賞にも堪える作品ということは、子ども騙しな作品ではないということだが、それでいて子どもがちゃんと笑える映画なのがいい。
実際に観に行ったとき、こっちが笑いをこぼすと、たいがい同時にゲラゲラと男の子が楽しそうに笑う声が聞こえてきていた。

その他の内容はまぁ、気になる人は見てください(笑)。
ちなみに、私的には「どうしても3Dで見た方が面白い」というほどではないように思えた。
2Dでも十分楽しめるだろう。

ところで、映画を観終わったあとで前の席の女子一団がわいわい喋っているのが聞こえたんだけど、その中の一人の感想にギョーテンした。
「タダシが生きてて、ベイマックスの中から出てくると思ってた。そうだったらよかったのに。それだけが不満」
………その場合、ベイマックスのアイデンティティ崩壊ですが、ベイマックス自体をかわいいとは思わなかったのかな?
そんなことより何より、そのお砂糖漬けのお花畑な発想はちょっとスゴイかも。
「喪失と再生」というオーソドックスなテーマの作品を見たあとで、なかなか思いつけるものではないわ。
残念ながら褒めてるわけではないけど(この点を独創性豊饒と取るか、読解力不足と取るかは意見の分かれるところであろう)。

まぁ、どんなヒトが見てもたいがい楽しめる作品、ということなんだね!(無理矢理まとめ)

もしももう一回見るなら(そんな暇はないと思うが)、字幕版だな。
「毛深い赤ちゃん」のあたりとか、英語では何て云ってるのかちょっと知りたい(笑)。

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2015年1月27日 (火)

【グルメ】天正のランチ「のっけ丼」


この間初めて「あっ、お店が替わってる!」と気づき、興味があったお店へ。
以前は和食の定食屋さんみたいなところだった。
おかずは美味しいんだけど、ご飯(お米)がイマイチなのでずっと足が遠ざかっていたのである(笑)。
今度は天ぷら屋さんだ!
というわけで、思い立って行ってきた。

ランチメニューのトップに書かれていた「のっけ丼」を注文。
最初、かき揚げ丼だけ出てきて「まぁこんなもんか、天ぷら高いし…」とかって思っていたら、天ぷら一皿が別に出てきてびっくり。
これで880円はずいぶんコストパフォーマンスがいいと思う♪

のっけ丼セット

のっけ丼セット。


美味しかった。
鱚天があって嬉しかった(実は海老天より鱚天の方が好き)。
天ぷらもよかったけど、大根おろしがたっぷり出てきたこととか、しじみ汁が美味しくてしじみがぷくぷくに太ってたこととかもよかった。
また行ってみようかな。

天正
昼総合点★★★☆☆ 3.2

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2015年1月22日 (木)

【映画】「エクソダス:神と王」 試写会


意外と面白かったが、全体に「気の毒」感の漂う作品だった(笑)。
(注:作品自体が「気の毒」なわけではアリマセン)

以下、ネタバレ含むので、これから観に行く人はここでストップ。

予告にだまされた(笑)。
系列としては昨年末に見た『ヘラクレス』とおんなじ感じ。
トンデモパワーのトンデモ男が活躍するスーパーないしマッチョな話かと思って観に行くと、思い切り肩透かしをくらいます(笑)。

映画はこんな感じ(すご~く噛み砕いて書いてアリマス)。
エジプト王家の生まれだと思っていたモーゼくんは実はヘブライ人の捨て子だった。
事が露見し、兄弟のように育ちながら出来のいいモーゼくんに嫉妬もしていた新王ラムセスによって追放されちゃうモーゼくん。
流れ着いた先で結婚し、ラブラブ幸せに暮らしていたのに、神様と出会っちゃってつきまとわれちゃって、とうとうエジプトへ単身赴任することに。
ヘブライ人の頭目となり、昔取った杵柄(エジプト王軍の実力派将軍だった)で民兵を組織し、レジスタンス活動を開始するモーゼくん。
だが、モーゼくんの「解放しろ」という要求にラムセス王が応えるわけもない(外交は苦手なモーゼくん……)。
モーゼくんがゲリラ戦を駆使して凄く地道に時間をかけて事を成そう(ヘブライ人を奴隷から解放させよう)と思って頑張っていたら、神様が「じれったくて見てられん」と宣って(いままでの400年間の「沈黙」はナニ?)、カエル大発生やら蝗害のすげーのやら、神パワーによって(推定)自然災害がそれこそ雨でも降るかのように次から次へとエジプトの都に襲いかかる。
そして最悪の災厄がやってくる……(「過越し」ですよアナタ)。
ヒツジの内臓の血を玄関の戸になすりつけてなかった人々の子どもがみんな死んじゃって(神様がお取りになった)、とうとう「出て行け(怒)」という話に。
エジプトを出て行こうとするモーゼくんたち、そして怒りと憎しみで盲目状態となり(それ以前にもけっこー盲目っぽかったが)彼らを追って殺戮せんとするラムセス王。
さんざんモーゼくんにつきまとっていた神様は、ここに至ってなぜか全然モーゼくんの前に現れなくなり、モーゼくんは自分で道を決めなければならない。
持てる知恵を駆使して海岸にはたどり着くが、対岸ははるか海の向こう。
「道を誤った」と後悔し、自分の非力さを恥じるモーゼくん。
しかし一晩あけてみたら超・引き潮が発生、これなら頑張れば徒歩で渡れるじゃん?(大変は大変だけど)
頑張ってみんなを渡らせていると、ラムセス王の部隊が追撃をかけてきて……そして部隊はみんな津波にのまれちゃいましたとさ。
そう、「予告にだまされた」ってここのこと(笑)。
モーゼくんは海を割らなかった!(予告を見るとまるで割ってるように見える)
超引き潮の浅瀬を渡ったあとに、大津波がやってきた、その場面だけ切り出すとちょうど「海が割れている」ということなのだった!(リドリー・スコット監督の一大仕掛け)

要するに、だ。
モーゼくんはリーダーシップは高いけどただのヒトで、神様に見込まれちゃったがために、ものすごく苦労する、というお話だったわけ。
今まで「十戒のモーゼ」と云えば、信念バリバリ、カタくてコワくて「正義の鉄槌」をビシバシ下しちゃういかめしい顔した爺さんというイメージがあったんだけど、映画を見てそれが崩壊した。
なんて「気の毒」なんだ、モーゼ……。
まるで中間管理職……同情を禁じ得ない……(ほろり)。

もう一つ、胆力のある監督だと思ったのだが、神による「災厄」や「奇跡」は、『ヘラクレス』の「英雄譚」と同じように現実に即したものとして描いてあった。
監督の擁護のために書いておくと、それらの現象の原因は「神」である。
が、現象自体は科学的な説明が可能であるように描かれていた、ということだ。
たとえばエジプト王国を次々と襲った「災厄」は、すべて個々の自然現象が相互的因果関係をもって連綿と生起していくように描かれていた(カエルが大発生して陸に上がると水不足で死んで、その死体に虫がたかって疫病が蔓延…云々)。
まあ、「過越し」だけはアキマヘンでしたが……。
ただ、過越しにせよ神との邂逅(幻視的風景)にせよ、それらの「記述可能な自然現象」が逆に引き立て役となっていたがために、ほんのちょっとの違和感で超自然性を演出していた気もする。

なんだか、こういうのが今の流行なのか?
『ヘラクレス』がまさにそうだった。
よくある「超人による超人的活躍を描く」っていうのではなく、ある程度現実に即したように記述されるというか、現実的な切り口を提示されるというか。
もしかして……
見てないけど、もしかして『サン・オブ・ゴッド』もこの系列の作品なのか?
「ラザロは実は仮死状態だった」みたいなストーリーラインを張ってあるとか……?
ちょっと気になる(ドキドキ…)。

いずれにせよ、これまで「スーパーナチュラル」なものについては、いかに「スーパーナチュラル」性を(CGなどを駆使して)描き出すかという点に注力してきたわけだが、この潮流は(これが最近の「傾向」であるなら)それらに「リアリティ」を与えることによって逆に観る者の想像力へのインパクトを引き起こそうとする試みのような気がする。
私はキライじゃないかも。

モーゼと神様との会話も面白かった。
子どもの姿を取る、というのは、聖人の伝承にわりあいよく見られるシチュエーションであるから、自分的にはすんなり入った。
こうした「難しい」部分の映像化は、監督の力量次第なわけで、その意味でもこの作品は「結構うまくやってある」と思う。
(逆に監督として「正しいイメージを掴んだ」と思ったから、映画化に着手したのかもしれないな……)

ただひとつ、難点をあげれば、英語が聞き取りにくかったかな~。
あ、あと、今回はなぜか「英語で話しているなぁ」というのが意識されちゃって、ちょっと辛かった。
ヘブライやエジプトとの乖離を感じ続けた、とでも云うか。
『ヘラクレス』のときは感じなかったんだけどなぁ。

ああ、そうそう、何が「気の毒」だったかって話で云えば、みんなみんな気の毒だった。
モーゼはいろいろ中間管理職で気の毒だった。
ラムセス王は人間の出来が悪くて気の毒だった(本作では徹頭徹尾、かなりの割合で「かわいそうな子」だった)。
ラムセスの王妃は息子と同時に心も失っちゃって気の毒だった。
エジプト人は終わらない災害や疫病に曝されちゃって気の毒だった。
エジプト王軍の戦車隊は愚王につきあわされ全滅しちゃって気の毒だった。
ヘブライ人は逃避行が結構な強行軍で気の毒だった。
モーゼの妻子は彼が長々と単身赴任しちゃって気の毒だった。
ヨシュアは虚空に向かって喋る男を信じなきゃならなくて気の毒だった(モーゼが神と話すときヨシュアには神の御姿が見えないから)。
そしてさまざまな動物が(特にエジプト王軍のウマたちが)作品内で次々に死んでいくのが気の毒だった。
(さらに云えば、試写会途中のわりと早い時間に隣の隣の席のおばあちゃんが突然倒れちゃって気の毒だった……周囲の人間がちゃんと伝えに行ったにもかかわらず、日本橋TOHOの映画館のスタッフの対応は非常に「遅」かった。緊急性のある倒れ方だったらどーすんだ?)

とにもかくにも何が気の毒ってモーゼくんがいちばん気の毒だった。
だから、他にも「気の毒」って視点を向けちゃうんだよね。
ま、神の愛、神の試練とはこーゆーものさ。

終わってみれば結構堪能できましたとさ。
さすがリドリー・スコット。
ちょっとヤラレタ感が……く、くやしい(笑)。

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2015年1月20日 (火)

【グルメ】肉屋の台所 その3


今日はビーフシチューセットを頼んでみた。
冬期限定メニューらしい。
まぁ……ふつうに美味しかった。
ちょっとソース(というかシチュー)がくどい。
だから具を食べ終わったあとに、ソースだけ舐めようという気にはならない。
そうか、私にはこのお店の味付けは濃すぎるのかもしれないな。

満腹はした(重要)。

以下、写真で。

ランチのサラダ

ランチのサラダ。


ビーフシチュー

ビーフシチュー。


▼以前の記事はこちら。
2014年9月10日(水) 肉屋の台所
2014年10月7日(火) 肉屋の台所 その2

肉屋の台所
昼総合点★★☆☆☆ 2.8

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2015年1月17日 (土)

【展示】「進撃の巨人展」(上野の森美術館、東京・上野)


酷評なので、「もうチケット取っちゃった」という方は読まれませんように(あと二日で終わるけど(これ書いてる現在は1月23日))。


はっきり云って期待外れだった。
展示イベントとしては構成力が「下の下」である。
あの程度であの価格は「ぼったくり」だと思う。
久しぶりだわ、展示にこんな辛口の感想を書くの。
でも本当にダメだったんだからしょうがない。
久々に見ましたよ、「自分のやりたいフワフワした企画を『面白いだろう凄いだろう』と押し付けて、観る人のことは考慮しないダメ展示」

ほとんど「原画展」である。2階の会場は原画ばっかり。
だから「原画」の好きな人には向いているかも。
自分はもっと世界観やら立体機動装置などデバイスの構造やら巨人研究の成果(笑)やらを見たかった。
が、それらはほとんどなくて(最後にちょろっとあっただけ)、結果、おおいに不満を残す(というより不満だらけの)観覧となった。
世界の解説どころか、キャラクターの解説ボードもなけりゃこの作品の紹介ボードすらないんだぞ?(基本的に「解説ボード」はほとんど存在しなかった)
こういう展示なら、むしろ最初から「原画展」と題すべきだろう(そしてほぼ無料で供すべき)。
「原画から作品世界を想像してほしかった」とか宣うつもりなら、それはただの制作者側の「怠慢」である。
原画を並べるだけなら「原画展」でしかないのだ。
それらを抽象したり(解説パート)、具象に返らせたり(実物&造作物パート)しながら、「見る人に何を受け取ってほしいのか」を表現して初めて、羅列以上の展示となるのである。
しかるに今回の展示では世界観の体感も中途半端だは(言葉による解説がなく、具体的な品物の展示も薄すぎるから)、原作のヨイショも不足しとるは(言葉による解説が全然ないから)、何をしたいのか「コンセプト」がまるでわからん。

作品の紹介がどこにもないのは結構致命的だと思う。
作品を知らない人には何が何やらさっぱりわからない構成なのだ。
明らかに「『進撃の巨人』を漫画かアニメで知っている人」以上を対象にしている(=鑑賞者に甘えて基本的な説明を省いている)わけだが、だからといって「既知の鑑賞者」(あるいはマニア)に対して「どうだ!」と突きつけてみせるような掘り下げた部分があるわけでもない。全然。
つまり、「原画展」としても実はビミョーな構成なのだ(作品紹介がないからネ!)。
ファン対象の参加型物販イベント以上のものではなかったってことらしい。
(こんな展示とも云えない展示をしておいて「美術館」とか名乗るなよ「上野の森イベントスペース」に改名だ!(怒))

そうとわかっていたら、あんな恐ろしく長い行列に並んで見に行ったりしなかっただろうに。
しかもあんな高い金払って時間帯の予約までさせられて。
とにかく人が多すぎる(時間帯別の予約をさせるくせに明らかに人数多すぎ)、そのうえに内容薄っぺらときては……。
資金の使途面に鑑みても、最後の部屋にある巨人のつくりものはまあまあ迫力あったもののおそらくUSJの造作物には愉しさの面で及ばないし、360度体感シアターとやらも別料金なうえに展示を観終わってから2時間並ばなきゃいけないし(そんな暇はないので観られませんでした)、まったくペイしない。
ああ、だまされた。ぼったくり。

構成だけでなく、展示の方法も悪い。
見る側にとても不親切だ。
「順番は決まっていないので好きなところから見てください」とスタッフは叫んでいたが、あんな狭い通路であれだけの人ごみで、逆向きになんか歩いたら確実に白眼視される。
何しろ横に4~5人並ぶだけで満杯になるほど狭い通路なのだ(しかも左右両側の壁に展示がある)。
「後ろの展示を見てから前の展示を見に戻る」のは現実的にほぼ不可能である。
それをなんだって推奨するかね。
ちゃんと状況を見ることができてないんだなー、主催者が。

最悪だったのは、2階の展示室から1階の展示室へと階段を下りると、下りた先に「2階には戻れません」という立札があったこと。
ふざけんな!!
戻れないっていうなら、その立札は2階の下り口に立てるべきだろうが!!
下りてしまったあとで告知されて、どーしろっちゅーんじゃ!!
果てしなく不親切

また、展示中の原画にはちょっとしたコメントが付いているのだが、これが全部、小さな字でプリントされて原画の右下に貼ってある。
そんなんじゃ後ろから見るヤツには読めないだろーが!
「時間帯予約制」を導入したってことは「混雑」は予測済みなんだから、もっと大きな字でプリントアウトしたボードを貼ったらどうだ!!
ちゃんとしたイベント経験あるのか、制作者?!
とゆーわけで、展示イベントとしては最悪の造りであった。

自分的にちょっとでも楽しめたのは、最初の導入で巨人のサイズを体感できたところ(観客参加型劇場みたいなやつ……あそこまで長くしなくていい)と、1階の食卓なんかの展示と、他の作家による進撃アート、そしてオーディオガイドだけ。
オーディオガイドは、全部ハンジさんの語りにしてくれればよかったのに(笑)。
もっとも、ハンジさんが語りだすとどうしても長くなっちゃって、展示物を観終わってもハンジさんの説明が全然終わらないとゆー、オーディオコメンタリーでは初めて体験する弊害(笑)もあったが。
でも全部ハンジさんの解説だったらよかった。
目で見る展示に世界の説明を入れられないなら、せめて耳で聞く展示にもっとたくさん入れるべきだ。
オーディオガイドを聞くために止まらせると人の流れが悪くなるので、あまり多くは入れられないだろうが、他のキャラのセリフ(ただのファンサービス)は全部抜いて、その分、ハンジさんによる説明を何から何まで入れてほしかったな~。
せめてそうであれば、こんなクソミソに書くこともなかっただろう。

何度でも繰り返すが、ハッキリ云って展示としては最悪の部類に入る
特にコストパフォーマンスはほぼサイテーの水準だ。
これから行こうかと考えている人には(とりわけ展示を見に行くのが好きな人や展覧会慣れしている人には)、全くおススメできない。
いくら『進撃の巨人』が好きでも、全然ヨイショできない展示であった。おしまい。

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2015年1月12日 (月)

都大会


記録だけ。
都大会の集体に参加した。
BGMが「アナ雪」(日本語バージョン)で新鮮だった(笑)。

午後のS区の発表を見ようと思って場内でお昼休みを過ごしていたら、最初の30分にエキシビションみたいな演目が入っており、半分の時間は優秀なジュニア選手の表演だった。
うわー。
うまいわ。のびのびやってるし。
そしてなぜかA区のジュニア選手ばっかり。
よほどジュニア育成が上手いんだな。

午後の部2番手だったS区の集体も、「日々練習して積み上げてきました」といった感じがして、見ごたえがあった。
まだまだいろんなところの演武スケジュールがあったんだけど、ここらで引き揚げさせてもらった。

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2015年1月11日 (日)

【グルメ】Booooose ボウズ 2回目


行ったのは昨日だが、こちらで。

うーん。
美味しいんだけど。
美味しいんだけどなぁ。
遅すぎる。

入ってすぐに注文したけど、サラダが出てきたのは20分後。
そしてメインがサーヴされたのは35分後、しかも私の15分後に入店した爺さんのメインがサーヴされたと全く同じタイミングという……。
いくらなんでもひどくないですか?
(まさかと思うが、私の注文が忘れ去られていた?)

察するに、常連には優しいが、そうでない人にはあんまり……という店なのか(爺さんは常連ぽかった)。
パンが超美味しいので、パンをどうしても食べたくなったら行くけれど、そうならない限りはもう行かないだろう。
美味しいんだけどね(でも私にとっては、常連になるために通い続けるほどではない)。
残念。

以下、写真たち。


ランチメニュー

ランチメニュー。


サラダとパン

サラダとパン。サラダは食べやすい。
パンはものすごく美味しい。


魚介のボロネーゼスパゲッティ

魚介のボロネーゼスパゲッティ。
ボリュームがあり、具も割とたっぷり。
トマト風味ソースも美味しかった。


パンナコッタ

デザートのパンナコッタ。
カラメルがとても美味しかった。

▼以前の記事はこちら
2014年10月30日(木) 【グルメ】Booooose ボウズ

ボウズ
昼総合点★★☆☆☆ 2.8

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2015年1月10日 (土)

【映画】『ホビット 決戦のゆくえ』


これも時間が経ってしまったので、ざっと記録だけ(現在1月22日)。
遊び仲間と連れ立って見に行った。
時間の都合で3Dではなくなってしまったが、まあいい。
相変わらずレゴラス様は……もごもご。
以下、ネタバレあるはずなので、まだ観ていない方はここでストップ。


いろいろあって楽しかった(笑)。
わりかし最初の方でスマウグが倒されちゃったときには、「あとの時間、どーやって引き延ばすの?」と原作を知る全員が不安のどん底に突き落とされておったが、うまく引き延ばしてあって一安心だったんじゃないかな。げらげら。

欲の病に冒されたトーリンが「だんだんスマウグのような目つきになってった」と、一緒に見た友人があとでのたまっていたが、要するに欲に捕らわれた人間の表情ってだいたいみんな同じってことね。
う~ん、なんて哲学的な映画なんでしょう(ウソ)。

前売り券と引き換えてもらった座席指定券が「ホビット:決戦のゆ」で切れていて、「決戦の湯? やったー、温泉が出るんじゃん?」とか馬鹿話をしていたところ、温泉じゃないけど「黄金風呂」を見せられて「これだったんだー……」と全員脱力。
しかもスマウグの出汁入り黄金風呂。
変なところで仲間内ではツボだったかも(笑)。

それにつけてもレゴラスのアクション、だれが考えたんだよ(笑)。
やりすぎだよ(笑)。
あの場面はあとで「ピタゴラスイッチ」と名付けられた(トロールを操って塔にぶち当てるとうまい具合に塔が倒れて橋代わりになるとゆー……だれかスタッフがピタゴラのファンだったんじゃないのか……)。

トロールの体当たり攻撃とか、穴を掘っただけ掘って帰っちゃった大ミミズとか、ゲームマスターが喜びそうなネタが満載であった……。
まぁ、ああいう戦闘の細部をしっかり考えて映像化できるのはイイね。凄いね。上手いね。

そして何より今回一番怖かったのはガラドリエル様です(ネクロマンサーではなく)。
これまで見たシリーズ映画6本を通して、一番怖かったのはどうしたってガラドリエル様です。
おかげでその夫(けれぼるん)への同情票が集まるの集まらないのって。
ガラドリエル様にかかれば、ガンダルフなんてただの小さいお姫様よ(お姫様抱っこしてたもん)。
ああこわかった(笑)。

ちなみに今回はあの小者(名前度忘れしちゃった)が心のオアシスだった。
前回バルドをいじめていた腰ぎんちゃくさん。
ドワーフがみんなシリアス路線に行っちゃってオアシスになれないので(お笑いを全然提供してくれないので)、ひたすら彼がオアシス化していた(つまりよく笑えた)。

他にも感想はたくさんあるんだけど、終わらないので(次の日記が控えているので)このへんで。
ハッ。主役に何も言及してない……一言で云うとビルボはいい役どころでした。
あとは何しろご自分で見ていただいた方がイイ。
3Dでなくても十分楽しめます。

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2015年1月 7日 (水)

【映画】『インターステラー』


二週間も経ってしまったので、ざっと記録だけ(現在1月21日)。
あ、ネタバレあるので、まだ観ていない方はここでストップ。


SFらしいSF映画だった。
映像がすごくリアルでビックリした。
フルCGと違って目が酔わなくていい。そして風景がどれも重厚である。
CGは最小限にしてあるとのウワサだが、どれがどうなんだかもうサッパリ区別がつかない。
あの、氷漬けの星なんて、氷の大地が本物にしか見えなかったんですが。
CGなの???
全部リアルに見える。

ちょっぴり気になったのは、あれじゃほとんど「科学者=悪辣」の図式ではないか(笑)。
善玉科学者もいたけど、そっちはどんどん喪われていくし(苦笑)。
ある意味、「憎まれっ子、世にはばかる」を地で行くような展開だった気がしなくもない。
主人公だって結局「憎まれっ子」だったしね(悪玉という意味ではなく)。

楽しかったのは、モノリスロボット(仮名)、つまりAIとのやり取りだな。
喋る言葉だけ聞いていると、まるで人間と変わらない。
修理されている途中でAIが「自爆シークエンスを開始します」とかってジョークを云うのがおかしかった。
修理してもらってるんだろーが、なぜそこでそんなジョークを云うか?(笑)
海兵隊出身のAIはみんなああなるのだろうか(笑)。
とにかく彼らとの会話、とりわけ主人公とTARSというAIのやり取りは聞くだに楽しかった。

宇宙の旅路もよかったが、その導入である「滅びゆく地球」の描き方もよかった。
どれだけ絶望的な状況であるかがよくわかる。
「ジャガイモが最初に絶滅した」って聞いたときには「こりゃだめだ」とはっきり思ったもんね。
人類を飢饉から解放してくださったジャガイモ様が……!!(涙)
聞いただけで、もうだめだ……!!
とまあ、それだけじゃないんだけど、「地球はもうダメだ」感の演出がいろいろ上手かったと思う。
そうした絶望感が基盤になるから、宇宙の旅も嘘っぽく感じられなかったという面もあるかも。

アクションに食われやすい他のSF映画とは一線を画しており、見終わると「ああ、これがSFか」と思う。
時間と空間をうまく使った、サイエンスフィクションらしいSF映画だった。

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2015年1月 5日 (月)

【展示】「ねこ歩き~岩合光昭写真展~」(小田急百貨店催事場、東京・新宿)


珍しく小田急百貨店なんぞで岩合さんの写真展をやるというので、今日は仕事始めで少し早くあがれるし、行ってみることにした。
岩合さんの猫関連の写真展はこれまで二回ほど見ているが、ここの展示は作品数が200点もあり、さすがにまだ見たことのない写真もあって楽しかった。
岩合さんの写真のいいところは、「こういうのって好かれるよね」といった「定番」じゃない写真もガンガン撮るところだ。
たとえば、ものすごく雄大な風景の中に、猫がロング(豆のようなサイズ)で入ってるとか。
「猫がいるよ」って指摘されないとわからなかったりする(笑)。

奈良県の、お出迎えしてるみたいなニコニコの猫があんまりかわいかったので、絵葉書セットを1つ買ってしまった。
あとは小さいサイズの壁掛けカレンダーがあれば買ったんだけどな~。
おかげさまで、正月早々、短くも楽しい時間を過ごせた。

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