尖石縄文考古館 ~今年もたてしなへ行ってきた2~ #尖石 #縄文のビーナス #仮面の女神 #土偶 #蓼科
今日は尖石縄文考古館へ行ってきた。
2000年に発掘された土偶「仮面の女神」がつい先日国宝認定されたとかで、今ちょっぴりホットなスポットだ。
実物にお会いできるかどうかはわからないけど、とにかく行ってみることに。
ここは二十年前くらい一度来たような覚えがあり、そのときはただの「地方の史料館」だった記憶がある(記憶間違いかもしれないんだけど)。
たいして面白くもなく、ただ最後の展示室で火焔式土器を見て、それだけは感銘を受けたよーな記憶があったのだが……。
「見違えた」ってこういうことを云うんだな。
考古館はものすごく立派になっていた。
これで入場料500円とは!(お安くてありがたい)
国宝認定のおかげでなかなかのにぎわい。
そしてお客さんに紛れてたくさんのボランティアのおじちゃん&おじーちゃんたちが(笑)。
熱心に見ているお客さんを見かけると、ここぞとばかりに説明を始める。
楽しいだろうな~♪
さておき、早速「縄文のビーナス」と「仮面の女神」を見る。
ガラス越しだけど、ちゃんと実物が観られて満足じゃ。
写真は撮ってこなかったが、他にも「土偶」はたくさんあった。
でも、明らかにこの2体とはまるでクオリティが違うのだ。
なんというか……この2体が芸術作品なら、他の土偶は泥遊び、みたいな。
見比べるとそれがはっきりわかって、その点も面白い。
あとは「(仮面の女神を)真似してみたのね」というのが素人見にもわかる土偶とかいて、興味深かった。
土器もざっと見たけど、火焔式土器はなかった。
はて、あの記憶は夢だったんじゃろうか???
このほかに体験コーナーがあって、これが面白い。
粘土と縄や木切れが用意されているところでは、粘土状に縄を転がして「縄文」を付けることができる。
どういう道具を使えばどういう模様が作れるか、実際に体験できて楽しい。
あとは、粘土細工を作るコーナーがあり、自分で土鈴やら土偶やらを作れるみたい。
後日、両親が妹と甥っ子ちゃんを連れて行ったときに体験した話によれば、粘土1袋を300円で買えば、何人で分け合ってもいいらしい。
作り方を教えてくれるおじさんが常駐していて、「こうやるんだよ」とその場でちゃっちゃとやり方を見せてくれるそうな。
楽しそう。
次回はぜひ。
そんな感じで楽しく学べる博物館に変貌していた。
子どもも大人も楽しめるので、かなりおススメ。
もっと有名になってもっとお客さんが増えるといいな~。
▼尖石縄文考古館のページはこちら。「仮面の女神」についてももっと知りたかったらどうぞ。
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001479000/
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