【読書】『獣の奏者 外伝 刹那』 #獣の奏者 #上橋菜穂子
書名: 獣の奏者 外伝 刹那
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 725
頁数: 416ページ
出版社: 講談社 (講談社文庫)
ISBN-13: 978-4062776608
発売日: 2013/10/16
内容紹介 王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を背負ったエリンは、女性として、母親として、いかに生きたのか。エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。まだあどけないジェシの輝く一瞬。一日一日、その時を大切に生きる彼女らのいとおしい日々を描く物語集。エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。
『獣の奏者』の外伝中編集。
まぁ、そこそこ面白いですが。
本編の面白さには到底かなわない。
あと、ストーリー構成が今までよりくどくなっている。
特に『刹那』は構成がもったいぶりすぎというか、くどすぎて嫌だった。
『精霊の守り人』の外伝集である『流れ行く者』を読んだときにはこういう感想は抱かなかったから、短編や中編がダメというわけではなく、本書のみに限られたことと思う。
(とはいえ、長編こそに本領発揮するタイプの作家さんだとは思うが)
食べ物やらお祭りやらの小道具が魅力的な点は、これまで通り変わらない。
ヒトに対する優しい視点も。
次作に期待。
▼この本はこちら。3時間半くらい?
獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)
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