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2014年3月の記事

2014年3月29日 (土)

【グルメ】カフェ エメ・ヴィベール  #エメヴィベール #コレド #日本橋


ちょっと時間ができたので、コレド室町を見に行ってみた。
目的は富士屋ホテルのミニサイズアップルパイだったんだけど、アップルパイのたぐいはミニもスタンダードもすべて完売……(涙)。
どうも朝一番に来ないとあっという間に売り切れるらしい。
夕方まで残っていたのはミートパイ系列のみだった。
もうちょっとコレド熱が冷めてからまた来ようっと。

代わりにといってはなんだが、パリ風カフェに入って一休み。
ケーキセットを頼んだ。

チーズケーキ

チーズケーキ。

普通に美味しいチーズケーキだった。
ニューヨークチーズケーキみたいにしつこくない。
添え物のアプリコットもGood。


パリブレスト

パリブレスト。

このでっかいサイズのパリブレストも売っていて、そのポスターが目に入ったからこの店に入ったんだよね、実は。
ケーキセットで食べられるのはミニサイズ。
結構なお味でした。
あのビッグサイズのパリブレストも一度食べてみたいなぁ(要予約)。

カフェオレはさすがに美味しかった。
もっとも私はカフェ・ドゥマゴのカフェオレの方が好き(あっちの方がお得感があるし)。

お店が本当にパリのカフェみたいなのは高評価。
お料理も美味しそうなものがいろいろあるようで、機会があればトライしてみたい。
そんなわけで中身は悪くないけど、日本橋価格かな(やや高め)。

カフェ エメ・ヴィベール

昼総合点★★★☆☆ 3.2



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2014年3月28日 (金)

【グルメ】京都歴代のれん市(伊勢丹新宿店)  #伊勢丹新宿 #京都のれん市


前回行ったのとは違う京都展。
今回の物産展は割とおとなしかった(具体的に云うと、オーブンを持ち込んでその場で焼いてるお店が少なかった(笑))。
「のれん市」とあるとおり、代を重ねていてネームバリューのあるお店ばかりを集めているからかな。

今回の一番の目的は「家傳京飴 祇園小石」というお店のパフェ。
ちょっぴり並んで、食べてきた。
不思議なことに、パフェも何もかも「甘くない」のだった。
全く甘くないわけじゃないんだけど、「パフェだ」とか「サンデーだ」とか「あんみつだ」とかって思って食べると、なんだか予想どおりの甘みが感じられないというのが正しいかな(笑)。

以下、写真でご紹介。


舞妓はんのお気に入りセット

舞妓はんのお気に入りセット。
色合いが渋いです(お味も、かな)。


舞妓はんのお気に入りセットのサンデー

舞妓はんのお気に入りセットのサンデー。
ほうじ茶アイスはほぼ甘くない。
白玉も全然甘くない(笑)。


舞妓はんのお気に入りパフェ

舞妓はんのお気に入りパフェ。
手前は抹茶の蜜。
この抹茶の蜜をかけないと、まるで甘くない(笑)。


舞妓はんのお気に入りパフェのアップ

舞妓はんのお気に入りパフェのアップ。
実はものすご~くいろんな具材が「これでもか」と詰まっていて、組み合わせのバリエーションを楽しめる感じ。

甘さが(思い切り)控えめなのは私的には問題ないので、十分満足した。
(「関東のヒトの舌ではこの繊細な甘みがわからないのね」みたく云われたらどうしよう……ブルブル)

「祇園小石」のお味があまりに上品で、友人が甘み不足の病にかかってしまったので、甘味を求めてイノダコーヒのイートインにも入ってみた(何をやっとるか……)。

レモンパイ

私の注文したレモンパイ。

レモンパイ、美味しいけど、メレンゲがすぐに分離しちゃうので、フォークで食べるのが難しかった(笑)。


ホットコーヒー「アラビアの真珠」

ホットコーヒー「アラビアの真珠」。

昔っからある、イノダコーヒの名物。
酸味が強い。
前回の京都展で飲んだコーヒーも酸味が強かったけど、京都の人は酸っぱい系のコーヒーが好きなのだろうか?
(実は私は苦い系が好き)


ファイゲトルテ

友人の頼んだファイゲトルテ。

ファイゲ、とは「いちじく」のことだって。
なるほど、フィグのドイツ語版かぁ。
ドイツケーキっぽい、ぎっしりしっとりな生地にどっしりした甘味のある、友人好みの一品だった。

食べ物のほかには、竹製のくつべらを買った。
丈が長いから、くつを履くときに屈まなくて済む。

あとは、七宝焼きのピアスを買ってしまった。

ヒロミ・アートの七宝焼き

ヒロミ・アートの七宝焼きのピアス。

両面七宝でとてもきれい。
値段相応で、私にとってはちょっぴり高い買い物だった(笑)。
しかも売り子のオバサマが、物腰柔らかなのに押しが強くて、参った。
こちとら真っ正直なアズマエビスだもん、とうてい敵いませんわ。
これ以上買わされたらタマランと、逃げるように会場をあとにしたのであった(笑)。

おまけ。

大移動をして、勝どきで「もやしもん展」を見てきた。
いろいろ仕掛けがあって面白かった。
しかし、連載が終了していたとは知らなんだ。

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壁に直筆イラスト。




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【グルメ】広島春牡蠣フェスタ  #広島牡蠣フェスタ


新宿の大久保公園でやっていると聞いて、駆け込みで食べに行った。
時間が経ってしまったので(現在4月11日)、写真でざっとおさらい。


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会場の公園。

看板や何かはあれど、がら~んとしていて「どこでやってんの?」と一瞬迷います(笑)。


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プレハブの中に入るとお客さんでいっぱい。

あちこちで牡蠣を焼いている(セルフサービス)。
火加減が強すぎるとボンッと爆ぜるので注意。
殻の粉で服やら鞄やらが真っ白になります(笑)。


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牡蠣のバーベキュー。

殻付き1.5kgで1000円だったかな。
やっぱり「レモンだけたっぷり絞ってパクリ」がサイコー♪(レモンは別料金)


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牡蠣のアヒージョ。

アルミ鍋の状態で売っているものを、自分のコンロで温める。
すごく美味しかったのでお代わりしてしまった。
オリーブオイルがどうしても余っちゃうのが難点といえば難点。
(オリーブオイルが全部なくなるまでパンを浸して食べると、すぐ満腹して他が食べられなくなります……あと、ここのパンは乾いちゃってて「まあまあ」程度)


私は下戸なのでアルコールはほとんど飲まなかったけど、これはビールが進みそう。
来年は両親や妹を(そして可能なら甥っ子ちゃんも)連れてきたいなぁ。

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2014年3月27日 (木)

【読書】『アルケミスト』 #アルケミスト #パウロコエーリョ


書名: アルケミスト―夢を旅した少年
著者: Paulo Coelho (原著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)
価格: ¥ 580
頁数: 199ページ
出版社: 角川書店 (角川文庫ソフィア)
ISBN-13: 978-4042750017
発売日: 1997/02

内容紹介 羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。

ベストセラー、ということで読んでみた。
が。
う~ん。
中世の啓蒙書みたいで(それよりははるかに易しいだろうけど)、自分的にはイマイチ。
なにしろ読んでて「ワクワク」しない。
つまらないわけじゃないんだけど………。
含蓄のある言葉もあるけれど、う~ん………。

むしろ読んでて「こんなに汎神論チックなことをカトリック教圏で書いて大丈夫なんか?(冷汗)」というところばかり気になったりして(つまり些事にばかり目が向いちゃう)。

同じ(?)人生の啓蒙書でも『君たちはどう生きるか』は面白かったけどなぁ。
宗教的立場から説くか、社会的立場(リベラルな)から説いているかの違いなのかなぁ。

というわけで、個人的にはあんまり評価できない。
ただ、「人はだれでも自分が本当にやりたいことを持っているのに、それをあきらめてしまっているから世界(他者)の支援を得られないのだ」といった内容の言葉には感ずるところがあった。
むしろ、はっきり云えば、ぐっさり刺された気分にはなった(笑)。

でもやっぱり「これを読むなら他の本を」と、私だったら薦める。
どう考えても先日読んだ『あなたはボノボ、それともチンパンジー? 』の方が面白いし、タメになると思う。

こんなこと偉そうに書くと殺されるかもしれんなぁ(ベストセラーってことはファンが多いってことだから)。
ま、ただの「個人的感想」ってことでゆるしていただきたい。


▼この本はこちら。2時間半くらい?

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

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2014年3月26日 (水)

【趣味】 iPad Mini をいただいた話  #iPadMini


記録に残しておこうと思って。

古いMac友だちから、iPad Mini をゆずってもらった。
Sim フリーの US 版だって。かっこいー♪
そして何より軽くて持ち運びしやすい♪♪

今のところ、専用カバーがないので(出費がかさんでこれ以上買えない……)、和風の巾着袋に入っている。
………もうこれでいいか?(笑)


20140326ipadmini


こんな貴重ないただきものがあったことだし、今年こそは iBooks (Author) に着手するぞ~!

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2014年3月24日 (月)

【読書】『あなたはボノボ、それともチンパンジー? 』 #サル学 #類人猿 #あなたはボノボそれともチンパンジー?


書名: あなたはボノボ、それともチンパンジー?
著者: 古市剛史 (著)
価格: ¥ 1,365
頁数: 232ページ
出版社: 朝日新聞出版 (朝日選書)
ISBN-13: 978-4022599995
発売日: 2013/12/10

内容紹介 セックスが好きで平和的なボノボ、政治に長けて攻撃的なチンパンジー。対照的な二つの類人猿。彼らと共通のDNAをあなたは持っている。サル研究からわかるヒトの本性とは。そして、そこから見える人類融和への道。

妹から借りて読んだ本。
ものすごく面白かった。
おススメな一冊。
魅力的なので、ぜひいろんな人に読んでもらいたい

日本語はわかりやすいし、話は面白いし、でもちゃんと科学的な内容も(やさしく)書かれていて、読み終わるとちょっぴりお利口さんになれる。
読んだ人がみんなサル学に興味をもつだろうこと請け合いである。
というよりむしろ、「私はサルには興味がないの、ニンゲンを扱う学問やってるの」という意識のヒトは全員読むべきじゃないかと思う。
とりわけ、女性学やジェンダーの研究者がこれを読んでどう考えるかは、興味のあるところだ(意地悪で云っているわけではなく、肯定的な転換が起こるのではないかという興味がある)。

ボノボやチンパンジーの話は、とにかく「面白い」の一言(読んでください)。
ニンゲンについても、「核家族化」がどのような生存戦略によって行われてきたかという説をここで初めて知り、非常に興味深く思った(女性学のヒトに読んでほしいのはココ)。
そこまでが文句なく面白い分、最終章の人間と「口から摂らないエネルギー」についてのハナシは読んでいて暗い気分になってしまったが……。

「フィールドワークって『強い』な」と思うのは、まさにこういう「実感を伴った面白さを感じられる」作品を読んだときである。
もう何年振りかでこの手の「ヤラレタ」感を味わうことができた。
本当に何年振りだろう。
「フィールドワークは強い」なんて、若いころはしょっちゅう実感していて、しかも「希望」のイメージに彩られた概念だったのに……(寄る年波には……ゴホゴホ)。

ボノボのことはほとんど名前しか知らなかったが、とてもあこがれるようになった。
あこがれる、ということは、自分はどっちかというとチンパンジーなのかなー(涙目)。

ああ、ボノボになりたい。私はボノボでありたい。

▼この本はこちら。3時間で楽しく読めます。

あなたはボノボ、それともチンパンジー? (朝日選書)

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2014年3月23日 (日)

【グルメ】釜あげスパゲッティ すぱじろう 銀座店 #すぱじろう #スパゲッティ


実際に食べたのは昨日だが、こちらで。
主に写真でご紹介。

きのことピリ辛挽肉のサラダ

きのことピリ辛挽肉のサラダ

結構美味しかった。
ボリュームはさほどでもない。


ソフトシェルシュリンプのフリット

ソフトシェルシュリンプのフリット

これはおススメ。
かなりイイ。
美味しいし、触感楽しくパリポリと、丸ごと食べられてエコロジカル。


茄子とほうれん草のクリームミートスパ

茄子とほうれん草のクリームミートスパ

あんまりクリーム風味が強くなくて美味しいパスタだった。
もうちょっとほうれん草が入っているといいな。


モッツァレラチーズと茄子のトマトスパ

モッツァレラチーズと茄子のトマトスパ

美味しいんだけど、パスタの分量が多すぎた(笑)。
食べているうちにだんだん飽きてくる。
トマトソースのパスタって大好きなんだけどなぁ。
やはりベーコンと茄子の組み合わせにすべきであったか……。


まあまあ美味しいお店。
場所が銀座であるにしてはお高くないし、パスタの分量が多いので(少なくすることもできる)、スパゲッティをがっつり食べたい人にとても向いている
……「じろう」だもんね、一応(笑)。
でも個人的に私はあるでん亭のスパゲッティのほうが好きかも。

関連ランキング:パスタ | 銀座一丁目駅銀座駅有楽町駅

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2014年3月22日 (土)

【趣味】 MacBook Air 13インチ を買った話  #MacBookAir


買っちゃいました。
消費税増税前に。

そもそもは、うちの MacBook (OS X Leopard) ではもはや iPhone 5S を繋げられないことが判明した時点(昨年の9月ですな)で買い替えるはずだったのだが。
まずはボーナスが出るまでお金に余裕がなかった。
さらに会社が忙しくて何も考える余裕がなかった。
金銭面に関していえば、「ボーナス払い」で買えばよかったんだよね。
今回買うときは思いついて夏のボーナス払いにしてもらったのに、なんであのときは思いつかなかったんだろう………やっぱり忙しくて余裕がなかったんだな。
そうこうするうちに年末の超多忙な時期に入ってしまい、「年が明けたら買い替えるぞ!」という決意を胸に、年末進行と冬の祭典を乗り切ったのであった。

で。
年が明けたら、そう決意したことを忘れてた(笑)。
つい最近になって「iPhone のバックアップをとらないとまずいよなー」と思い、「買い替えるつもりだったんだっけ」ってことをやっと思い出したのであった。

とにかく、買いました。
ぴかぴかの MacBook Air、ケーキを切れるヤツ(絶対に切らないけど)。

いつもいつもオンラインで購入していたが、直営店でも USキーボード版を買えることがわかったので、今回は Apple Store(銀座)で買ってみた。
JISキーボードが死ぬほど嫌いなので……会社の Windows は JISキーで使ってるけどね。

ついでに One to one とかゆーサービスにも入ってみた。
ストアのスタッフにデータ移行してもらうんだ(だから受取は今日でなく3/24)。
だって Firewire ないからターゲットモード使えないし……(新しい方が不便ってどゆこと?)。
そしてストアのトレーニングに通ってアップル社の人的リソースを使いたおすんだ!!(笑)

真面目な話、OS X になってからはほとんど勉強してないので(7だの8だののときは本やら雑誌やら読みまくったもんだ……遠い目……)、ここでちゃんと学び直すのもいいかなと思っている。

ま、そんなことを考えられるようになったのも、会社の業務にちょっとアキができてきたからなんだけどね(つまり、また業務多忙になったら忘れ去ること請け合いなんだけどね)。
とりあえずしばらく新機種ですったもんだする予定(笑)。

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2014年3月21日 (金)

【読書】『獣の奏者 外伝 刹那』 #獣の奏者 #上橋菜穂子


書名: 獣の奏者 外伝 刹那
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 725
頁数: 416ページ
出版社: 講談社 (講談社文庫)
ISBN-13: 978-4062776608
発売日: 2013/10/16

内容紹介 王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を背負ったエリンは、女性として、母親として、いかに生きたのか。エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。まだあどけないジェシの輝く一瞬。一日一日、その時を大切に生きる彼女らのいとおしい日々を描く物語集。エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。

『獣の奏者』の外伝中編集。

まぁ、そこそこ面白いですが。
本編の面白さには到底かなわない。

あと、ストーリー構成が今までよりくどくなっている。
特に『刹那』は構成がもったいぶりすぎというか、くどすぎて嫌だった。

『精霊の守り人』の外伝集である『流れ行く者』を読んだときにはこういう感想は抱かなかったから、短編や中編がダメというわけではなく、本書のみに限られたことと思う。
(とはいえ、長編こそに本領発揮するタイプの作家さんだとは思うが)

食べ物やらお祭りやらの小道具が魅力的な点は、これまで通り変わらない。
ヒトに対する優しい視点も。
次作に期待。


▼この本はこちら。3時間半くらい?

獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)

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2014年3月19日 (水)

【読書】『獣の奏者』3・4 #獣の奏者 #上橋菜穂子


書名: 獣の奏者 3探求編/4完結編
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 790/¥ 760
頁数: 560ページ/512ページ
出版社: 講談社 (講談社文庫)
ISBN-13: 978-4062773447/978-4062773454
発売日: 2012/8/10

3巻の内容 愛する者と結ばれ、母となったエリン。ある村で起きた闘蛇の大量死の原因究明を命じられ、行き当たったのは、かつて母を死に追いやった禁忌の真相だった。夫と息子との未来のため、多くの命を救うため、エリンは歴史に秘められた真実を求めて、過去の大災厄を生き延びた人々が今も住むという遙かな谷を目指すが…。

4巻の内容 闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天を舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。


実は2012年10月27日に読了済みなのだが、もたもたしてて日記に載ってないことが判明。
「今となっては……」だが、とにかく「読んだ」という記録だけ残しておこう。

感想を端的に言えば、「1・2より難しくなったが、やっぱり面白い」、というところかな。

一番心に残ったのは、最後のジェシの感想だ。
戦争は始まってしまえば、どれほど傑出した人物が現れようとも個人で止められるようなものではない、といった部分。
これは、男ども全員に読ませたい
英雄的人物が数人いたところで、戦争の局面を変えるのは困難きわまりないのだ。
「止める」となればなおさらである。
「やらない」に越したことはない、というより、どんなに難しくても戦争を始めないという道をわれわれは選び続けるべきなのである。

エリンが少女の頃のストーリーと比べると、やはり重くて読破スピードは落ちる。
だからといって、電車を乗り過ごさないかというと、場面によってはかなり怪しい(笑)。

お薦めの作品。


▼この本はこちら。何時間かかったか忘れたが、どのみち時間を忘れて読みふけるであろう(なので時間数を書いても無意味ってことで)。

獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)


獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)

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2014年3月18日 (火)

【映画】「キック・アス ~ジャスティス・フォーエバー」 #キックアス #ヒットガール


なりきりヒーローアクション映画「キック・アス」の第2作を観てきた。
以下、ネタバレがあると思うので、まだ観ていない方はここでストップ。

まさか第2作が出るとはね~。
しかもどうも今回の第2作を観たところ、構成的にこれは第3作まであるんじゃないかってゆー疑惑が……?
ラルフおじさん、どう見てもラスボスだよね??
(彼の登場場面を見てほぼ全員がそう思ったはず)
だってマザー・ファッカーは『悪(イビル)』としてちっちゃすぎるもん。
「必要なものはおじさんに教えてもらった」とか云っておきながら、「犬を殺すほど俺は極悪じゃないぞ!」とか叫んだりして、何云ってんのアンタ?って感じ(笑)。
まぁしかし、強力な悪ではないものの、ある意味、最も始末に負えない悪ではあるかもしれない。

イビル側の今回の主役はなんといっても、マザー・ロシアだよね。
強いの強くないのって(笑)。
自動車くらい平気で投げそう。
あんなのがいたらコワイです、ほんと、竦んじゃう。
週給50,000ドル+αの高給取りだけど、確かにその分はしっかり働いていた。
ちなみにその高給取りっぷりについて計算したところ、残念ながらビル・ゲイツには及びませんでした(当たり前だ?)。

ヒット・ガールは相変わらずかっこいい(笑)。
ま、ヒット・ガールのかっこよさ(かわいさではありません)を抜きにしてはこの映画は成り立たないだろうから当然だけどね。
どこで作らせたんだろう、あの特注バイク(笑)。

話はまあまあ面白かった(とはいえ結構ハードなので子供には全然向かないのが前作ともども惜しいところ)。
ただ、キック・アスがだんだんマッチョ方面、すなわちアメリカンヒーローの典型方面へ向かっているのが気になった。
市民による雑草のような(=弱くてぶちのめされるけれど絶やすことができない)ヒーロー活動がこの映画のいいところだと思ってたんだけど。
そういうヒーロー活動もちょっぴり描かれているけれどね。

次作が出たら見るかどうかはビミョー(笑)。
(とか云いつつ見るような気もする……)

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2014年3月12日 (水)

【グルメ】アルコ イリス ベンボス 五反田店 (Arco Iris Bembo's) #ペルー料理 #アルコイリスベンボス


年に一度の大学の仲間の集まり。
今年は私のわがままで、ペルー料理を食べに行った。
ペルー料理って最近は世界的に注目を集めてるんだよ?(そのはず……)
日本でもどんどん増えるかもしれないし、先んじて制しておかなければ!(←単に自分が行きたいだけ)

というわけで、予算とかいろいろあって、五反田の「アルコイリスベンボス」というお店をホットペッパーで予約した。
「ベンボさんの虹」みたいな店名?
スタッフはペルーからやってきたご家族らしく、細かい内容が通じにくい(難しい日本語を通しにくい)のが難点だが、親切であたたかい感じのお店だった。
当日、残念ながら2名が急きょ欠席となってしまったが、残りの4名でペルー料理を堪能した。

誕生日・記念日ペルー語でお祝いコース3時間制 全7品【飲み放題付】4500円

(1)パパ アラ ワンカイーナ(マッシュポテト ピリ辛チーズソース)
(2)セビーチェ(魚介類と野菜のレモンソースのマリネ)
(3)パリリャーダ(ビーフ、チキン、チョリソ、アンチクチョ)
(4)チャウファ デ マリスコス(シーフードピラフ)
(5)当日にどちらか選べる♪
   ロモ サルタード(牛肉と野菜の炒め物)
   チュペ デ マリスコス(海鮮スープ)
(6)ユカ(マンデオカ)
(7)誕生日・記念日ケーキと、ペルー(スペイン語)のバースデーソングでお祝い♪

※ 上記のうち、(6)はなく、(7)は普通のデザートだった(歌もなし)。(6)がなかったのはちょっぴり残念だったけど、こっちの胃袋の具合からして出てきたら多すぎただろうからちょうどよかった。


どれも美味しかった。
トンガっていないから、日本人の口に割と合いやすいと思うんだよね、ペルー料理。
素材の味が素直に生かされていて、あんまり複雑なことはしてなくて、でも彩りは鮮やかなものが多くて、お味は家庭的で美味しい。
ペルーを旅行したときは「なんて美味しい国なんだろう♪」と感動したものだ(もっとも乾期の真っ最中は勝手が違うかもしれない)。

以下、写真でご紹介。

パパ アラ ワンカイーナ

パパ アラ ワンカイーナ。
ジャガイモにソースがかかっているだけなのに美味しい。
ちなみにソースにマヨネーズは入っていない。
(マヨネーズ嫌いなので少量でもわかります)


セビーチェ

セビーチェ。
名物料理だが向こうで食べるとほぼ必ずお腹を壊す(笑)。
日本では安心して食べられていいなぁ。
4人前でもここのセビーチェは山盛りな感じ。


パリリャーダ

パリリャーダ。お肉4種のグリル。
これは食べたことがなかったなぁ。
アンチクチョというのが砂肝みたいで面白かった。
付け合わせの野菜も食べやすい。


チャウファ デ マリスコス

チャウファ デ マリスコス。
美味しかった~~~♪
ピラフってもっと油っぽいイメージだけど、
これはすごくさっぱりしていて食べやすい。


ロモ サルタード

海鮮スープにも魅かれたがペルー料理初心者が多いので
今回は一番有名な「ロモ サルタード」を選択。
やっぱり美味しいなぁああ。


レチェアサダ

ペルーの焼きプリン「レチェアサダ」。
しっかり中身が詰まった、やや硬めのプリン。
何だか「お母さんが作ったプリン」という感じ。
あんまり甘くないが、自分は好き。


アロスコンレチェ

お米のスイーツ「アロスコンレチェ」。
ペルー風ライスプディングか。
これもあんまり甘くなかった気が……。
(友人が頼んだものを一口もらった)


インカ茶

インカ茶。マテ茶ではない。
美味しいハーブティーだった。味は割と大人しい。
カップが大きくてGOOD。


まるまる3時間、おしゃべりしながら食べながら、十分に楽しめた。
2時間じゃなく3時間なのがありがたかった。
飲み放題で、ちょっと変わったドリンクを好きに頼めるのもよかった。
みんなは、向こうのビールを頼んだり、紫トウモロコシのジュース(チチャモラーダ)を飲んだり、インカコーラを試したりしていた。
私もピスコサワーを久しぶりに飲んだ(ペルー旅行以来だから5~6年ぶり?)。

やっぱりペルー料理は美味しい。
今度はどこかにジャイアントコーンとルクマを食べに行きたいなぁ。
どこか、出してくれるところがないかなぁ。

この仲間とは基本的に年一回の会合だけれど、いろいろニュースを聞けたので、今年はもう一回くらいお祝いのために集まろうということになった。
楽しかった。

アルコ イリス ベンボス 五反田店
夜総合点★★★☆☆ 3.7

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2014年3月 8日 (土)

【映画】「ホビット 竜に奪われた王国」 #ホビット #ピータージャクソン #指輪物語


ピーター・ジャクソン監督の『ホビットの冒険』第2部を見てきた。
面白かった。
以下、すべてネタバレなので、まだ見ていない人はここでストップ。
ちなみにこれから見に行く人は、ひとりでなくだれかと一緒に観に行くことをお勧めする。
(観たあとでツッコミ大会ができるから)


映画は面白かった。
突っ込みどころ満載だけど(笑)。
だれに突っ込むべきなのかもはやよくわからない(笑)。

遮蔽を取ればダメージ喰らわないドラゴンブレスってどうよ?、とか。
キラキラ黄金像に魅入ってるスマウグ(竜)ってお馬鹿さん?、とか。
それだけ黄金好きなのに、自分のメッキはなんで即座に剥がしちゃうのか?、とか。
火属性のドラゴンに必死で火炎や熱系の攻撃をするドワーフってやっぱり頭悪い?、とか(攻撃手段が他にないからしょうがないとはいえ……他にもいろいろ頭悪そうなシーンがあったし……)。
せっかくたどり着いたのにうまく行かないと早々にあきらめて帰ろうとするドワーフってどんだけメンタル弱いの?、とか。
そこで諦めなかったホビットは偉いけど、盗みに入ってるんだから音を立てたら致命傷だろうと思うのに「だれかいませんか」ってノックなんかするのはどういう料簡だ?、とか(静かに行動できない奴ら……)。
じゃあ頭のいい人を、というわけでエルフに注目してみれば、高貴で聡明なはずのエルフの王様(スランドゥイル)が暗愚な極悪領主にしか見えない、とか(『指輪』のエルロンドとは雲泥の差……)。
この時分はギムリがまだ子ども(!)でその絵姿を見て「未知の物体Xか」みたいな暴言吐いてるレゴラスもやっぱりエルフのくせに霊格が足りないとか、そんだけ年上のくせに『指輪』のときにギムリに「エルフの若造」みたく呼ばれて実は内心ほくそえんでたんじゃないか、とか。
ドワーフの方が戦闘民族のようなイメージがあったけど、むしろエルフの方が戦闘民族だよね!?、とか。
そしてイケメンドワーフは健在だったけど本当にそんなイケメンでええんかい?、とか。

まあ、こうやって突っ込んでしまうということは、それだけ物語世界に入っていたということで、その意味で映画は成功しているわけデスネ。

成功はしてると思うけど、あのラストはないだろー!!
「こんな場面で切るなよ!!(次作の公開は一年後なのに!!)」
と、おそらくあの瞬間、見た全員が思ったはず。
(そしてこれから見る人全員が思うはず……)
「来週」とか「来月」までの「to be continued」なら許せるが(百歩譲って三か月後までなら許せるが)、一年待たなきゃならんのにあんな場面で切るか!?(怒)

いやまぁ、面白かったデスよ?
面白かったんだけどさ……。
面白いです、ハイ。
面白くなかったら「早く次見せろ」とか思わないもんね……。
でもなんかこう……観終わると詐欺に遭ったようなすっきりしないキモチになるのは何故?(笑)

マーティン・フリーマン(ビルボ)とカンバーバッチ(竜のスマウグ)のやりとりは、そのSMプレイっぷりがまさにTVシリーズ『シャーロック』を彷彿とさせるっちゅーか(すみません、それしか思い出しません)、スマウグ(竜)の顔がどうにもシャーロックに見えてきて、マーティン・フリーマンの不遇(?)っぷりに涙と笑いを禁じ得なかったのであった。

とにかくおススメ(←結局のところは)。ただしアラゴルンは出ません。

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