« 【映画】「ゼロ・グラビティ」 #ゼログラビティ | トップページ | 【映画】「エンダーのゲーム」 #エンダーのゲーム »

2014年1月21日 (火)

【舞台】蜷川「冬眠する熊に添い寝してごらん」(シアターコクーン、東京・渋谷) #蜷川 #シアターコクーン


これも昔の話になりにけり(現在2/10)。
さほどおもはざりければ、記録にとどめん。

ま、いろいろ云ったところでシロウトの感想に過ぎないので、どなたも気にされぬように。

舞台上の熱はすごかった。
出演者らはみんな体当たりで演じていたし、照明も道具もよかった。
大道具入れ替えのときに照明がプロジェクションマッピングのようになって面白かったり。
(音響もよかったけどややマンネリ気味)

が。
脚本が冗長すぎる。
越後油採掘場の場面が特にしつこい。
似たような掛け合いが延々と続き、いくら俳優たちが面白おかしく演じてくれても、場面自体がだ~らだ~らと長いばかりで飽き飽きした。
他にも、何から何まで情報を詰め込みすぎ。
まるで二十歳の青年が野心作と称して出してくるような、いろいろ詰まっているんだけど総じて独りよがり、そういう脚本にしか思えなかった。
おかげであれだけ熱演されていても、だれにも一度も感情移入できなかった。
世界には入れず、解釈は追いつかず、単に置いてきぼりを食らった感じ。
理解力が低いのがいけないのか?
でも感情移入の逃げ道ぐらい用意してほしいなぁ、個人的には……。

というわけで、「4時間返せ」とは思わなかったが、「4時間中の2時間返せ」とは思った。
A席にグレードを落としておいてよかった。
二階席の奥の方で、セリフはちょっぴり聞き取りにくかったが。
そんな中で、一字一句漏らさずに全部聞き取れたのは、瑳川哲朗さんと石井諠一さんのお二人。
素晴らしいと思った。
(いや、ほんと、このお二人のセリフだけ一言も漏らさずカンペキに聞き取れるのデス、声の大小にかかわらず)

いろいろ文句を書いてしまったので、フォロー。
原作者が何を言いたかったのかはよくわからんかったが(あれなのかこれなのか……)、それでも最後に落ちてきた言葉はあった。
忘却は罪だ。
あったことをなかったことにはできないのだ。

しかしまぁコンテンポラリーは難しいわ。つくづく。

|

« 【映画】「ゼロ・グラビティ」 #ゼログラビティ | トップページ | 【映画】「エンダーのゲーム」 #エンダーのゲーム »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【舞台】蜷川「冬眠する熊に添い寝してごらん」(シアターコクーン、東京・渋谷) #蜷川 #シアターコクーン:

« 【映画】「ゼロ・グラビティ」 #ゼログラビティ | トップページ | 【映画】「エンダーのゲーム」 #エンダーのゲーム »