【展示】「大恐竜展 ~ゴビ砂漠の驚異~」(国立科学博物館、東京・上野) #大恐竜展 #科博
年末は忙しくて行けず、年始もバタバタしていたらこんな時期に。
もうすぐ終わってしまうので、慌てて飛び込みで行ってきた。
地味ながら良質な展示だった。
私はさほど恐竜に思い入れがないので、ざっとしか見ないことが多いのだが、そうしてざっと見て回るだけでも結構いろいろな情報がわかるようになっていた。
たとえば、ひととおり見て回るうちに、それぞれのブロックで展示されている恐竜のサイズの違いが理解できる、とか(ちなみに全部が全部、全身骨格標本があるわけではないが、それでもわかるようになっている)。
構成がうまいんだろう。
派手なところが全然なくて、でも魅力的な、いぶし銀の構成力。
あとは、発掘の歴史を展示してくれていたのがよかったかな(付添いのお母さんも、恐竜にあまり興味がなくても人間に興味があると楽しめる部分があるってことで(笑))。
歴史と、それから現在の発掘の様子と。
現在の発掘の様子(映像)は特に面白かった。
ああいうふうにして骨を持ち帰るんだ~、知らなかった~。
まるで現地で大工さんをやってるような……。
恐竜の発掘をやりたかったら、発掘だけじゃなくってなんでも自分たちでできなきゃいけないんだなぁ。
そして、超良質な展示のあとで、超キッチュなお土産に吃驚(笑)。
↓これがそのお土産だ!
「ゴビの月」ってアンタ……あからさまに「萩の月」のパクリだよ(笑)。
でもって「なぁんだ、ただの『萩の月』かぁ」と思っていたら、中身は「萩の月」じゃなかったってゆー……。
何から何まで突っ込みどころ満載な土産物であった……!
ゲーム仲間のところへ持って行って、みんなでひとしきり笑って食べましたとさ。
それはともかく、展示自体はなかなかよかったので、まだ見ていない方はどうぞ。
そしてまた余談だが、出口付近にあった映像コーナーで見た光景の話。
5歳くらいの男の子が真剣に恐竜の映像に見入っていた。
その後ろからお父さんが、「まさに次の瞬間、でかい肉食恐竜が……!」ってゆー絶妙のタイミングで、わざと肩を叩いて脅かしていた。
すっごくおかしかった。
悪いパパだなぁ(笑)。子どもにぽかぽか叩かれてました(笑)。
▼この展示は2月23日(日)まで。サイトはこちら。
http://daikyoryu.com/
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