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2013年11月の記事

2013年11月28日 (木)

【舞台】シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー「聖なる怪物たち」 #ギエム #アクラムカーン


これもとんでもなく過去の話になってしまったので、記録だけ(現在2014/1/15)。

何を言いたいのかは、正直よくわからなかった。
でも、怪物二人の舞台は面白かった。
ちょっとハズしたような可笑しみがあって。

何より、舞踊のシンクロは見ているだけで楽しくなる。
(私はやっぱりソロより複数のダンサーの絡む方が好きだなぁ)

ちょいとお安く見られたので、得した気分。

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2013年11月16日 (土)

万平ホテルさんのカフェテラス #万平ホテル


朝食をメインダイニングでしっかり食べたおかげで、お昼を過ぎてもあんまりおなかが空いてこなかった。
旧軽井沢メインストリートやら万平ホテル周辺やらを歩いたのに!!

まともな昼食は入らないからと、カフェテラスでケーキなどつまむことになり、万平ホテルさんのカフェテラスで、アップルパイ・ア・ラ・モードと、ジョン・レノン直伝として有名なロイヤルミルクティーを注文した。

アップルパイは、りんご以外は何も入っていない一番オーソドックスで一番私の好きなタイプ。
そしてやっぱりアップルパイにはバニラアイス!
アイスも自家製かもしれない。
美味しくいただきました。

アイスのほかに、生のりんごが一切れ添えられていたのが面白かった。
しゃくしゃくと歯触りを楽しめる。

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アップルパイ・ア・ラ・モード


ロイヤルミルクティーは、現在提供されているのはジョンのレシピに生クリームを追加したものだそうだ。
クリームの有無なんかより、なんといってもベースのミルクティーが濃厚で凄かった。

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ロイヤルミルクティー


しかし、パイ・ア・ラ・モードとロイヤルミルクティーの組み合わせは、私にはほんの少し甘すぎたかも。
そんなことを言いつつもうみゃうみゃとたいらげてしまいましたが(笑)。

他のケーキやワッフル、ピザなんかも美味しそうだった。
他のお客さんが頼んだものを盗み見たところ、ワッフルやらピザやらは結構ボリュームがありそう。
一番の問題点は、満腹しちゃう朝食と両立させるのが難しそうってことか……。

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ケーキのショーケース。いろいろ美味しそう。残念ながらテイクアウトはできない。


まぁ、いろいろ満腹&満足して東京に帰ってきたのでした。
→このときの旅行記はこんな感じ

万平ホテル カフェテラス

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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2013年11月15日 (金)

万平ホテルさんのメインダイニング #万平ホテル


ちょっぴりラッキーなことがあって(懸賞に当たった)、母と二人で軽井沢の万平ホテルに泊まってきた。
メインダイニングで、夕食と翌日の朝食をいただいた。


夕食は、前菜に鹿肉(うみゃー!!)。
それからゴボウとポテトのクリームスープ(信じられないくらいうみゃー!!!!!)。
魚料理が真鯛のポワレ、肉料理が国産牛フィレ肉(とろとろ)。
そしてデザート(レモンムースだったかな?)。

スープをおかわりしたかった……恥をかいてもいいから訊いてみればよかった……くっっ……。

あとは「美味しかった」としか書けないので省略。
写真でも見てつかぁさい。

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大正から使われているメニューカード


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鹿肉のロースト カルパッチョ風


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ゴボウとポテトのクリームスープ!


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真鯛のポワレ


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国産牛フィレ肉のグリル


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本日のデザート

朝食はアメリカンブレックファスト。
桃のジュースは「桃ストレート!」という感じで、美味しくも面白かった。
桃と言えばネクターを思い出すが、全然そういうのと違うのだ。
本当にそのまま桃を絞ってある、サラサラなジュース。
おかわりしたかったが、他でおなかが膨れちゃって……。


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桃のジュース


サラダも卵料理も美味。
パンも。うみゃうみゃとトーストを2枚食べたら、お昼すぎてもほとんどおなかがすかなかった。
そして、おススメは「ぶどうジャム」。
超美味。お土産にもおすすめだ(ちょっと高いけど)。


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ふわふわオムレツ


コーヒーにミルクを入れたいと頼んだら、ちゃんと温めたミルクを持ってきてくれた。
コーヒーに引き続き、ミルクのおかわりをしたときには、ピッチャーが巨大化して戻ってきた(笑)。
おかげで美味しいカフェオレをいただきました。
しあわせ~♪

夕食が「予算外で無理!」という方も、できれば朝食だけでもこちらで召し上がるのをおススメする。
絶対に損はしないから。


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カフェオレを堪能


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メインダイニングのステンドグラス


万平ホテル メインダイニングルーム

夜総合点★★★★ 4.0

昼総合点★★★★ 4.1



関連ランキング:フレンチ | 軽井沢駅


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2013年11月13日 (水)

【舞台】ピーター・ブルック「ザ・スーツ」(パルコ劇場、東京・渋谷) #ピーターブルック #ザスーツ #パルコ劇場


すんごい昔のことになっちゃったー(汗)。ので、本当に観た記録だけ(現在2014/01/14)。

どうしてそう思うのか説明できないのがもどかしいが、ピーター・ブルックは魔術師のようだと思う。
舞台を見ると、変幻自在という言葉が浮かんでくるのだ。
シンプルな舞台で、あれほど多様な場面を見せられるのは、なぜなんだろう。
もちろん、俳優たちの力量もあるのだろうけど、でもたぶん「演出」のせいなんだよね。
演出っておそろしい。

劇の冒頭で、「こんなことは南アのような圧政下でしか起こらない」というのが原作者の言葉として紹介されるのだが、最初はなぜそう言われるのかがよくわからなかった。
平たく言ってしまえば、パートナーの浮気に怒るって、普遍的なことじゃないの?、と。
それをずっと考えながら見ていると、だんだん解がわかってくる。
「明日への希望」が本当に「ない」社会では(言葉の上だけでなくて)、日常すらギリギリなのだ。
だから、笑って済ませられない。
だから、許すことが難しい。
ギリギリのところでやっと生きているときに、「それ」は喫水線を超え、彼の何かを溢れさせてしまった。
そしてその後の彼の仕打ちは、徐々に彼女の何かを溢れさせてしまう。

全編を通して様々な音楽に彩られているのがよかった。
しかも生演奏。しかも上手い。
女優さんが歌う場面もあるんだけど、これもうまかった。
そして最後の場面にバッハかモーツァルトのフレーズ(忘れちゃった)が持ってこられて、叩きのめされた。

英語での上演なんだけど、字幕もあるし、見て全く損のない作品だった。
とゆーか、見るべき作品。
あ~、もっと早くから観ておくんだった、ピーター・ブルック。

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2013年11月 8日 (金)

【展示】「印象派を超えて――点描の画家たち」(国立新美術館、東京・六本木) #印象派 #国立新美術館 #モンドリアン #ヤントーロップ

招待券をいただいたので、美術好きの友人と行ってきた。
小粒な展示だった。
とはいえ、この系統が好きな人には美味しい展示だろうと思う。

実は、行って見てみて気づいたが、昔ほど点描画が好きじゃないかもしれない(笑)。
若いころはピサロとかシスレーとかスーラとか「いいなぁ」と思ったし、ピサロの展覧会で「いいなぁ」と思った覚えもあるのだが。
(特にピサロは他の印象派画家と違って影があるというか、明るすぎないのが好きだった……はず)
なぜか今見ても訴求してこない。
頭がコンテンポラリー寄りになっちゃったんだな、どうやら。

というわけで、サクサクと見られた。
「この人はこういう絵も描いていたんだねぇ」といった発見もあった(特に友人の好きなヤン・トーロップとか)。

が、しかし。
何が発見だったって、やはり「点描画はつきつめると没個性になりがち」という傾向がよくわかった。
水連はともかく、普通の風景画をいくつか並べて「描いたの、だ~れだ?」ってやったらほぼわからないと思う。
偏執的に同じ題材を描き続けるとか、色彩を偏向させるとか、何かしらものすごぉ~く偏ったことをしない限り、点描画で個性を出すのは難しいっぽい。
(一つにはそれが理由で今さほど好きじゃなくなってるのかな?)

最後にモンドリアンの作品だらけのスペースがあって、よかった。
ただ、「表現主義を突き詰めるとこうなるのよ」と示したい意図はまぁなんとなくわかるものの、「点描画を突き詰めると色彩のコンポジションになる」ってやっぱりそれは極端すぎでないかい?(笑)

印象派のみに絞ってなかったのが自分的には好印象で、そこそこ面白い展示だった。
でもまぁ……点描も印象派も自分の中では一所懸命見に行くもんじゃなくなっちゃったんだとここではっきりわかって、ちょっぴり寂しくもあった。

▼この展示は12月23日(月・祝)まで。サイトはこちら。
http://km2013.jp/

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