【読書】『あんじゅう』 #宮部みゆき
書名: あんじゅう 三島屋変調百物語事続
著者: 宮部 みゆき (著)
価格: ¥ 860
頁数: 629ページ
出版社: 角川書店 (角川文庫)
ISBN-13: 978-4041008225
発売日: 2013/6/21
あらすじ ある日おちかは、空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。人を恋いながら、人のそばでは生きられない<くろすけ>とは……。 宮部みゆきの江戸怪奇譚連作集「三島屋変調百物語」第2弾、待望の文庫化。
面白かった。続きがまた読みたい。
ちょっとのネタバレも嫌な方はここでストップ。本屋へGo!!
(って、以下もたいした感想を書くわけじゃないが……読了から一か月経っちゃったし)
あとがきにもあるが、明るい話二編と暗い話二編が交互に収録されている。
ラストは暗い話で救いがなくって、最後のエピソードがなければ辛かっただろうな。
でもちゃんとおまけを付けて、何となく読者をほっとさせるところがミヤベの上手いところ。
オーソドックスなお膳立てというか、ある意味「使い古された」手管を使いながらも「なんだ、このタイプか」とは決して思わせず、ちゃんとコワ~い話に仕上げるのはさすが。
(人形とか針とか嗤う○○とかやめてぇ~)
各話とも最後の方になると読むのを止められなくなる。
(特に暗い話はコワいせいで止められません(笑))
電車で読む方は乗り過ごしにご用心。
自宅でも、ひとりきりで夜に読むのはお勧めしない。
(気になって寝られません(笑))
欲を言えば、一編一編がもうちょっと短いとよかったな。
でもとにかく面白かった。
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