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2012年2月14日 (火)

【展示】「百段雛まつり~京の雛物語」(目黒雅叙園、東京・目黒)

招待券を手に入れたので、建築好きの友人を誘って行ってみた。
京都の古いお雛さんがいるというから、どんなにコワイかと思って行ったら、あんまり怖くなかった。
ちょっと拍子抜け(笑)。
いや、怖くない方がいいですが。

展示は雅叙園内にある「百段階段」の敷地で行われている。
この「百段階段」は東京都の指定有形文化財だそうな(昭和の建築物)。
坂に沿って作られた7つの宴会部屋を、99段の階段廊下で繋いである。
階段は厚さ5センチのケヤキ板。厚さもすごいけど、裄(ゆき)もすごい広かった。
当然、合板なんかじゃありません。まるごと。

各部屋は、総螺鈿だったり総漆だったり金箔だったり、どこもかしこも頭が痛くなるような細工だらけ。
そればかりか、どの部屋にも凄い木の床柱がででんと立っている。
節だらけの樹齢数百年かもと思うケヤキとか、北山杉とか、槙出節ってやつとか、もうほれぼれ。
細かいところを見ても、製造工程を考えるに気が遠くなりそうな建物だ。
でもこーゆーキチガイじみた需要があったから、腕の立つ職人さんも存在して、食っていけてたんだな。
今や再現できそうにない……。

そーやって、建物にばかり気を取られてしまった(特に友人が)。
そもそも、会場へ行くときに使うエレベータがっ!!
馬鹿でかいハコで、しかも壁面が全部巨大な螺鈿の蒔絵ですヨ(おめでたい柄として、唐獅子&牡丹だった)。
一番最初に度肝を抜かれたかも。

そんなわけで、お雛様はちょっと印象薄かった?(笑)
大量の天神人形とか、おかしかったけど(同じ人物「菅原道真公」のはずなのに全部顔が違う……)。
あとは福井だか富山だかの土雛がひょうきんでかわいかったのと、日本一大きな古今雛のでかさにびっくりした。

1階の他のスペースもぶらぶら歩けて面白かった。
ちょっぴりパチモンくさい装飾もあったけど、天井がガラス張りで雨の日もオッケーだし、外国のお客さんを連れてくると「これぞジャパニーズ♪」と喜んでもらえるかもしれない。

ちなみに百段階段は、靴を脱いでスリッパ履き(スリッパは向こうにある)。
そしてお雛様の保存のために暖房一切なし。
寒がりの方は、靴下をもう一枚持っていくのをオススメ。

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