夏の祭典、ご来場ありがとうございました

今年の夏の祭典もなんとか終わりました。
暑くて暑くて、こんなに汗をかいたのは生まれて初めてじゃないかってぐらい汗だくな一日でした（うつむくと顔からボタボタ落ちるってゆー……すごくイヤだった（笑））。
そんな暑い中をたくさんの方にご来場いただき、感謝感激です。
ポジションが良かったせいもあって（W-01a： いわゆるお誕生日席）、売上げは目標をゆうに超えました。
コミケの配置担当者様に感謝です。

売り場の様子。

今回は暑かったおかげか、たくさん持ち込んだTシャツも半数が売れてなくなりました。
新柄の「ワルメイの魚」や、人気者の「魚を捕る鳥」はありがたくも完売（子供用を除く）。
なお、ツイッターなどで宣言したとおり、Tシャツのうちの旧作8点については、一点につき500円、合計4,000円をNGOに寄付します（後日ここで報告します）。

「ワルメイの魚」は、実は一般的にはそれほど受けない絵柄なのですが（5月の『Tシャツ・ラブ・サミット』では全然売れなかった）、「コミケのお客さんならこれを一番愛してくれるはず」と、一番多く制作したものでした。
そして、まったく睨んだとおりでした。
なんというか、カッコイイだけじゃないというか、無難に収まらない、可笑しみやアヤシさのあるモチーフを愛してもらえるのは「コミケならでは」かもしれません。

缶バッジもまずまず好調でした。
どうやらストラップは夏の方が冬よりも売れますね（なぜだろう？）。
缶バッジもストラップも、「売れ線」は存在するものの、毎回毎回求められるデザインの傾向が違って面白いです。
あまりにバラバラで、次の戦略が立てられません（笑）。

グッズを見に寄ってくださったお客さん２〜３人からは「カエルありませんか」と訊かれましたが、「蛙祭り」は去年の夏にやっちゃったんですよね〜。残念。
昨年、いらしていただけていれば――!!
数年したらまたやってもいいけど（笑）。
でもリクエストをいただいたので、一部、来年のTシャツに復活するかもしれません（たぶん幾何学カエル）。
他にも何かリクエストがあればどうぞ。言ったモン勝ち♪

かようにグッズは好調だったのですが、フォトブックや写真素材集の方は最近ずっと低調。
まぁ……細々と売るしか……ないか……。
これはこれでけっこー（いや、かなり）真面目に作ってるんだけど……ニーズがなきゃしょうがないしなぁ。
そんな中、昨冬に出したペルー写真素材集その２『古代天空都市語り』（マチュピチュなど）がちょこっと売れたのは嬉しかったかも。
さらにフォトブック、新刊は売れませんでした（涙）が、『マチュピチュ』だけ出て、あらためてマチュピチュ人気の高さを思い知った次第（笑）。

ちょっと面白かった（？）のは、閉場間際にトルコの人（日本語ぺらぺら）がお店を見に来て、「Eski Yolcu なんてトルコ語だから、トルコの何かがあるのかと思った」と言われてしまった件。
まぁ、元々トルコに旅行したのが私の海外旅行の始まりで、その文化をリスペクトしてこんなサークル名を引っ張ってきているわけなんだけど、作品も何かあった方がいいのかな〜？

さて。
冬は（抽選に受・か・れ・ば）カレンダーと年賀葉書を引っさげていきます。
新刊は……いろいろ企画はあるんだけど……ちょっと思案中……どれにするかな。
もう一つ、別のサークルで文庫の新刊（そしてシリーズ最終巻）を出すので、そっちで死ぬ目に遭いそうな予感……。
（さらに別のサークルでも新刊の組版お手伝いをするかもしれず……大丈夫だろーか……）
そうそう、コミケの前に、ギャラリーゑいじうでの『カレンダー展』に参加します。
こちらもよかったらよろしくお願いします。

ちなみに、次の意匠はもう決まってます。
翌年の干支「辰」にちなんで、ドラゴンっぽい何か（笑）です。
自分で言うのもなんだけど、結構カッコイイ。
あ、別に私が言ってもいいのか、オリジナルのデザイナーは古代人なんだから（笑）。
とにかくカッコイイので、乞う御期待♪

（ただなぁ、スケールが大きいから、小さい缶バッジとかに納めるのが大変そうなんだよなぁ。ブックカバーでも作るかな…？）

それではまたどこかでお会いしましょう♬