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2011年6月の記事

2011年6月29日 (水)

【舞台】「血の婚礼」(にしすがも創造舎体育館、東京・西巣鴨)

寺山×蜷川の舞台「血の婚礼」を観に行った。
会場は元・中学校の体育館。
こういう施設も面白いね(まぁ利用料は結構お高いらしいけど)。

「血の婚礼」はもともとロルカの詩のタイトルで、当然、それを踏まえての台本であろう。
最初はどこがどう血の婚礼なんだかさっぱりわからないが、そのうちに「ああ、この人が」みたいに登場人物の役柄がわかってくる。

劇中に引用されるように、ロルカの言葉である「血を流して死ぬ方が、血を腐らせて生きるよりマシだ」というのが、要だったか。
なんらか西洋的なことに、この台本では光とは理性である。
闇とは自然(ないし本性)である。
先述のロルカの言葉は情熱であり、理性ではない。
であるから、紀州の未開の山中のように、生命に覆い尽くされた世界で語られるような(すなわち中上健次的な)ソレは、停電後(すなわち闇)においてより大きな力を持つ。
しかし、最後に二人の男がやりあう理由がソレ(「燃え上がるように生きたい」情熱)かと言われると、どうもそうではないような気がした。
闇によって本性がさらけだされているとは思うのだが。
もっと、何と言うかこう、「澱んでしまった以上、生きていてもしょうがない」みたいな、「腐りながらも生きていくことへの恐怖」みたいな感じ?

キリがないので、しちめんどうな感想はこの辺でやめるとしやう。

演出で面白かったのは、舞台上でずっと雨が降っていたこと。
舞台の端(観客側)から1メートル弱の横のライン一筋で、ほとんどずーっと雨が振っているのだ(涼しくてよかった(笑))。
おかげで、前列はみんな最初から最後までビニールシートで自己防衛(笑)。
役者ももちろんそこに入ればずぶぬれである。
これは体力消耗するわ。役者泣かせ?

もう一つ役者泣かせなのは、この演出、面白いんだけど、雨だれの音のせいで台詞が聞き取りにくくなるという難点がある。
たとえばヒロインの中嶋朋子、演技はいいんだけど声が若干小さい。
一番前の列で聞いてあのくらいってことは、後ろの方の客席まで届いていたかどうか怪しい。
そうした環境でも「よく聞こえる」役者さんも、もちろんいるんだけどね(半数くらい)。
電波少年役の田島優成は、聞き取りやすかった。
前回の出演のときも思ったけど(はっきり思い出せないが「じゃじゃ馬」ではないかと…)、彼はイイよね。
逆に、主役のクボ塚は一本調子で私的には「?」だった。

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天野博物館の記事が朝日新聞に

ペルーのリマにある「天野博物館」についての記事が朝日新聞夕刊に掲載された。
阪根先生のインタビューがメインで、天野博物館の概要と、今なぜ脚光を浴びているかについて(2006年に5000年前のシクラス遺跡を発見、発掘を開始したから)。

エスキ・ヨルジュでは、ここの博物館が出した図案集を使っている(8割近くがそこから引っ張ったデザイン)。
そういう意味でとてもお世話になっている(勝手に)。
当然、『友の会』にも所属。

ペルーの遺跡や歴史や文化に興味がある方、シクラス遺跡発掘を応援したい方は、ぜひ入会を!
▼『天野博物館友の会』のホームページはこちら。
www.geocities.jp/peruamano/

20110629

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キャロムデー20110629(by K)

20時過ぎに行ったら、久しぶりに来ていたOさんが帰るのと入れ違い。
もうちょっと早く来ればよかったかー。残念。

ボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と I さんが向こうのボードで試合しているので、私は事務局のおねえさんとシングルス。
おねえさんの調子がイマイチなのと、私のショットが割りとよかったのとで(疲れて力が抜けていた?)、半分以上勝った気がする。
珍しいこともあるもんだ。

クラッシャーの来店と入れ替わりに I さんが帰宅。
ボーゲンメーカーとクラッシャーがラブラブ対戦している間も、おねえさんとシングルスで遊び続けた。
なんだか最後にクイーンだけ残っちゃって、なかなか終わらないボードが多かった。

最後に、ダブルスを遊んだ。いつもの男組vs女組。
1ボード5分を目指し、本当に15分で3ボード回した。
すげースピードだった。
勝敗はどうだっけ、2勝1敗だっけ?
スピード感しか覚えてないや(笑)。

★★今後の予定★★

来週は7月6日(水)キャロムデーです。
また、今週末7月2日(土)18時からは月一回のサタデー・ナイト・キャロムがあります。
(土曜の18時以後は、女性の在店料半額♪です)

テレビでも紹介されたこのゲーム、興味のある方はぜひ遊びにいらしてください♪
「他の日に体験したい」といったご要望も受け付けております。
下記ホームページから、またはツイッター(@carromjapan)のコメントで、お気軽にご相談ください。

▼日本キャロム連盟の連絡先はこちら
Twitter ID: @carromjapan
URL: http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamの連絡先はこちら
Twitter ID: @tabletalkcafe
URL: http://trpgtime.hobby-web.net/first/index.html

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2011年6月28日 (火)

キュウリ第一号

グリーンカーテン用に買って植えたキュウリに、早速実が生った。
洗って切って食べたら、普通のキュウリだった(当たり前か)。
現在は、丈4センチくらいのちびがスタンバイ中。
この夏はキュウリを買わなくていいかも(笑)。

20110627cucumber

月曜の朝に撮った写真。

20110628cucumber

火曜の夜に収穫して撮影。
昨日(上の写真)よりさらに大きくなった。

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2011年6月27日 (月)

【読書】『天と地の守り人』 第三部 新ヨゴ皇国編

書名: 天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 620
頁数: 403ページ
出版社: 新潮社 (新潮文庫)
ISBN-13: 978-4101302829
発売日: 2011/5/28

ほとんど美容院で読んだ(笑)。
いい読書タイムだったー(暇だし乗り過ごしもないし♪)。
ちなみに以下は、<第1部><第2部>をお読みになられているものと想定しての感想を書くので、そちらを未読でちょっとのネタバレも嫌な方は読まれぬように。

あらすじ ロタとカンバルがうごいた!北の諸国のうねりを背に、瀕死の故国へ帰還するチャグムに父との対決の時が迫る。緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に探し求めるバルサ。大地が揺れ、天変地異が起こるとき、金の鳥が空を舞い、地を這う人々の群れは、ひたすらに生きのびようとする。―十年余りの時をかけて紡ぎだされた大河物語の最終章『天と地の守り人』三部作、ついに完結。

ちゃんと完結していてよかった。
ここまで書いてもらえてよかった。
ここまで書いてもらえれば「これで終わり」と言われてもきっちり納得できる、バルサのように。

それにしても、自分の身を守る術を持つバルサや、守られる立場にあるチャグムと違って、タンダを待つ運命は厳しかった(これ以上は言うまい)。

青弓川の氾濫については、これまで読んでくる間に募らせていた危機感ほどには「大事」になっていない感があった。
まぁ、一番の障害である帝がむにゃむにゃ。

蛇足ながら念のために書いておくと、文庫版は今般発行されたばかりだが、この物語が書かれたのはずっと前のことで、3.11の津波とはいっさい関わりがない。
(にもかかわらず、連想はしてしまう。これだけ自然災害の多い国で生きているんだから、この辺はしかたあるまい)

この一冊の中で、それぞれの主要キャラにそれぞれの見せ場をちゃんと作ってあるあたり、上手いと思うし、作者自身もこれらの登場人物を好きなんだろうなということが感じられる。
そういう意味でも読んでいてシアワセになれる話である。

そして一番最初の(『精霊の守り人』の)観点に戻るなら、だれもかも、なにもかもが独りで存在しているのではないということ。
守り人ワールドでは、世界すら、別世界と干渉しあい支えあって存在している(我々の世界がそうではないと、だれに言えるだろうか?)。
ナユグの春によってこの世(サグ)にもたらされる自然災害(天災)は、帝が言うように天の神が人を罰するために下されるものではない。
ただ「生きる」という営みを繰り返しているだけで、「善悪」などそこにはないのだ。
同様に、他者に支えられて存在するということも、善悪のない、単に普遍的な事実でしかないのかもしれない。

ああ、シアワセな時間が終わっちゃったなぁ。
あとは余韻にひたるのみ。

……あとは『獣の奏者』の続編2冊が講談社文庫になるのを待つのみ。

非常に面白い作品なので、『精霊の守り人』から全部通して読んでほしい。
子どもから大人までだれでも楽しめること請け合い。
ただし、電車の乗り過ごしには重々ご注意を(笑)。
乗り過ごしキケン度 ★★★★★

▼この本はこちら。3時間くらい。

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)

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2011年6月25日 (土)

【読書】『天と地の守り人』 第二部 カンバル王国編

書名: 天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 580
頁数: 328ページ
出版社: 新潮社 (新潮文庫)
ISBN-13: 978-4101302812
発売日: 2011/5/28

読了は昨日だが、こちらで。
ちなみに<第1部>はお読みになられているものと想定しての感想を書くので、そちらを未読でネタバレが嫌な方は以下を読まれぬように。

あらすじ 再び共に旅することになったバルサとチャグム。かつてバルサに守られて生き延びた幼い少年は、苦難の中で、まぶしい脱皮を遂げていく。バルサの故郷カンバルの、美しくも厳しい自然。すでに王国の奥深くを蝕んでいた陰謀。そして、草兵として、最前線に駆り出されてしまったタンダが気づく異変の前兆―迫り来る危難のなか、道を切り拓こうとする彼らの運命は。狂瀾怒涛の第二部。

血湧き肉踊る第2部!!(笑)
三部あるうち、私にはこの第2部が一番わくわくして面白かった。
最後のあたりなんか何度も読み返しちゃう。
たぶん、チャグムとバルサがまた一緒に旅をしていて(『精霊の守り人』以来)、状況は艱難辛苦そのものながらそれでもなお、ともに旅していることの喜びが伝わってくるからなんだろう。
バルサといるとチャグムも皇太子然としないでいいしね。

世の中というのは、いろんな人の思惑がさまざまに絡み合って成り立っているものだ。
だが、高きに立つ者たちの思惑と、低きに在る者たちの思惑とが交差することはあるのだろうか。
ナユグとサグに重ねて立つチャグムはまた、この世で高低両方の思惑を交差させることのできる稀有な存在でもある。
だからチャグムが出てくると安心する。
でも、戦の発生に見るように、低きに在る者たちの思惑が世の中を動かしているとは考えにくい。我々の現実同様に。

さておき、「ホイ」の話はなかなか見事だった。
これ以上何か書いても蛇足であろうから、詳しくは読んでくだされ。

実に面白いので、できれば『精霊の守り人』から全部通して読んでほしい。
ただし、電車を乗り過ごさないようによくよくご注意(笑)。
乗過しキケン度 ★★★★★

▼この本はこちら。3時間くらい。子どもから大人までだれでも。

天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)

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2011年6月24日 (金)

【読書】『天と地の守り人』 第一部 ロタ王国編

書名: 天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編
著者: 上橋 菜穂子 (著)
価格: ¥ 620
頁数: 381ページ
出版社: 新潮社 (新潮文庫)
ISBN-13: 978-4101302805
発売日: 2011/5/28

読了は一昨日だが、こちらで。

あらすじ 大海原に身を投じたチャグム皇子を探して欲しい―密かな依頼を受けバルサはかすかな手がかりを追ってチャグムを探す困難な旅へ乗り出していく。刻一刻と迫るタルシュ帝国による侵略の波、ロタ王国の内側に潜む陰謀の影。そして、ゆるやかに巡り来る異界ナユグの春。懸命に探索を続けるバルサは、チャグムを見つけることが出来るのか…。大河物語最終章三部作、いよいよ開幕。

待ちに待った最終章三部作が文庫で登場!
買って読み出してからは毎日が戦いの連続である。
何の戦いかって、電車を乗り過ごさないための戦い(笑)。
すでに何度乗り過ごしそうになって飛び降りたかわからない……。

冗談さておき、本編での登場人物たちもまた戦いを余儀なくされている(もっと深刻な闘争を)。
特にこの第1部では、たった一人で大きな障害と立ち向かわなければならない状況が多い。
だれもかれもが独りで戦いを挑まなければならない。
独りで考え、独りで行動し、独りで判断せねばならない。
どんなに辛く、苦しく、仮令(たとえ)行く先は闇ばかりだとしても。

実は、第1部は校正の仕事でひととおり読んだことがあったんだけど、こんなに孤独な話だとは思わなかった。
(まぁ、これはイマの社会状況がそういう面を強調して読ませるのかもしれないが)

面白いので、『精霊の守り人』から全部通して読んでほしい。
ただし、電車を乗り過ごさないようによくよく注意して。
かなりキケン(笑)。

▼この本はこちら。2時間くらい。

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)

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2011年6月23日 (木)

あさがお

朝顔の花が咲いた。
それだけ(笑)。

20110623asagao

思っていたよりも大ぶり

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2011年6月22日 (水)

キャロムデー20110622(by K)

たまにお洒落な靴を履いたら靴擦れなんぞを起こして、ドラッグストアに寄ったり歩く時間が倍かかったりで、到着が30分ほど遅れてしまった(靴擦れをなめてはいけない…)。

すでにボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と事務局のおねえさんがシングルス対戦中。
あとは、I さんが来ていたので、練習もナシにいきなりダブルスを遊ぶことになった。
ボーゲンメーカー&おねえさんvs I さん&私、の組み合わせ。
負けちゃうことが多かったけど、3分の1くらい勝ったかな。
悪くない感じだった(もうちょっと私のショットが良ければ……)。

しばらくしてクラッシャー来店。
その後、I さんが帰ってしまったので、いつもの4人でいつものように男組vs女組ダブルスを遊んだ。
だいたい五分五分だが、ちょっぴりこっちが負けこんだかな。
今日は特にボードの回転が速かった。
最後のボードなんか5分かからなかったもんなー。
この4人でやると、やっぱり速いわ。

★★今後の予定★★

来週は6月29日(水)キャロムデーです。
また、7月2日(土)18時からは月一回のサタデー・ナイト・キャロムがあります。
(土曜の18時以後は、女性の在店料半額♪です)

テレビでも紹介されたこのゲーム、興味のある方はぜひ遊びにいらしてください♪
「他の日に体験したい」といったご要望も受け付けております。
下記ホームページから、またはツイッター(@carromjapan)のコメントで、お気軽にご相談ください。

▼日本キャロム連盟の連絡先はこちら
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2011年6月21日 (火)

続々・ささやかな花の話

紫陽花は相変わらず咲いている。
色が濃くなったり、毎日ちょっとずつ変化があって楽しい。

20110622ajisai

現在はこんな感じデス

グリーンカーテン用に購入した朝顔もつぼみをつけた。
まだ咲いてるのを見たことがないけど。
(私が起きるのが遅いのか? でも7時には起きてるけどなー)
キュウリももりもり花を咲かせている。
なんだか突然ベランダが賑やかに(笑)。

20110622cucumber

朝顔のつぼみは左下、キュウリの花は中央上

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2011年6月20日 (月)

【コンサート】 五嶋みどり&オズガー・アイディン(サントリーホール、東京・溜池山王)

五嶋みどり(vn)とオズガー・アイディン(pf)のデュオ・リサイタルを聴きに行った。
場所はサントリーホール。
うわぁ、なんと久しぶりな。何年ぶりかで行ったよ、サントリーホール。
ちなみに、朝、リサイタルへ行くことを忘れてほとんど普段着のような格好で出かけてしまい、焦ったが後の祭り。
ただ、夏だからだろう、ホール内にはいろんな装いの人がいて助かった。
私の普段着もこれなら目立つまい(よくよく観察すれば質の違いが歴然ですが)。
これが冬のコンサートだと、みんなコートにスーツで黒々しくて、下手なものを着ていくとすごく浮くんだよね。
タケミツメモリアルだとあんまりそんな感じがないんだけど。
場所柄ですかね、サントリーホールの。

さて、本題。本日の曲目は以下のとおりだった。

モーツァルト: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 K.301
ヤナーチェク: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ラヴェル: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
サッリネン: 4つのエチュード Op.21
ベートーヴェン: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 Op.47
【アンコール曲】
ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女

書いてる時間がないのですご~く割愛すると、モーツァルトは明るく、ヤナーチェクは激しく、ラヴェルはなんだかわからない不可思議さがあって、サッリネンは短いながらも何やら曲の原型を見せられているようで興味深かった。

で、最後は、チケット買った全員がお目当ての(たぶん)、クロイツェル・ソナタ。
曲目解説でみどり自身が「オリュンポスのような存在」と言っているが、実際に聴いてて「化け物のような作品だ」と思った。
それを、最初から最後まで堪能した。
私の「クロイツェル」初体験は、恐らく、パールマンとアシュケナージのLPなんだよね。
数回聴いたと思うがかなり昔のことで、こんなにほとんどの旋律を記憶しているとは思わなかった(「次はこのフレーズ」と勝手に頭に浮かんでくる)。
別に記憶力がいいってわけでもないので、それだけ強烈な作品なんだろう。

みどりのヴァイオリン、グアルネリは、ストレートでストイックな感じの音色に聞こえるんだけど、それでいてちゃんと激情を表すから面白い(演奏者がいいからだと言われればそれまで……)。
音に揺さぶられ続けた数十分間だった。
ああ、気持ちいい。
いいなぁ、クラシック。

みどりのパートナーを務めたオズガー・アイディンは、アメリカ生まれのトルコ人。
(ちなみに、オズガーは米語読みっぽい。トルコ語ならユズギュルみたいな読みになる)
明るい音色のピアニストだった。
空のように澄んだ明るさではなくて、エーゲ海のような明るさ。

クロイツェルで唯一残念だったのは、終わった直後に「ブラボー」の掛け声がかかったこと。
余韻を楽しまないのかねぇ、彼らは。
最近、余韻を待たずに叫んだり拍手したり、こらえ性のない聴衆が増えているのは残念だ。

まぁ、とにかく脳みそを洗濯できて、よかったよかった。

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2011年6月19日 (日)

捨てゴーヤちゃん

10本も芽が出たゴーヤちゃん。
けなげで捨てにくい。
とはいえ、そのままにしておけば共倒れになるので、間引いた。
間引かれた7本(もう1本間引きたかったけどまだ幼いので後日)のうち、3本はプランターに植え替えて実家のベランダへ養子に出した。元気でね。

あと4本。
どうしよう?

捨て猫ならぬ捨てゴーヤ、とりあえず玄関先に置いてみた。
だれかもらってくれないかな~。

20110619goya

どなたかもらってやってください。
店で買えば一株100円ですぞ。

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2011年6月15日 (水)

キャロムデー20110615(by K)

今日は特筆すべきことなし。
ボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と事務局のおねえさんとFさんが来ていた。
クラッシャーは来ず、4人でプレイ。
最初はFさんとシングルスしていたが、あとで男vs女に分かれてダブルスを遊んだ。
ボーゲンメーカーの調子が今ひとつで、5ボードやって4勝1敗だった♪

★★今後の予定★★

来週は6月22日(水)キャロムデーです。
テレビでも紹介されたこのゲーム、興味のある方はぜひ遊びにいらしてください♪
「他の日に体験したい」といったご希望も受け付けております。
下記ホームページから、またはツイッター(@carromjapan)で気軽にコメントしてくださいね。

また、7月のサタデー・ナイト・キャロム7月2日(土)になりました。
平日が無理な方など、奮ってご参加ください。
ちなみに土曜の18時以後は、女性の在店料半額です♪

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ゴーヤちゃんニョキニョキ

20110615goya

ここへきてゴーヤちゃんニョキニョキ。
あっという間に成長しそう。
週末には間引かなきゃいけないけど、なんだか健気で気の毒。
だれか引き取ってくれないかな~。

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2011年6月13日 (月)

ゴーヤちゃんいっぱい

撒いたあと、二週間も経ってからゴーヤちゃん続々と発芽中。
まさかこんなに出てくるとは……。

おかげで苗を買う必要はなくなったけど、間引く必要が出てきてしまった。

20110613goya

ゴーヤちゃん。あちこちに芽が出てる

20110613cucumber

おまけのキュウリ写真。もう花が咲いてる

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2011年6月11日 (土)

夏の祭典に参加します

そういえば書いてなかった。
8月にある夏の祭典(コミックマーケット)に、今年も参加できることになった。
今年・夏の出品は、たぶんこんな感じ。

・古代中南米柄 Tシャツ 新作 1800円
・古代中南米柄 Tシャツ 在庫 1500円(←★売上500円は義捐金に)
・古代中南米柄 トートバッグ 400円
・古代中南米柄 缶バッジ 200~300円
・古代中南米柄 プロが作ったメタルストラップ 800円
・ペルー写真デジタル素材集1&2(1000円&1200円/2枚組2000円)
・フランス・パイプオルガンの写真カードブック 300円
・アメリカ・リッチモンド風景の写真カードブック 300円

あとはもしかすると古代中南米柄のブックカバーも作るかも(作れないかも)。
ちなみに、そーゆー情報はこのブログとツイッターで流すと思うので、よかったらツイッター(@eskiyolcu)をフォローしてくだされ(ブログ更新情報も流してます)。
まずは取り急ぎお知らせまで。

▼夏の祭典・参加情報

 コミックマーケット80
 名前:エスキ・ヨルジュ
 番号:東・W-01a
 会場:東京ビッグサイト
 日時:8月14日(日)10:00~16:00

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2011年6月 9日 (木)

ゴーヤちゃん

20110609goya

撒いてから一週間、芽が出なかったゴーヤちゃん。
ほとんど諦めていたが、見れば3つも発芽していた。
やっぱり南国育ちには太陽が必要なのね(撒いた直後は天気が悪かったからなぁ)。
すくすく育ちますように。

これでうちのグリーンカーテンは完璧♪(の予定)

それにしてもなんだってこんな隅っこにばかり集まって出るのかね……?

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2011年6月 8日 (水)

キャロムデー20110608 雑誌取材付き(by K)

本日は雑誌『CUE』の取材が入る日。
ちょっぴり早めに行ってみたところ、チャンピオンのウーさんと、ウーさんとの対戦目当てに名古屋からやってきたHさんがシングルス対戦していた。
こっちは一人で練習開始。
私のあとで、すぐにボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と事務局のおねえさんがやってきた。
おねえさんとシングルスで遊ぶ。
負けたり負けたり。あ、2ボードくらい勝ったっけっか。

順番は忘れたけど、雑誌の記者さんやクラッシャーも来店。
雑誌の取材関連はボーゲンメーカーとおねえさんにお任せして、私はクラッシャーとシングルスを遊ぶ。
さらにIさんも来店。
なんだか外国のお客さん連れである。
てっきり会社の関係者かと思ったら、駅のホームでナンパしたんだって!
驚愕!!

「見に来ただけ」というそのお客さんを、「そんなこと言わずにやりましょうよ」とみんなでわいわい誘って、Iさんと二人、ウーさんの卓に入ってもらった。
ウーさん、英語もペラペラだから、ちょうどいいやと思って。

ボードは変わったけど、私は相変わらずクラッシャーとシングルス。
負けたり勝ったり負けたり。
クラッシャーは今日は体調が悪く、それに引きずられてキャロムの調子も悪いみたい。

Fさんもやってきて、向こうで取材を受けているボーゲンメーカーの相手をしていた。
なんと総勢10名!!
う……うれしいかも……。
3.11からこっち、ずーーーっと3, 4人だったもんね。

青い目のお客さんは先に帰ってしまったが、また来ると言ってくれた。
でも明日からビジネスで海外に行くため、しばらくいないんだって。
また来てもらえますように!

その後、記者さんはチャンピオンとシングルス対戦してボロ負けしていた。
(これも体験記の中で書くための企画なんだって)
最初のボードは3分30秒くらい。
我々が通常ダブルスでやってるとき、1ボード7~9分くらいだから、まぁやっぱり速いよね(笑)。

クラッシャーが先に帰ってしまったので店内をぶらぶらして他のお客さんと話したりしていたら、記者さん&チャンピオンの組と女性組とでダブルスをやるという。
4ボードやって、あとちょっとのところでずーっと勝てなかった。
うーむ。
ちょっと問題ありだなー(私が)。
もっとちゃんとしなきゃ。
そうそう、記者さんは慣れてきたのか、最後の方にはストレートがパシッと入るようになっていた。
このあとでチャンピオンと戦えばよかったね(笑)。

最後に、みんなでIさんからお土産のお散歩バルーンをもらって帰った。
結構大きいのだ、バルーン。かわいいけど。
私はパンダとカエルの2体を持って帰ったので、道中かなり恥ずかしかった(笑)。
なんだか「にぎやかで楽しい放課後」みたいなキャロムデーだった(笑)。

20110608carrom
こんな感じでわいわいと

★★今後の予定★★

来週は6月15日(水)キャロムデーです。
テレビでも紹介されたこのゲーム、興味のある方はぜひ遊びにいらしてください♪
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下記ホームページから、またはツイッター(@carromjapan)で気軽にコメントしてくださいね。

▼日本キャロム連盟の連絡先はこちら
Twitter ID: @carromjapan
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2011年6月 7日 (火)

続・ささやかな花の話

20110607ajisai

6月4日(土)の日記に書いた紫陽花が、さらに花数を増やしてくれた。
花のサイズも少し大きくなったような気がする。
ささやかながら、これだけ咲けば十分満足。

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2011年6月 6日 (月)

★速報!★フジテレビの取材 with キャロム

今日はキャロムデーではないが、キャロムの練習会場を提供していただいているゲームカフェ(神田のDaydreamは都内唯一のキャロムボード常設店!)にフジテレビさんが取材に来るというので、「キャロムも映してもらおう!」と、わざわざ自主練にでかけた(笑)。
事務局のおねえさんは残念ながら仕事で来られなかったけれど、我らが日本キャロム連盟会長ことボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)も早くから来店して待機!
私がお店に行ったときにはもうすっかりスタンバイ状態だった(これでも少し早めに会社を上がったのに!)。

お一人様で練習したあと、ボーゲンメーカーとシングルス。
うぅ、勝てない。
最初はそれでも接戦だったけど、4ボード目にボロ負け。

そんなこんなで遊んでいたら、まずボーゲンメーカーにインタビューが!!
さすが会長、落ち着いてキャロムの魅力をいろいろ語ってくれた。
いつもと全然変わらないのは凄いぜ(いやホントに偉いよ)。

その後、女性リポーターさんを交えてダブルスをプレイ。
リポーターさんにも楽しんでもらえたと思う。
2ボードも撮影したし、実際にキャロムをやってるところは必ず放映されるじゃろう。
自分? 自分もまぁ、映っちゃったかな。
別に面白いことは何も言ってないので、そこは映っちゃってても見ない方向で(笑)。

放映予定は、


2011年6月8日(水)朝 4:30〜5:30
フジテレビ 「めざにゅ〜」
※ 4:50頃の『イマ知り』コーナー


かなり早い時間デスが(笑)、よろしければぜひご覧くだされ♪
キャロムだけじゃなくて、他のアナログゲームも出演予定(何が出るかはお楽しみ♪)。

★★今後の予定★★

今週6月8日(水)は、いつものキャロムデー
20時ごろから雑誌の取材が入る予定ですが(取材づいてるネ!)、初めての方でもどなたでも、興味のある方はぜひどうぞ。
20〜30分で、キャロム連盟メンバーが手取り足取りお教えします♪
また、この日はスリランカ出身のウーさんが来てくれるということなので、彼の妙技を見られる滅多にないチャンス!!
見学だけでもぜひいらしてください!!
お問合せは下記ホームページから、またはツイッター(@carromjapan)へのコメントでも受け付けます♪
気軽にコメントしてくださいね。

来週は6月15日(水)キャロムデーになります。

▼日本キャロム連盟の連絡先はこちら
Twitter ID: @carromjapan
URL: http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamの連絡先はこちら
Twitter ID: @tabletalkcafe
URL: http://trpgtime.hobby-web.net/first/index.html

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2011年6月 5日 (日)

グリーンカーテン2011

今年もベランダでグリーンカーテンを育てることにした。
二年連続でゴーヤだったから、たまにはと、キュウリの苗を買ってみた。
生るかな(ドキドキ)。

あとのカーテン要員は、しかく豆と朝顔と、ゴーヤ。
ゴーヤの種は、三世代目でもう力が足りないのか、全然芽の出る気配がない。
どこかに苗を探しに行こうかな(結局一番育てやすいから)。

グリーンカーテンとは関係ないんだけど、調子に乗ってミニトマトも買ってみた。
あと、バジルとシソ(パセリは前からある)。

基本的には自分は「火の手」に近いらしく、よく植物を枯らしてしまうのであんまりいろいろ買わないようにしてるんだけど、まぁ、このくらいならやってみてもいいよね?

とにかくキュウリがすくすく育ちますように……。
これが今いちばんの楽しみかも(笑)。

20110605cucumber

手前が朝顔、奥がキュウリ。
その奥の小さい鉢がゴーヤちゃん。

20110605minitomato

ミニトマト~♪

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2011年6月 4日 (土)

ささやかな花の話

20110605ajisai

しばらく死に体だった紫陽花が、今年はささやかながら花をつけた。
もともと、大王製紙かどこかのキャンペーンで当たった鉢だ。
最初の年はもりもりと花が咲いていたんだけど(出荷前にそう調整されてたから)、越冬に失敗し、ほとんど枯れてしまっていた。
それでも往生際悪く始末もせずに水をやっていたら、あるとき芽が出て、小さい幹が伸びてきた。
以来、少しずつ少しずつ成長している。
もともとあった幹は全部枯れてうんともすんとも言わないから、根の部分がしぶとく生き残っていたということらしい。
すごい生命力。

そうはいっても、さすがに花をつけるのはもっとずっと先だろうと思っていた。
が、今年、小さな小さな花を咲かせたので、びっくり(紫陽花で「花」に見えるのは「がく」だそうだが)。
枯れてから、ちょうど2~3年くらい。
早いなぁ。
すごい生命力に、ひたすら感心するのであった。
(ついでに枯らした罪もなかったことにしちゃうのであった)

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2011年6月 1日 (水)

キャロムデー20110601(by K)

前回、東京新聞の取材があったことを日記に書いたが、どうやらお店(テーブルトークカフェ Daydream)の紹介が、5/30付けの東京新聞朝刊に載ったらしい。
そして、来週月曜(6/6)はテレビのミニ取材があるとかないとか(これもカフェに対する取材)。
さらに、来週水曜(6/8)には、以前キャロムを取材に来たビリヤード専門誌『CUE』の記者さんが、キャロム体験記を書くための取材にくるそうだ。
なんだか取材づいてるね。
これで少しでもキャロム人口が増えないかな~。

今日はまずボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)とシングルスで3ボードほど。
1勝2敗。
ボーゲンメーカーの調子が今ひとつ悪いみたい。

その後、クラッシャーが来店したので、また例によって男組vs女組でダブルスを遊んだ。
1時間で8ボード回せるか挑戦だ!!

結果から言えば、1時間で8ボードまで終わらなかった。
70分ちょっとかかったかな。
平均すると1ボード9分くらい。
もうちょっとサクサク回さないとなー。
下位のほうにいると関係ないけど、国際的な公式戦では持ち時間15秒しかないんだし。
「最後の一個がいつまでも入らない」というパターンを何度かやってしまったから、あれも改善しなきゃ。

勝敗で言えば、五分五分よりやや女組の勝ちが多かった。
しかし、一番最後のボードでは、集中力が切れちゃったのか(←私の)、ボロ負けしてしまった。
相方のおねえさん、ごめんなさい。

それにしても、パウダーの威力ってすごい……。
撒いたとたんに、コインが入りやすくなった。明らかに。
(頼むから国際試合でパウダーにボリックを使うのはやめてほしい……)

★★今後の予定★★

今週末、6月4日(土)18時ごろから、サタデー・ナイト・キャロムを開催します。
土曜日18時以後は、女性の在店料が無料!!
この機に、興味のある方はぜひどうぞ。

来週は、まず6月6日(月)に、個人的にキャロムを遊びに行きます
そしたら取材でキャロムボードも撮ってもらえるんじゃないかと思って(笑)。
キャロムデーと同じく、体験希望の方はどなたでも歓迎です♪

そして、6月8日(水)は通常のキャロムデー
この日も雑誌取材があるので、覗きにいらしてはいかが?

▼日本キャロム連盟の連絡先はこちら
Twitter ID: @carromjapan
URL: http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamの連絡先はこちら
Twitter ID: @tabletalkcafe
URL: http://trpgtime.hobby-web.net/first/index.html

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