プレミアムオーダーブッフェ
いつもお世話になっている人の誕生日をお祝いしようと、帝国ホテルの「パークサイドダイナー」へ行ってきた。
このレストランでは、2011年9月末まで「プレミアムオーダーブッフェ」なるものをやっている。
「オーダーブッフェ」とは、メニューにあるものをいくら注文しても、一定料金でいいですよ、というやつ。
中華料理屋さんでときどき見かけるよね、このシステム。
ハーフサイズを中心に、少しでもたくさんの品目を食べようということになった。
スモークサーモンのサラダ(少量だけどスモークサーモンがめっちゃ美味い)、伝統のビーフカレー、サーロインステーキなどを頼んだあと、早々にデザートへ(だって一番興味あったんだもん)。
ホットケーキ(いちごにミニろうそくを立ててもらった)と、クレープ二種と、フルーツサンデーと、シェフのおすすめサンデー(季節モノらしく、この日はブルーベリー)。
まぁ、これだけ頼む我々も馬鹿だが(一人一個ではありません念のため)、その量と質が半端じゃない。
ホットケーキは「お使いください」って出てきたホイップバターとメープルシロップの量に目を疑ったし(メープルシロップなんて珈琲二杯分くらいあったんじゃないかってゆー……そしてもちろん美味)、クレープは「(ハーフなのに)こんなにたくさんのソースが~!!(甘くて超美味だがカロリー的にも突き抜けている)」という感じだったし、サンデーは容器とアイスクリームの間に隙間がないくらいギッシリなボリュームだったし(もちろん美味)……。
「巷のオサレなレストランで出てくるオサレなデザート」とは、まさに一線を画していた。
なんとゆーかもう、「参りました、お腹もいっぱいですが胸もいっぱい」なものばかり。
最後にカフェオレを頼んだのだが(飲み物代は別料金)、お代わりを奨められて(心ニクイんだこのタイミングが)ホイホイもらったら、店を出たときには珈琲一杯どころかもう水一滴もほしくない状態になっていた(比喩とか冗談じゃなくて、ホント)。
腹ごなしに歩く間、両脇のおしゃれなレストランやカフェや美味しそうな居酒屋のいずれにも、まったく、一片も、興味を持てない(笑)。
そしてこの「満腹感」は翌日の昼までずーっと続きましたとさ。
さすが帝国ホテル、半端ないぜ。
| 固定リンク
コメント