展示:「空と宇宙展」(国立科学博物館、東京・上野)
招待券をもらって、友人と観に行った。
考えてみると、航空機の歴史はまだ新しいんだなー。
(デザインだけはダ・ヴィンチのころからあるけど)
だから日本の航空機開発の始まりも、海外に遅れること「数年」程度だったのね。
ただ、第二次大戦で負けたあとに、軍用機作るとまずいからいったん全部取り上げられてノウハウを失って、今日に至る、というわけかな。
展示では、昔の古くてデカいエンジンがあったり、でっかいプロペラをそのまま置いてたりして、ファンにはたまらない内容のようだった。
一緒に行った友人もこういうことには詳しい人だったので、ほとんどその友人の解説を聞きながら回ったのであった(笑)。
とゆーわけで、私は隣人の解説付きだったおかげで、展示されている内容が(私にしては)よくわかったのだけれど、その解説がなかったらサッパリだったかも。
パネルの説明文を読むに、専門用語の説明や、「だからどこがすごいの?」という部分の説明が明らかに不足している。
前者は親切な視点の欠落、後者は文章力不足だが、どちらも「自分たち(=関係者)にとっての前提(=一般人にとっては共通認識ではないこと)を説明する必要性を理解していない」というのが原因だろう。
もしかしてもしかすると、音声ガイドを聞けば詳しく解説されていたのかもしれないけど、以前から言っているように私は展示の要諦は音声ガイドなしでもわかるようにすべきだという主義なので……。
全部が全部、説明すべきとは言わないけど、もうちょっとわかりやすいとよかったな~。
「こんな凄いことをやっていたんだ」ってもっと明白に示してやらないと、もったいないよね。
まぁ、周りの男性諸氏はみんなみんな楽しんで見ていたようだし(お子様もね)、分量的にもちょうどいい感じだし、構成自体はよかったし、個人的には「ガイド付き」で楽しかった(笑)。
2月6日(日)まで展示中。
▼公式サイトはこちら
http://sora-uchu.jp/
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