読書:『こころげそう』
書名: こころげそう
著者: 畠中 恵 (著)
頁数: 332ページ
出版社: 光文社 (光文社時代小説文庫)
ISBN-13: 978-4334748234
発売日: 2010/8/10
読了は9月だったよーな気がするがいつだか思い出せない。記録のためこちらで。
あらすじ 下っ引き宇多の幼なじみの兄妹、千之助と於ふじが、神田川で溺れ、死んでいるのが見つかった。自ら落ちたのか襲われたのか、真相はわからないままだ。宇多が想いを伝えられぬまま逝ってしまった於ふじが、なんと幽霊になって帰ってきた。肝心なことは覚えていないと言うのだが…。幼なじみの男女九人を巡る謎めいた事件と切ない恋もようを描く、お江戸の恋の物語。
『しゃばけ』のシリーズの著者。
『しゃばけ』が結構面白かったので、読んでみた。
まぁ、面白いけど、まあまあ、かな。
いやいや、面白いです。
普通に面白いですよ。
でも私はミヤベの話の方が好きなんだな(ミステリ好きだからかもしれない)。
それより、なんというか、ミヤベの話を読んでいるときは普通に小説を読んでいる気がするが、こちらの話を読んでいるときは、漫画を読んでいるような気分だった(注:漫画も好きでたくさん読みますが)。
だから、そういう感じでサァーッと読む分にはいい。
小説としての何か、を、期待するとダメ。
娯楽小説としては軽いし読みやすいしイイと思う。
でも同じ著者でも『しゃばけ』シリーズの方が断然面白かったなあ。
というわけで、どっちかといえば『しゃばけ』を読むのをオススメ(おい)。
でも通勤のお供にはちょうどいいかも。
楽しめつつも、電車を乗り過ごすことがなさそう(笑)。
▼この本はこちら。あんまり時間はかからなかったはず。
こころげそう (光文社時代小説文庫)
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