TSA錠の真実
最近では、アメリカ合衆国へ行くとき、スーツケースなどの預ける手荷物に鍵をかけられない。
かけておいてもいいが、中身を検査されることになったら鍵を壊されてしまう(そしてそれに文句は言えない)。
しかし、自分の荷物に全く鍵をかけないというのもちょっと不安……。
というわけで、登場したのがTSA錠ないしTSAロックと呼ばれる鍵だ。
正確には、「アメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)公認の鍵」。
ダイヤル式だったり通常の南京錠だったりと形状は数種あるが、共通してTSAの職員には開けられるようになっていて、これなら鍵を壊される心配がない。
とゆーわけで、9月末のアメリカ行きでは、このTSA錠を買って使ってみた。
その結果、「使うなら安物を。できればバンドで代用したほうがいいかも」ということがわかった。
検査のあとで、TSA錠を付け直してくれないからだ!!
1000円返せ、アメリカの馬鹿!!
まぁ、係員全員がそうとは限らないのだが、今回、まず事務局のおねえさんの荷物が、往きのニューヨーク乗換えのときにすでに鍵がなかったという。
そして私も、往きは無事だったが、復路で鍵がなくなった。
成田でバッグを見たら、なくなっていたのだ。
中を開けて軽く詰めなおした形跡も認められた(あ~、M&Msとかチートスとかカボチャクッキーとかのジャンク菓子ばかり入ってたから恥ずかしい~、こんなカバンを点検するのはやめてくれ~)。
そんなわけで、往々にして「なくなる」ものらしい、TSAの鍵。
買うなら安物を買おう。
間違っても高価な錠を付けてはいけない。
「開封されたかどうか一目でわかるインジケーター付き!」なんてうたった錠もあるが、鍵がなくなってしまったら無意味なのでオススメしない(笑)。
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