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2010年1月30日 (土)

申込み終了と新柄選びのお話

夏の祭典への申込みが一応終了した。
新柄のデザインが決まらないとサークルカットが描けないので、ずーっと先延ばしになっていたが、とりあえず終わって、ホッ。

今回は、新柄に蝶を持ってこようともくろんでいたのだが、挫折した

なんで蝶かといえば、お客さんにいただいた資料写真の中に蝶があったから。
「メキシコの蝶(お客さんの写真)と、ペルーの蝶と並べれば楽しいんじゃ?」
と、思ってトレスを始めたが、「ペルーの蝶」と思って覚えていた図案がどうにもオカシイ。
いくらなんでもこの意匠を蝶というのはどうじゃろう……?
で、スペイン語の説明書きを調べてみたら、蝶じゃなくて「」だった。
がーん。

その後、他のカタログなんかで蝶の図案を探すが、なぜか無い!!
なぜだ!!
アンデス山中、蝶なんて山のようにいるぜ!!
蝶のなんたらゆー地名だってあるじゃないか!!
なんで図案がないんだ!!

まぁ一つの仮説としては、アンデス=インカだったからだろうか。
インカ帝国(正しくはタワンティンスーユ)って、いっさいレリーフを施さないんだよね、石の建築に。
図案は皆無。
彼らの時代に出てくる意匠は、それ以前の文化(つまり被征服民)に拠っていることが多い。
さらに、彼らのデザインを抽出できそうな黄金製品は、ほとんどスペイン人に溶かされてしまったので、抽出しようがないのであった。

ペルーの図案でいちばん頼りになる(=種類が多い)ナスカもダメだった。
5ミリの雨でも「大雨」よばわりされるほどの「砂漠」なので、いかにデザイン豊富なナスカといえど、蝶のデザインを見つけることはできなかった(生息してないよね、チョウチョ…)。
う~む、それでもモチェとかレクアイとかチムーとか、他の文化圏にちょっとはありそうなのにー。
なぜ蝶のデザインが皆無なのだー。
Webで検索かけても見当ハズレの画像しか出てこないー。

そうしてまるまる一週間、すったもんだした挙句に、蝶の野望は費えたのだった。

ふりだしに戻って再スタート。
せっかくお客さんにいただいたんだからと、なんとか資料写真を使う方向で検討。
残った図案は、太陽、鳥、魚、人体(カレンダーに使った)、そしてカエルだ。
うーむ。
どれも一度は経験済みだなぁ。

……いっそカエル祭りにするか。
カエルならデザインに困ることはないし。

とゆーわけで、すでに作ってあるのとは別なカエルを、3種類ほどトレスした。
これでカエル×4種類がスタンバイ!!(もっと増やすべき?)
今年のTシャツはカエルだらけだ!!
カエルカエルカエルカエル!!

あー、もちろん、既存のデザインでもいくらか作りますのでご心配なく。
寅の神ならぬ「ネコの神」様のTシャツも作りたいしね。

エスキ・ヨルジュ、近況報告でした。

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