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2010年1月の記事

2010年1月30日 (土)

申込み終了と新柄選びのお話

夏の祭典への申込みが一応終了した。
新柄のデザインが決まらないとサークルカットが描けないので、ずーっと先延ばしになっていたが、とりあえず終わって、ホッ。

今回は、新柄に蝶を持ってこようともくろんでいたのだが、挫折した

なんで蝶かといえば、お客さんにいただいた資料写真の中に蝶があったから。
「メキシコの蝶(お客さんの写真)と、ペルーの蝶と並べれば楽しいんじゃ?」
と、思ってトレスを始めたが、「ペルーの蝶」と思って覚えていた図案がどうにもオカシイ。
いくらなんでもこの意匠を蝶というのはどうじゃろう……?
で、スペイン語の説明書きを調べてみたら、蝶じゃなくて「」だった。
がーん。

その後、他のカタログなんかで蝶の図案を探すが、なぜか無い!!
なぜだ!!
アンデス山中、蝶なんて山のようにいるぜ!!
蝶のなんたらゆー地名だってあるじゃないか!!
なんで図案がないんだ!!

まぁ一つの仮説としては、アンデス=インカだったからだろうか。
インカ帝国(正しくはタワンティンスーユ)って、いっさいレリーフを施さないんだよね、石の建築に。
図案は皆無。
彼らの時代に出てくる意匠は、それ以前の文化(つまり被征服民)に拠っていることが多い。
さらに、彼らのデザインを抽出できそうな黄金製品は、ほとんどスペイン人に溶かされてしまったので、抽出しようがないのであった。

ペルーの図案でいちばん頼りになる(=種類が多い)ナスカもダメだった。
5ミリの雨でも「大雨」よばわりされるほどの「砂漠」なので、いかにデザイン豊富なナスカといえど、蝶のデザインを見つけることはできなかった(生息してないよね、チョウチョ…)。
う~む、それでもモチェとかレクアイとかチムーとか、他の文化圏にちょっとはありそうなのにー。
なぜ蝶のデザインが皆無なのだー。
Webで検索かけても見当ハズレの画像しか出てこないー。

そうしてまるまる一週間、すったもんだした挙句に、蝶の野望は費えたのだった。

ふりだしに戻って再スタート。
せっかくお客さんにいただいたんだからと、なんとか資料写真を使う方向で検討。
残った図案は、太陽、鳥、魚、人体(カレンダーに使った)、そしてカエルだ。
うーむ。
どれも一度は経験済みだなぁ。

……いっそカエル祭りにするか。
カエルならデザインに困ることはないし。

とゆーわけで、すでに作ってあるのとは別なカエルを、3種類ほどトレスした。
これでカエル×4種類がスタンバイ!!(もっと増やすべき?)
今年のTシャツはカエルだらけだ!!
カエルカエルカエルカエル!!

あー、もちろん、既存のデザインでもいくらか作りますのでご心配なく。
寅の神ならぬ「ネコの神」様のTシャツも作りたいしね。

エスキ・ヨルジュ、近況報告でした。

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2010年1月23日 (土)

鮭とじゃがいものパエリャ

20100123sarmonpaella

雑誌に載っていたレシピ。

鮭は塩コショウを振っておいておく。
じゃがいもは皮を剥いて6つ割りくらいの串切りにし、玉ねぎはみじん切りにする。
お米はとがない(つってもうちのは無洗米で関係ないけど)。
スープの元をお湯に溶いておく。

フライパンにオリーブオイルを引いて、鮭を両面に焼き色が付くまで焼き、いったん取り出す。
同じフライパンで、じゃがいもも火が通るまで焼く。鮭と同じく取り出しておく。
(本当はここでにんにくも一緒に焼いてじゃがいもと同じようにするらしいが、無かったのでパス)
フライパンにオリーブオイルを足して、玉ねぎのみじん切りをよく炒める。
白ワインと、味付け用の醤油・塩コショウを振ったら、お米を入れて、全体に油が浸透するまで(お米が透き通るまで)炒める。
スープを注ぎ、底をこするようにして混ぜながら炊く。
お米を平らにならし、その上に、鮭とじゃがいもを均等に並べる。
蓋をして10分くらい弱火で炊き、蓋を開けて少し中火で水分を飛ばして、火を止めてパセリのみじん切りを混ぜる。
盛り付けたらレモンをかけて食べる。

なんか「素材の味で勝負!」みたいなパエリャになってしまった(つまり味が薄い(笑))。
もうちょっと味付けてもよかったかも。
鮭が美味しいと美味しいです。
あとレモンはやっぱりあった方がいいみたい(というより必須?)。

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2010年1月21日 (木)

やっと調子が

やっと体調が元に戻った感じ。
まぁ、トシのせいで戻らない部分もあるけど(右肩の慢性的な痛みとか)、とりあえずは普通の世界に帰ってきた感じ。

って、そんなこと書くと笑われそうだが、本当に風邪やら何やらで具合の悪いときって、世界が違う気がする。
私もどっちかっていえば「一病息災」のニンゲンだけど、それでも調子のいいときと悪いときとでクッキリ線引きできるぐらい、世界の見え方が違っていると思う。
家事やりたくない、とかだけじゃなくてね(笑)。

変な例を出すと、いつも飲んでたサプリメント。
風邪でお薬を服んでいる間はどうにもサプリを飲む気が起きず、今回は実に一ヶ月以上もほっぽらかしてしまった。
おかげでたくさん余っちゃってどうしよう(定期購入しちゃってるから)。
他には、お風呂に入っていても、風邪を引いてたときは「とにかく温まらなきゃ」と思うばかりで、何も余裕がなかった。
でも、今は湯船に浸かりながら歌えるし(主に頭の中でですが、調子が悪いとそれすらできない)、「首の体操しておこう」などとアクティブな(?)風呂タイムを過ごしている(笑)。
こうやって日記も書けるようになったし♪
どれもちょっとしたことなんだけどねぇ。

ホント、健康って何より大切
健康でいられるよう、頑張らなきゃ。

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2010年1月20日 (水)

キャロムデー20100120

20時ごろに行ったら、Iさん、フリーザーさん、ボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)、事務局のおねえさんが揃っていた。
いきなり練習もナシで、ダブルスをやることに。
ボーゲンメーカーはIさんが「もう帰る」というのでぶーたれていたが、なんとか引き止めて(って、引止めに成功したの私だけど)シングルスをやることになったので、こっちは店長に参加してもらって、フリーザーさん&店長vsおねえさん&私の組み合わせで遊んだ。
まぁ結構勝ったかな?
そのうちにいよいよIさんが帰ってしまったので、ボーゲンメーカーが店長に代わってこっちに入り、ダブルス続行。
まぁ勝ったり負けたりだったかな?

21時になったら今度はフリーザーさんが帰ってしまった。
入れ替わりにやってきたクラッシャーを引っ張り込んで、ダブルス続行。
これも勝ったり負けたり。
「あと1個!」というときに、相手が3つ4つ残っていたコインを「あれよ」という間に落としちゃって負けちゃったり、逆に「もうダメ~」と思っていたら、相手が塩を送ってくれて(=ミスしてくれて)勝てたり、なんだか浮き沈みが激しかった。
特に、ボーゲンメーカーが私たちに意地悪しようとして、逆に塩を送るかたちになっちゃったケースが数回見られた。
教訓。「妨害はホドホドに」、ね(笑)。

そして、相変わらずこの4人で囲むと1ボードが速い。
22:30までに何度ブレイクしたことか(笑)。

来週のキャロムデーは1月27日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。

その他、「ちょっと見てみたいが他の曜日がいい」などのご要望は、下記「日本キャロム連盟」までご連絡ください。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

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2010年1月16日 (土)

サタデー・ナイト・キャロム20100116

会社の都合でちょっと遅れて18:15ごろにお店に到着。
したらばなんと「今日初めてのお客様がお見えです」。
なぜこーゆーときに限って……いやいや、気を取り直して準備準備。

今日初めてのお客さんは、彦根カロムをやったことがあって、こっちのキャロムも3年前のゲームマーケットで遊んだことがある、とのこと。
ん?
3年前のゲームマーケットって……
私がキャロムに釣られたところじゃないか(笑)。
あの場にいたんだー。

で、シングルスを始めてみたら、これが上手い。
なんだ、本当に3年前にやったっきりなのか?
最近こーゆー上手い人ばかりなのはなぜだ?
なんか立つ瀬がないんですけど?

19時前に珍しく早くボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)来店。
どうやら前もって「行きます」という連絡があったらしい。
そーゆーことは教えておいてよねー。

3人になったので、せっかくだから、と、ちょっと手すきになっていた店長に頼んで、ボーゲンメーカー&初めてさんvs私&店長の組み合わせでダブルスを遊んでみた。
……やっぱり上手い。
な~ぜ~だ~。
(いや、歓迎すべきことなんだけどさ……)
非常に飲み込みが早くて、まだ初回だとゆーのに、さっさとリバースだの応用テクニックを求められる羽目に(笑)。

20時より前に、フリーザーさんがやってきた。
ずいぶん久しぶりな気がする(年末年始は飲み会で忙しかったらしい?)。
店長とバトンタッチして、ダブルス続行。
そして20時半ごろにやっと事務局のおねえさんが来店したので、今度は私が休憩に入ってバトンタッチ。
組み合わせも、おねえさん&初めてさんvsボーゲンメーカー&フリーザーさんに変えてみた。
その後、私が復帰してボーゲンメーカーが休憩に入ったり、おねえさんがボーゲンメーカーに代わったりしたが、ずーっとダブルスで遊んだ。
ちなみに、おねえさんも「最近、最初から上手い人ばかりだね」と私と全く同じ感想をもらしていた(笑)。
ホント、立場がありませんわ(笑)。

途中で基本講座みたいなもの(別名、休憩と言う(笑))を挟んだけど、ほとんどダブルスの試合のしどおし。
ついつい「次のボード、次のボード」と回してしまったが、初めてさんは疲れなかっただろうか?
楽しんでもらえていたならいいな。
ついでに、また来るようになってくれたらいいけど。
結局、最後のボードを終えたのは22:20。
閉店10分前まで、熱い試合が繰り広げられたのであった。ちゃんちゃん。

来週のキャロムデーは1月20日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。

その他、「ちょっと見てみたいが他の曜日がいい」などのご要望は、下記「日本キャロム連盟」までご連絡ください。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

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2010年1月15日 (金)

読書:『ぼくと1ルピーの神様』

書名: ぼくと1ルピーの神様
著者: ヴィカス スワラップ (著), 子安 亜弥 (翻訳)
価格: ¥ 840
頁数: 461ページ
出版社: ランダムハウス講談社 (ランダムハウス講談社文庫)
ISBN: 978-4270102770
発売日: 2009/2/20

先週の金曜に読み終わっていたのだが、他に日記が目白押しだったので、こちらで。

あらすじ クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。警察は、孤児で教養のない少年が難題に答えられるはずがないと、不正の容疑で逮捕する。しかし奇蹟には理由があった――殺人、強奪、幼児虐待・・・・インドの貧しい生活のなかで、少年が死と隣りあわせで目にしてきたもの。それは、偶然にもクイズの答えであり、他に選びようのなかった、たった一つの人生の答えだった。話題の映画『スラムドッグ$ミリオネア』原作、待望の文庫化!

映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作。
原作というより、原案というのが正しいかな。
結構ちょこまかと…いや、話の骨格から既に違っている。
これを元に再構成したあの映画の脚本家はなかなか凄腕だ。

こちらの原作自身も面白い。
主人公ラムのたどってきた人生の話を読んでいくのも面白かったが、最後に「あっ、そういうことだったのか!」と唸らされる(それも三度も)ところがとても面白かった。
別にミステリじゃないけど、良質なミステリを読んで最後に「そうだったのか!」と、ヤラレタ感を味わう、あの感覚があって、この話は好きだ。

止めがほとんど全部現在形なのが気に入らないけど(笑)、それ以外は日本語も読みやすいし、何しろ話が魅力的なので、オススメである。
映画を観て、どれだけ違うか、どこがどう活かされていたのかなど、比べるのも面白い(小説より先に映画を観たほうがいいかも)。
読んで損はない。

通勤にもいいけど、私は帰宅したあと、続きが気になって残り3分の2をそのまま読んでしまったので……乗り過ごしに注意したほうがいいかもしれない(笑)。

▼この本はこちら。5時間くらい?(わかりません…)

ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)

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2010年1月14日 (木)

展示:ヴァンクリーフ&アーペル展(森アーツセンターギャラリー、東京・六本木)

「ヴァン クリーフ&アーペル ザ スピリット オブ ビューティー展 時空を超える美の真髄」とゆー長たらしい名前の展覧会を観てきた。
結構期待してたんだけど………
……………招待券でよかった。

まず会場のレイアウトデザインというのかインテリアデザインというのか、それが凝りすぎ。
凝ってたっていいけど、作品を見にくくするのはや~め~ろ~。
球体やら円柱やらのポリカーボネイト(だっけ?)で展示物を保護してあるのだが、微妙に歪みが生じているため、細かい部分を一所懸命に見ようとすると、とても見づらい
(このデザインの唯一の利点は、観客が拡散しやすいってところだったかな)

そしてずーっとバックで現代音楽っぽい何かが流れている。
うるさい
静かに見させてくれないかなー。
なんでわざわざ音楽を流さなきゃいけないのだ。
どうしても流したいときは、武満の言葉から「無音も音楽の一つである」ことを思い出して縛めるってのはどうだ?
ホラホラ、いかにも文化的だぞー?
(↑BGMの件も含め、「俺様の文化的前衛的プロデュースに驚け跪け!」という意図が展示全体で感じられたのでこんな物言いをシテマス)

さらに、「セレブが着けてたジュエリーをあなたも着けることができる!」というコンセプトでの展示部分では、ガラスに自分が映りこむため(それで展示されてるジュエリーと合体して見ることができる訳)、作品自体を見ようとすると自分が邪魔で(!)見えない
ぷんぷん(怒)。
しかし、「ティアラを着けられて嬉しかった~」などという感想があったところを見ると(吃驚しました)、それを喜ぶ人々がこの展示の対象とゆーわけで、私らのよーな一般的な展示好きはおよびじゃないってことだな。

ジュエリーそのものは……
数多い作品群の中では、杉の木やパイロンやジップネックレスが好きだった。
あと、ブロンクスカクテルブレスレット(笑)。
すごくお茶目でイイ。
こんなの着けたら楽しいだろうなー(価格的にとても無理ですが)。

パヴェ形式が多くて、私の好みではあまりなかったかも。
でもこういうパヴェの装飾って、実際に衣装とともに着けないと、本当のゴージャスさや美しさがわからないんだよね。
パヴェなので一つ一つの宝石は小さいものも多かったけれど、それですら物凄い輝きで、品質の高さが伺えた。
ダイヤの遊色なんか凄い。
あんなちっちゃいのに……あんなちっちゃいのに!!

あー、上映されてたビデオクリップで、もっと職人さんの実際の作業をたくさん見せてほしかったなー。
それはそれは繊細な作業をしているみたいだった。
そうしたクラフツマンシップがちょっと見えたのはよかったかな。

しかし。
なんであんなに腹立たしい場所かね、六本木ヒルズ。
歩くうち、設計者に対する殺意を覚えずにはいられなくなる。
私は地図を読める人間と自負しているけれど、あそこへ行くと本当にわけがわからない。
楽しくないんだよね、あまりのわからなさに。
そして空間利用の無駄の多さに。
さすがバブル期の作品、格好つけばかりで、機能性や居心地のよさはまるで無視。
迷わせてショップを巡らせる策略としても、あまりに酷すぎる。
同じお洒落スポットでも他の場所はもうちょっと親しみを見つけやすいぞ。
銀座や日本橋と比べると明らかに成金な感じだし。
まぁどのみち庶民はおよびでない場所ってことね。

ミュージアムショップだけはとても面白かった(笑)。

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2010年1月13日 (水)

キャロムデー20100113

すっごい久しぶりにキャロム日記。
いやー……年末は体調不良で「書く」のをサボってたし、先週は風邪のせいで初キャロムに「行く」ことができなかったしなー。
すごーくすごーく久しぶりな感じでドキドキ。
19時半ごろに行ったらだれもいないので、まず一人で練習した。
思っていたほどには腕が落ちていなくて、ちょっと安心。
(でもその後の試合の調子を見るに、やっぱりまた下手な方向へベクトルが戻っちゃった気がする……)

20時過ぎて、ボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と事務局のおねえさんがやってきた。
ボーゲンメーカーはお一人様で練習開始。
私とおねえさんはシングルスを試合った。
……か、勝てない。
しかも毎回同じスコアで負けるって、どうよ?(汗)
必ずクイーンを取られ、必ず自前コイン3つ残った状態でゲームオーバー。
うぅ……。
なんとかせねば……(どうやって?)。

その後、店員Kさんとボーゲンメーカーに組んでもらって、男組vs女組のダブルスを遊んでいたら、21時過ぎにやっとクラッシャー登場。
店員Kさんと交代し、元祖(?)男組vs女組のダブルスになった。
なんだかモーレツな勢いでゲームが回っていき(平均 6分/1ボード?)、女組はなかなか勝てずにいたけれど(私が悪いんですスミマセン)、辛くも2勝か3勝目をあげたところで、お開きとなった。
いや、本当に凄いスピードだった。
全部で60~70分として、9~11ボードやったと思う。
22時半になる前にお開きになったが、短時間で充実してたなー。

さて、1月16日(土)の18時からサタデー・ナイト・キャロム in 新春をやります♪
30分以上参加してくれた人には、スイーツをプレゼント?(リンゴきんとんを予定)
「平日だと来られない!」という方、ぜひ遊びにいらしてください。会場は同じ。
なお、来週のキャロムデーは1月20日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。

その他、「ちょっと見てみたいが他の曜日がいい」などのご要望は、下記「日本キャロム連盟」までご連絡ください。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

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2010年1月12日 (火)

コンサート:MUSE 来日公演(日本武道館、東京・九段下)



20100112muse
武道館前。帰りに撮った(みんな撮ってた)。

MUSE (ミューズ)の来日コンサートを聴きに行った。

来るたびにハコがでかくなる。
この前は国際フォーラムAホールだったのに、今度は武道館だって。
しかもチケットが取りにくい!!
いきなり抽選で落ちて、がーん。
なんとか二次抽選でゲットしたチケットは、スタンド2階席のすご~く後ろの方。
正面じゃなくてヨコだし。
ええ~、以前はこんな高倍率じゃなかったじゃん~。
もっとラクにチケット取れたのにぃ~。
偉い出世だ。
いつ何が売れてこういうことになったのだ?(←最近の音楽シーンを全然知らないので…)

実はこのバンド好きだけど、いまだにメンバーの名前を知らない(とゆーかアルバムに載ってるの見たはずだけど覚えてない)。
曲名もあまり覚えないし歌詞も覚えないし、いったいどこがどう好きなのかと責められそうなヘタレファンだったりする。
実際、どこがどう好きなのかもはっきりわからない。
ただ、最初に Origin of Symmetry を聴いたときに「オヤ」と引っかかるものがあって、それ以来、ずっと何かが引っかかっている感じ。
「バロック風味があるな」と最初に思ったのが大きいんだろうけど……「どこがバロック?」と訊かれると、これも答えられない(ナイナイ尽くし)。
ま、いいや。
何がいいって、このバンドは「何の音楽やってるバンド?」って訊かれたときに迷わず「ロック」と答えられるところがいいよね。

で、肝心のコンサート。
相変わらずナマで聴くと凄い声だ、ここのボーカル(すみません名前覚えてません、以下同様)。
アルバムの声もいいんだけど、ナマで聴くたび、それを超える豊かさに度肝を抜かれるのだった。
ずっとこの声をキープしてほしいなぁ。
ベースとドラムスは割と地味、というか、自分たちの演奏に徹する職人さんみたいな感じがして好き(そんなこと考えるの私だけだろうか)。
ステージングがちょっと中途半端な気がしたけど(ハコの大きさの割りに)、曲がいっぱい聴けたからいいや。
新作アルバム引っさげてのツアーのはずなのに、なんだかそれ以前の曲の割合が多かった気がする。

そうそう、席が後ろで横っちょで、と、最初に文句を書いたけど、武道館のスタンド席はものすごい急勾配なので、前席の人の頭が気になるようなことはなかった。
ステージ上のアーティストたちは小さいけど、それだってドームに比べればずっとマシよ。
それに、舞台に向かって右横から見下ろしていたおかげで、逆サイドに設置されていた入退場口がバッチリ見えて、これは面白かった
「あ、出てきた」とか「あ、一度引っ込んだ」とかが全部わかる(笑)。
アンコールを待つときも、「あ、今度こそ本当に出てきた」っていうのが見ていてわかって、精神衛生的には非常に楽した感じ(笑)。
(こんなふうに思うのも自分が極楽トンボの家系の端くれだからかもしれないけど)

自分自身の調子はまだイマイチで、風邪の余韻で肩が異常に痛くて半分くらいは席に座っちゃってたし、アンコール前についに我慢できずにクスリ(痛み止め)を飲んだりしてなんだかアヤシイ人になってたけど(笑)、それでもたくさん楽しめた。
がんばって行ってよかった♪
(後ろだろうがなんだろうが、チケットが取れててよかった~)

そして今回はつい……つい……Tシャツを買っちゃいました。
うう……「もう買わない、増やさない」って思ってたのに……。
つい……魔が差して……。
開演前、会場に向かう途中で「コンサートの後で来たら絶対なくなってる」と思われる黒いTシャツのLサイズを購入。
でも冬だし寒いしトシだし、着替えなかったけど(夏だったらなー…)。
春になったら着てみよう。こっそりほくそえみながら。

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2010年1月11日 (月)

風邪治った

風邪が治ったみたい。
ゴミ出しや料理や洗い物も平気でできるようになってきた。
調子悪いときはイヤでイヤでしょうがなかったのだが。
(いやまぁ、私ゃ元々家事嫌いですが……そんなレベルではなくイヤになるってことで……)

ああ、長かった。
とはいえ、油断は禁物。
まだ「全快」じゃないし、もうちょっとおとなしくしておこう。
でもおかげで(出歩けるようになったせいで)日記ネタも目白押し。
おかげで更新バタバタ(何やってんだか…)。

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2010年1月10日 (日)

展示: いけばな~歴史を彩る日本の美~展(江戸東京博物館、東京・両国)

これも会期終了間近(1/17まで)なので、友人Mと観に行った。
いけばなを展示するというより、いけばなの歴史についての展示だ。
行ってみてまた驚いた。
盛況だぁ~……
なんでこんなにヒトがいっぱい……
いけばなをやってる人たちがみんな師匠から「勉強のため観に行ってらっしゃい」と言われて来ているのかな。

いけばなはもともと仏様にお供えする花から始まっていた。
室町あたりになると、貴族や武家が自邸に仏をお奉りするのに、掛け軸をご本尊と見立てて、その前に花を供えた。
まるで仏具のような用法だ。
また、だんだんと花を仕立てる専門の人間が現れ出すが、これは坊主か河原者で、権力者か仏教と縁ぶかく、用法もまだ仏教的だった。
それが「立花(りっか)」として独立し始め、時代が江戸まで下ると武家商家の女性のたしなみにまでなってくる。
特に、遊女のたしなみとして確立され、花街には当たり前の小道具になっていく様子が、浮世絵を通じて見られたのが面白かった。
また、読本から見るに、「花を飾る」(「立花」でなく「抛入(なげいれ)」の形が現れる)ことは庶民層にまで広がっていたかもしれない。
いけばなの流行を逆手に、「硯に筆を挿して、鈴木春信でござーい」みたいなパロディ本なんか発行されてて面白い(江戸ってそういう時代だよね)。

あとは、江戸時代に流派として「型」が確立してくると、家元の活けた作品を絵に画いて残すようになる。
(もちろん、そうした手本を集めた本も数多く出版されていて、前述の滑稽本はそれらを模している)
その古い作品を、実際に木や花で再現しているコーナーがあって、面白かった。
造園術というか盆栽術というか、その道のプロに依頼して、ちゃんと「その形」に木の枝を造ってあったのが凄かった。
やっぱり実物の持つ力は強いねぇ。
みなさん、一所懸命お勉強していらしたようだった。

そんなこんなで非常に面白い展示だったのだが、ただ一つ難点を挙げれば、室町から戦国時代への移り変わりがよくわからない。
仏前の花についての展示が、いきなり「太閤の御成りに際して設えられた池坊による立花の再現」なんてものに取って代わられる。
だから、「なぜそこで変わっていったのか」、そこをきちんと説明しなきゃ展示のキモがないと同じでは?????
かなり激しい転回だと思うのだが?
戦国から江戸、江戸前期から後期の遷移はわかりやすかっただけに、残念だ。
友人Mと私の私見では、「茶の湯」が影響を与えたのではないかと思う。
「茶」が治療や賭け事といった機能から独立したのに感化されて、仏に供えるものという機能をとっぱらったのではないか、と。
でもこのへんが何も示されていなかったのでよくわからない(それともオーディオガイドにあったのか?)。

あとは、年表の類を作っておいてほしかった。
(そういうマクロな歴史観をサボったから、上記のようなヌケが生じるのでは?)
特に、どこの流派がいつごろどう派生したかなどの一大系譜があったら、実に実に面白かっただろうと思う。
見たかったなー、系譜。
資料が残ってないから作れないのかなー。

そういえば、池坊って、なんで「坊」なのかと思っていたら、もともと坊さんだったんだねー(笑)。
友人はこの件について、いたく納得していた。
物足りない部分は残ったが、企画としては面白い展示だった。

見終わったあと、別な友人から教わっていた「ほそ川」というお蕎麦屋さん(墨田区亀沢 1-6-5)でお蕎麦を食べた。
お蕎麦はお蕎麦らしいイイお値段だったが、美味しかった。
せいろの一枚目と二枚目で蕎麦の産地が違っていて面白い(持ってきたときに「○○産です」と言ってくれるが、メニューには何も書かれていない)。
面白づくしの一日だった。

▼いけばな展は1月17日(日)まで。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/1123/1123.html

おまけ 江戸博に飾られていた巨大な熊手
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2010年1月 9日 (土)

展示: 聖地チベット展(上野の森美術館、東京・上野)

1/11で終わってしまうから、と、観に行って驚いた。
入口前からヒトが並んでいる!!
入場制限してる!?
混んでる!!
……やはり終了直前に行くもんじゃないな。
でも風邪でなかなか時間を作れなかったんだからしょうがない。

20分ほど待ってやっと入場。
ちなみに入口の前にはお坊さんその他のメンバーが並んでおり、チベット解放を訴えていた。
般若心経も聞いちゃった。

場内には、昔だったら奥深くに蔵されて絶対に公開されなかったんじゃないかと思われる仏像類がずらり。
打ち出しで作られたような黄金仏も多く、圧倒される。
展示の目玉である千手観音も父母像も堪能した。
なかなか……凄いですわ……
よくこんなの作ろうと思うなー……

しかし、展示物自体は面白かったのだが、展示の札にタイトルと時代(と場所?)しか書かれてないのは、美術館としてどうよ?
素材と工法くらい調べて書くべきじゃないのか?
工法がわかったらもっとずっと面白かっただろうと思うのに。
オーディオガイドで全品について語るはずもなし、「並べました~」みたいな展示は、美術館のレベルを落とすだけなのでやめてほしい。

オーディオガイドも、定着してきてあれはあれでいいんだけど、場内に「オーディオガイド溜まり」となるべきスペースを作っておいてほしいな(笑)。
使わない人間からすると、回りにくくてかなわん。

まぁまぁ面白い展示だった。
あとは、最初にもちと触れたが、表でやってる解放運動との気温差がかなりあって、ちょっと考えさせられた(何ができるわけでもないが)。

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2010年1月 8日 (金)

引き続き体調不良

去年からずっと引きずっている体調不良。
年明けにちょっと休めば治るんじゃないかと思っていたが、甘かった。
風邪が悪化して、一昨日の初キャロムも参加できずじまい。
早くなんとか治らんかなー……
もういい加減うんざりだなー……

体調が悪いと、日記を書くパワーもなくなる。
昨日、やっと12/24の歌舞伎座の日記をあげたけど、なかなか書けない。
というか、元気がないと書く気が起きないのだ。
出歩くのも控えるからネタもなくなるし。
ないない尽くしになっちゃう。

はぁ(溜息)。
早く治りますように。

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2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます&御礼

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あけましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。

昨年末の冬の祭典では、たくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました。

今回は缶バッジがものすごい人気で、信じられない数をお買い上げいただきました。
いや、もちろん、うちの缶バッジ、品質には自信を持ってますが(製作は自分じゃなくてプロに頼んでるもん)、それでもホント、「どうしちゃったの?」って首を傾げるくらい、よく出ました。いつもの三倍。
あまりの売れ行きに、14時ごろにいらした常連さんに新作をお売りすることができなかったくらいでした(すみません)。
もしかして今ブームなんですか、缶バッジ??

初めて出した「プロが作ったメタルストラップ」も好評でした。
800円という値段が他と比べて高いので不安でしたが、モノがいいとわかっていただけたのか(とってもキラキラで)、割と早く売れました。
特に、「魚を捕る鳥」は午前中(一般入場解禁前)に売れてなくなっちゃったかも。

「魚を捕る鳥」は、なぜか人気の高い図案。
今回もあれよあれよという間に、メタルストラップも缶バッジSも売り切れ。
いやしかし、前回はこれの缶バッジ、ここまでたくさん売れなかったんですよ?
それで、そんなに用意しなかったのですが……む、難しい。もっと作ればよかった…。

新柄の「ネコの神」もまずまずの人気でした。
これも、缶バッジSは売り切れ。年賀葉書も売り切れ。
夏にTシャツを作るのが楽しみです。

「写真で見たペルー」のフォトブックは『マチュピチュ』がすごく人気で(当たり前か)、これも午前中で売り切れてしまいました。
私としては『異文化的』の写真がイチオシなんだけどなー。
『アンデス高地』のビクーニャとクイもお奨めなんだけど、かわいくて。
思ったより反応がよかったので、写真絵葉書の売り方を全般に変えようかな、と、思ってます。

また夏にお会いしましょう。
楽しい図案を用意してお待ちしております。
それでは、今後ともよろしくお願いします。

エスキ・ヨルジュ

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