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2009年10月11日 (日)

読書:『分身』

書名: 分身
著者: 東野 圭吾
ページ数: 463ページ
出版社: 集英社 (集英社文庫)
ISBN-13: 978-4087485196
発売日: 1996/09

あらすじ 私にそっくりな人がもう一人いる。あなたにそっくりな人がもう一人。札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。宿命の二人を祝福するのは誰か。追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。

ミステリだと思って読んだら、ちょっと違った(笑)。

まぁ、上手いよね、この著者は。
なんとゆーか、話にコワいとゆーかキモい部分があって、それが気になって続きを読みたくなる。
そしてまんまと引っかかって、ぐんぐん読んでっちゃうわけだ(笑)。

ちなみに、海外ミステリを読むときには、こーゆー気持ち悪さは感じないんだけど、なんなんだろう?
(怖いと思うことはある)
現代の日本が舞台だから、よりリアルに感じられるとか?
(たぶん違うと思うが)

仕掛け自体はオーソドックスで、たぶん、大物の息子の死因を見た瞬間にたいがいの読者は「ああ、アレなのね」とわかると思うが、それがわかった後からでも「どうやって読ませるか」が上手いんだよね、この人。

「ミステリとしてオススメ!!」とはならないけど(私的に)、
通勤のお友だちにイイ感じ。

▼この本はこちら。5時間くらい?(忘れた)

分身 (集英社文庫)

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