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2009年6月 2日 (火)

読書:『小説 直江兼続』

書名: 小説直江兼続―北の王国
著者: 童門 冬二 (著)
ページ: 676ページ
出版社: 集英社 (集英社文庫)
ISBN: 978-4087470871
発売日: 1999/08

あらすじ  上杉景勝の家臣でありながらも、太閤秀吉より三十万石を賜った男・直江山城守兼続。主君・景勝との深い魂の絆を胸に秘め、合戦の砂塵を駆け抜けた彼は、戦国乱世に勇名を馳せる。だが、己の歩むべき真の道を見いだした時、天下取りの争いに背を向け、北の大地に夢を託すのだった。米沢の名藩主・上杉鷹山が師と仰いだ戦国武将の、凛々たる生涯を描いたロマン大作。全一冊・決定版。

NHK大河ドラマ「天地人」の原作だ。
小説で描かれているのは、すでに上杉のお家騒動が終わって景勝が領主になったあとから、徳川家康に負けて米沢四十万石に転封させられるまでの間なので、思っていたより短かった(分量は多いけど)。

まあまあ面白かった。
ただ、「現代で言うならば」みたいな解説が多くてちょっとくどい。
あと、なんとな~く読んでいて、現代の話のような気がしてしまう。
セリフが現代人っぽいのかなー。
エクスクラメーションマークとかクエスチョンマークをよく使うからかなー。
スジは一本、きちんと通っていていいんだけど、なんか現代人が昔の人々を演じているような感じがあって、そこは慣れることができなかった。

読み応えがあるので、通勤のお供なら一週間もつでしょう(笑)。
主従の絆などにグッときたいヒトには特にオススメ。
「信頼ってなんだかわからない」というヒトにもオススメ、かな。

▼この本はこちら。8~9時間?

全一冊 小説直江兼続―北の王国 (集英社文庫)

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